リンク

指定されたラベル・テキストで、 指定された URL への標準ハイパーリンクを作成します。 このボタンをページ上にドラッグすると、 リンクの URL およびオプション・ラベルを入力するウィンドウが表示されます。 このコンポーネントを選択すると、ハイパーリンクおよび関連する出力テキストが追加されます。これらは、別々に編集可能なコンポーネントです。

設計時のコンポーネント

制約事項: HTML ファイルから Faces JSP ファイルにリンクするには、HTML ページ内で <filename>.jsp か ら <filename>.faces を 参照している、ファイルの名前を変更してください。 実際の Faces JSP ファイル拡張子の名前を変更しないでください。 参照リンクを HTML ファイル内の .faces 拡張子に 変更すると、Links Builder は作動しません。

「リンク」コンポーネントを、 ページ上にドラッグ・アンド・ドロップします。

「リンク」コンポーネントのボタン

リンクの URL および ラベルを入力するように、プロンプトが出されます。

「リンク」コンポーネントの「URL の構成」ウィンドウ

「リンク」コンポーネントは、 ページ上でこのように表示されます。

設計時の「リンク」

実行時のコンポーネント

実行時の「リンク」コンポーネントは、 ページ上でこのように表示されます。

実行時の「リンク」

「プロパティー」ビューと「すべての属性」ビュー

コンポーネントの「プロパティー」ビューには、 コンポーネントに設定できる最も一般的な属性のセットが表示されます。 コンポーネントによっては、制御、アクション、 または他のコンポーネントの追加に関するオプションが 表示される場合もあります。 「プロパティー」ビューを開くには、 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」とクリックします。

「リンク」コンポーネントの共通属性は、 「プロパティー」ビューの「hx:outputLinkEx」タブ、 「パラメーター」タブ、 および「アクセシビリティー」タブに表示されます。 属性の完全なリストについては、「リンク」のすべての属性 の表を 参照してください。 パラメーターを引き渡すための追加の構成オプションは、 「hx:outputLinkEx」>「パラメーター」タブにあります。
表 1. 「リンク」の構成オプション

構成オプション

説明

アクションに渡されるパラメーターの追加

コンポーネントによってアクションに渡される パラメーターを指定します。

「すべての属性」ビューには、コンポーネントで設定できるすべての属性の表が表示されます。 この表には、「プロパティー」ビューからアクセスできる属性も含まれます。 「すべての属性」ビューに切り替えるには、 「プロパティー」ビューの右上隅にある「すべての属性」アイ コン「すべての属性」
アイコンをクリックします。

表 2. 「リンク」のすべての属性

属性名

「プロパティー」ビューでの表示

説明

accesskey

「アクセシビリティ」>「アクセス・キー」

アクセス・キーとして、単一のキーボード・キーを指定します。 実行時に指定されたアクセス・キーを押すと、 このコンポーネントがフォーカスされます。実行時に Alt (前面) キーと 指定されたアクセス・キーを押すと、 このコンポーネントがフォーカスされます (コンポーネントが ボタンの一種である場合は、そのコンポーネントが実行されます)。

binding

非表示

コンポーネントの インスタンス (通常はユーザー・インターフェース・ コンポーネント) を、Bean プロパティー (通常は バッキング・ファイル内にあります) にバインドする式です。

charset

非表示

ハイパーリンクによって指定されるリソースの、文字エンコード。

coords

非表示

画面上のホット・スポットの位置および形状 (クライアント・サイドのイメージ・マップに使用)。

converter

非表示

値の変換後のデータ型を指定します。 JavaServer Faces の実装によって、 コンポーネント・データをレンダラーがサポートしない型に変換する際に使用できる、 コンバーターの実装セットが提供されます。

dir

非表示

実行時にレンダリングされるときのコンポーネントの方向を指定します。 次のいずれかの値にできます。
  • ltr - 左から右
  • rtl - 右から左
方向を指定しない場合は、コンポーネントのエンコード方式に適している方向が使用されます。

