ブローカー・ドメインの構成

ブローカー・ドメインは、ブローカーを制御する単一の構成マネージャーを持ち、共通構成を共用するブローカーの集合です。 ドメインには、パブリッシュ/サブスクライブアプリケーションの有効なユーザーおよびグループかどうかを 判別するために、オペレーティング・システム機能とインターフェースするユーザー・ネーム・サーバーも 含めることができます。ブローカー・ドメインおよびブローカー・ドメインのコンポーネントの概要については、WebSphere Message Broker バージョン 6.0 の技術的な概要にある概念情報を検討してください。

コンポーネントを作成および構成する前に、ご使用のブローカー・ドメインを設計してください。そのコンポーネントおよび必要な機能に最も適したブローカー・ドメインを作成するためには、ブローカー・ドメインの設計で説明されている要因を考慮してください。

ブローカー・ドメインの作成は、2 段階のプロセスです。 コマンド行を使用して物理コンポーネントを作成した後、ワークベンチを使用するか、またはプログラマチックに 構成マネージャー・プロキシー Java API を使用して物理コンポーネントを構成します。

Windows では、コマンド・アシスタント・ウィザードの使用によって、物理コンポーネントの作成、変更、および削除が可能です。

Linux または Windows のデフォルトのブローカー・ドメイン構成が必要な場合、デフォルト構成ウィザードを使用できます。デフォルト構成ウィザードは、WebSphere Message Broker の理解を深めたり、付属のサンプルを実行するために必要なすべてのコンポーネントを作成します。デフォルト構成ウィザードの使用を参照してください。

ブローカー・ドメインを構成する前に、構成タスクの許可およびブローカー・ドメインのセキュリティーのセットアップの情報を検討して、WebSphere Message Broker リソースを作成およびこれにアクセスするための正しい権限および許可を持つことを確認します。

次の一連のタスクで、ブローカー・ドメインを作成および構成するためのプロセスを実行できます (必要とする構成、および使用しているプラットフォームに応じて異なります)。

このセクションには、ワークベンチの構成にあるワークベンチ内でのプリファレンスの設定、およびロケールの変更にあるシステム・ロケール設定についての情報もあります。

関連概念
ブローカー・ドメイン
ブローカー
実行グループ
構成マネージャー
ユーザー・ネーム・サーバー
構成タスクの許可
関連タスク
ブローカー・ドメインの管理
ブローカー・ドメインのセキュリティーのセットアップ
構成マネージャー・プロキシー Java API を使用するアプリケーションの開発
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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