動的コンテンツ (サーブレット、JSP ファイル、フィルター、関連メタデータなど) を一切含まないコンテンツ・ベースの Web アプリケーションを作成したい場合には、動的 Web プロジェクトではなく、静的 Web プロジェクトを作成することができます。
静的 Web プロジェクトの公開先となるフォルダーは修正することができます。したがって、 静的プロジェクトの、/web1 のような公開ルート値 (コンテキスト・ルート と呼ばれるもの) の設定時には、Web コンテンツ・フォルダーの中のものは全部、Web サーバーの doc ルートの下で web1 フォルダーを公開先として公開されます。 これにより、Web サーバー上の Web リソースをワークベンチの中の Web プロジェクトに対応するフォルダーの中にグループにして入れることができます。 このようにして定義されたプロジェクトの実動の用意ができた時点で、その値を / に変更して、特定プロジェクトを直接 doc ルートに向けて公開することができます。 こうして公開、リンク修正、および参照がすべて自動的に更新されることになります。
Alias /scripts/ "/var/www/scripts"この例には、現在の静的 Web プロジェクトに共通の JavaScript™ ファイルが含まれます。したがって、 この例ではコンテキスト・ルート値が "scripts" となるように設定することができます。静的 Web プロジェクトの中のリソースを Web サーバー上の正しいロケーションに向けて公開するためには、 次のように、静的 Web サーバーのサーバー・ツール・インスタンスにこの別名マッピングを追加する必要があります。