チャートによって、同じグラフィカル・ディスプレイ上にさまざまなデータ・ポイントをプロットできます。ユーザーは複数の一連のデータをセットアップして、円グラフ、
棒グラフ、および折れ線グラフを表示することを選択できます。チャートをクライアント・データ・オブジェクトにバインドし、プロパティーを定義して、チャートのサイズ、タイプ、および分割を決定します。
例えば、従業員の給料を表示することができます。このシナリオでは、お客様のページ・データ・オブジェクトおよびクライアント・データ・オブジェクトは、従業員のリストを戻します。
注: データ・ツリー <odc:tree> およびグラフ <odc:graphDraw> は、サーバー・データを使用するために使用可能になっています。
以下のステップを使用して、JSP ページにチャートを書き込みます。
- Web パースペクティブで、パレットからご使用の JSP ページと「Faces Client コンポーネント」ドロワーを展開します。
- チャート・コントロールを JSP ページ上にドラッグします。
- 「クライアント・データ」ビューで、箇条書きのプロパティーを選択して「チャート」コンポーネント (例えば、従業員のリスト) までドラッグします。
このステップによって、クライアント・データをチャートにバインドします。
- JSP ページでチャート・コンポーネントを選択します。
- プロパティー・ビューに進みます。
- 「odc:graphDraw」タブで、x 軸および y 軸のタイトルを指定します。
- 「X 軸の値」タブで、X 軸に付ける属性 (例えば、従業員名) を指定します。 データをどのようなフォーマット (数値、通貨、ストリング) にするかを指定することもできます。
- 「Y 軸の値」タブで、チャートに付ける属性 (例えば、給与) を指定します。
データをどのようなフォーマット (数値、通貨、ストリング) にするかを指定することもできます。
- 終了したら、テスト・サーバー上で JSP ページを保管および実行します。
注: チャートは Macromedia Flash を基にしたコンポーネントです。ユーザーは、ブラウザーに Flash プラグインをインストールしておく必要があります。そうしないと、チャートは表示されません。