以下のタイプの WebSphere MQ Telemetry Transport コマンド・メッセージは、メッセージ・ヘッダー内にペイロードを持っています。
- CONNECT
- ペイロードには、1 つまたは 3 つの utf-8 エンコード・ストリングが含まれています。
最初のストリングは、ブローカーに対するクライアントを一意的に示します。
2 番目のストリングは "Will Topic" で、3 番目のストリングは "Will Message" です。
2 番目と 3 番目のストリングは、
接続フラグ・バイトに Will Flag が設定される場合にのみ存在します。
- SUBSCRIBE
- ペイロードには、クライアントがサブスクライブできるトピック名のリストと、
QoS レベルが含まれています。これらのストリングは、UTF エンコードです。
- SUBACK
- ペイロードには、認可された QoS レベルのリストが含まれています。
これらは、ブローカーの管理者が、
クライアントに特定のトピック名へのサブスクライブを許可したときの QoS レベルです。
認可された QoS レベルは、
対応する SUBSCRIBE メッセージ内のトピック名と同じ順序でリストされます。
PUBLISH メッセージのペイロード部分には、
アプリケーション固有のデータだけが含まれます。
このデータの性質や内容についての前提事項は設けられておらず、
メッセージのこの部分は BLOB として扱われます。
アプリケーションがペイロード・データに圧縮を適用するようにしたい場合には、
圧縮の詳細を処理する適切なペイロード・フラグ・フィールドをアプリケーション内で定義する必要があります。
固定ヘッダーまたは変数ヘッダー内でアプリケーション固有のフラグを定義することはできません。