Wireless Markup Language (WML) ファイルの編集は、
「
WML」メニューまたは「
プロパティー」ビューを使用して行うことができます。
「ページ・プロパティー」ダイアログ・ボックスを使用して WML ファイルの プロパティーを設定できます。
WML メニュー
WML メニューでは、アクション、イベント、および要素を WML ファイルに挿入できます。
メインメニュー・バーから「
WML」を選択します。
以下のオプションがあります。
- カードの挿入 各 WML ファイルには複数のカードが
あります。ファイルに新規カードを追加でき、on event タグおよび timer タグも新規カードに追加できます。
- Do の挿入 do タグは、ユーザー処置の処理用です。
ユーザー処置タイプおよび処置に関連したタスクを指定できます。
処置タイプは、ユーザーがデバイス上にある物理的なボタンを押したときにアクティブになる機能です。
指定したタスクは、ユーザーが物理的なボタンを押したときに実行されます。「名前」は、
カード内の各 do タグの識別に使用されます。
「ラベル」は、デバイス画面上の表示名です。
- アンカーの挿入 anchor タグはリンク用です。
リンクに関連したタスクを指定できます。
「タイトル」はリンク・テキストではありませんが、リンク・テキストにフォーカスすると表示名が示されます。
リンク・テキストは、「デザイン」ページで直接編集できます。
- onevent の挿入 onevent タグはイベント処理用です。
イベントおよびそのイベントに関連したタスクを指定できます。
選択可能なイベントには、以下の 3 つがあります。
- 前方ナビゲーション・イベントは、ユーザーがデバイス上の物理的な前方ボタンを押すことで別のカードからカードを実行したときに
発生します。
- 後方ナビゲーション・イベントは、ユーザーがデバイス上の物理的な
後方ボタンを押すことで別のカードからカードを実行したときに
発生します。
- タイマー・イベントは、タイマーの期限が切れたときに発生します。
タイムアウト値は、カードの属性ビューを使用して指定されます。
イベントが発生すると、指定したタスクが実行されます。タスクが「指定された URL へ移動」の場合には
URL が必要です。
「プロパティー」ビュー
「プロパティー」ビューでは、WML ファイルにある個々のカードの属性を変更できます。
Page Designer で編集するカードを選択します。
次に、カード内の個々のタグに属性を指定できます。
「ページ・プロパティー」ダイアログ・ボックス
「ページ・プロパティー」ダイアログ・ボックスの「WML タグ
(WML tags)」タブ (「デザイン」ビューからを選択)
では、WML ファイル内のすべてのカードに共通する設定を指定できます。例えば、
onevent タグに Event バインディングを設定して、WML
ファイル内のすべてのカードに戻るボタンを付けるように指定できます。また、
このプロパティー・ダイアログ・ボックスを使用して、アクセス制御フィールドにある「ドメイン」および「パス」に
アクセス権を指定することもできます。
注: Page Designer で WML ファイル用に使用できる「プレビュー」ページはありません。