ブレークポイントの使用

ブレークポイントは、ブレークポイントが設定されているロケーションで XSL 変換の実行を中断します。

デバッグ・ターゲット・アクションによるフィルターを使用するか、「ブレークポイント」ビューを「デバッグ」ビューにリンクしない限り、すべてのブレークポイント (すべてのデバッグ・セッションの) のリストは「ブレークポイント」ビューに表示されます。 現行のデバッグ・セッションに関連しないブレークポイントをフィルターで除くには、「ブレークポイント」ビューの「選択したターゲットでサポートされるブレークポイントを表示 」プッシュボタンをクリックします。 「ブレークポイント」ビューを「デバッグ」ビューにリンクするには、「デバッグ・ビューにリンク」トグルをクリックします。このトグルが選択されると、「ブレークポイント」ビューに表示されるのは、「デバッグ」ビューの選択されたデバッグ・ターゲットに関連付けられたブレークポイントのみです。

注: デバッグ・ターゲットによってフィルター処理を行っても、 現行のデバッグ・セッションのデバッグ・ターゲットに類似したデバッグ・ターゲットの ブレークポイントは除かれません。

リスト中のブレークポイント・エントリーは、ブレークポイントが設定され、大括弧内にブレークポイント・プロパティーの要約を記載したファイルを示します。 ポップアップ・メニュー・オプションを使用すると、ブレークポイントを除去し、ブレークポイントを使用可能または使用不可にし、かつエディター・ソース・ファイル内のブレークポイントのロケーションに移ることができます。 また、「ブレークポイント」ビューのプッシュボタンを使用すると、ブレークポイントを除去することができます。 さらに、「ブレークポイント」ビューでブレークポイントを右マウス・ボタン・クリックして 「プロパティー」を選択することができます。 あるいは、エディター・マーカー・バーでブレークポイントを右マウス・ボタン・クリックし、 ポップアップ・メニューから「ブレークポイント・プロパティー」 を選択してもかまいません。 これにより、「ブレークポイント・プロパティー」ダイアログ・ボックスが起動し、ブレークポイントの詳細を表示できます。 このダイアログ・ボックスには、ブレークポイントが永続的 であるかどうかも示されます。 永続的でないブレークポイントは、デバッグ・セッションが終了した時に除去されます。ブレークポイントは、生成済みのソース・ファイルで設定されると永続的とはなりません。ソース・ファイルは、DOM または SAX フォーマットでの変換入力のために生成されます。

ブレークポイントは、「ブレークポイント」ビューまたはエディターのポップアップ・メニュー、および「ブレークポイント」ビューのチェック・ボックスによって使用可能/使用不可にできます。 使用可能なブレークポイントがヒットすると、変換が実行されているスレッドは中断します。ブレークポイントを使用不可にすると、スレッドは中断されません。ブレークポイントの使用可能/使用不可に関する詳細については、下記の関連トピックを参照してください。

ブレークポイント」ビュー内には、設定ブレークポイントの左に 2 つのインディケーターがあります。 一番左は、 ブレークポイントが使用可能かどうかを示すチェック・ボックスです (使用可能なときは、 チェック・ボックスにチェック・マークが入ります)。 すぐ左の、塗りつぶしインディケーターは、設定ブレークポイントを示します (ブレークポイントが使用不可のとき、このインディケーターは塗りつぶしになりません)。

ブレークポイント」ビューが開いている間に、以下のいずれかのタスクを実行すると、ソース・エディターがブレークポイントのロケーションに対して開かれます。

関連概念
ブレークポイント
関連タスク
プログラム実行の制御およびブレークポイントによる作業
デバッグ・セッションの際の XSL 変換の実行
プログラムのステップスルー
行ブレークポイントの設定
ブレークポイントを使用可能/使用不可にする
ブレークポイントの除去

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