InteractionSpec プロパティーの設定

1 つまたは複数の Java™ メソッドを追加した場合、それぞれの EIS トランザクション ごとに InteractionSpec プロパティーを指定する必要があります。

  1. Java メソッド・ページの「Java メソッド (Java Methods)」フィールドで、 ECI InteractionSpec プロパティーを設定したい Java メソッドを選択する。
  2. 「InteractionSpec クラス (InteractionSpec class)」」リストで、 メソッドが使用する InteractionSpec クラスを選択する。
  3. Java メソッド・フィールドの「InteractionSpec プロパティー」で、 メソッドの InteractionSpec プロパティーを指定する。 これらの プロパティーには、以下のものが含まれます。
    1. functionName: CICS® プログラムの名前とマッチングする関数名プロパティーを入力します。
    2. commareaLength: commareaLength は、データ要素の長さを参照します。
    3. replyLength: ReplyLength プロパティーは、 Gateway デーモンから J2C アプリケーションに戻されるデータ・ストリームの長さを設定します。 CICS によって戻されるデータが 完全な COMMAREA サイズより小さく、前もってデータのサイズが分かっている場合、 ネットワークを介して送信されるデータを減らすことができます。
    4. TPNName: TPNName は、 リソース・アダプターが開始したすべてのプログラムを実行させる CICS TPN Transaction の名前を参照します。 TranName と TPNName の両方が指定された場合、TPNName が優先されます。 ECIInteractionSpec で TPNName を設定すると、デプロイメント時に (または、 非管理の場合は managedConnectionFactory で) 設定された任意の値がオーバーライドされます。
    5. tranName: リソース・アダプターが開始したすべてのプログラムを実行させる CICS Transaction の名前。 呼び出し先プログラムは、ミラー・トランザクションで実行されますが、 トランザクション名 tranName でリンクされています。 この名前は、トランザクション ID を照会するために呼び出し先プログラムで使用可能です。 一部のサーバーは、トランザクション ID を使用して、呼び出し先プログラムのセキュリティーおよび パフォーマンス属性を判別します。これらのサーバーでは、このパラメーターを使用して、 呼び出し先プログラムの処理を制御することが推奨されます。ECIInteractionSpec で tranName を設定すると、 デプロイメント時 (非管理の場合は、ManagedConnectionFactory 上) に設定された値がオーバーライドされます。
    6. executeTimeout: ECI タイムアウトの値を指定するには、 ECIInteractionSpec クラスの ExecuteTimeout プロパティーを ECI Timeout 値に設定します。 許容される値は次のとおりです。
      • 0 (タイムアウトなし) これはデフォルト値です。
      • 正整数 (ミリ秒で表した時間。)
      注: CICS Transaction Gateway を z/OS® で使用している場合は、 ECI タイムアウトの値は指定できません。その代わりに、EXCI オプション・テーブル DFHXCOPT で、 TIMEOUT パラメーターを設定することができます。
    7. interactionVerb: interactionVerb は、トランザクションが実行する相互作用のタイプを設定します。 許容される値は次のとおりです。
      • SYNC_SEND (非同期呼び出しの場合)。
      • SYNC_RECEIVE (非同期呼び出しから応答を取得する場合)。
      • SYNC_SEND_RECEIVE (同期呼び出しの場合)。
これで、データ Bean プロパティーが保管されたため、「終了」をクリックしてウィザードを終了することも、 あるいは、「次へ」をクリックして Web ページ、EJB、または Web サービスを作成し、 Java Bean を配置することもできます。

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