パネル - ダイアログ

モーダルまたはモードレスのダイアログ・ボックスを表示します。 ダイアログ・ボックスのコンテンツは、基礎になるウィンドウ (および文書) の一部です。

「プロパティー」ビューと「すべての属性」ビュー

コンポーネントの「プロパティー」ビューには、 コンポーネントに設定できる最も一般的な属性のセットが表示されます。 コンポーネントによっては、制御、アクション、 または他のコンポーネントの追加に関するオプションが 表示される場合もあります。 「プロパティー」ビューを開くには、 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」とクリックします。

「パネル - ダイアログ」コンポーネントの共通属性は、 「プロパティー」ビューの hx:panelDialogDisplay options、および Items タブに表示されます。 属性のリストについては、次の表を参照してください。

「すべての属性」ビューには、コンポーネントで設定できるすべての属性の表が表示されます。 この表には、「プロパティー」ビューからアクセスできる属性も含まれます。 「すべての属性」ビューに切り替えるには、 「プロパティー」ビューの右上隅にある「すべての属性」アイ コン「すべての属性」
アイコンをクリックします。

表 1. 「パネル - ダイアログ」の属性

属性名

説明

align

コンポーネントの位置合わせを指定します。
  • センター
  • 相対

enableMoveKey

省略されたか true の場合、移動可能なダイアログのいずれかのコンテンツにフォーカスが置かれている場合はいつでも、キーボードで Ctrl + Shift + 矢印キーを押すことによってそのダイアログを移動できます。 false の場合、ダイアログをキーボードで移動することはできません。

for

ヘルパー・コンポーネントを適用するコンポーネントを指定します。 この値は、ヘルパーの対象となるコンポーネントの ID である必要があります。

initialFocus

識別子を提供すると、ダイアログの表示時に、このフィールドに最初のフォーカスが設定されます (また、必要に応じてフィールドのコンテンツが選択されます)。 省略するか false の場合、ダイアログの表示時に、フォーカスはダイアログ内の最初にフォーカス可能なフィールドに設定されます。

initiallyShow

true の場合、 ページのロード時にダイアログが表示されます (onshow ハンドラーが 呼び出され、1 次ウィンドウが無効化されます)。 false の場合、ダイアログは最初に表示されません。

movable

タイトル・バー上で マウス・カーソルを押したままにして、 ダイアログを別の位置にドラッグするか、 キーボードを使用して同様の操作を行うかによって、 ダイアログを移動できるようにするかどうかを指定します。 false の場合、ダイアログは移動できません。
注: 移動可能にしたダイアログに タイトル・バーがない場合は、 キーボード・アクセラレーターを使用した場合のみ 移動できるようになります。

onhide

ダイアログが表示から除去されるたびに 実行される JavaScript™ 関数。 関数のシグニチャーは、function(thisObj, thisEvent) です。ここで、thisObj はダイアログを指し、thisEvent は非表示を起動したイベントです。ダイアログ内の「OK」または「キャンセル」ボタン (あるいは、キャンセル・ボタンである「閉じる」ボタン) をクリックしたためにダイアログが非表示になった場合、thisEvent.dialogAction は、クリックされたボタンに応じて「OK」または「キャンセル」になります。

onshow

ダイアログが表示されるたびに 実行される JavaScript 関数。 関数のシグニチャーは、function(thisObj, thisEvent) です。ここで、thisObj はダイアログを指し、thisEvent は表示を起動したイベントです。

relativeTo

ID が 提供されており、align または valign が 相対に設定されている場合、 識別されたタグを基準に相対的に位置合わせが行われます。

saveState

true の場合、 ダイアログが表示されると、 ダイアログ内にあるすべての「フォーム」フィールドの 値のコピーが作成されます (例えば、input または textArea の 値が保管されます。) 保管された値は、ダイアログ用に作成されたイベント・ハンドラーから、プログラマチックに利用可能です。これらの値を使用して、「キャンセル」がクリックされた場合に値の状態を復元します。 false の場合、値は保管されません (「キャンセル」をクリックしても、値はダイアログの初回表示時の状態に復元されません)。

showTitleBar

true (または省略) の場合、ダイアログ・ボックスの上部にタイトル・バーが表示されます。 false の場合、タイトル・バーは表示されません。

showTitleCloseButton

true (または省略) の場合、タイトル・バー (表示されていれば) に「閉じる」ボタンが表示されます。 false の場合、「閉じる」ボタンは表示されません。
注: 「閉じる」ボタンをクリックすることは、「キャンセル」ボタンをクリックすることと同じです。

title

実行時にツールチップとしてブラウザーに表示される、タイトル・テキストを指定します。 コンポーネントの代替テキストが指定されていない場合、 ブラウザーはこのテキストを代替テキストとして使用します。

titleCloseButtonImage

「クローズ」ボタンに使用されるイメージの URL。 (CSS を通して指定することも可能です)。

type

ダイアログ・ボックスのタイプ。 モーダル・ダイアログ・ボックスは、 ダイアログの下のウィンドウに対する キーボード入力やマウス入力をブロックします (ダイアログへの 入力後に「OK」または「キャンセル」を押さない限り、 そのページで他の操作を行うことはできません)。 形式なしダイアログ・ボックスは、ダイアログの「下」にあるウィンドウへの入力をブロックしません。
注: 複数の形式なしダイアログ・ボックスを一度に表示できます。 複数のモーダル・ダイアログ・ボックスが 同時に表示されている場合、 各ボックスは重なって表示され、 最上部のダイアログのみがアクティブになります。

valign

セル内のデータの垂直位置を指定します。
  • 上部
  • 中央
  • 下寄せ
  • 相対

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