ログ・ファイル相関スキーマ
選択された相関スキーマに応じて、さまざまなタイプのログ・ファイル相関があります。
時刻による相関
どのログ・タイプも、時刻ベースの順序付けによって表示することができます。2 つのレコードが
同じタイム・スタンプを持っている場合、そのレコードは互いに相関されます。
URL および時刻による相関
このタイプの相関には、複数のアクセス・ログ、エラー・ログ、および
トレース・ログがあり、順序付けおよび時刻が最も近いものによって
ログを相関させます。
以下はこの相関の例です。
- IBM(R) HTTP Server アクセス・ログを IBM WebSphere(R) Application Server トレース・ログに相関
- IBM HTTP Server エラー・ログを IBM WebSphere Application Server トレース・ログに相関
- Apache HTTP Server アクセス・ログを IBM WebSphere Application Server トレース・ログに相関
- Apache HTTP Server エラー・ログを IBM WebSphere Application Server トレース・ログに相関
アプリケーション ID および時刻による相関
このタイプの相関には、複数の診断ログおよびトレース・ログがあり、
アプリケーション ID および時刻によりログを相関させます。
以下はこの相関の例です。
- IBM DB2(R) Universal DatabaseTM 診断ログを IBM DB2 Universal Database 診断ログに相関
- IBM DB2 Universal Database 診断ログを IBM DB2 Universal Database JDBC トレース・ログに相関
- IBM WebSphere Application Server トレース・ログを IBM DB2 Universal Database 診断ログに相関
- IBM WebSphere Application Server トレース・ログを IBM DB2 Universal Database JDBC トレース・ログに相関
URL、アプリケーション ID、および時刻による相関
このタイプの相関には、複数のアクセス・ログ、エラー・ログ、診断ログ、および
トレース・ログがあり、順序付けと時刻が最も近いログと、次に、およびアプリケーション ID と時刻により
ログを相関させます。
以下はこの相関の例です。
- Apache HTTP アクセス・ログから IBM WebSphere Application Server トレース・ログから IBM DB2 診断ログへの相関
- Apache HTTP エラー・ログから IBM WebSphere Application Server トレース・ログから IBM DB2 診断ログへの相関
- Apache HTTP アクセス・ログから IBM WebSphere Application Server トレース・ログから IBM DB2 JDBC トレース・ログへの相関
- Apache HTTP エラー・ログから IBM WebSphere Application Server トレース・ログから IBM DB2 JDBC トレース・ログへの相関
- IBM HTTP Server アクセス・ログから IBM WebSphere Application
Server トレース・ログから IBM DB2 Universal Database 診断ログへの相関
- IBM HTTP Server エラー・ログから IBM WebSphere Application
Server トレース・ログから IBM DB2 Universal Database 診断ログへの相関
- IBM HTTP Server アクセス・ログから IBM WebSphere Application
Server トレース・ログから IBM DB2 Universal Database JDBC トレース・ログへの相関
- IBM HTTP Server エラー・ログから IBM WebSphere Application
Server トレース・ログから IBM DB2 Universal Database JDBC トレース・ログへの相関
ホスト名、データベース名、アプリケーション ID、および時刻による相関
このタイプの相関では、複数のトレース・ログを扱うことが可能で、
アプリケーション ID、ホスト名、データベース名および時刻によりログを相関させます。
以下はこの相関の例です。
- IBM DB2 Universal Database DRDA(R) トレース・ログ
から IBM DB2 Universal Database JCC トレース・ログ、
そして IBM WebSphere Application Server トレース・ログへの相関
- IBM DB2 Universal Database DRDA トレース・ログ
から IBM DB2 Universal Database JCC トレース・ログへの相関
- IBM DB2 Universal Database DRDA トレース・ログ
から IBM WebSphere Application Server トレース・ログへの相関
- IBM DB2 Universal Database JCC トレース・ログ
から IBM WebSphere Application Server トレース・ログへの相関
PMI 要求メトリックによる相関
このタイプの相関には、複数のトレース・ログがあります。PMI 要求
メトリックによりログが相関されます。
以下はこの相関の例です。
- IBM WebSphere Application Server トレース・ログの相関
- IBM WebSphere Application Server トレース・ログを IBM WebSphere Application Server トレース・ログに相関
関連概念
分散アプリケーションの問題の判別
関連タスク
ログ・ファイルの相関
ログ対話ビューでの相関の表示
ログ対話ビューに対する相関の提供
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