クライアントのグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) は、見える部分には Swing コンポーネントを使用し、ほとんど作成済みとなっています。
最初のモジュールでは、Java ビジュアル・エディターを使用して必須 GUI コンポーネントのレイアウトを完成します。
2 番目のモジュールでは、GUI コンポーネントを Web サービス・データ・ソース、サービス、
およびデータ・ソースから戻されるオブジェクトにバインドします。
Java ビジュアル・エディターにアプリケーションをビルドするときは、
データ・ソース、データ・オブジェクト、およびバインダーを使用します。
これらは Java ビジュアル・エディターが生成し、このアプリケーションが使用するヘルパー・クラスのインスタンスです。
学習目標
このチュートリアルでは、以下のことを学習します。
- Java ビジュアル・エディターを使用した、ユーザー・インターフェースの設計およびレイアウト方法
- データ・オブジェクトおよび Web サービスに、インターフェース要素をバインドする方法
所要時間
このチュートリアルをすべて完了するための所要時間は約
2 時間 30 分です。
システム要件
- WebSphere Application Server v6.1。このサーバーは、ご使用の製品とともにインストール済みの場合がありますが、
スタンドアロンとしてご自身でインストールしたものを使用することも可能です。このチュートリアルのシナリオでは、サンプル Web サービスをローカルで
実行されている WebSphere Application Server にデプロイするように求められます。
サンプル Web サービスは、その他のサーバーでも実行できますが、
このチュートリアルは WebSphere Application Server v6.0 と v6.1 でのみテストされています。
前提条件
このチュートリアルで学習される方は、次の概念に精通している必要があります。
- Java の基本的な開発
- Web サービスの基本原理
- ワークベンチの基本的なスキル (プロジェクトの作業、パースペクティブおよびビューのナビゲートなど)。