z/OS でのユーザー・ネーム・サーバー・ランタイム環境の作成

これは、z/OS 上でユーザー・ネーム・サーバーを作成する大きなタスクの一部です。

始める前に

このタスクを完了するには、以下のタスクを完了している必要があります。
mqsicreateusernameserver コマンドを使用して、ユーザー・ネーム・サーバーおよびそのランタイム環境を作成します。 コマンド構文は次のとおりです。
mqsicreateusernameserver -q QueueManagerName  [-r RefreshInterval] [-1] [-2] 
ここで、
-q QueueManagerName
は必須パラメーターで、ユーザー・ネーム・サーバーに関連した WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前 (例えば、MQP1) です。
-r RefreshInterval
はオプション・パラメーターで、ユーザー・ネーム・サーバーがユーザーやグループの属性変更についてセキュリティー・サブシステムに問い合わせる時間間隔 (秒単位で指定) です。間隔が指定されない場合、ユーザー・ネーム・サーバーのデフォルトの時間間隔である 60 秒が使用されます。
-1
はオプション・パラメーターで、レジストリー・パスです。これはユーザー・ネーム・サーバー・レジストリーのみを作成します。
-2
はオプション・パラメーターで、WebSphere MQ パスです。 これはユーザー・ネーム・サーバー WebSphere MQ キューのみを作成します。

入力したパラメーターが正しいことを確認するよう求められます。 確認する場合は Y を入力し、パラメーターを変更する場合は N を入力します。 パラメーターの変更を選択した場合は、mqsicreateusernameserver を再度実行します。

特に WebSphere MQ Integrator Broker ライブラリーの代替セットにメンテナンスを適用した後でシステムをカスタマイズする場合は、正しいインストール・パスを使用しているかを確認してください。 サービスをブローカーに適用する場合には、別のインストール・パスが望ましい場合かもしれません。

このコマンドの機能は、分散プラットフォームでの機能と同じではありません。 なぜなら、WebSphere MQ 関連の定義が実行されないからです。 ユーザー・ネーム・サーバーの作成とカスタマイズを完了するには、後続のステップに従う必要があります。

関連概念
ユーザー・ネーム・サーバー
関連タスク
z/OS でのユーザー・ネーム・サーバーの作成
z/OS でのユーザー・ネーム・サーバー・ディレクトリーの作成
関連資料
mqsicreateusernameserver コマンド
mqsichangeusernameserver コマンド
mqsideleteusernameserver コマンド
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
ae22258_