<x:previousRow>

x:previousRow アクションは、x:selector または x:procedureCall アクションによって作り出された結果セットの中の前の行への位置付けに使用されます。 これらのアクションによって作り出された結果セットの中の行はいずれも、 アプリケーション・サーバー上のメモリー内のキャッシュに入れられます。 結果セットの中の 1 行は、現在行とみなされます。 デフォルトにより、アクション x:getColumnx:updatex:delete、 および x:insert は現在行に操作を及ぼします。

このアクションにより、行から行へと移動することができます。絶対行番号に移動するには、jsp:setProperty アクションを使用して DBSelect または DBProcedureCall Bean の currentRow プロパティーを設定してください。

このアクションでは、データベースへの接続は確立されません。x:setColumn アクションまたはスクリプトレットを使用して現在行の桁値を変更した場合は、移動前に DBSelect Bean がその行の更新を試みます。 しかし、ほとんどの場合、アクティブなデータベース接続が存在しないため、この試みは失敗します。 (アクティブなデータベース接続が存在するのは、x:batch の中に x:previousRow が起こった場合、すなわちスクリプトレットの中で接続が確立されている場合です。) 桁値を設定した場合は適切なプロシージャーが x:previousRow の実行前に x:updateRow を実行します。

構文

<x:previousRow	 	name = "target bean name" />

x:previousRow アクションには以下の属性があります。

name
DBSelect または DBProcedureCall Bean の名前。値には大/小文字の 区別があり、この値はスコープ内にある Select または ProcedureCall に一致させる必要があります。 この name 属性が指定されている x:repeat の本体の内側にアクションがない (直接にせよ間接にせよ) 場合は、この属性が必須となります。 このような場合、この name 属性は、デフォルトにより最も近くの収容 x:repeat の中に指定されているものと同じ値に設定されます。

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