メッセージ・フローに MQInput および MQOutput ノードが含まれる場合、最初の MQInput ノードの入力キューにテスト・メッセージを書き込むことによってフローを起動したい場合があります。 このトピックでは、ワークベンチ内のエンキュー・ファイルを構成および使用することにより、テスト・メッセージを書き込む方法を示します。これは、コマンド行インターフェースまたは WebSphere MQ Explorer (WebSphere MQ バージョン 6 の場合) または WebSphere MQ Services (WebSphere MQ バージョン 5 の場合) を使用してメッセージを書き込む方法の代わりとして行える、簡単で反復可能な方法です。
メッセージがメッセージ・フローによって処理されて出力キューに書き込まれる場合、それをそのキューから取り出すことができます。 詳細については、テスト・メッセージの読み取りを参照してください。
エンキュー・ファイルを使用してテスト・メッセージを送信できるように、エンキュー・ファイルを構成するには、以下のようにします。
後にエンキュー・ファイルを検索するには、 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブ に切り替えてメッセージ・フロー・プロジェクトのナビゲーション・ツリーを展開します。 エンキュー・ファイルをダブルクリックして、ビュー内で開きます。
わずかな量のテスト・データをテスト・メッセージに含めるだけの場合は、データをウィンドウに入力して、テスト・データを素早く追加します。
テスト・メッセージに、大量のサンプル・データ (多少の構造化 XML など) を組み込みたい場合は、 まず最初にそのデータを含むファイルを作成するかインポートしてから、エンキュー・ファイルを取得して使用します。 データの作成と追加にどちらの方法を使用するにしても、以下のオプションの節とステップに従ってください。
サンプル・データを含むファイルを使用するために、エンキュー・ファイルを取得するには、以下のようにします。
サンプル・データの新規ファイルを作成するには、次のようにします。
これで、オプション: サンプル・データのファイルの使用のセクションで説明されているように、ファイルを選択できるようになりました。 ファイルをダブルクリックして適切なエディターで開くこともできます。
テスト・メッセージ中で使用したいサンプル・データを含むファイルがすでにコンピューター上にある場合は、以下のステップを使用して、データをワークベンチ にインポートします。 ファイルに XML が含まれている場合は、 拡張子が .XML であることを確認してください。
以下のようにファイルをインポートし終えたら、ファイルのコピーが、構成用の他のすべての ワークベンチ・ファイルと共に ワークベンチ データ・スペースに格納されます。元のファイルが直接使用されることはなくなります。
選択したプロジェクトの「リソース・ナビゲーター」内にファイルが表示され、 このページの「オプション: サンプル・データのファイルの使用」セクションで述べられているように、選択することができます。ファイルをダブルクリックして、適切なエディターで開くこともできます。