チェック・ボックス・グループ

チェック・ボックスのグループ。 通常、このコンポーネントは、 多くの選択項目から 1 つまたは複数の項目を選択するために使用されます。 選択項目のリストは、静的に定義することもできますし、 データベース、または Bean、あるいは両方の組み合わせなどの データ・ストレージに、バインドすることもできます。 通常、グループ全体がデータ・ストレージにバインドされます。 チェック・ボックス・グループ・コンポーネントを持つページを実行する場合、 選択されたチェック・ボックスの値は指定された場所 (例えば、データベース内の列、あるいは Bean のプロパティー) に保管されます。

設計時のコンポーネント

「チェック・ ボックス・グループ」 コンポーネントを、 ページ上にドラッグ・アンド・ドロップします。

「チェック・
ボックス・グループ」コンポーネントのボタン

「チェック・ボックス・グループ」コンポーネントは、 ページ上でこのように表示されます。

デザイン時の「チェック・ボックス・グループ」

実行時のコンポーネント

実行時の「チェック・ボックス・グループ」 コンポーネントは、 ページ上でこのように表示されます。

実行時の「チェック・ボックス・グループ」

「プロパティー」ビューと「すべての属性」ビュー

コンポーネントの「プロパティー」ビューには、 コンポーネントに設定できる最も一般的な属性のセットが表示されます。 コンポーネントによっては、制御、アクション、 または他のコンポーネントの追加に関するオプションが 表示される場合もあります。 「プロパティー」ビューを開くには、 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」とクリックします。

「チェック・ボックス・グループ」 コンポーネントの共通属性は、 「プロパティー」ビューの「h:selectManyCheckbox」タブ および「アクセシビリティー」タブに表示されます。 属性の完全なリストについては、「チェック・ボックス・グループ」のすべての属性 の 表を参照してください。 チェック・ボックス・グループ選択のための 追加構成オプションが「h:selectManyCheckbox」タブにあります。

構成オプション

説明

グループ内のそれぞれのチェック・ボックスごとに選択項目を追加

チェック・ボックス・グループ・コンポーネント内の ボックスの名前、値、および順序を指定することができます。選択項目は、単一で追加することも、セットで追加することも可能です。

「すべての属性」ビューには、コンポーネントで設定できるすべての属性の表が表示されます。 この表には、「プロパティー」ビューからアクセスできる属性も含まれます。 「すべての属性」ビューに切り替えるには、 「プロパティー」ビューの右上隅にある「すべての属性」アイ コン「すべての属性」
アイコンをクリックします。

表 1. 「チェック・ボックス・グループ」のすべての属性

属性名

「プロパティー」ビューでの表示

説明

accesskey

「アクセシビリティ」>「アクセス・キー」

アクセス・キーとして、単一のキーボード・キーを指定します。 実行時に指定されたアクセス・キーを押すと、 このコンポーネントがフォーカスされます。実行時に Alt (前面) キーと 指定されたアクセス・キーを押すと、 このコンポーネントがフォーカスされます (コンポーネントが ボタンの一種である場合は、そのコンポーネントが実行されます)。

binding

非表示

コンポーネントの インスタンス (通常はユーザー・インターフェース・ コンポーネント) を、Bean プロパティー (通常は バッキング・ファイル内にあります) にバインドする式です。

border

非表示

表の境界線のサイズを、ピクセル単位で指定します。

converter

非表示

値の変換後のデータ型を指定します。 JavaServer Faces の実装によって、 コンポーネント・データをレンダラーがサポートしない型に変換する際に使用できる、 コンバーターの実装セットが提供されます。

dir

非表示

実行時にレンダリングされるときのコンポーネントの方向を指定します。 次のいずれかの値にできます。
  • ltr - 左から右
  • rtl - 右から左
方向を指定しない場合は、コンポーネントのエンコード方式に適している方向が使用されます。

disabled

非表示

disabled が true に設定されると、 コンポーネントは実行時に表示されますが、機能しません。 ブランクのままにした場合のデフォルト値は false です。

disabledClass

非表示

コンポーネントに関連付けられた代替 CSS クラス名。 これらが使用される状況は、その名前で決まります。

enabledClass

非表示

コンポーネントに関連付けられた代替 CSS クラス名。 これらが使用される状況は、その名前で決まります。

id

ID

コンポーネントに名前を割り当てます。JSP 内で固有の名前にする必要があります。

immediate

非表示

true にすると、ライフ・サイクルのレンダリング・フェーズまでスキップします。

lang

非表示

コンポーネントの値およびテキスト・コンテンツの言語。 省略されている場合、言語は含まれているタグ (特にビュー) から継承されます。これは、ISO 規格言語省略コードで指定します。例えば、英語は「en」、米国英語は「en-US」、 フランス語は「fr」、ドイツ語は「de」を使用します。
注: これは、コンポーネント内のテキストを変換するのではなく、検索、ソート、照合などの操作が正しく実行されるようにコンポーネントの言語を識別します。

layout

方向

レイアウトを、水平方向または垂直方向に指定します。
  • line_direction = 水平
  • page_direction = 垂直

readonly

非表示

コンポーネントの値を、初期値から変更できなくさせるように指定します。

rendered

非表示

true または false に設定できます。
  • false - コンポーネントは、実行時にブラウザーにレンダリングされません。
  • true - コンポーネントがレンダリングされます。これはデフォルト値です。

required

非表示

コンポーネントを指定する必要があります。 これをチェックして、ユーザーからの値の入力を要求します。

style

スタイル: プロパティー

コンポーネントに対して CSS スタイル情報を指定します (例えば、style="font-size : 8pt ; color : red")。 選択されたコンポーネントのプロパティー (例えば、フォントおよび色) を定義します。 これは手動で行うか、またはボタンをクリックして、 ウィンドウ内から必要なプロパティーを選択してください。

styleClass

スタイル: クラス

この要素がレンダリングされるときに適用される、 CSS スタイル・クラスのリスト (スペース区切り)。 この値は、生成されたマークアップの クラス属性として渡されなければなりません。 選択されたコンポーネントのクラス (例えば、スタイルシート) を定義します。 これは手動で行うか、またはボタンをクリックして、 ウィンドウ内から必要なクラスを選択してください。

tabindex

「アクセシビリティ」>「タブ順序インデックス」

JSP 内のタブ順序でコンポーネントの位置を指定します。 この値は、0 から 32767 までの数値でなければなりません。

title

「アクセシビリティ」>「タイトル」

実行時にツールチップとしてブラウザーに表示される、タイトル・テキストを指定します。 コンポーネントの代替テキストが指定されていない場合、 ブラウザーはこのテキストを代替テキストとして使用します。

validator

非表示

FacesContext、UIComponent、およびオブジェクト・パラメーターを受け入れるメソッド (MethodBinding 式で表現されます)。検証プロセスで呼び出され、コンポーネントの値が正しいことを確認します。

value

実行時に表示されるコンポーネントの初期テキスト値を指定します。 表示される情報が、指定された値または動的な値のポインターのフォームで組み込まれます。

valueChangeListener

非表示

コンポーネントの値が変更されたときに通知されるメソッド。

関連タスク
入力フィールドのカスタム・パターンの定義
関連資料
チェック・ボックス
コンボ・ボックス
ラジオ・ボタン・グループ

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