< 前へ | 次へ >

演習 2.8: 従業員テーブルのフィルターをセットアップする

テキスト・フィルター・バインダーを使用して従業員テーブルの内容をフィルタリングすることができます。 このフィルターは、テキスト・フィールドから入力を受け取り、テーブル内の特定のプロパティーまたは列に基づいて、 テーブルをフィルタリングします。

このアプリケーションでは、「Filter」フィールドに入力された文字を使用して、 従業員のラストネームでフィルタリングを行います。 「Filter」フィールドに入力された正確な値が従業員レコードのラストネームにある場合、 そのテーブルの該当従業員レコードが表示されます。

フィルタリングされているテーブルのスクリーン・ショット

このテーブルにフィルターを作成するには、次のようにします。

  1. employeesTable のバインダー・アイコンを選択し、 「フィルターのバインディング・プロパティー」を選択する。 「フィルターのバインディング」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. フィルター入力のためのテキスト・フィールド」リストで、「filterField」を選択する。
  3. フィルタリングするテーブル・プロパティー」リストで、「lastName」を選択する。

    employeesTable 用の「フィルターのバインディング」ダイアログ・ボックス

  4. OK」をクリックする。
新規の SwingPropertyFilter が生成されます。 テーブルのバインダー上の「フィルター」プロパティーがこの新規フィルターを使用するように設定されます。 新規フィルターは、その入力用に「Filter」フィールドを使用して、 テーブルの「lastName」プロパティーを対象にフィルタリングするように構成されます。

演習のチェックポイント

この演習では、テーブル用のフィルターをセットアップする方法を学習しました。

これで、My Company Directory アプリケーションを実行すると、 「Filter」フィールド内に入力した文字で テーブルをフィルタリングし、 入力した文字をラストネームに含む行を表示できるようになりました。

おつかれさまでした。My Company Directory アプリケーションが完成しました。

< 前へ | 次へ >