ソースの検索

デバッグ中のアプリケーションのソースは、デバッグ・セッション中はエディターに表示されます。エディター から、ブレークポイント設定のようなデバッグ・アクションを実行できます。

Web オブジェクトのデバッグ・セッションを起動し、デバッガーがそのソースを検出できない場合は、ソース・ルックアップ・パスを編集できます。 デバッガーが一致するソース・ファイル名を複数検出した場合は、一致したソース・ファイル名のリストからソースを選択するよう求めるプロンプトを出すようにデバッガーを設定できます。

ソース・ルックアップ・パスの編集

デバッグする間にソース・ルックアップ・パスを編集するには、「デバッグ」ビューのデバッグ・ターゲット、スレッド、またはスタック・フレームを右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニューから「ソース・ルックアップの編集」を選択して、「 Edit Source Lookup Path」ダイアログ・ボックスを開きます。 デフォルトでは、このダイアログ・ボックスのソース・ルックアップ・パスが関連プロジェクトのビルド・パスから派生します。 「ソース・ルックアップ・パス」を変更する場合は、次のようにします。

  • ソース・ロケーションを追加するには、「追加」をクリックします。 これにより、「ソースの追加」ダイアログ・ボックスが起動し、追加するソース・ロケーションのタイプを選択できます。 「ソースの追加」ダイアログ・ボックスの選択リストから「ワークスペース」を選択すると、ワークスペース内のすべてのプロジェクトがソース検索パスに追加されます。 Web オブジェクトのデバッグに有効なほかの選択を行うと、すべてダイアログ・ボックスが表示され、使用するソース検索パス・ロケーションの入力または参照を行うことができます。
  • 既存のエントリーを除去するには、ソース・ロケーションを選択し、 「除去」をクリックします。
  • 既存のエントリーの順序を設定するには、ソース・ロケーションを選択し、 「上 (Up)」または「下 (Down)」を クリックしてそのロケーションの位置を変更します。

ソース・ファイルが見つからない場合

ソースが見つからないときには、ソースなしでエディターを開いてください。 エディターでは、ソース・ルックアップ・パスを、ソース・ファイルのロケーションを指すように編集できます。 ソース・ルックアップ・パスを編集するには、「ソース・ルックアップ・パスの編集」プッシュボタンを選択します。 これにより、「ソース・ルックアップ・パスの編集」ダイアログ・ボックスが 表示されます。 このダイアログ・ボックスの使用に関する指示は、前のセクションに記載されています。

複数のソース・ファイルが検出された場合

デフォルトでは、デバッガーは最初に検出される一致ファイル名に到達するまでソースを検索します。 デバッガーに、可能なすべての一致するソース・ファイル名を検索させる場合は、「ソース・ルックアップ・パスの編集」ダイアログ・ボックスの「パス上の重複ソース・ファイルを検索」チェック・ボックスを選択する必要があります。

注: 一致するソース・ファイル名をすべて検索する場合は、 一致するファイル名が最初に検出された位置で停止する場合より遅くなります。

一致するソース・ファイル名をすべて検索するようにデバッガーが設定されている場合は、複数のファイルが検出されたときに、「ソース・ファイルの選択」ダイアログ・ボックスが開きます。 このダイアログ・ボックスには、検出されたすべてのファイルのリストが表示されるので、そこから正しいソースを選択して、デバッグ・セッションの間それを表示するようにできます。


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