DB2 の事前準備

これは、z/OS 上にブローカーを作成するというより大きなタスクの一部です。 ブローカーは、DB2 表を使用して、その内部データを保持します。 これらの表は表スペースで定義され、次に DB2 データベース内で定義されます。

表からのデータには、メモリー内のバッファー・プールからアクセスします。一般には、以下を対象としたさまざまなバッファー・プールがあります。
  • さまざまなアプリケーション
  • 索引
  • LOB 表

データベースで使用できる DASD ボリュームは、ストレージ・グループ (STOGROUP) を使用して定義されます。使用するバッファー・プールおよびストレージ・グループは、DB2 システム管理者によって通知されます。

BIPCRDB ジョブは、以下の権限を必要とするコマンドを発行します。
  • CREATESG - ストレージ・グループを作成する
  • CREATEDBA - データベースを作成する
また、バッファー・プールの使用を認可するための権限が必要であることにも注意してください。

このジョブに問題がある場合、メンバー BIPDLDB を編集およびカスタマイズして、データベースを削除できます。 問題が解決したら、再度 BIPCRDB ジョブを実行できます。

始める前に

このタスクの開始前に、環境ファイルの作成を完了する必要があります。

  1. BIPCRDB ジョブを編集します。
  2. 変更の始まりCREATE DATABASE ステートメントで、BUFFERPOOL および INDEXBP バッファー・プールを検討し、変更します。変更の終わり
  3. CREATE LOB TABLESPACE ステートメントでのバッファー・プールの指定を、企業にとって適切な値に変更します。
  4. ブローカー PDSE から、BIPCRDB を実行依頼します。 DB2 ジョブを実行依頼するためには、以前に説明されている権限が必要です。

    BIPCRDB は、DB2 ストレージ・グループ、データベース、および表スペースを作成しますが、表または索引は作成しません。

    BIPCRDB ジョブのステップが完了するときに、戻りコードはゼロでなければなりません。

関連概念
ブローカー
ブローカー・ドメイン
関連タスク
z/OS でのブローカーの作成
環境ファイルの作成
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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