WebSphere Application Server v6.x の HTTP セキュリティーの切り替え

Hypertext Transfer Protocol (HTTP) は、Web 上でハイパーテキストおよび XML 文書を転送および表示するために使用されるインターネット・プロトコルの 1 つです。 Hypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS) は、HTTP 上の暗号化および認証のレイヤーで、 Web サーバーおよび Web ブラウザーが、インターネットを介して安全にハイパーメディア文書を転送および表示するために使用します。
WebSphere® Application Server v6.x が保護されている場合、 ワークベンチは、デフォルトで HTTPS を使用して Web ブラウザーとサーバーとの間の通信を行います。 WebSphere Application Server v6.x が保護されている場合、 開発ワークベンチでは、以下のコマンドで HTTPS を使用することがあります。 このトピックでは、 保護されている WebSphere Application Server v6.x の HTTP 設定を変更して、HTTP または HTTPS で実行するようにする方法を説明しています。
前提条件:

WebSphere Application Server v6.x の HTTP セキュリティーを切り替えるには、以下のようにします。

  1. 「サーバー」ビューに WebSphere Application Server v6.x が定義されているか確認します。 定義されていない場合、残りのステップを実行できない場合があります。
  2. ファイル・システムで、x:/.metadata/.plugins/org.eclipse.core.runtime/.settings/ ディレクトリーを開きます。 ここで、x はワークスペースがインストールされているディレクトリーです。
  3. com.ibm.ws.ast.st.core.prefs ファイルをテキスト・エディターで開きます。
  4. HTTPS を使用する場合は、isSecurityUseHttps 値を true に設定します。
    isSecurityUseHttps=true
    デフォルトでは、isSecurityUseHttps 値は true に設定されています。
  5. HTTP を使用する場合は、isSecurityUseHttps 値を false に設定します。
    isSecurityUseHttps=false
関連情報
保護された WebSphere Application Server v6.x の管理コンソールを内部ブラウザーで表示できない
WebSphere Application Server 保守リリース

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