パネル - フォーム・ボックス

panelFormBox は、子の入力タグを編成してパネル (グループ・ボックス) を作成します。 このパネル内のそれぞれの子項目は、ラベルおよび関連のフィールドからなります。 フィールドには、エラー・メッセージと通知メッセージが関連付けられることがあり、これらのメッセージの表示は、 自動的に管理されます。 パネル全体には、ヘッダーとフッター、および子項目に関連したエラーの要約が表示されることがあります。

「プロパティー」ビューと「すべての属性」ビュー

コンポーネントの「プロパティー」ビューには、 コンポーネントに設定できる最も一般的な属性のセットが表示されます。 コンポーネントによっては、制御、アクション、 または他のコンポーネントの追加に関するオプションが 表示される場合もあります。 「プロパティー」ビューを開くには、 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」とクリックします。

「フォーム・ ボックス」コンポーネントの共通属性は、 「プロパティー」ビューの「hx:panelFormBox」タブ および「項目」タブに表示されます。 属性のリストについては、「パネル - フォーム・ボックス」の属性 の表を参照してください。 パネル項目に関する追加の構成オプションは、 「hx:panelForm Box」>「項目」タブにあります。

「すべての属性」ビューには、コンポーネントで設定できるすべての属性の表が表示されます。 この表には、「プロパティー」ビューからアクセスできる属性も含まれます。 「すべての属性」ビューに切り替えるには、 「プロパティー」ビューの右上隅にある「すべての属性」アイ コン「すべての属性」
アイコンをクリックします。

表 1. 「パネル - フォーム・ボックス」の属性

属性名

説明

binding

コンポーネントの インスタンス (通常はユーザー・インターフェース・ コンポーネント) を、Bean プロパティー (通常は バッキング・ファイル内にあります) にバインドする式です。

escape

HTML のフォーマットを エスケープするか (False)、HTML タグを HTML として レンダリングするか (True) を指定します。

helpPosition

パネルに 含まれるすべての formItems に関連付けられた、ヘルプやエラー・テキストの 配置を定義します。 over や under に設定すると、ヘルプやエラー・テキストは formItem の値のすぐ上か下に配置されます (つまり、値の左端に位置合わせされます)。 left や right に設定すると、ヘルプやエラー・テキストは値の左か右に配置されます。
注: helpPosition は、showInPopup の影響を受けます。showInPopup が false である場合、 各項目に関連付けられたヘルプやエラー・テキストは、独自の表のセル内に表示されます (行または列のいずれかが表に 追加され、そこに収容されます)。 showInPopup が true である場合、 ヘルプやエラー・テキストは絶対位置にある区画に表示されます (つまり、可視の行やセルを占有しません)。 そのテキストがセルまたは区画内のいずれに表示されるかにかかわらず、labelPositionformItem の値に相対的なセルや区画の位置を定義します。

id

コンポーネントに名前を割り当てます。JSP 内で固有の名前にする必要があります。

interItemSpacing

これが設定されている場合、 レンダリングされた表内の各行間を定義できます。 この値には、HTML による任意の幅仕様を 指定できます (「4px」、「1em」、「4%」など)。 幅を指定しない場合は、ピクセル (px) が使用されます。 パーセントで指定する場合は、 適用する行の高さの割合となります (例えば 150% とすると、 行の高さは 1.5 倍になります)。
注: panelFormBox_Spacer-Cell クラスを使用すれば、間隔も設定できます。

label

表示されるテキストを指定します。

labelPosition

パネルに 含まれるすべての formItems に関連付けられたラベルの配置を定義します。 over や under に設定すると、ラベルは formItem の値より上か下に配置されます (つまり、値の左端に位置合わせされます)。 left や right に設定すると、ラベルは値の左か右に配置されます。
注: この属性は panelFormBox タグの label 属性に影響しません。この属性は、包含する formItem タグに関連付けられたラベルに影響します。

rendered

true または false に設定できます。
  • false - コンポーネントは、実行時にブラウザーにレンダリングされません。
  • true - コンポーネントがレンダリングされます。これはデフォルト値です。

showInPopup

パネルに含まれるすべての formItems に 関連付けられたヘルプ・テキスト、エラー・テキスト、またはその両方を、 インラインに (表を拡張/縮小させるセルとして) 表示するか、 書式項目の内容に応じて完全に配置される div として表示するかを定義します。 ポップアップの相対位置 (左、右、下、上) は、labelPosition により定義されます。 ポップアップは、基となる値より上の z-order に、 つまりコンテンツより上の位置に表示されます。

style

コンポーネントに対して CSS スタイル情報を指定します (例えば、style="font-size : 8pt ; color : red")。 選択されたコンポーネントのプロパティー (例えば、フォントおよび色) を定義します。 これは手動で行うか、またはボタンをクリックして、 ウィンドウ内から必要なプロパティーを選択してください。

styleClass

この要素がレンダリングされるときに適用される、 CSS スタイル・クラスのリスト (スペース区切り)。 この値は、生成されたマークアップの クラス属性として渡されなければなりません。 選択されたコンポーネントのクラス (例えば、スタイルシート) を定義します。 これは手動で行うか、またはボタンをクリックして、 ウィンドウ内から必要なクラスを選択してください。

title

実行時にツールチップとしてブラウザーに表示される、タイトル・テキストを指定します。 コンポーネントの代替テキストが指定されていない場合、 ブラウザーはこのテキストを代替テキストとして使用します。

widthContent

この値は、 値 (コンテンツ) を表示する列の幅を (ピクセルまたはパーセントのいずれかを使用して) 指定します。
注: panelFormBox_Content-Cell クラスを使用すれば、列の幅も設定できます。

widthHelp

この値は、ヘルプを表示する列の幅を (ピクセルまたはパーセントのいずれかの単位で) 指定します。
注: panelFormBox_Help-Cell クラスを使用すれば、列の幅も設定できます。

widthLabel

この値は、 ラベルを表示する列の幅を (ピクセルまたはパーセントのいずれかを使用して) 指定します。 列の幅は、panelFormBox_Label-Cell クラスを使用しても設定できることに注意してください。


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