デバッグ・セッションの間は、XPath 式を監視することも、インスペクションすることもできます。
XPath 式を監視する際、この式は「式」ビューの現行のデバッグ・コンテキストで評価され、デバッガーが中断するごとに (例えば、ブレークポイントのヒット時に)、再評価されます。
XPath 式をインスペクションするときは、その現行値のみを評価し、再評価されません。
XPath 式の監視は、「式」ビューまたはエディターから設定できます。
XPath 式のインスペクションの設定は、エディターから行えます。
監視式を設定すると、「式」ビューのポップアップ・メニュー項目を使用して、それを使用可能にし、使用不可にし、編集し、あるいは除去することができます。
インスペクション式を設定すると、「式」ビューのポップアップ・メニューを使用してそれを除去できます。
「式」ビューから XPath 式を監視するには、以下のステップを完了します。
- 「式」ビューで右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニューから「監視式を追加」を選択します。
- 「監視式を追加」ダイアログ・ボックスで、監視する式を入力します。
- 監視を使用不可にするには、「使用可能にする (Enable)」チェック・ボックスを選択解除にします。
あるいは、このチェック・ボックスを選択されたままにします。
- 「OK」をクリックして、ダイアログ・ボックスを終了します。
エディターから XPath 式を監視するには、以下のステップを完了します。
- エディターで、監視する式を選択します。
注: 式は、有効な XPath 式か、有効な変数参照でなければなりません。
変数を参照するには、変数名の前に $ が付いている必要があります。
- 式を右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニューから「監視」を選択します。
エディターから XPath 式をインスペクションするには、以下のステップを完了します。
- エディターで、インスペクションする式を選択します。
注: 式は、有効な XPath 式か、有効な変数参照でなければなりません。
変数を参照するには、変数名の前に $ が付いている必要があります。
- 式を右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニューから「インスペクション」を選択します。
XPath 式をインスペクションしている場合は、それを監視式に変更できます。
これを行うには、「式」ビューで式を選択し、右マウス・ボタン・クリックして、ポップアップ・メニューから「監視式に変換」を選択します。