AJAX 送信振る舞い

ページ内の「パネル」タグのコンテンツを、 元のページのコンテンツで置き換えます。 コンテンツの検索は、AJAX post (サブ) 要求を 使用して行われます。 これによって、追加のコンテンツを検索しても、 ページ全体が書き換えられることはありません。 パネルを含むフォームの値は、 要求の一部としてサーバーに送信されます。

コンポーネントを発行する JSF タグ

<hx:ajaxRefreshSubmit>

基本 HTML

イベント・ハンドラーをサポートする HTML タグの いずれかに付加される振る舞い (例えば、一般振る舞い) の 一部である、JWL GET アクションからのみ起動します。 GET のターゲットは、この振る舞いを 含む (または振る舞いのターゲットである) パネルの ID にする必要があります。

JavaScript コンストラクター

hX_5.addBehavior("id", "onget", new hX_5.JSFBehaviorAjaxSubmit(attributes)); 各部の意味は次のとおりです。

id

コンポーネントが付加される HTML タグの ID。

属性

コンマで区切られた属性のリスト。 各属性は、属性名と値から成る引用符付きストリングになっており、 コロンで区切られています (例: "label:MyLabel")。

サポートされるイベント

イベント

説明

onget

特殊なイベント名の使用には注意してください。 この属性は必須です。

属性

表 1.

属性名

説明

title

要求の進行中に、 パネルのプライマリー・タグ (例えば div) と、 パネルに割り当てられた「一時的タブ停止位置」に、 そのタイトルが割り当てられます。 このタイトルは、 パネルにマウスオーバーしたときはツールチップとして表示され、 スクリーン・リーダーで使用することができます。

progress-actions

要求の進行中に、パネルに適用される JWL アクション (複数可)。 現在サポートされているアクションは、LOCKED だけです。

on-start

要求の送信前に、 ここで指定する JavaScript™ 関数 が実行されます。 この関数に引数はありません。 false を返す場合、実行は停止します。この関数を oncomplete と併せて使用すると、要求の進行中に表示される内容をカスタマイズできます。

on-error

要求が失敗/タイムアウトした場合に、 ここで指定する JavaScript が 実行されます。 シグニチャーは (thisObj,thisError) となります。thisObj は パネルを指し、thisError はエラーを記述するストリングを指します。

on-complete

要求が成功した場合、 パネルの内容を置換した後で、 ここで指定する JavaScript を 実行します。 この関数には、有効な引数がありません。

on-start

要求の送信前に、 ここで指定する JavaScript 関数 が実行されます。 この関数に引数はありません。 false を返す場合、実行は停止します。この関数を oncomplete と併せて使用すると、要求の進行中に表示される内容をカスタマイズできます。

順序付け

「GET」が発行されたときに実行されます。 イベントを停止しません (「STOP」アクションは、 発生元の振る舞い内でエンコードされる必要があります)。

API 呼び出し

表 2. API 呼び出し

API 呼び出し

説明

object = setAttribute(attribute)

属性を設定します。 属性がすでに設定されたものである場合は、 その値を変更します。

string = getAttribute(attribute-name)

属性の現行値を取得します。

サンプル・コード

AJAX 検索を、ID「form1:panelHelp」を持つパネルに追加します。 パネルを含むフォームのコンテンツは、 要求が行われたときにサーバーに対して送信されます。

hX.addBehavior("form1:panelHelp", "onget", new hX.JSFBehaviorAjaxSubmit("on-error:return doError(this, event);", "on-start:return doPrep(this, event);"));

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