Web ページ の Java アプレット

Page Designer で従来の AWT ベースのアプレットと Swing ベースの JApplet クラスの両方をサポートするには、「挿入」 > 「その他」 > 「Java アプレット」メニュー・オプションを選択するか、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューからアプレットをドラッグ・アンド・ドロップします。

アプレットを正常に実行するためには、クライアント・ブラウザーのタイプとバージョン、 および対応する Java™ Plug-in のバージョンに応じて、<OBJECT>、<EMBED>、<APPLET> タグ構文を使い分ける必要があります。 さまざまなブラウザーにおける Swing アプレットの実行に必要な、タグ付けのバリエーションの詳細については、 「Encountering OBJECT, EMBED, and APPLET Tags With Different Plug-in Versions and Browsers」を参照してください。

この問題を解決するため Sun は、アプレットが含まれるファイルを Java Plug-in が使われる書式に変換する Java Plug-in HTML Converter を提供しています。 こうしたコンバーターは、バージョン 1.3 以降の Java Development Kit (JDK) に含まれています。 詳細については、「Java Plug-in 1.3 HTML Converter」を参照してください。
注: どのようなタイプのブラウザーにおいても予想どおりにアプレットを実行できる Sun の Java 2 Runtime Environment (JRE) Standard Edition を利用するには、ブラウザーに Java Plug-in をインストールしておく必要があります。

HTML Converter は Java アプリケーションであるため、ご使用のマシンで JDK のコピーを使用できるようにしておく必要があります。 Swing の添付 README.txt ファイルに示されている 手順に従って、CLASSPATH 変数と PATH 変数が正しく設定されているかどうかも 確認しておく必要があります。 コンバーターのインストール、始動、および使用の詳細については、「HTML Converter user documentation」を参照してください。

このコンバーターは、コマンド行インターフェースと GUI を備えています。 HTML Converter を始動する場合、ファイルを 1 つずつ変換していくという方法が最も簡単な方法です。ただし、デフォルトでは、フォルダー内のすべてのファイルが一度に変換されます。 JApplet クラスの含まれるファイルを変換したあと、コンバーターは、さまざまなブラウザーでのアプレットの動作を最適化するために適切なタグを追加します。

Web ページに JApplet を挿入してある場合には、HTML コンバーターを介してそうしたページを実行しなければなりません。 このコンバーターは、Web ページ内の <APPLET> タグを、Java プラグインが認識できるタグに自動的に変換します。

関連タスク
スクリプト、コントロール、およびエフェクトを Web ページに追加する
アプレットを挿入する
Web プロジェクトに Java アプレットを追加する
Web ページにサーバー・サイド・インクルードを追加する

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