新規フィルター・クラスを作成する

「フィルター」ウィザードで、認証フィルター、暗号化フィルター、データ圧縮フィルターなどの各種 J2EE フィルター・タイプ用の Java™ フィルター・クラスを作成することができます。

フィルター・クラスを作成するには、次のようにします。

  1. 以下の手順で「フィルター」ウィザードを開く。
    1. 「Web パースペクティブ」を開き、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューを表示する。
    2. フィルターを作成したいプロジェクトを展開する。
    3. デプロイメント記述子アイコンを展開する。
    4. フィルター」アイコン上で右クリックする。
    5. ポップアップ・メニューから「新規」 > 「フィルター」を選択する。
    「フィルターの作成 」ウィザードが表示されます。
  2. フィルターの名前および説明を入力する。「名前」フィールドに 入力した名前が、フィルターの URL マッピングの作成に使用されます。 オプションで、初期設定パラメーターまたは選択の URL マッピングを追加し、 さらに「次へ」を選択します。
  3. フィルター・クラスを置くフォルダーを指定する。 (フィルターは、Java ソース・フォルダーに置く必要が あります。) また、そのクラスが属するパッケージ (これを指定しないと、 クラスはデフォルト・パッケージに追加されます)、およびフィルターのクラス名を指定する。
  4. フィルター・クラスのスーパークラスを指定する。 このウィザードで作成済みのフィルターは、 階層内に Object を持つ任意のクラスをそのスーパークラスとして持つことができます。 「参照」をクリックして、選択可能なスーパークラスから選択します。終了後、「次へ」を選択します。
  5. 修飾子を選択して、フィルター・クラスを public (パブリック)、abstract (抽象)、または final (最終) のどれにするかを指定する。 (クラスを同時に abstract と final にすることはできません。)
  6. javax.servlet.Filter がデフォルトの「インターフェース」として提供されます。 フィルターを実装するクラスをサブクラス化する場合、または階層内にフィルターを持つインターフェースを実装する場合は、フィルター・インターフェースを実装する必要はありません。

    また、実装するインターフェースを追加することもできます。「追加」をクリックして、「インターフェースの選択」ダイアログを開きます。このダイアログでは、追加しようとするインターフェースの名前を「インターフェースの選択」フィールドに入力する たびに、「対応する型」リスト・ボックスにリストされた使用可能なインターフェースのリストが動的に更新されて、 そのパターンに一致するインターフェースだけが表示されます。 インターフェースを選択して「修飾子」を表示し 、「追加」をクリックします。 終了したら「OK」をクリックします。 選択した修飾子が「インターフェース」ダイアログに表示されます。

  7. 作成するメソッド・スタブを選択する。

    「継承された抽象メソッド」オプションは、(抽象 クラスを作成することがない限り) 実装する必要のある継承された抽象メソッド用のスタブを追加します。init()、destroy()、および doFilter() の各メソッドはすべて javax.servlet.Filter インターフェースに定義されているため、 新規フィルター・クラスごとにこれらのメソッドのスタブが自動的に生成されます。

  8. 「終了」をクリックする。
作成済みのフィルターは、「フィルター」アイコンの下に表示されます。
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