外部コンテンツの取得

Java™ ウィジェット・ライブラリー (JWL) パネル・タグ内で、このタグは、ページがブラウザーにロードされた後で非同期に取得できるパネルの代替コンテンツを定義します。 タグは部分ページの再ロードをサポートします。

JWL get アクションが (例えば、ボタン・クリックの結果として) このコンポーネントに対して実行されるときには、 クライアントはパネルの代替コンテンツを要求し、代替コンテンツが使用可能な場合には、 既存のパネルのコンテンツを新規コンテンツで置き換えます。 このパネルを含むページは get によっては置き換えられません。このタグがあると、 ページの「一部」を置き換えることができます。 改訂されたページのコンテンツは、URL で識別可能な、どのソースからでも取得されます。 オリジナル・ページの、サーバーのライフ・サイクル・コピーは、 そのページに対して行われた変更と同期しません。 したがって、このタグは、例えばコンテンツ特定のヘルプ情報を取得するための、 「読み取り専用」コンテンツをページに追加するためにのみ使用する必要があります。

子タグとして使用可能なタグ

タグは、次のタグのとして使用可能です。
  • <hx:panelActionbar>
  • <hx:panelBox>
  • <hx:panelDialog>
  • <hx:panelFormBox>
  • <h:panelGrid>
  • <h:panelGroup>
  • <hx:panelLayout>
  • <hx:panelMenu>
  • <hx:panelSection>

使用可能なコンテンツ

タグは、パネル・タグ (上記にリストされている使用可能なタグ) のコンテンツを再ビルドします。再ビルド中のパネルには、次のタグを除くすべての JSF タグが組み込まれます。
  • <hx:scriptCollector>
  • <f:subview>
  • <f:view>
  • <hx:viewFragment>
  • <hx:inputHelperFormTracker>
  • <hx:inputHelperSetFocus>
  • <r:inputRichText>
  • <odc:tabbedPanel>
  • <odc:bfPanel>
  • <odc:buttonPanel>
  • <odc:tree>
  • <odc:treeNodeAttr>
  • <odc:graphDraw>
  • <odc:graphDrawData>
  • <odc:graphDrawDataSeries>
  • <odc:graphDrawLabels>

「プロパティー」ビューと「すべての属性」ビュー

コンポーネントの「プロパティー」ビューには、 コンポーネントに設定できる最も一般的な属性のセットが表示されます。 コンポーネントによっては、制御、アクション、 または他のコンポーネントの追加に関するオプションが 表示される場合もあります。 「プロパティー」ビューを開くには、 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」とクリックします。

「外部コンテンツの取得」コンポーネントの共通属性を次の表にリストします。

「すべての属性」ビューには、コンポーネントで設定できるすべての属性の表が表示されます。 この表には、「プロパティー」ビューからアクセスできる属性も含まれます。 「すべての属性」ビューに切り替えるには、 「プロパティー」ビューの右上隅にある「すべての属性」アイ コン「すべての属性」
アイコンをクリックします。

表 1. 「外部コンテンツの取得」コンポーネントの属性

属性名

説明

binding

コンポーネントの インスタンス (通常はユーザー・インターフェース・ コンポーネント) を、Bean プロパティー (通常は バッキング・ファイル内にあります) にバインドする式です。

charset

ハイパーリンクによって指定されるリソースの、文字エンコード。

href

要求に応答する JSP の URL。 このコンポーネントに対して JWL get アクションが実行されると、 そのコンポーネントに関連付けられたパネルの新規コンテンツが、 指定された URL を使用して取得されます。

hreflang

このハイパーリンクによって指定されるリソースの言語コード。

id

コンポーネントに名前を割り当てます。JSP 内で固有の名前にする必要があります。

inProgress

属性はまだ使用可能になっていません。

rendered

true または false に設定できます。
  • false - コンポーネントは、実行時にブラウザーにレンダリングされません。
  • true - コンポーネントがレンダリングされます。これはデフォルト値です。

params

これらのタグの値は検索され、新コンテンツの取得に使用される URL のパラメーターとして付加されます。 提供される単純な ID が、このパラメーターの名前になります。 例えば、ID が「text1」である場合、 パラメーターの名前は「text1」に なります (「form1:text1」にはなりません)。

source

ターゲットとなる URL 内のタグの ID。 この URL のコンテンツにより、 このコンポーネントが関連付けられたコンテナーの コンテンツが置き換えられます。 指定なしの場合、 またはその URL が参照するページに ID がない場合は、 コンテナーの ID が使用されます。 URL が参照するページ内に、この ID が存在しない場合は、 本文のコンテンツが使用されます。

target

ハイパーリンクがクリックされたときにページがロードされる、 フレームセット内のターゲット・フレームを割り当てます。
  • 新規ウィンドウ
  • 同じフレーム
  • 親フレーム
  • 全画面

title

実行時にツールチップとしてブラウザーに表示される、タイトル・テキストを指定します。 コンポーネントの代替テキストが指定されていない場合、 ブラウザーはこのテキストを代替テキストとして使用します。

oncomplete

要求が成功した場合、 パネルの内容を置換した後で、 ここで指定する JavaScript™ を 実行します。 この関数には、有効な引数がありません。

onerror

onblur が起動して、 フィールド値の妥当性検査が失敗した場合に 実行される JavaScript 関数 (指定 する場合)。 この関数は、アクションが実行される前に実行されます。関数が false を返す場合、アクションは実行されず、イベントの処理は (DOM によって停止される場合) 停止されます。

onstart

振る舞いが開始される際に、 この JavaScript 関数が 実行されます。 この関数には、有効な引数がありません。false を返す場合、実行は停止します。この関数を oncomplete と併せて使用すると、要求の進行中に表示される内容をカスタマイズできます。


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