VCT の plugin.xml ファイルを更新する

Visualizer プラグインを作成した後で、その plugin.xml ファイルを更新することができます。
Visualizer プラグインを作成する
visualizer プラグインの plugin.xml ファイルを更新するには、以下を行います。
  1. 編集用に plugin.xml ファイルを開く。
  2. <runtime> タグの直後に以下のタグを追加する。 ここで使用しているデータおよび時間は、特定のビジュアル・カスタム・タグ (VCT) を参照していることに注意してください。
     <requires>
               <import plugin="com.ibm.etools.webedit.core"/>
     </requires>
    
     <extension point="com.ibm.etools.webedit.core.visualCustomTag">
        <vtaglib uri="/WEB-INF/lib/sample.jar">
           <vtag	name="date" 
                 class="com.ibm.etools.webedit.vct.sample.DateTimeTagVisualizer"
                 description="Dynamically outputs current date and time"/>
        </vtaglib>
     </extension>
    上記の例では、<requires> および <import> 要素を使用して、 Visualizer プラグインが必要とするその他のプラグインを指定しました。 次に、com.ibm.etools.webedit.core プラグイン をインポートし、<extension> 要素を使用してこのプラグインが提供するものを指定しました。 プラグインは、<extension> 要素の point 属性によって指定された拡張ポイントに接続されます。

    <vtaglib> 要素は、<taglib> と似ており、使用可能な VCT を指定します。 <vtaglib> 要素の URI 属性は VCT の ID として機能します。 Page Designer がカスタム・タグを発見すると、そのカスタム・タグを宣言している taglib ディレクティブを探します。 その後、taglib ディレクティブの URI 属性値を取得して、 <vtaglib> 要素の URI 属性と突き合わせます。 一致するものが見つかれば、そのプラグインを使用してカスタム・タグを視覚化します。 したがって、Visualizer が機能するためには、 <vtaglib> 要素の URI 属性の値が、JSP ページの taglib ディレクティブに指定されている URI の値と同じでなければなりません。

    <vtag> 要素は、VCT の名前および Visualizer の Java™ クラスを指定します。 例えば、タグが date で、実行される Visualizer が com.ibm.etools.webedit.vct.sample.DateTimeTagVisualizer であるとします。 description 属性にいくつかのコメントを記述することができます。

  3. JSP ファイルを作成する前に、さらにプラグインを追加する必要があります。
    1. メニュー・バーから「ウィン ドウ」 > 「設定」と選択する。 「設定」ページが表示されます。
    2. リストから「プラグイン開発」 > 「ターゲット・プラットフォーム」を選択する。 「ワークスペースにない (Not In Workspace)」を クリックして「OK」をクリックする。
  4. Java クラスパスを更新して、インポートされるプラグイン・クラス org.apache.xerces および com.ibm.etools.webedit.core をインクルードする。
    1. Package Explorer でプラグイン・プロジェクトを右マウス・ボタン・クリックする。 ポップアップ・メニュー・メニューから「クラスパスの更新 (Update Classpath)」を選択する。「Java クラスパス (Java Classpath)」ダイアログ・ボックスが開きます。
    2. 終了」をクリックする。 プラグイン・プロジェクトの Java クラスパスが更新されて、2 つのプラグインがインクルードされます。
これで、JSP ページでビジュアル・カスタム・タグを使用する準備ができました。
関連概念
カスタム・タグ・ライブラリー
ビジュアル・カスタム・タグ (VCT)
関連タスク
カスタム・タグ・ライブラリーを作成する
Web Library プロジェクトを追加する
ビジュアル・カスタム・タグ (VCT) を作成する
Visualizer プラグインを作成する
JSP ページに VCT を追加する

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