設定できる Web プロジェクト・プロパティーはたくさんあり、それらは、
プロジェクトのライフ・サイクルの局面、およびライフ・サイクルが依存関係にある他の Web リソースや Web 開発過程に影響を及ぼします。
既存のプロジェクトを更新したり、または Web リソースをプロジェクトにインポートした後、
これらのプロパティーを検査または更新することをお勧めします。
Web プロジェクトのプロパティーを表示または設定するには、次のようにします。
Web プロジェクトを右クリックし、さらにポップアップ・メニューから「プロパティー」を選択する。
「プロパティー」ダイアログの左側のペインでプロパティー・タイプを
選択し、Web プロジェクトのプロパティーを表示または更新する。
それぞれのプロパティーごとに、変更を適用してデフォルトの設定値を変更することができます。 静的 または動的 Web プロジェクトのいずれを持つかによって、以下のプロパティー・タイプが選択可能です。
Web レベル仕様を識別し、コンテキスト・ルートおよび Web コンテンツ・フォルダー名を変更します。
「Java のビルド・パス」(動的 Web プロジェクトのみ)
「動的 Web プロジェクトの作成」ウィザードを使用してプロジェクトを作成する際に提供された Java ビルド・パスに関する情報を表示または変更します。Web プロジェクトを再作成する場合はいつも、すべての作成済みまたは更新済みのクラス・ファイルは、
指定済みの出力フォルダーに出力されます。
注: 実際の JAR ファイルを
WEB-INF/lib フォルダーから削除しない限り、Java のビルド・パスに関するライブラリー・エントリーは残ります。ライブラリー・パス・エントリーを除去しても
JAR ファイルを除去しなかった場合には、ライブラリー・エントリーが自動的にパスに改めて追加されます。
Web アプリケーションのビルドに Struts または JSF を使用している場合のデフォルトの Java パッケージ接頭部を定義します。
妥当性検査
プロジェクトに実行するバリデーターを指定し、
プロジェクトにリソースの更新が書き込まれたときに自動的に検証を行うかどうか指定します。
使用可能なバリデーターは、プロジェクト内のリソースのタイプに基づいたものです。
デフォルトで、バリデーターが自動的に実行されるのは、リソースを Web プロジェクトに保管する場合です。
リソースを Web プロジェクトに保管するとバリデーターが自動的に実行されるようにしたくない場合は、
「検証の設定の上書き」設定オプションを使用可能にして、
「変更をリソースに保管するときに妥当性検査を自動的に実行する (Run validation automatically when you save changes to resources)」オプションを使用不可にします。