IDoc パーサー構造のフィールド名

このトピックでは、IDoc パーサーが使用する制御構造 (DC) およびデータ構造 (DD) 構造のすべてのフィールド名をリストします。これらは、ESQL の SET ステートメントで使用される形式で文書化されます。

以下に例を示します。
SET OutputRoot.Properties = InputRoot.Properties;
SET OutputRoot.MQMD = InputRoot.MQMD;

制御構造 (DC) フィールド

すべてのフィールドが指定され、設定されることが必要です。

構文は次のとおりです。
<rootname>.<ParserName>.<foldername>.<fieldname>=
以下に例を示します。
SET "OutputRoot"."IDOC"."DC"."docnum" = '0000000000000001';
SET "OutputRoot"."IDOC"."DC"."idoctyp" = 'MATMAS01'
順序どおり指定する必要のあるフィールド名は次のとおりです。
1) tabnam 2) mandt 3) docnum
4) docrel 5) status 6) direct
7) outmod 8) exprss 9) test
10) idoctyp 11) cimtyp 12) mestyp
13) mescod 14) mesfct 15) std
16) stdvrs 17) stdmes 18) sndpor
19) sndprt 20) sndpfc 21) sndprn
22) sndsad 23) sndlad 24) rcvpor
25) rcvprt 26) rcvpfc 27) rcvprn
28) rcvsad 29) rcvlad 30) credat
31) cretim 32) refint 33) refgrp
34) refmes 35) arckey 36) serial

データ構造 (DD) フィールド

各 DD セグメントにアクセスするには、次のように配列接尾部を使用します。DD[1]、DD[2]、と続きます。

構文は次のとおりです。
<rootname>.<ParserName>.DD[1].<fieldname>=
以下に例を示します。
SET OutputRoot.IDOC.DD[I].segnam  = 'E2MAKTM001';
SET OutputRoot.IDOC.DD[I].mandt2   = '111';

次の表では、接尾部 2 を使用すると、mandt および docnum フィールドに固有のフィールド名を指定することに注意してください。

順序どおり提供される必要のあるフィールド名は次のとおりです。
1) segnam 2) mandt2 3) docnum2
4) segnum 5) psgnum 6) hlevel
注:
  1. DD セグメントのデータ最後の 1000 バイトは、MRM でモデル化されたバイトです。
  2. DD segnam は、MRM が使用するモデルを記述します。

セグメント・フィールド

構文は次のとおりです。
<rootname>.<ParserName>.DD[1].sdatatag.MRM.<fieldname>=
以下に例を示します。
SET OutputRoot.IDOC.DD[I].sdatatag.MRM.msgfn = '006'
SET OutputRoot.IDOC.DD[I].sdatatag.MRM.spras_iso = 'EN'
注:
  1. sdatatag キーワードは、それが操作されるデータを含むエレメントである ことをパーサーに示します。
  2. MRM キーワードは、MRM が変換を扱うことを示します。
msgfn spras maktx
msgfn spras_iso fill954

fill954 キーワードは、SAP への着信 IDoc に 1000 バイト・セグメントが必要なので、セグメントの充てん文字です。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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