WebSphere Application Server v6.x への接続の設定

SOAP コネクター (以前の Simple Object Access Protocol) または リモート・メソッド呼び出し (RMI) を使用して、サーバーとの JMX 接続を 確立することができます。これらのポートは、開発環境とサーバー間の通信に使用されます。

RMI (ORB ブートストラップ) ポートは、パフォーマンスおよび サーバーとの通信を改良するために設計されています。

SOAP コネクター・ ポートは、ファイアウォールの互換性を改善するために設計されています。 それは HTTP トランスポートで着信 SOAP 要求に使用されます。

ヒント: 開発環境とサーバーの間にファイアウォールが ある場合は、ORB ブートストラップ・ポートではなく SOAP コネクター・ポートを 使用してください。
WebSphere® Application Server v6.x のサーバーの接続タイプおよびポート番号を構成するには、次の 操作を行います。
  1. 「サーバー」ビューで、WebSphere Application Server v6.x をダブルクリックしてサーバー・エディターを開く。
  2. 概要」タブをクリックする。
  3. サーバーセクションを展開する。
  4. サーバー接続タイプおよび管理ポート」の下で、ラジオ・ボタンを使用して、開発環境とサーバーとの間の通信チャネルとして、「RMI」または「SOAP」接続のどちらを使用するかを選択する。 デフォルトでは、ローカル・サーバーでの作業時には「RMI」ラジオ・ボタンが 使用可能になっています。リモート・サーバーでの作業時は、「SOAP」 ラジオ・ボタンがデフォルトで使用可能になります。
  5. 以下のポート番号を指定する。
    1. RMI 接続の場合は、「ORB ブートストラップ・ポート」 フィールドに、ポート番号を入力する。デフォルトのポート番号は 2809 です。
    2. SOAP 接続の場合は、「SOAP コネクター・ポート」フィールドに、ポート番号を入力する。デフォルトのポート番号は 8880 です。
    ヒント: サーバー構成ファイルを参照すると、構成済み プロファイルのポート値を判別できます。ポート値は、ディレクトリー x:\profiles\<profileName>\config\cells\<cellName>\nodes\<nodeName> にあるファイル serverindex.xml に保管されています。 ここで、x は WebSphere Application Server がインストールされているディレクトリーです。
  6. 保管して、エディターを閉じる。 サーバー・エディターに対する 変更を保管すると、サーバー・ツールが、最後に保管された変更を使用して、 サーバーへの接続を確立しようとします。
関連資料
WebSphere Application Server Network Deployment v6.x への公開に関する問題
関連情報
WebSphere Application Server 保守リリース

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