projectSetImport

projectSetImport

このタスクは、既存の Eclipse チーム Project Set File (PSF) をワークスペースにインポートします。PSF は、最初に Eclipse チーム "Project Set Export" コマンドを使用して作成しておく必要があります。

パラメーター

属性 説明 必要性
ProjectSetFileName インポートする Eclipse PSF ファイルまでの完全修飾パス 必須
PropertyImportedProjectNames インポートされたプロジェクトの名前の String[] を受け取るためのプロパティー 必須でない、デフォルト値は ImportedProjectNames です。
AutoDeleteExistingProjects 新規プロジェクトと同じ名前をもつ既存プロジェクトが存在する場合、その既存プロジェクトを削除する (置き換える) かどうかを指定します。 必須でない、デフォルト値は true です。
FailOnError インポート・エラーがある場合、Ant ビルドを失敗させるかどうかを指定します。 必須でない、デフォルト値は true です。
USERID CVS PSF が使用されている場合およびその中にストリング USERID が含まれている場合、この値は置き換えられる 必須でない
PASSWORD CVS PSF が使用されている場合およびその中にストリング PASSWORD が含まれている場合、この値は置き換えられる 必須でない

サンプル:

  • Eclipse ProjectSet をインポートします。
    <projectSetImport 
    	ProjectSetFileName="${myProjectSet.psf}" />
  • CVS USERID:PASSWORD によってコントロールされている Eclipse ProjectSet をインポートする:
    <projectSetImport ProjectSetFileName="${myProjectSet.psf}" USERID="${MyCvsUserid}" PASSWORD="${MyCvsPassword}" />
  • Eclipse ProjectSet をクリーン・ワークスペースにインポートしますが、同じ名前の既存プロジェクトがある場合は置き換えません (代わりに失敗させます)。
    <projectSetImport 
    	ProjectSetFileName="${myProjectSet.psf}"
    	AutoDeleteExistingProjects="false" 
    	FailOnError="true" />
手操作による非チーム PSF の作成
  • プロジェクトの保管に Eclipse チーム Source Code Management (SCM) を使用せず、なおかつそれらのプロジェクトがファイル・システム上の他の場所にある場合、 非チーム "Ant" PSF を手操作で作成して、既存ファイル・システム・プロジェクト・セットのインポートに使用することができます。 その内部プロジェクト参照ロケーションは、完全修飾、もしくは PSF ファイルに対して相対パスのどちらでも構いません。
  • サンプル MyAntProjectSet.psf
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <psf version="2.0">
    <provider id="antimportProjectSet">
    	<project reference="1.0,antimportProjectSet,X:/MyPath/MyProjectDirectory1,MyProjectName1"/>
    	<project reference="1.0,antimportProjectSet,X:/MyPath/MyProjectDirectory2,MyProjectName2"/>
    	<project reference="1.0,antimportProjectSet,../MyWorkspaceProjectDir,MyProjectName3"/>
    	<project reference="1.0,antimportProjectSet,../MyWorkspaceProjectDir,MyProjectName4"/>
    </provider>
    </psf>

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