このアルゴリズム・マッピング・フィーチャーを使用するには、デジタル・シグニチャー、データの暗号化、
ダイジェスト値計算、および鍵の暗号化に関して、「Algorithm factory engine class」フィールドで
カスタム・アルゴリズム・クラスを指定する必要があります。アルゴリズム・ファクトリー・エンジンは、
サービス・プロバイダーがダイジェスト値計算、デジタル・シグニチャー、鍵の暗号化、および
指定したアルゴリズム URI に基づくデータの暗号化の実装を提供できるように、
プラグイン・ポイントを提供します。
「追加プロパティー」の下で「
Algorithm URI」をクリックすると、アルゴリズム URI および
その使用タイプを指定することができます。WebSphere Application Server は、以下のアルゴリズム・タイプを
サポートします。
- Message digest
- ダイジェスト値計算に使用するアルゴリズム URI を指定します。
- Signature
- 署名およびシグニチャー検証の両方を含むデジタル・シグニチャーに使用するアルゴリズム URI を指定します。
- Data encryption
- データの暗号化および暗号化解除の両方に使用するアルゴリズム URI を指定します。
- Key encryption
- 暗号鍵の暗号化および暗号化解除の両方に使用するアルゴリズム URI を指定します。
URI が複数の使用タイプで使用される場合、各使用タイプに対する URI のマッピングを
定義する必要があります。アルゴリズムの実際の実装は、エンジン・ファクトリー・インターフェースを
実装するカスタム・クラスによって提供されます。
詳しくは、ファクトリー・クラスの実装方法に関するインフォメーション・センターの資料を参照してください。