アプレットを挿入する

アプレットを Web プロジェクトに追加した後に、アプレットを Web ページに追加することができます。
前提条件:
  1. Web プロジェクトを作成する。
  2. Web プロジェクトに Java アプレットを追加する

Java アプレットを Web ページに挿入するには、次のようにします。

  1. アプレットを構成するすべてのファイルを、Web ページを含む Web プロジェクト内のサブフォルダーにインポートする。 通常、これには、クラス・ファイル、イメージ・ファイル、およびクラス・ファイルで指定された他のファイルが含まれます。
  2. Web ページ内の適切な場所にカーソルを置く。
  3. 「挿入」 > 「その他」 > 「Java アプレット」を選択する。アプレットの挿入」ダイアログ・ボックスが開きます。
  4. 少なくとも、クラス・ファイル名を「コード」 フィールドに、アプレット・サブフォルダー名を「コード・ベース (Code base)」フィールドに、アプレットについての説明を「 代替テキスト (Alternative text)」 フィールドに、アプレットのサイズを「」および 「高さ (Height)」フィールドに入力する。アプレットに割り当てる他の項目またはレイアウト値を選択する。

    コード」フィールドの横にある 「ブラウズ」ボタンをクリックして、 ワークベンチ・プロジェクトから Java アプレット・クラスを選択するか、ファイル・システムからクラスまたは JAR ファイルをインポートする。新しいリソースは、アプレットが現在のプロジェクトに含まれていない場合にそのアプレットが挿入される HTML または JSP ファイルと同じフォルダーにコピーされます。

  5. パラメーター」タブで 「追加」ボタンをクリックする。新しい (空の) パラメーターがリストに追加されます。「名前」 フィールドにパラメーター名を入力し、「」フィールドに 対応する値を入力する。Enter キーを押してパラメーターの編集を終了する。 このステップをパラメーターの数だけ繰り返すか、 または他のプッシュボタンを使用してパラメーターのリストを更新する。
  6. OK」ボタンをクリックして Java アプレットを挿入し、アプレットが追加されたファイルを保管する。

    アプレットは、代替イメージによって示されます。 実際のアプレットは、Web ブラウザーで表示することができます。

    プレビュー」 タブを使用してアプレットを表示することもできます。

制約事項: Web プロジェクト内の Java リソース・フォルダーである Java Resources:src は、デフォルトではサーバー・サイド・クラス用 であるため、アプレットのソース・コードをこのフォルダーに配置することはできません。したがって、アプレットの開発時には次のことが推奨されます。
  1. アプレット用の Java プロジェクトを作成し、そのプロジェクト内にアプレット・クラスを作成する。
  2. アプレット・クラス・ファイルを Web コンテンツ・フォルダーへコピーする。WEB-INF フォルダーはサーバー・サイド・クラス専用なので、このフォルダーにはコピーしないでください。 「メニュー」ドロップダウン・リストから「フィルター」 を選択して、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューのフィルターを変更する 必要があります。
  3. Page Designer で「挿入」 > 「その他」 > 「Java アプレット」を選択して、Web ページにアプレットを挿入する。その時、適切なコードと codebase 属性を設定する必要があります。
    例えば、アプレット・クラスが aaa.bbb.AnApplet で、ファイル構造が次のとおりであるとします。
    • WebContent/index.html
    • WebContent/MyApplets/aaa/bbb/AnApplet.class
    • code is aaa.bbb.AnApplet
    index.html 内のアプレット・タグには次の行が含まれている必要があります。
    • codebase is MyApplets
制約事項: LinksBuilder は、完全修飾された Java クラス名が使用されている場合、アプレットのコード属性値に誤って無効のリンクを表すフラグを立てることがあります。 <applet code="aaa.bbb.AnApplet" codebase="MyApplets">この警告は無視しても安全で、サーバー上で実行される時にアプレットの動作に影響を与えません。 ピリオド (.) の代わりにスラッシュ (/) をセパレーターとして 使用することで、クラス拡張子が明示的に示されないため、この警告を回避することが できます。例: <applet code="aaa/bbb/AnApplet" codebase="MyApplets">
関連概念
Web ページ の Java アプレット
関連タスク
スクリプト、コントロール、およびエフェクトを Web ページに追加する
Web プロジェクトに Java アプレットを追加する
Web ページにサーバー・サイド・インクルードを追加する

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