DB2 v8.2 または v8.1 タイプ 4 JDBC ドライバーでのテーブルおよびデータ・ソース・クリエーターの使用

テーブルおよびデータ・ソース・クリエーターでは、 アプリケーション・サーバーで構成された、データベース表および関連したデータ・ソースの 自動作成がサポートされているため、WebSphere® テスト環境での CMP Bean のテストをずっと簡単に 行うことができます。 サポートされている DB2® のバージョンは DB2 v8.2 および v8.1 です。DB2 V8.2 または v8.1 を ローカル側またはリモート側でインストールしてある両方のシステム上で動作する タイプ 4 JDBC ドライバーを使用します。

DB2 のテーブルおよびデータ・ソースを生成するには、開発マシン上で 2 つの JAR ファイルが 使用可能でなければなりません。1 つは db2jcc.jar という名前の JAR ファイルに含まれている JDBC ドライバー自体であり、 もう 1 つは db2jcc_license_xxxxx.jar という名前のライセンス JAR ファイルです。 これらの JAR ファイルは一般に DB2_installdir/SQLLIB/java にあります (DB2_installdir は DB2 をインストールしたディレクトリー)。 DB2 が開発マシンにインストールされているシステムでは、 これらのパスの判別が試行されますが、それ以上のステップは まったく必要ありません。パスの判別が自動的に行われない場合には、 ダイアログ・ボックスでパスを手動で指定します。

DB2 がリモート・マシンにインストールされている場合は、 テーブル作成時に DB2 接続ダイアログ・ボックスが表示されたときに、両方の JAR ファイルの 絶対パスを入力する必要があります。これは自動的に行われるため、 構成は必要ありません。両方の JAR ファイルのパスを入力しない場合は、 テーブル作成時およびランタイム時に次の例外が発生する 可能性があります。

com.ibm.db2.jcc.c.SqlException: 使用中の IBM Universal JDBC ドライバーのバージョンは DB2 for Unix/Windows データベースへの 接続に対してライセンス交付を受けていません。この DB2 サーバーに接続するには、IBM DB2 Universal Driver for JDBC and SQLJ の ライセンス交付を受けたコピーを入手してください。

このドライバーのライセンス交付を受けた コピーとは、db2jcc.jar のパスに db2jcc_license_xxxxx.jar が追加されていることを意味します。 テーブルおよびデータ・ソース・クリエーターに対してサポートされているのは タイプ 4 ドライバーのみですが、リレーショナル・データベース・ツールを使用して DB2 スキーマを手動で エクスポートすることができます。

DB2 接続設定ダイアログ・ボックスでは、db2jcc.jar のパスを 入力するように求められます。これは、この jar およびライセンス jar の両方のパスの 入力が求められているということです。「ブラウズ」ボタンを使用すると複数のファイルを選択できるため、必要な操作は db2jcc.jar ファイルおよび db2jcc_license_xxxxx.jar ファイルの両方を選択することです。 1 つしか選択しない場合には、入力フィールドは ブランクのままです。このダイアログ・ボックスを終了して続行するには、 両方のファイルを選択するか、または両方のファイルのパスを 入力する必要があります。

関連概念
データ・ソース
関連タスク
CMP Bean をテストするためのテーブルおよびデータ・ソースの自動作成
...WebSphere Application Server v6.1.x

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