データ・ツリー用イベント・ハンドラーの作成

データ・ツリー・コンポーネントの場合、個別ノードに対して、あるいは ツリー全体のグローバル・レベルで、イベント・ハンドラーを作成することができます。
注: データ・ツリー <odc:tree> およびグラフ <odc:graphDraw> は、サーバー・データを使用するために使用可能になっています。
注: データ・ツリー・コントロールの <odc:treeNodeAttr> タグ は、SDO データ と WDO データを結合する際に、className 属性に異なる値を使用します。 WDO (WebSphere® Application Server 5.1 など) を使用する サーバーから、SDO (WebSphere Application Server 6.1 など) を使用するサーバーへ プロジェクトをマイグレーションしたあとで、これを修正するには、 すべてのデータ・ツリー・コントロールをいったん削除して再作成するのが、 もっとも簡単な方法です。
データ・ツリー内の特定のノード・タイプ (例えば、部門を表すノードなど) のためのイベント・ハンドラーを作成するには、 次のステップに従ってください。
  1. データ・ツリーの「プロパティー」ビューで、「ツリー・ノード・リスト」タブを選択します。
  2. ボックスを表示するための「選択」ノードで、 イベント・ハンドラーを作成したいノードのタイプ (odc:tree または odc:treeNodeAttr) を選択します。
  3. 右隅で、「ノード操作のイベント・ハンドラーの作成/編集 (Create/edit event handlers for node manipulation)」をクリックします。 これで、「クイック編集」ビューに進みます。
  4. 「クイック編集」ビューの左フレームで、ハンドラーを作成したいイベントを選択します。 どのイベントを選択するかは、 次に挙げるツリー・ノードのタイプの中から、 何を選ぶかによって決まります。
    • odc:tree の場合: onnodecollapse、onnodeexpand、onnodehighlight、onnodedeselect、onnodeunselect のイベントが使用可能です。 これらのイベントに提供されるコード・スニペットはありません。 そのため、カスタム・イベント・ハンドラーを作成する必要があります。
    • odc:treeNodeAttr の場合: oncollapse、onexpand、onhighlight、onselect、onunselect のイベントが使用可能です。 これらのイベントにはコード・スニペットが提供されますが、 カスタム・イベント・ハンドラーを作成することもできます。
  5. 右方フレームでは、コンテキスト・メニューを使用して提供されているイベント・ハンドラーを選択するか、 あるいは JavaScript™ でカスタム・イベント・ハンドラーを作成します。
データ・ツリーのイベント・プロパティーについて詳しくは、Faces Client コンポーネントのイベント・ハンドラーを参照してください。odc:tree イベント・ハンドルを使用するには、選択されているノードの情報を収集するために eObject の知識が必要になります。eObject の情報については、「FacesClient Components Developer's Guide」の『Chapter 6: JavaScript Library』を参照してください。典型的な eObject の使用法は、次のようになります。
value = thisEvent.eobject.eGet("refNum");
refNum はツリー・ノードの属性です。
関連概念
Faces Client コンポーネントのイベント・ハンドラー
関連タスク
データ・グリッド用イベント・ハンドラーの作成
関連資料
サポートされるコントロール

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