J2C プログラムをマイグレーションするステップ

WebSphere® Studio Application Developer Integration Edition J2C サービス WSDL ファイルをマイグレーションするステップ
プロジェクトに WSDL ファイルをマイグレーションするには、以下のステップを実行します。
  1. メニュー・バーから J2C マイグレーション・ウィザードを開始するには、 「ファイル」>「新規」>「その他」>「J2C」と選択する。
  2. 「マイグレーション」フォルダーを展開する。
  3. 「J2C サービス・マイグレーション」を選択する。
  4. 「次へ」をクリックする。
  5. J2C サービス・マイグレーションの概説ページを読み終えてから、 「次回から J2C サービス・マイグレーション・ウィザードを起動したときに、このページを表示しない」ウィザードを選択する。
  6. 「次へ」をクリックする。
  7. 「サービス WSDL の選択」ページで、以下のオプションの 1 つを選択する。
    • 「個別の WSDL ファイルの選択 (Select individual WSDL file)」: 1 つのサービス・プロジェクトをマイグレーションする場合、このオプションを選択する。
      1. 「参照」をクリックして、サービス WSDL ファイルを見つける。
      2. そのディレクトリーからファイルを選択した後で、「開く」をクリックする。
      3. 「追加のマイグレーション・オプション」フィールドで、以下を選択することができる。
        • 「コマンド Bean の作成 (Create command beans)」: コマンド Bean を生成する場合は、このオプションを選択する。
        • 「データ・バインディング Bean のみを生成 (Generate data binding beans only)」: J2C Java™ Bean とコマンド Bean を作成せずに、データ・バインディング Bean のみを作成する場合は、このオプションを選択する。
      4. 「出力プロジェクト (Output Project)」フィールドの横の「参照」をクリックし、 マイグレーションしたファイルを保管するプロジェクトを指定するか、 「新規」をクリックし、新規の Java プロジェクト、Web プロジェクト、または EJB プロジェクトを作成する。
        注: 新規プロジェクトを作成する場合は、適切な WebSphere Application Server とサーブレットのバージョンを選択してください。 デフォルトは WebSphere Application Server V6 およびサーブレット・バージョン 2.4 です。
    • 「複数のサービス WSDL ファイルを収容するフォルダーの選択 (Select folder that contains multiple service WSDL files)」
      1. 「参照」をクリックして、サービス WSDL ファイルを見つける。
        注: フォルダーに、 必須の <service></service> タグが記述されていないサービス WSDL ファイルが含まれていると、 マイグレーション・ツールはそのファイルをサービス・ファイルとして認識しません。 不完全なファイルは無視され、フォルダー内の残りのファイルのみがマイグレーションされます。 マイグレーションする前に、 ソースの WSDL サービス・ファイルに <service></service> タグが記述されていることを確認してください。

      2. そのディレクトリーからフォルダーを選択した後で、「OK」をクリックする。
      3. 「追加のマイグレーション・オプション」フィールドで、以下を選択することができる。
        • 「コマンド Bean の作成 (Create command beans)」: コマンド Bean を作成する場合は、このオプションを選択する。 複数のファイルを収容するフォルダーをマイグレーションする場合は、 単一ファイルのマイグレーションの場合のように入力名と出力名を変更することはできません。
        • 「データ・バインディング Bean のみを生成 (Generate data binding beans only)」: データ・バインディング Bean のみを作成する場合は、このオプションを選択する。
      4. 「サービス選択 (Service Selection)」ページで、マイグレーションするサブフォルダーまたは個々のサービスを選択する。
      5. 「次へ」をクリックする。
      6. 「J2C 生成用プロジェクト」ページで、「プロジェクト名」フィールドの値を強調表示し、代わりの名前を入力して、プロジェクト名を変更することができる。 「プロジェクト・タイプ」の値を強調表示し、リストからプロジェクト・タイプを選択して、プロジェクト・タイプを変更することができます。
    • 「J2C Java Bean 用のデフォルト・プロパティー」ページでは、 パッケージと J2C Java Bean のデフォルト・プロパティーを変更できる。 このページは、複数のファイルを収容するフォルダーのマイグレーション・プロセスでは表示されず、 単一 WSDL ファイルのマイグレーションの場合にのみ表示されます。
      注: マイグレーション実装クラスのデフォルト名は、ソース・クラスの名前に Proxy が付加された名前になります。 Rational® アプリケーション・ツールでは、実装クラスのデフォルトは、クラス名に Impl という語句が付加された名前になります。 「Proxy」名が保持されているのは、既存の WebSphere Studio Application Developer Integration Edition クライアント・アプリケーション・コードに影響がないように後方互換性を確保するためです。
    • 「次へ」 をクリックする。
    • コマンド Bean を作成することを選択した場合は、「コマンド Bean 作成」ページが表示される。 機能をコマンド Bean として公開したい 1 つまたは複数のメソッドを選択します。

    • 「次へ」をクリックすると、「マイグレーション要約」ページが表示される。

      注: マイグレーション・プロセスが完了すると、 ユーザー・インターフェースの右下に状況アイコン が表示されます。このアイコンをクリックすると「J2C マイグレーション・サービス要約 (J2C Migration Service Summary)」ページが開きます。 まだ「マイグレーションの要約をファイルに保管」を指定していない場合は、 ここで保管することができます。 「マイグレーションの要約をファイルに保管」オプションは、 このオプションをまだ選択していない場合にのみ表示されます。 「OK」をクリックして要約ページを閉じます。
    • マイグレーション要約ページを XML ファイルに保管したい場合は、 「マイグレーションの要約をファイルに保管」を選択する。 また、.xsl (スタイルシート) ファイルも生成され、マイグレーション要約 XML ファイルのフォーマットが設定されます。

    • 「終了」をクリックして、マイグレーション・プロセスを完了する。
  8. 場合によっては、事後マイグレーション・ステップが必要となる場合があります。
関連概念
J2C コマンド Bean
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マイグレーション・パスと既知の制限

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