x:setColumn アクションは、桁の値の設定に使用されるものです。 どの桁を、どの行の、どの Select で選択するかについて明示して指定することができ、 以下に述べるように属性 index、row、および name の中で上記の選択項目をデフォルトにすることもできます。 こうしたことが特に有用となるのは、アクションが x:repeat の本体の内部で起こる場合です。
現在行でない行の中で値を設定した場合は、現在行の中で行われた変更が最初にデータベースに適用されます。 値が設定されている行は、このアクションの終了時に現在行となります。
x:column アクションを使用して桁値を設定することもできます。しかし、 そのアクションが起こるのは x:updateRow または x:insertRow の本体内部に限られます。一方、x:setColumn はターゲット DBSelect Bean のスコープ内のどこでも使用することができます。
<x:setColumn name = "target bean name" colName = "name" index = "number" row = "rowNumber" value = "value" nullToken = "string" />
x:setColumn 要素には以下の属性があります。
指定する値がストリングの場合、 このアクションではこの値が桁に合う Java オブジェクト・タイプに変換されます。大/小文字の区別は入力した通りに保存されます。この値が他のタイプのオブジェクトである場合は、 このオブジェクトは桁に合う正しいタイプであることが必要です。正しくなければ、エラーが発生します。
この属性の設定に使用できるように、2 つの特殊値 &empty と &null が用意されています。 前者は空ストリングを、後者は NULL オブジェクト参照を表します。 value="" を指定することは value="<%=2.23 nullObj %>" を指定することと同じです。 ここで、nullObj は NULL オブジェクト参照です。
この属性はオプションです。この属性を省略した場合は、 関連する x:select アクション上の同じ属性の値が使用されます。両方の場所でこの属性が省略された場合のデフォルトは &empty です。 (&empty は HTML 文字エンティティーに類似した特殊値であり、この属性では空ストリングを表すものとして認識されます。) NULL 値の表記の詳細については、『NULL 値』を参照してください。