分離レベルの追加

デプロイメント記述子エディターを使用して、CMP Entity Bean 1.x に分離レベルを追加できます。

コンテナー管理パーシスタンスを使用する CMP Entity Bean 1.x に分離レベルを追加するには、次の手順で行います。

  1. J2EE パースペクティブに切り替えます。
  2. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、必要な EJB モジュールを選択します。
  3. デプロイメント記述子エディター (Deployment Descriptor Editor)」を右クリックして、ポップアップ・メニューから「アプリケーションから開く」を選択します。
  4. エディターの「アクセス」ページで、「分離レベル」セクションまでスクロールします。
  5. 追加」をクリックします。 「分離レベルの追加」ウィザードが表示されます。
  6. 以下の選択項目から、分離レベルのタイプを選択します。
    • 反復可能読み取り: この分離レベルは、 ダーティー読み取りおよび反復不能読み取りを禁止しますが、ファントム読み取りは許可します。
    • 読み取りコミット: この分離レベルは、 ダーティー読み取りを禁止しますが、 反復不能読み取りおよびファントム読み取りは許可します。
    • 読み取り非コミット: この分離レベルは、 非コミット変更 (まだ進行中の別のトランザクションによって変更されたデータ) の読み取りを許可します。 また、この分離レベルは、ダーティー読み取り、反復不能読み取り、および、ファントム読み取りを許可します。
    • 順序付け可能: この分離レベルは、 以下のタイプの読み取りを禁止します。1) ダーティー 読み取り。あるトランザクションが、 別のトランザクションからの非コミット変更が入っているデータベース行を読み取る。2) 反復不能 読み取り。 あるトランザクションが行を読み取り、別のトランザクションがその行を変更し、 初めのトランザクションがその行を再読み取りして異なった値を得る。3) ファントム 読み取り。 あるトランザクションが、SQL WHERE 条件を満たすすべての行を読み取り、別のトランザクションが、 これも WHERE 条件を満たす行を挿入し、その後、 最初のトランザクションが同じ WHERE 条件を適用して別のトランザクションによって挿入された行を得る。
  7. 次へ」をクリックします。
  8. 検出された Bean のリストから 1 つ以上のエンタープライズ Bean を選択し、 「次へ」をクリックします。ここで選択されたエンタープライズ Bean は、 分離レベルに割り当てたいメソッドを持っているエンタープライズ Bean です。
  9. リストから、1 つ以上のメソッド要素を選択します。
  10. 終了」をクリックします。
分離レベルが追加されます。分離レベルを除去するには、 分離レベルを選択し、「除去」ボタンをクリックします。

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