ファイル・アップロード・コンポーネントを使用して、
ユーザーがファイルをサーバーにアップロードできるようにする方法を作成します。
このコンポーネントは入力フィールド、および関連する「参照」ボタンで構成されています。
ユーザーは手動で入力フィールドにファイルを指定することができ、
また、「参照」をクリックしてファイルを参照することもできます。
Faces JSP ファイル上のファイル・アップロード・コンポーネントを使用する方法は、以下のとおりです。
- パレットの「Faces コンポーネント」ドロワーから
Faces JSP ファイルへファイル・アップロード・コンポーネントをドラッグする。
- ファイル・アップロード・コンポーネント (fileupload) の「プロパティー」ビューで、
ファイル・アップロード・コンポーネントにバインドしたい値
(「値」フィールドの値) を入力する。
また、「参照」ボタンをクリックして、値を検索することもできます。この値は、byte[]、ストリング (ファイル・コンテンツは Base64 エンコード) または java.io.OutputString オブジェクトの場合があります。
ファイル・アップロード・コンポーネントは、
通常はデータベースまたは JavaBean といったデータ・ストレージにバインドされます。
ファイル・アップロード・コンポーネントを持つページが実行される場合、
ファイルの内容は指定されたロケーション (データベース内の列、あるいは Bean のプロパティー) に保管されます。
- 「プロパティー」ビューの「妥当性検査」パネルで、次の手順を実行する。
- ユーザーがファイルを指定することを必須にするには、
「値を必須にする」をチェックする。
- ユーザーがアップロードできるファイルのタイプを MIME 表記で指定する。
MIME 表記を使用してファイル拡張子をコンマで区切る (例えば、text/html, image/gif)。
- ユーザーにアップロードさせたくないファイル・タイプを指定する。
ファイル拡張子をコンマで区切る (例えば、xml, bat, exe)。
- 「クイック編集」ビューの「値の変更」イベントで、追加の妥当性検査を提供できます。
「クリックしてカスタム検証コードを作成/編集」の横のボタンをクリックして、
「クイック編集」ビューに切り替える。
ファイル・アップロード・コンポーネントについてさらに学習したい方は、
以下のチュートリアルを行ってください。
特に、ファイル・アップロード・コンポーネントの使用に関する演習を行うことをお勧めします。
チュートリアル: JavaServer Faces による Web ページでの動的情報の表示。 このチュートリアルでは、新聞の案内広告欄として機能する動的 Web サイトの設計方法を学習します。この Web サイトは、JavaServer Faces
(JSF) コンポーネントおよび Service Data Objects (SDO) コンポーネントを使用する、完全な J2EE サンプル・アプリケーションです。Web アプリケーションでは JSF テクノロジーを使用して、案内広告データが保管されているデータベースにリンクする動的 Web ページを作成します。チュートリアル: JavaServer Faces による Web ページでの動的情報の表示。 このチュートリアルでは、新聞の案内広告欄として機能する動的 Web サイトの設計方法を学習します。この Web サイトは、JavaServer Faces
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