JSP ファイルを使用すると、以下のようなことが行えます。
- ページが処理されるときに Java Bean にアクセスする。
- ページ内に変数を埋め込み、実行時に Bean プロパティーの
値を取得または表示できる。
- 変数データをフォーマット設定する。
- 組み込み変数および HTML フォーマットのタグを含む HTML タグのブロックを繰り返す。
WebSphere® Application Server などの Web サーバーが JSP ファイルを処理するとき、
以下のアクションが実行されます。
- JSP ファイルを実行可能コードにプリプロセスする。
- Java Bean をインスタンス化する。
- 結果のデータを出力ページに入れる (特殊タグを置き換える)。
- それを Web ブラウザーへの HTML ストリーム (例) として送信する。
Page Designer 内で JavaScript™、HTML、または JSP スクリプトレットのタグ付けを使って独自のテキストとイメージを追加し、
JSP ファイルをカスタマイズすることができます。
これらのタグとスクリプトは Web Server によって作成された HTML ファイル内に
インクルードされて、要求側のブラウザーに戻されます。
Page Designer 内で JSP ファイルをダブルクリックしてそのファイルを開きます。
Page Designer の「JSP」メニューを使用すると、以下の
JSP 要素を挿入できます。
- Bean
- 式、スクリプトレット、および宣言
- Forward および Include
- Include ディレクティブ
- Get および Set プロパティー
- プラグイン
- コメント
- カスタム・タグ
いったんこうした要素を追加すれば、それらを選択して「属性」ビューでコンテンツを編集することも、「ソース」ページを使用して編集することも、コンテンツ・アシストを使用してコンテンツを追加することもできます。
「クイック編集」ビューを使用して編集することもできます。
ドラッグ・アンド・ドロップや、スマート・ダブルクリックを使用して「断片」ビュー
から要素を追加することもできます。
属性値内の JSP 式を他のテキストとともに使用する場合は、
属性値全体を引用符で囲む必要があります。これは、Web サーバーの運用中に必要とされる技術要件ではなく、開発環境でリンク修正、強調表示、およびコンテンツ・アシストが正常に動作するために必要な要件です。例えば、次のタグがあるとします。
<IMG src=file<%=object.getFileNumber()%>.gif%>
これは、次のように記述する必要があります。
<IMG src="file<%=object.getFileNumber()%>.gif">
よりよい方法は、JSP 式の内側全体を次のように記述することです。
<IMG src=<%="file"+object.getFileNumber()+".gif"%>>
このタグを記述する最適な方法は、
引用と JSP 式の内部の
両方 で引用符を次のように使用することです。
<IMG src="<%="file"+object.getFileNumber()+".gif"%>">