ローカル・デバッグおよびリモート・デバッグ

デバッガーのクライアント/サーバー設計を使用すると、ワークステーションで実行されるローカル側のストアード・プロシージャーに加えて、ネットワーク内の他のシステムで実行されるリモート側のストアード・プロシージャーもデバッグできます。 デバッグ・エンジン としても知られるデバッガー・サーバーは、デバッグするストアード・プロシージャーと同じシステム上で実行されます。 このシステムは、 ネットワークからアクセス可能なワークステーションまたはシステムの場合もあります。 ワークステーション上で実行されるストアード・プロシージャーをデバッグする場合は、ローカル・デバッグ を実行します。 ネットワーク接続によってアクセス可能なシステム上で実行されるストアード・プロシージャーをデバッグする場合は、リモート・デバッグ を実行します。

リモート・デバッグを使用すると、あるシステムでストアード・プロシージャーを実行し、ご使用のワークステーションからそれを制御できます。 ローカル・システムは、デバッガー・ユーザー・インターフェースを実行し、リモート・システムは、デバッグ・エンジンとストアード・プロシージャーの両方を実行します。 リモート側でデバッグできるようにするには、 デバッグするデータベースとルーチンが存在するリモート・マシンへアクセスできる必要があります。

デバッグのためにデバッガーを始動する時には、データベースの URL (JDBC に従って) とデータベース・ドライバー・クラスを指定します。 リモート側でデバッグするには、リモート・マシンの JDBC URL を単に 指定し (例えば、jdbc:db2:/database name では なく、jdbc:db2://<hostname>/database name)、 リモート・データベース・ドライバー・クラスを 指定します (例えば、COM.ibm.db2.jdbc.net.DB2Driver)。 デバッガーの始動の詳細については、下記の関連トピックを参照してください。

リモート側でデバッグするときは、パーソナル・ファイアウォールをオフにする規則の構成が必要になる場合があります。 コーポレーションによっては、 オフサイト・マシンへの接続が許可されていない可能性のあるファイアウォールを使用しています。リモート・マシンへ接続するために実行できる任意のアクションがあるかどうかを判別するには、サイトの管理者にお問い合わせください。

リモート・デバッグを使用する理由

リモート・デバッグは、以下のような場合に役に立ちます。

関連タスク
ストアード・プロシージャー・デバッグ起動構成の使用
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