マイグレーション状況メッセージ

マイグレーション・プロセスの終了時に、マイグレーション時に発生した問題を報告する状況メッセージが表示される場合があります。

状況メッセージは、「マイグレーション要約」ページの「状況メッセージ (Status Messages)」フィールドに表示されます。

状況メッセージ

表 1. マイグレーション状況メッセージ
メッセージ 説明
Value-1 for property interactionVerb is not valid

説明: このプロパティーでは値「-1」が無効なので、マイグレーション・ツールによって値 1 に置き換えられます。

アクション: このプロパティーの値を「1」以外に設定したい場合を除き、アクションは必要ありません。 「1」以外に設定する場合は、J2C Java™ Bean の生成後に生成されたコードを 手動で変更する必要があります。

Property 'commitmode' is specified both as a fixed value and as a property exposed as an input parameter for the method.

説明: commitmode パラメーターは、 fixed 値として定義されていると同時に、入力パラメーターとして公開されています。 許可される定義は 1 つのみです。

アクション: メソッドの入力パラメーターとして公開されているプロパティーとして処理されます。

Property 'functionName' is specified both as a fixed value and as a property exposed as an input parameter for the method.

説明: functionName パラメーターは、 fixed 値として定義されていると同時に、入力パラメーターとして公開されています。 許可される定義は 1 つのみです。

アクション: メソッドの入力パラメーターとして公開されているプロパティーとして処理されます。

Class name 'CustomerProject/sample.cics/CustomerInfo.java' is duplicate.

説明: xxx.java クラスは、 xxx プロジェクト下のパッケージ sample.cics 内ですでに生成されています。

アクション: マイグレーション・ツールによって元の xxx.java クラスが上書きされます。 元の xxx.java を上書きしたくない場合は、マイグレーション・プロセスに進まずに「キャンセル」をクリックしてください。

Data type mapping error

説明: データ・マッピング・エラーの原因の 1 つとして、 バインディング WSDL ファイルが壊れていることが考えられます。

アクション: マイグレーションをキャンセルし、バインディング WSDL ファイルを確認してください。

WSDL ファイルには少なくとも 1 つの </service> 定義が含まれている必要があります。

説明: このエラーの原因の 1 つとして、 マイグレーションのためのサービス WSDL ファイル選択が無効であることが考えられます。 <server> </server> 定義が含まれていません。

アクション: マイグレーションをキャンセルし、バインディング WSDL ファイルを確認してください。


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