「Web サービス (Web Service)」ウィザードを使用すると、新規 Web サービスの作成、
そのサービスのデプロイメント用の構成、および Web サービスのサーバーへのデプロイを、簡単に行うことができます。Web サービスをデプロイしてからこのウィザードに従うと、クライアント・プロキシーおよびサンプル・アプリケーションを生成して、Web サービスをテストすることができます。
テストが完了したら、「エクスポート」ウィザードを使用して、
Web サービスを UDDI Business Registry に発行することができます。
- プロジェクト・エクスプローラーで、EJB プロジェクト内の文書
ConvertTemperature.wsdl を選択する。
- をクリックする。「Web サービス」を
選択して、各種の Web サービス・ウィザードを表示します。
「Web サービス」ウィザードを選択します。「次へ」をクリックします。
- ウィザードの最初のページで、次のオプションを選択する。
- Web サービス・タイプ: トップダウン EJB Web サービス (Top down EJB Web service)
- サービス定義: インポートした ConvertTemperature.wsdl ファイルが
選択されていることを確認する。
- サービス生成スライダーのレベル (Level of service generation slider): スライダーを
テスト・サービスに移動する。
- サービス構成 (Service configuration): WebSphere v6.1 サーバーと IBM
WebSphere JAX-RPC ランタイム環境が選択されていることを確認する。
「サービス・プロジェクト」をクリックして、
サービス・プロジェクト名として TempEJB と入力します。
サービス EAR プロジェクトとして、TempEJBEAR が
選択されている必要があります。
- クライアント生成スライダーのレベル (Level of client generation
slider): スライダーをテスト・クライアントに移動する。
- クライアント構成 (Client configuration): WebSphere v6.1 サーバーと IBM
WebSphere JAX-RPC ランタイムが選択されていることを確認する。
このウィザードによって、
クライアントとクライアント EAR プロジェクトが作成されます。
デフォルト名を使用することもできますし、
別の名前を入力することもできます。
- Web サービスのモニター。
正しいオプションを選択した後のウィザードは、
次のようになります。
「次へ」をクリックします。
- 「Web サービス・スケルトン EJB 構成」ページで、
ルーター・プロジェクトとして RouterWebProject を
選択する (まだ選択されていない場合)。
- 「Web サービス・テスト」ページで、クライアントまたはプロキシーを開発する前に
Web サービスをテストするためのテスト機能を選択することができる。
Web サービス用のテスト機能として Web
サービス・エクスプローラーを選択し、「起動」をクリックしてください。
このステップでは、WebSphere Application Server が開始するのに数秒かかる場合があります。
- Web サービス・エクスプローラーが Web ブラウザーに表示される。
操作リストから、「fahrenheitToCelsius」または「celsiusToFahrenheit」を選択します。
値フィールドに数字を入力し、「ジャンプ (Go)」をクリックしてください。
各操作の簡易実装が行われ、デフォルト値 -3 が戻されます。両方の操作が正常に完了したならば、ブラウザー・ウィンドウを閉じ、「Web
サービス」ウィザードで「次へ」をクリックします。
- 「Web サービス・プロキシー」ページで、
「セキュリティー構成」の選択を
「No Security」の
ままにして、WS-I 準拠を保持する。
「次へ」をクリックします。
- 「Web サービス・クライアント・テスト」ページで、「生成されたプロキシーをテストする」と
「サーバー上でテストを実行する」の両方が選択されていることを確認する。
「メソッド」セクションで、すべてのメソッドの選択が行われていることを確認するか、
「すべて選択 」をクリックしてすべてのメソッドを選択してください。
ユーザーの Web サービスを UDDI レジストリーに公開したい場合には、
「次へ (Next)」をクリックして、Web サービス資料オプションを構成します。
ただし、このステップは、このチュートリアルでは扱っていません。
それ以外の場合は、「終了」をクリックします。
- Web ブラウザーでサンプル・アプリケーションが起動される。
このアプリケーションを使用して、Web サービスをテストすることができます。
これを行うには、「メソッド」フレームでメソッドを選択し、「入力」フレームに入力値を入力し、
「起動」をクリックして「結果」フレームに結果を表示します。
「TestClient.jsp」ブラウザー・ウィンドウはまだ閉じないでください。
このウィンドウは、このチュートリアルのこれ以降の部分で、
WS-I 準拠について Web サービス・トラフィックをテストするために使用されます。