ユーザーが入力したテキストについて妥当性検査を行う入力コンポーネントをページに追加するには、次のようにします。
- パレットから Faces JSP へ入力コンポーネントをドラッグします。
- 入力コンポーネント、「h:inputText」の「プロパティー」ビューで、オプションで、入力コンポーネントに対して自動的に生成された ID を変更し、スタイル・プロパティーおよびスタイル・クラスを設定します。
- フォーマット・リストから、「ストリング」を選択します。
- サーバー上のこのフィールドに入力された値の妥当性検査を行うには、「プロパティー」ビューの「妥当性検査」タブをクリックします。
- ユーザーに値を入力するよう要求するには、「値を必須にする」を選択します。
- 妥当性検査には 2 つのオプションがあります。
- 単純妥当性検査の使用 - ユーザーは、入力する最小文字数および最大文字数を設定できます。
サーバーに送信されると、入力に対して妥当性検査が行われ、入力が範囲内にあるかどうかが確認されます。
「制約」ドロップダウンにより、ユーザーは事前定義した正規表現のセットから選択できます。
デフォルトはブランク (制約なし) です。「カスタム検証コードを作成/編集するには、ここをクリック」を使用して、
カスタム正規表現を定義します。
- 拡張妥当性検査の使用 - ユーザーは、JSF 式の構文を使用して妥当性検査を定義できます。制約を定義する場合は、標準の Java™ または JavaScript™ 正規表現構文を使用できます。
- 入力コンポーネントで妥当性検査がエラーになった場合にエラー・メッセージを表示する「エラーの表示」
コンポーネントを自動的に作成するために、
「エラー・メッセージ・コントロールに検証エラー・メッセージを表示」を選択します。
オプションで、「カスタム検証コードを作成/編集するには、ここをクリック」を選択し、
「クイック編集」ビューに切り替えてカスタム検証コードを作成します。
- クライアント上のこのフィールドに入力された値の妥当性検査を行うには、「プロパティー」ビューの「振る舞い」タブをクリックします。
- 「ブラウザーでフィールド値を検証」を選択します。
- 「onblur アクション」および「onfocus
アクション」タブで、「成功時」および「失敗時」について、「CSS クラスの適用」フィールドのクラスを選択し、「アクションの実行」リストからアクションを選択します。
オプションで、「QuickEdit ビューで、onsuccess、onerror、onfocussuccess および onfocuserror イベントに振る舞いを追加することができます」をクリックし、カスタムの振る舞いコードを作成します。
- ユーザーが入力できないようにするには、「振る舞い」タブで「コントロールを使用不可にする」または「コントロールを読み取り専用にする」を選択します。
- ユーザーが情報の入力を終了した後でページの次のフィールドに移動するには、「自動的に次のフィールドに進む」を選択します。
これには、「ユーザーが ___ 文字入力したあと」が設定されていることが必要です。
- クライアントから入力される文字数を制限するには、「ユーザーが ___ 文字入力したあと」フィールドに値を入力します。
- ご使用のコンポーネントがアクセス可能であることを確認するには、キーボードのアクセス・キーを設定し、タブ順序を決め、コンポーネント・タイトルを追加します。
「アクセシビリティー」タブで、アクセス・キー (このキーを実行時にクリックすると、コンポーネントにフォーカスが移動する)、コンポーネントのタブ順序、およびタイトル (実行時にユーザーのヒントとなる) として設定します。
- 「アクセス・キー」リストから文字を選択します。
実行時にこのキーボード・キーをクリックすると、コンポーネントにフォーカスが移動します。
- 「タブ順序インデックス」に数値を入力します。
この数値は、実行時にタブ順序のどこにコンポーネントがあるかを決定します。
- 「タイトル」を入力します。この値は、実行時にコンポーネントと一緒に表示されます。