サーバー上でのテストおよび公開

テストおよび公開ツールには、JSP ファイル、サーブレット、HTML ファイル、 エンタープライズ Bean および Java™ クラスをテストできるランタイム環境が用意されています。

ワークベンチを使用して、以下のタイプのプロジェクトからのリソースをテストし、公開することができます。

アプリケーションをローカル側でテストした後、ツールを使ってアプリケーションを公開することができます。

サポートされるランタイム環境

この製品に用意されたサーバー・ツールでは、さまざまなローカルまたはリモートのランタイム環境においてアプリケーションをテストできます。 指定される場所で、このツールを使って以下の環境に公開することもできます。

仕様レベルの要約

サーバー・ツールは、ユーザーが J2EE 成果物に対して定義した J2EE 仕様レベルおよびこの製品でサポートされているサーバーに基づいて、適切なサーバーの選択を提供します。 次の表は、各サーバーがサポートしている仕様レベルを要約したものです。
表 1. サーバーの仕様レベル・サポートの要約
サーバー J2EE 仕様レベル
v1.2 v1.3 v1.4
WebSphere v6.x サーバー サポート サポート サポート
WebSphere v5.1 サーバーおよびテスト環境 サポート サポート 非サポート
WebSphere Express v5.1 サーバーおよびテスト環境 サポート、ただし EJB モジュールは非サポート サポート、ただし EJB モジュールは非サポート 非サポート
J2EE 公開サーバー サポート サポート サポート
静的 Web 公開サーバー 非サポート 非サポート 非サポート
Tomcat v5.5 サーバー Web モジュールのみサポート Web モジュールのみサポート Web モジュールのみサポート
Tomcat v5.0 サーバー Web モジュールのみサポート Web モジュールのみサポート Web モジュールのみサポート
Tomcat v4.1 サーバー Web モジュールのみサポート Web モジュールのみサポート 非サポート
Tomcat v4.0 サーバー Web モジュールのみサポート Web モジュールのみサポート 非サポート
Tomcat v3.2 サーバー Web モジュールのみサポート 非サポート 非サポート

* 静的 Web 公開サーバーは静的 Web モジュールのみサポートします。

サーバー定義

サーバー・ツールでは 「servers」を使用してプロジェクトをテストおよび公開します。 サーバーは、ユーザーがプロジェクトをテストする場所として識別する定義です。サーバーは、 開発環境を使用用して自動的に作成することも、ウィザードを使用して作成することもできます。

1 WebSphere Application Server v5.1 テスト環境およびサーバーは、WebSphere Application Server Toolkit V6.1.x では使用できませんが、Rational® Application Developer V7.0.x または Rational Software Architect V7.0.x などの製品では使用可能です。WebSphere Application Server Toolkit v6.1.x は、WebSphereApplication Server v6.1 のみサポートしています。
2 Apache Tomcat サーバーは、WebSphere Application Server Toolkit V6.1.x では使用できませんが、Rational Application Developer V7.0.x または Rational Software Architect V7.0.x などの製品では使用可能です。
3 静的 Web 公開サーバーは WebSphere Application Server Toolkit V6.1.x では使用できませんが、Rational Application Developer V7.0.x または Rational Software Architect V7.0.x などの製品では使用可能です。

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