Windows オペレーティング・システムには、解決済みのホスト名を維持する DNS キャッシュが組み込まれています。 これにより、DNS ルックアップを実行する場合に高速ターンアラウンドが可能です。 ただし、これには、DNS ルックアップが失敗した場合の欠点もあります。 Windows オペレーティング・システムでは、失敗した値がデフォルト時間の 300 秒の間キャッシュされてしまいます。 つまり、それ以降、DNS サーバーはルックアップを短時間で解決できますが、そのキャッシュの有効期限が過ぎるまでは実際のルックアップは実行されません。 結果として、デフォルト設定において失敗した DNS ルックアップは、5 分間は実際のルックアップが再試行されません。 キャッシュの期限を 0 秒に設定すると、Windows オペレーティング・システムが失敗した DNS ルックアップの照会をキャッシュしないように強制され、DNS が使用可能になるとすぐに再接続できます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Dnscache\Parameters
"MaxNegativeCacheTtl"=dword:00000000
"NegativeCacheTime"=dword:00000000