hreflang

非表示

このハイパーリンクによって指定されるリソースの言語コード。

id

ID

コンポーネントに名前を割り当てます。JSP 内で固有の名前にする必要があります。

lang

非表示

コンポーネントの値およびテキスト・コンテンツの言語。 省略されている場合、言語は含まれているタグ (特にビュー) から継承されます。これは、ISO 規格言語省略コードで指定します。例えば、英語は「en」、米国英語は「en-US」、 フランス語は「fr」、ドイツ語は「de」を使用します。
注: これは、コンポーネント内のテキストを変換するのではなく、検索、ソート、照合などの操作が正しく実行されるようにコンポーネントの言語を識別します。

mimeType

非表示

src がバイナリー・データにバインドされているときに、 メディア MIME 型を宣言するために使用されます。

rel

非表示

現行の文書から、このハイパーリンクによって指定されたアンカーへの関係。 この属性の値は、スペースで区切られたリンク・タイプのリストになります。

rendered

非表示

true または false に設定できます。
  • false - コンポーネントは、実行時にブラウザーにレンダリングされません。
  • true - コンポーネントがレンダリングされます。これはデフォルト値です。

rev

非表示

このハイパーリンクで指定されたアンカーから、現行の文書への逆方向リンク。 この属性の値は、スペースで区切られたリンク・タイプのリストになります。

shape

非表示

リンクの形状を設定します。
  • rect
  • circle
  • poly

styleClass

スタイル: クラス

この要素がレンダリングされるときに適用される、 CSS スタイル・クラスのリスト (スペース区切り)。 この値は、生成されたマークアップの クラス属性として渡されなければなりません。 選択されたコンポーネントのクラス (例えば、スタイルシート) を定義します。 これは手動で行うか、またはボタンをクリックして、 ウィンドウ内から必要なクラスを選択してください。

style

スタイル: プロパティー

コンポーネントに対して CSS スタイル情報を指定します (例えば、style="font-size : 8pt ; color : red")。 選択されたコンポーネントのプロパティー (例えば、フォントおよび色) を定義します。 これは手動で行うか、またはボタンをクリックして、 ウィンドウ内から必要なプロパティーを選択してください。

target

非表示

ハイパーリンクがクリックされたときにページがロードされる、 フレームセット内のターゲット・フレームを割り当てます。
  • 新規ウィンドウ
  • 同じフレーム
  • 親フレーム
  • 全画面

tabindex

「アクセシビリティ」>「タブ順序インデックス」

JSP 内のタブ順序でコンポーネントの位置を指定します。 この値は、0 から 32767 までの数値でなければなりません。

title

「アクセシビリティ」>「タイトル」

実行時にツールチップとしてブラウザーに表示される、タイトル・テキストを指定します。 コンポーネントの代替テキストが指定されていない場合、 ブラウザーはこのテキストを代替テキストとして使用します。

type

非表示

ボタンのタイプを、 「実行」「リセット」「プレーン (Plain)」の中から指定します。

url

非表示

コンポーネントが使用する URL を指定します。

value

非表示

リンクの接続先となる文書を指定します。 指定内容は、文書のファイル名を含む ストリングにすることもできますし、 文書のバイナリー・データにすることもできます。 バイナリー・データを指定する際は、MIME 型 属性の設定も同時に行います。 この値は、ストリング (Base64 エンコード)、byte[]、 または java.io.InputStream オブジェクトにすることができます。 バイナリー・データを指定する場合は、 ブラウザーからサーバーに戻される、 その文書に対する以後の要求において、 この値のバインド式が 単独で評価可能なものである必要があります。

関連概念
データ・テーブル・コンポーネント
関連タスク
Faces JSP ファイルへのハイパーリンクの追加
Faces JSP ページにおけるナビゲーション規則の使用
関連資料
ボタン - コマンド
リンク - コマンド

フィードバック