アクションにはオプションのターゲットがあります (別の属性として指定)。 ターゲットは、アクションが「実行される」対象です。例えば、使用不可にするフィールドを識別します。
一連のアクションは、属性値として複数のアクションを指定することにより、実行できます。このとき、各アクションはセミコロンで分けられます。 同じ構文を使用して複数のターゲットを指定できます。このため、ターゲットは順番にアクションとペアになります (ターゲットとアクションの数は同じである必要があります)。
例えば、次の属性は、あるフィールドを使用不可にし、別のフィールドを使用可能にすることを指定します。
"action:UNLOCKED;LOCKED", "target:form1:text2;form1:text3"
<hx:behavior event="onclick" behaviorAction="hide;nothing" actionTarget="div1" />
アクション |
ターゲット |
結果 |
説明 |
---|---|---|---|
GOTO |
url('value') |
true |
指定されたページにジャンプします。 ターゲットの構文に注意してください。 |
LOCKED |
id |
true |
指定タグを使用不可にします。 タグがコンテナー (例えば div) である場合は、 そのタグ内のすべてのタグを使用不可にします。 指定タグを使用不可にします。 タグがコンテナー (例えば div) である場合は、 そのタグ内のすべてのタグを使用不可にします。 |
UNLOCKED |
id |
true |
指定タグを使用可能にします。 タグがコンテナー (例えば div) である場合は、 そのタグ内のすべてのタグを使用可能にします。 |
INVERTLOCKED |
id |
true |
指定タグの使用不可の状態を反転させます。 タグがコンテナーである場合は、そのタグ内のすべてのタグを同じ状態に設定します。 |
SHOW |
id |
true |
指定タグを表示します。 |
HIDE |
id |
true |
指定タグを非表示にします。 |
INVERTHIDE |
id |
true |
指定タグの表示を反転します。 |
VISIBLE |
id |
true |
指定タグを可視にします。 |
INVISIBLE |
id |
true |
指定タグを不可視にします。
注: タグが非表示になっている場合、
表示がされなくなり、スペースも占有しません。
タグが不可視になっている場合は、
表示はされなくなりますが、スペースは占有されます (つまり、
タグはそこに存在しており、
単に画像として描画されていないだけです)。
|
INVERTVISIBLE |
id |
true |
指定タグの可視性を反転させます。 |
NEXTTAB |
id |
true |
指定された ID を基準としたタブ順序で、次のコントロールに進みます。 |
NEXTTABCLEAR |
id |
true |
フィールド内の文字を、 カーソル位置からフィールドの終わりまでクリア (削除) して、 指定された ID を基準としたタブ順序で、次のコントロールに進みます。 |
PREVTAB |
id |
true |
指定された ID を基準としたタブ順序で、 前のコントロールに戻ります。 |
PREVTABCLEAR |
id |
true |
フィールド内の文字を、 カーソル位置からフィールドの終わりまでクリア (削除) して、 指定された ID を基準としたタブ順序で、前のコントロールに戻ります。 |
CLICK |
id |
false |
指定された ID で識別されたコントロールを「クリック」します。 |
SUBMIT |
id |
false |
指定された ID を使用して、フォームを送信します。 フォーム内の任意のフィールド、 またはフォーム自体を、ID に指定することができます。 ID によって送信ボタンが識別された場合は、 そのボタンを使用してフォームを送信します。 ID によってフォーム内の他のタグ、 またはフォーム自体が識別された場合は、 フォーム内にある最初の送信ボタンを使用して、 送信を行います。 送信を行うには、送信ボタンを使用して (つまり、form.submit() は使用せずに)、 フォームの onsubmit ハンドラーを起動させます。 |
FOCUS |
id |
false |
指定タグにフォーカスを移します。 フォーカスが移されたフィールドの内容が選択されるかどうかは、 ブラウザーによって異なります。 |
SELECTED |
id |
false |
指定タグにフォーカスを移し、その内容を選択します。 |
UNSELECTED |
id |
false |
指定タグにフォーカスを移しますが、その内容は選択しません。 |
ALERT |
string |
false |
指定されたストリングのメッセージとともに、 アラート・メッセージ・ボックスを表示します。 特殊なストリングである @ERROR が ターゲットに設定されている場合は、 イベント・オブジェクト内の (ローカライズされた) エラー・メッセージが、 メッセージとして表示されます。 |
CONFIRM |
string |
OK の場合は true、それ以外は false です。 |
指定されたストリングのメッセージと ともに、「確認」(または OK やキャンセル) のメッセージ・ボックスを表示します。 特殊なストリングである @ERROR が ターゲットに設定されている場合は、 イベント・オブジェクト内の (ローカライズされた) エラー・メッセージが、 メッセージとして表示されます。 |
PADLEFT |
id |
true |
推奨されません。 ID で識別されたフィールドの値に、最大長になるまでスペースを埋め込みます。 左側に余白が作成されます。 |
PADRIGHT |
id |
true |
推奨されません。 ID で識別されたフィールドの値に、最大長になるまでスペースを埋め込みます。 右側に余白が作成されます。 |
TRIM |
id |
true |
推奨されません。 ID で識別されたフィールドの左右から、スペースを除去します。 |
NOTHING |
none |
false |
何も実行しません (キーボード 操作やマウス操作に割り当てることで、 キー・ストロークまたはマウス・クリックを 「受け付けない」ようにすることができます)。 |