Struts または JavaServer Faces の選択基準

動的 Web プロジェクト内で アプリケーションを作成する場合、JavaServer Pages (JSP) の あるなしにかかわらず、JavaServer Faces と Struts テクノロジーを 使用できます。 次の表では、選択に役立つ手引き情報を示します。

Struts または JavaServer Faces のどちらか一方が、動的 Web アプリケーションの開発に有用なフレームワークを提供します。 JavaServer Faces、JavaServer Pages、および JSP と Struts を比較した次の表を考慮してください。

  JavaServer Faces JavaServer Pages JSP と Struts
コンポーネント
  • 提供イベント付きの豊富な UI データ・バウンド・コンポーネント
  • カスタム・コンポーネント
  • 非 UI かつ基本となる標準タグ (JSTL)
  • カスタム・コンポーネントからタグ・ライブラリーまで
  • Struts に特有のタグ・ライブラリー
  • 基本的なフォーム Bean バウンド・コンポーネントのみを提供
装置独立性
  • 装置独立性を備えた読み取りキット
  • なし
  • なし
エラー処理と妥当性検査
  • 妥当性検査フレームワーク
  • 多数の事前定義バリデーター
  • なし
  • XML ファイル (validation.xml) 主導の妥当性検査フレームワーク
スクリプト記述
  • イベントにスクリプトを付けることができる
  • 全コンポーネントがスクリプトからアクセス可能
  • ページに Java™ を組み込み
  • スクリプトは Java アクション・クラス内に作成
  • フォーム・データ、コンポーネントはアクセス不可
ページ・フロー
  • 簡単なナビゲーション・ファイル (faces-config.xml)
  • なし
  • 精巧かつ柔軟なフレームワーク
  • XML ファイルに基づく
セッションとオブジェクト管理
  • 自動
  • 手動
  • 手動

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