ローカル・デバッグおよびリモート・デバッグ

WebSphere® Application Server デバッグ・アダプターを使用すると、ローカル側またはリモート側で実行されている Web サーバーのデバッグ・セッションを起動できます。 リモート側でデバッグするとき、ローカル・システムではデバッガー・ユーザー・インターフェースが実行され、リモート・システムでは、アプリケーション・サーバー VM が実行されます。

リモート側でデバッグするときは、パーソナル・ファイアウォールの規則を構成するか、あるいはパーソナル・ファイアウォールをオフにしなければならないことがあります。 コーポレーションによっては、 オフサイト・マシンへの接続が許可されていない可能性のあるファイアウォールを使用しています。リモート・マシンへ接続するために実行できる任意のアクションがあるかどうかを判別するには、サイトの管理者にお問い合わせください。

リモート・デバッグを使用する理由

リモート・デバッグは、さまざまな場合に役に立ちます。 例えば、別のシステムで稼働中のプログラムをデバッグすると、その振る舞いが、ユーザー自身のシステムで稼働中の場合とは異なることがあります。 このケースでは、リモート・デバッグ・フィーチャーを使用すれば、ユーザーのローカル・システムからリモートの (別の) システム上で、このプログラムをデバッグすることができます。 そのプログラムを実行するシステム上のユーザーは、 通常どおりプログラムと対話することができます (ネットワークによって遅延が発生する場合を除く)。 また、ローカル・システムから、プログラムを制御し、リモート・プログラムの内部動作を監視することができます。リモート・デバッグは、ネットワークに遅延が起こる可能性があることを除けば、外見も動作もローカル・デバッグと同じです。


フィードバック