ナビゲーション・コンポーネントは、「Struts 的」ナビゲーションを使用して 「アクション」(コマンド) をサーバーに渡します。 サーバーでは、アクション・ハンドラーによってアクションが「キャッチ」されます。 ハンドラーによる (潜在的な) 操作の後で、アクションは、ナビゲーション規則のセットに照らして評価され、 ブラウザーで次に表示されるページが決定します。 したがって、「Struts 的」ナビゲーションでは、HTML URI はページにハードコーディングされず、 論理的な「アクション」がコーディングされ、ナビゲーションのロジックがナビゲーション規則にエンコードされます。(ナビゲーション構造は原則的に別個のモデルに外部化されます。)
「HTML 的」ナビゲーションでは、JWL は HTML リンク機能を単純にラップし、ページによって実行されたときに動的にリンクを構成する機能を提供します。
個々のナビゲーション・コンポーネントを編成して、より複雑な構成にすることができます。 JWL は、アクション・バーへのナビゲーションの編入 (通常は、ボタンまたはリンクの行または列として表示されます) またはメニュー・バーへのナビゲーションの編入 (ナビゲーション・コンポーネントのメニューの複雑なツリー) をサポートします。 さらに、データ・テーブル (またはデータ・テーブル内の個々の列) を、ナビゲーション・コンポーネントを含むように構成できます。
使用可能なナビゲーション・タグは以下のとおりです。
この表では、パレットで最初は非表示になっているコンポーネントの名前の横には、アスタリスク (*) が付けられています。
コンポーネント | タグ名 | 説明 |
---|---|---|
ボタン - コマンド | <hx:commandExButton> | テキストやイメージが含まれているプッシュボタンを作成します。 ボタンが submit タイプである場合、ボタンをクリックするとフォームが送信され、 コマンド (アクション) がサーバーに渡されます。 このボタンによって、アクションを実行させることができます。 アクションおよびナビゲーション規則について詳しくは、 『Faces JSP ページにおけるナビゲーション規則の使用』を 参照してください。 |
コマンド行アクション | <hx:commandExRowAction> | コマンド (アクション) をデータ・テーブルの行に割り当てます。 行をクリックすると、ページが送信され、クリックされた行の ID とともにコマンド (アクション) がサーバーに渡されます。 |
*リンク - コマンド | <h:commandLink> | ハイパーリンクを作成します。 リンクをクリックすると、フォームが送信され、コマンド (アクション) がサーバーに渡されます。 このコマンドにより、次に表示するページが決定します。 ハイパーリンク、アクション、およびナビゲーション規則について 詳しくは、『Faces JSP ファイルへの ハイパーリンクの追加』および『Faces JSP ページにおけるナビゲーション規則の使用』を参照してください。 |
リンク | <hx:outputLinkEx> | 指定された URL に移動するハイパーリンクを表示します。 |
パネル - メニュー・バー | <hx:panelActionbarEx> | コマンドを置くパネルを、メニュー・バーに挿入します。 ボタン、ハイパーリンク、および水平罫線を、 パネルにドラッグ・アンド・ドロップすることができます。 コンポーネントの「プロパティー」ビュー内から、 それらを追加することもできます。 また、メニュー・バー内のサブメニュー・バーを追加することもできます。 |
メニュー・バー | <hx:panelMenu> | ボタンまたはハイパーリンク (あるいはその両方) の (階層) メニュー・バーを表示します。 |
リンク - 要求 | <hx:requestLink> | ハイパーリンクを表示します。 リンクをクリックすると、URL を介してコマンド (アクション) がサーバーに渡されます。 このコマンドにより、次に表示するページが決定します。 |
行要求アクション | <hx:requestRowAction> | コマンド (アクション) をデータ・テーブルの行に割り当てます。 行をクリックすると、URL を介してコマンド (アクション) がサーバーに渡されます。 コマンド/行をクリックすることにより、次に表示するページが決定します。 |