WebSphere Message Broker for z/OS の命名規則

より容易にカスタマイズ、操作、管理を行うために、WebSphere Message Broker コンポーネントの命名規則を決めてください。

各ブローカーには独自のキュー・マネージャーが必要です。 ブローカー名を、キュー・マネージャー名に基づいて付けてください。 例えば、BRKMQP1 のキュー・マネージャー名に追加して、MQP1BRK という名前を指定できます。 この命名規則には次の利点があります。
  • ブローカーとキュー・マネージャーが同じ文字で始まるので、この 2 つを関連付けるのが容易になります。
  • 開始済みタスク名がブローカーと同じ名前になります。
  • ブローカー名をデータ・セット名の一部にすることができるので、管理がより容易です。
同様に、構成マネージャー名およびユーザー・ネーム・サーバー名をキュー・マネージャー名に基づいて付けてください。例えば、キュー・マネージャー名に CMGR または UNS を追加します。
この規則を使って、キュー・マネージャー MQP1 に次のコンポーネント名を付けることができるかもしれません。
  • 以下のものを持つ、MQP1BRK というブローカー。
    • 開始済みタスク名 MQP1BRK
    • 開始済みタスク・ユーザー ID MQP1BRK
    • hlq.MQP1BRK.xxx という定義を持つ PDSE。
    • /xxx/yyy/MQP1BRK のような UNIX システム・サービス・ディレクトリー構造。
    • MQP1GRP という名前の DB2 グループ。
  • 以下のものを持つ、MQP1UNS というユーザー・ネーム・サーバー
    • 開始済みタスク名 MQP1UNS
    • 開始済みタスク・ユーザー ID MQP1UNS
    • hlq.MQP1UNS.xxx という定義を持つ PDSE。
    • /xxx/yyy/MQP1UNS のような UNIX システム・サービス・ディレクトリー構造。
  • 以下のものを持つ、MQP1CMGR という構成マネージャー
    • 開始済みタスク名 MQP1CMGR
    • 開始済みタスク・ユーザー ID MQP1CMGR
    • hlq.MQP1CMGR.xxx という定義を持つ PDSE。
    • /xxx/yyy/MQP1CMGR のような UNIX システム・サービス・ディレクトリー構造。
拡張を念頭に置いた名前を選択することにより、拡張の計画を立てます。

ブローカー名が大文字である場合、ワークベンチのブローカー名も大文字にしてください。

関連概念
ブローカー
ユーザー・ネーム・サーバー
関連タスク
z/OS でのブローカーの作成
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
ae13920_