これで、Java アプリケーションを実行して外観をプレビューする準備が完了しました。 ワークベンチとビジュアル・エディターを使用すると、対象のアプリケーションを簡単に素早く実行できます。 また、開発中は、この手順をいつでも何回でも繰り返して、実際のランタイムの外観とクラスの動作を確認することができます。
DirectoryApp.java ファイルを Java Bean として実行するには、次のようにします。
インターフェースの設計だけを行いましたが、 まだ何のデータ接続またはイベント機能もプログラムしていないため、 このアプリケーションでは何もできません。 しかし、基本的なレイアウトや外観はユーザーが見る場合と同じように見えます。 いくつかのボタンにクリックを試みることはできますが、その試行は何もしません。 「ファイル」メニューと「ヘルプ」メニューは、 すでにインプリメントされています。 これらが行うことを知るために試行したり、Java コードを調べて actionPerformed イベントについてそれらがインプリメントされている方法を確認することができます。
このモジュールでは、Java ビジュアル・エディターを使用して、 リッチ・クライアントのインターフェースを設計する方法を紹介しました。 ただし、クライアントのビジュアル外観を設計する以外に、クライアントを実際に有用なものにするためには、さらにいろいろなことを行う必要があります。 それについて、通常、イベント動作、またはその他のロジックを組み込んだり、 さらに、この場合、ビジュアル要素をある種のデータ・ソースにバインドする必要があります。
このモジュールでは、以下のタスクを実行する方法を学習しました。
次のモジュール「モジュール 2: ビジュアル・コンポーネントを Web サービスにバインドする」 では、単純な My Company Directory インターフェースを、 会社の登録簿にある従業員レコードを作成、検索、更新、削除する ための Web サービス・メソッドにアクセスする、 強力なリッチ・クライアントに変えます。