カスタム・タグの実装には以下のすべてが必要です。
- タグ・ライブラリー記述子 (TLD) ファイルでのカスタム・タグの定義。
これは XML タグを DTD ファイルで定義することに類似しています。
TLD ファイルは、タグ・ライブラリー内のカスタム・タグを記述する XML ファイルで、
タグ名、コンテンツのタイプ、属性、関連タグ・ハンドラー・クラスなどのタグ情報を含んでいます。
- JSP ページ内でのカスタム・タグの使用。
カスタム・タグを JSP ページ内で使用するには、まず TLD ファイルがある場所を識別し、
ライブラリー内のいずれかのカスタム・タグが JSP ページにインクルードされるときに使用される接頭部を識別する必要があります。
これは、taglib ディレクティブを使用して実行します。
- タグ・ハンドラー・クラスの作成。
これは、Tag または BodyTag インターフェースを実装する Java™ クラスであり、
実行時のカスタム・タグの実装を受けもちます。
TLD ファイルは、JAR ファイル内か、
または別個に存在するプロジェクト・ファイルとしてパッケージできます。
TLD ファイルを JAR ファイルに圧縮する場合は、TLD ファイルを META-INF フォルダーの下に格納する必要があります。
他のすべてのプロジェクト・ファイルの場合と同様に、
カスタム・タグ・ライブラリーとタグ・ライブラリー記述子をプロジェクトに追加することができます。
カスタム JSP タグを追加するには、通常、以下の処理を行います。