サーバー上のエンタープライズ Bean のデバッグ

デバッガーを使用すると、アプリケーション内のエラーを検出および診断することができます。 このデバッガーで、ブレークポイントの設定、スレッドの中断、コードのステップ実行、および変数の内容の検査を行うことにより、プログラムの実行を制御することができます。 エンタープライズ Bean は、WebSphere® Application Server でデバッグできます。 (Tomcat は、EJB のテストおよび公開をサポートしていません。)

エンタープライズ Bean をデバッグする方法は、以下のとおりです。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、エンタープライズ Bean を開く。 (すでに EJB デプロイメント・コードが生成されている必要があります)。 エディター内で Bean が開きます。
  2. エディターで、1 つまたは複数のブレークポイントを設定するには、 ブレークポイントに設定するコード行の、横のマージン内でダブルクリックする。
  3. サーバーにプロジェクトを追加する。 サーバーにプロジェクトを追加するには、オンライン・ヘルプにあるトピックサーバーへのプロジェクトの追加を参照してください。
  4. 「ナビゲーター」ビューにある Bean のコンテキスト・メニューで、「サーバーでデバッグ」をクリックする。 ユニバーサル・テスト・クライアントが開く。
  5. 左側のペインの「EJB Bean」ノードの下にある Bean を展開する。 Bean のホーム・インターフェースを展開して、ブレークポイントを含むメソッドをクリックする。 右側のペインにメソッドが表示されます。
  6. 右側のペインで、「起動 (Invoke)」ボタンをクリックする。
  7. 「結果」ペインで「オブジェクトの使用」ボタンをクリックして、 リモート・インターフェースを取得する。
  8. 左側のペインで Bean のリモート・インターフェースを展開して、メソッドをクリックする。
  9. 右側のペインで、「値」フィールドにパラメーターの値を入力し、 「起動 (Invoke)」ボタンをクリックする。
  10. ブレークポイントがヒットすると、「デバッグ」ビューが開く。 コードをステップスルーして変数を検査および表示し、必要に応じて Bean に変更を加える。デバッグについて詳しくは、オンライン・ヘルプに Java™ 開発ツール (JDT) デバッガーの資料があります。
  11. Bean を保管する。
  12. ホット・メソッド置換が使用可能になっている場合は、 ユーザーの変更はアプリケーションですでに実行中です。

WebSphere Application Server の場合、サーバーは自動的に変更を 再ロードして EAR を再開します。サーバーが変更を認識します。


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