Bean 用のローカル・トランザクション設定の定義

ローカル・トランザクション設定は、Enterprise JavaBeans™ 仕様の、 WebSphere® Application Server の拡張機能です。

ローカル・トランザクション設定を定義するには、 以下のようにします。

  1. J2EE パースペクティブに切り替えます。
  2. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、必要な EJB モジュールを選択します。
  3. デプロイメント記述子エディター (Deployment Descriptor Editor)」を右クリックして、ポップアップ・メニューから「アプリケーションから開く」を選択します。
  4. エディターの「Bean」ページで、Bean を選択し、「WebSphere 拡張機能」セクションの下にある「ローカル・トランザクション 2.0 (Local Transaction 2.0)」セクションを見付けます。
  5. 境界」フィールドで、以下の値のいずれかを選択して、 ローカル・トランザクション・コンテキストの期間を指定します。
    • BeanMethod: ローカル・トランザクションは、メソッドが始まるときに始まり、メソッドが終わるときに終わることを指定します。
    • ActivitySession: ローカル・トランザクションは、そのローカル・トランザクションが開始された ActivitySession の有効範囲内で解決されなければならないか、あるいは、ActivitySession コンテキストがない場合は、そのローカル・トランザクションが開始された Bean メソッド内で解決されなければならないことを指定します。
  6. リゾルバー」フィールドで、以下の値のいずれかを選択し、 ローカル・トランザクション・コンテキストが終了する前に、 ローカル・トランザクションをどのように解決するかを指定します。
  7. 未解決アクション」フィールドで以下の値のいずれかを選択し、 リソースが、ローカル・トランザクション内のアプリケーションによってアンコミットされた場合に EJB コンテナーがとらなければならないアクションを指定します。
    • コミット (Commit): ローカル・トランザクション・コンテキストの終了時に、コンテナーは、未解決のローカル・トランザクションすべてのコミットを指示します。
    • ロールバック (Rollback): ローカル・トランザクション・コンテキストの終了時に、コンテナーは、未解決のローカル・トランザクションすべてのロールバックを指示します。
ローカル・トランザクション設定を定義したら、 「除去」をクリックして、ローカル・トランザクション設定を除去することができます。

詳しくは、 WebSphere Application Server の文書を参照してください。


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