入力ストリング・コンポーネントへの妥当性検査の追加

ユーザーが入力したテキストについて妥当性検査を行う入力コンポーネントをページに追加するには、次のようにします。
  1. パレットから Faces JSP へ入力コンポーネントをドラッグします。
  2. 入力コンポーネント、「h:inputText」の「プロパティー」ビューで、オプションで、入力コンポーネントに対して自動的に生成された ID を変更し、スタイル・プロパティーおよびスタイル・クラスを設定します。
  3. フォーマット・リストから、「ストリング」を選択します。
  4. サーバー上のこのフィールドに入力された値の妥当性検査を行うには、「プロパティー」ビューの「妥当性検査」タブをクリックします。
    1. ユーザーに値を入力するよう要求するには、「値を必須にする」を選択します。
    2. 妥当性検査には 2 つのオプションがあります。
      • 単純妥当性検査の使用 - ユーザーは、入力する最小文字数および最大文字数を設定できます。 サーバーに送信されると、入力に対して妥当性検査が行われ、入力が範囲内にあるかどうかが確認されます。 「制約」ドロップダウンにより、ユーザーは事前定義した正規表現のセットから選択できます。 デフォルトはブランク (制約なし) です。「カスタム検証コードを作成/編集するには、ここをクリック」を使用して、 カスタム正規表現を定義します。
      • 拡張妥当性検査の使用 - ユーザーは、JSF 式の構文を使用して妥当性検査を定義できます。制約を定義する場合は、標準の Java™ または JavaScript™ 正規表現構文を使用できます。
    3. 入力コンポーネントで妥当性検査がエラーになった場合にエラー・メッセージを表示する「エラーの表示」 コンポーネントを自動的に作成するために、 「エラー・メッセージ・コントロールに検証エラー・メッセージを表示」を選択します。
    オプションで、「カスタム検証コードを作成/編集するには、ここをクリック」を選択し、 「クイック編集」ビューに切り替えてカスタム検証コードを作成します。
  5. クライアント上のこのフィールドに入力された値の妥当性検査を行うには、「プロパティー」ビューの「振る舞い」タブをクリックします。
    1. 「ブラウザーでフィールド値を検証」を選択します。
    2. 「onblur アクション」および「onfocus アクション」タブで、「成功時」および「失敗時」について、「CSS クラスの適用」フィールドのクラスを選択し、「アクションの実行」リストからアクションを選択します。
    オプションで、「QuickEdit ビューで、onsuccess、onerror、onfocussuccess および onfocuserror イベントに振る舞いを追加することができます」をクリックし、カスタムの振る舞いコードを作成します。
  6. ユーザーが入力できないようにするには、「振る舞い」タブで「コントロールを使用不可にする」または「コントロールを読み取り専用にする」を選択します。
  7. ユーザーが情報の入力を終了した後でページの次のフィールドに移動するには、「自動的に次のフィールドに進む」を選択します。 これには、「ユーザーが ___ 文字入力したあと」が設定されていることが必要です。
  8. クライアントから入力される文字数を制限するには、「ユーザーが ___ 文字入力したあと」フィールドに値を入力します。
  9. ご使用のコンポーネントがアクセス可能であることを確認するには、キーボードのアクセス・キーを設定し、タブ順序を決め、コンポーネント・タイトルを追加します。 「アクセシビリティー」タブで、アクセス・キー (このキーを実行時にクリックすると、コンポーネントにフォーカスが移動する)、コンポーネントのタブ順序、およびタイトル (実行時にユーザーのヒントとなる) として設定します。
    1. 「アクセス・キー」リストから文字を選択します。 実行時にこのキーボード・キーをクリックすると、コンポーネントにフォーカスが移動します。
    2. 「タブ順序インデックス」に数値を入力します。 この数値は、実行時にタブ順序のどこにコンポーネントがあるかを決定します。
    3. 「タイトル」を入力します。この値は、実行時にコンポーネントと一緒に表示されます。

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