データ・テーブルに表示されるレコードについて、読み取り、更新、削除などのアクションを実行できます。
このアクションを実行する 1 つの方法として、行アクション・サポートの追加があります。
行アクションをデータ・テーブルに追加すると、その行アクションは新規列として追加されます。
これで、ユーザーはその行内の任意の場所をクリックすることで、その行に対するアクションを実行できます。
データ・テーブルに行アクション・サポートを追加する方法:
- データ・テーブルを選択する。
- データ・テーブルの「プロパティー」ビューの「行アクション」タブで、「行がクリックされたときに実行されるアクションの追加」の横の「追加」をクリックする。
- 「行アクションの構成」ダイアログが開く。アクション・タイプを選択します。
- 「行をクリックすると、サーバーに要求が送信され、行情報もパラメーターとして送信されます。」ナビゲーション操作には、このアクション・タイプを選択します。
- 「行をクリックすると、フォームがサーバーに送信されます。パラメーターは手動で設定する必要があります。」トランザクション操作には、このアクション・タイプを選択します。
行アクションがデータ・テーブルに新規列として追加されます。
これで、エンド・ユーザーはその行内の任意の場所をクリックすることで、
その行に対するアクションを実行できます。
- アクションを行に関連付ける方法:
- 行アクション列の行アクション・アイコンを選択する。
(誤って列ヘッダーや列自体を選択しないように注意してください。) 行アクションの「プロパティー」ビュー (commandExRowAction) が開きます。
- 行アクションの「クイック編集」ビューを開く。 これで、アクションのための Java™ コードにアクセスできます。
- 「クイック編集」の右方のペインを右クリックする。
- 「断片の挿入」をクリックする。 事前コーディングされたアクションのメニューが開きます。
- データ・テーブルに関連付けたいアクションを選択する。
- 行き先のページを定義するためのナビゲーション規則を追加する。ナビゲーション規則の詳細については、
『Faces JSP ページのナビゲーションの作成』を参照してください。
例: このシナリオでは、選択したデータ・テーブル行の
2 つの値を実行時に使用可能にし、それらを「詳細」ページに渡します。
Cloudscape™
や DB2®
のようなデータベースから関連レコード・リストにバインドされたデータ・テーブル、
または java.util.Map オブジェクトを含む java.util.List
タイプの Bean 値から始めます。
次に、行アクションに関連したパラメーターを作成します。
- 前述のように、データ・テーブルに行アクション列を追加する。
- 行アクションのための「クイック編集」ビューで、アクションに追加される、以下のようなコメントを注記する。
// TODO 自動生成メソッド
// 選択する行の索引を入手します。
// int row = getRowAction1().getRowIndex();
//
// その選択によるキー値を要求にコピーし、それらをデータベース・フィルターで使用できるようにします。
// 例えば、テーブルに「keyvalue」という列があって、フィルター
// 「request.keyvalue」を使用する SDO オブジェクトがある場合、このコードは、
// そのフィルターが正しく機能するように要求をセットアップします。
// V5.1 サーバーの場合は、以下を使用してください。
// Object keyvalue = getData().getDataObjectAccessBean(row).get("keyvalue");
// V6 サーバーの場合は、以下を使用してください。
// Object keyvalue = ((DataObject)getData.get(row)).get("keyvalue");
//
// getRequestScope().put("keyvalue", keyvalue);
//
// 戻り値 (ストリング) を指定します。
// これは、表示する次ページを判別するためにナビゲーション・マップで使用されます。
- 行アクションの「プロパティー」ビューで、詳細ページにナビゲートできます。