行ブレークポイントの設定

行ブレークポイントは、エディターのプログラムの実行可能行で設定されます。

ブレークポイントが使用可能なときは、変換が実行されているスレッドが、そのコードの行が実行される前に中断されます。 デバッガーは、ブレークポイントによって停止されたスレッドを選択し、そのスレッドのスタック・フレームを自動的に表示します。ブレークポイントが設定された行は、エディターで強調表示されます。

ブレークポイント」ビュー内には、設定ブレークポイントの左に 2 つのインディケーターがあります。 一番左は、 ブレークポイントが使用可能かどうかを示すチェック・ボックスです (使用可能なときは、 チェック・ボックスにチェック・マークが入ります)。 すぐ左の、塗りつぶしインディケーターは、設定ブレークポイントを示します (ブレークポイントが使用不可のとき、このインディケーターは塗りつぶしになりません)。

行ブレークポイントは、 デバッグの前にエディターで開いたソース、 またはデバッグ・セッション中にエディターで開いたソースに追加できます。 エディターで行ブレークポイントを追加するには、以下のステップを完了します。

  1. デバッグより前のブレークポイントを設定する場合は、ブレークポイントを追加するファイルを開きます。 デバッグ・セッションの間にブレークポイントを設定する場合は、エディターで自動的にソース・ファイルが開きます。
  2. XSL ファイルまたは XML ファイルで、以下のいずれかのタスクを実行します。
    1. ブレークポイントを追加する行のすぐ左側にある マーカー・バー (メイン・テキスト域の左側にある垂直バー) を右マウス・ボタン・クリックして、 ポップアップ・メニューから「ブレークポイントの切り替え」を選択します。
    2. ブレークポイントを追加する行のすぐ左側のマーカー・バーを ダブルクリックします。
    注: XSL ファイルでは、テンプレート・ルールで設定されたブレークポイントを認識するのはデバッガーのみです。
  3. 新しい行ブレークポイント・マーカーが、「ブレークポイント」ビューとマーカー・バー (ブレークポイントを追加した行のすぐ左側) の両方に表示されます。
注:
  • エディター内では、既にブレークポイントを持つ行に行ブレークポイントを設定することはできません。 すでにブレークポイントが設定されている行を右マウス・ボタン・クリックして、「ブレークポイントの切り替え」アクションを選択すると、ブレークポイントは除去されます。 同様に、 行をダブルクリックすると、ブレークポイントが除去されます。
  • XSL ファイルの無効なロケーションにブレークポイントを設定しよう とすると、ブレークポイントを追加できないことを知らせる警告ダイアログ が表示されます。無効なブレークポイントのロケーションと考えられるのは以下のロケーションです。
    • ブランク行
    • コメント行
    • <xsl:stylesheet> および </xsl:stylesheet> を含む行
    • <xsl:output>
関連概念
ブレークポイント
関連タスク
ブレークポイントの使用
ブレークポイントを使用可能/使用不可にする
ブレークポイントの除去

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