Auction Web サービスのセットアップ

このサンプルは、 もともとは WebSphere® Studio Application Developer 用に開発されたサンプルをリエンジニアリングしたバージョンの 一部で、IBM® Software Development Platform の最先端の J2EE テクノロジーおよびツール (Web サービスを含む) に焦点を当てています。

Auction Web サービスを実行する前に、Auction Web アプリケーションをインポートし、実行する必要があります。インポートおよび実行方法の説明については、Auction Web アプリケーションのセットアップ手順を参照してください。

Auction Web サービスのサンプルをインポートした後で、 そのサンプルを WebSphere Application Server バージョン 6.1 に関連付ける必要があります。 サンプルをアプリケーション・サーバーに 関連付けるには、以下のステップを使用します。
  1. J2EE パースペクティブで「サーバー」タブをクリックすると、 「サーバー」ビューが開き、選択可能なサーバーが表示されます。
  2. 「サーバー」ビューの「状況」列を調べて、WebSphere Application Server バージョン 6.1 が始動済みであることを確認します。 始動していない場合は、「WebSphere Application Server v6.1」を選択して、 「サーバーを始動」ボタンをクリックし、サーバーを始動します。 これには、多少時間がかかることがあります。
  3. 「サーバー」ビュー内の「WebSphere Application Server v6.1」を右クリックし、 「プロジェクトの追加および除去」をクリックします。 「プロジェクトの追加および除去」ウィンドウが開きます。
  4. 「AuctionV60WebServiceClientEAR」を選択して、 「追加」をクリックし、プロジェクト・リストに追加します。まだ実行していない場合は、「AuctionV60EAR」を選択して、 「追加」をクリックし、プロジェクト・リストに追加します。
  5. 「終了」ボタンをクリックし、「プロジェクトの追加および除去」ウィンドウを閉じます。
Web サービスの開始後に、以下のステップを実行して、テストを行ないます。
  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、「AuctionV60WebServiceClient/WebContent/sampleAuctionListings_PortTypeProxy」を 展開してから、「TestClient.jsp」を 右クリックして、「実行」 > 「サーバーで実行」をクリックし、サーバー上で JSP を実行します。 サーバーが、AuctionV60WebServiceClient プロジェクトのプロパティーでデフォルト・サーバーとして認識されていない場合、「サーバーの選択」ウィンドウが開きます。
  2. 「WebSphere Application Server v6.1」を選択して、「終了」をクリックします。
デフォルトでは、生成後のクライアント・プロキシーは、ポート 9080 の WebSphere アプリケーション・サーバー上で実行されている Auction Web サービスと通信するように設定されます。WebSphere Application Server が 9080 以外のポート上にある場合は、サンプル JSP を実行しようとすると、" 接続が拒否されました" というエラーが表示されます。その場合は、サーバーでサンプル JSP を実行させてから、サンプル JSP のメソッド・ペインで「getEndpoint()」メソッドを選択し、「呼び出し」をクリックして、次のようなエンドポイントを取得します。
http://localhost:9080/AuctionV60WebService/services/AuctionListingsSOAP
次に、「setEndpoint()」メソッドを選択し、新しいポートを貼り付けます (例えば、9080 から 9081 に変更)。
http://localhost:9081/AuctionV60WebService/services/AuctionListingsSOAP

次に、「呼び出し」をクリックします。その後、正しいエンドポイントを使用してサンプルの JSP 内の他のメソッドを呼び出すことができます。ただし、サンプル JSP を再起動するたびにこれを 実行する必要があります。

ポートを永続的に変更するには AuctionV60WebService および AuctionV60WebServiceClient プロジェクト の WebContent/WEB-INF/wsdl ディレクトリーで AuctionListing.wsdl ファイルを開いて「ソース」タブを選択し、(ファイルの終わり近くに ある) 次のエントリーを検索します。
<soap:address location="http://localhost:9080/AuctionV60WebService/services/AuctionListingsSOAP"/>

次に、ポートを 9080 から正しいポート番号に変更し、ファイルを保存します。

Web サービス記述を確認するには、以下のステップを使用します。
  1. J2EE パースペクティブの「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、 「JSR-109 Web サービス」、「サービス」、「AuctionListings」と展開してから、 「WSDL: /AuctionV60WebService/WebContent/WEB-INF/wsdl/AuctionListings.wsdl」を ダブルクリックすると、WSDL エディター内で Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルが開きます。 デフォルトでは、このファイルは「グラフ」ビューで開きます。
  2. 実際の WSDL XML 文書を表示するには、「ソース」タブをクリックします。

JavaBean Web サービス実装を確認するには、J2EE パースペクティブの 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、「JSR-109 Web サービス」、「サービス」、 「AuctionListings」、「サービス・クラス」と展開してから、 「ServiceImpl: org_tempuri_AuctionListingsSOAPImpl」を ダブルクリックすると、Java™ エディター 内で Web サービス実装ファイルが開きます。

親トピック: Auction Web サービス

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