デバッグ・モードでのアプリケーション・サーバーの始動

WebSphere® Application Server で実行されている Web アプリケーションをデバッグするには、このアプリケーション・サーバーをデバッグ・モードで始動するように構成する必要があります。

以下のセクションで説明するように、デバッグ・モードでのアプリケーション・サーバーの始動がサポートされるのは、WebSphere Application Server バージョン 5.1、6.0、および 6.1 の場合です。

WebSphere Application Server バージョン 6.0/6.1

  1. アプリケーション・サーバーを始動します。
  2. 管理コンソール」(バージョン 6.1 では 「Integrated Solutions Console」とも呼ばれます) を起動してログインします。
  3. 左端のフレームで「サーバー (Servers)」ノードを展開してから、「アプリケーション・サーバー」リンクを選択します。 これにより、「アプリケーション・サーバー」ページが開きます。
  4. 「アプリケーション・サーバーページでは、 すべてのアプリケーション・サーバーが「名前」 および「ノード」別にリストされています。 「名前 (Name)」列に、それぞれのサーバー名がリンクとして表示され、それを選択すると、そのサーバーの構成ページに移ります。 デバッグ・モード用にセットアップするサーバーへのリンクをたどります。
  5. 構成」タブが選択されていることを 確認して、「追加のプロパティー」セクション の「デバッグ・サービス」リンクまでスクロールします。 このリンクを選択して、「デバッグ・サービス」構成ページを開きます。
  6. 構成」タブの 「一般プロパティー (General Properties)」セクションで、 「始動」チェック・ボックスを選択します。 これにより、サーバーの始動時にデバッグ・サービスが使用可能になります。
  7. JVM デバッグ・ポート」(デフォルト 7777) フィールドの値をメモしてください。これらの値は、デバッガーでアプリケーション・サーバーに接続する際に必要となる場合があります。 必要であれば、これらのポートの値をこの時点で変更できます (例えば、ポートの値は、そのポート番号が別のアプリケーションによって使用されている場合変更できます)。
  8. 適用」をクリックしてその変更をローカル構成に対して 行ってから、「保管」をクリックしてその構成変更を適用します。
  9. 管理コンソール」でほかのアクションを始めても、ログアウトしてもかまいません。
  10. 行った変更を有効にするには、そのアプリケーション・サーバーを再始動する必要があります。

WebSphere Application Server バージョン 5.1

  1. アプリケーション・サーバーを始動します。
  2. 管理コンソール」を起動して ログインします。
  3. 左端のフレームで「サーバー」ノードを展開してから、 「アプリケーション・サーバーの管理」リンク を選択します。 これにより、「アプリケーション・サーバー」ページが開きます。
  4. 「アプリケーション・サーバーページでは、 すべてのアプリケーション・サーバーが「名前」 および「ノード」別にリストされています。 「名前 (Name)」列に、それぞれのサーバー名がリンクとして表示され、それを選択すると、そのサーバーの構成ページに移ります。 デバッグ・モード用にセットアップするサーバーへのリンクをたどります。
  5. 構成」タブが選択されていることを 確認して、「追加のプロパティー」セクション の「デバッグ・サービス」リンクまでスクロールします。 このリンクを選択して、「デバッグ・サービス」構成ページを開きます。
  6. 構成」タブの 「一般プロパティー (General Properties)」セクションで、 「始動」チェック・ボックスを選択します。 これにより、サーバーの始動時にデバッグ・サービスが使用可能になります。
  7. JVM デバッグ・ポート」(デフォルト 7777) および「BSF デバッグ・ポート」(デフォルト 4444) フィールドの値をメモしてください。これらの値は、デバッガーでアプリケーション・サーバーに接続する際に必要となる場合があります。 必要であれば、これらのポートの値をこの時点で変更できます (例えば、いずれのポートの値も、そのポート番号が別のアプリケーションによって使用されている場合は変更できます)。
  8. 適用」をクリックしてその変更をローカル構成に対して 行ってから、「保管」をクリックしてその構成変更を適用します。
  9. 管理コンソール」でほかのアクションを始めても、ログアウトしてもかまいません。
  10. 行った変更を有効にするには、そのアプリケーション・サーバーを再始動する必要があります。
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デバッグの準備

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