メッセージ定義ファイルを保管する場合、その中に含まれる定義が検査され、 それらが意味を成し、そのメッセージに関して十分な情報を提供しているかの確認が行われます。 このアクションのことを妥当性検査といいます。
CWF 物理フォーマットは、固定形式のデータ構造に依存しています。 そのため、CWF メッセージに適用されるテストの大部分では、 メッセージの各断片 (結果的にはメッセージ全体) が既定の長さであることを確認します。 したがって、これらのテストでは、 「長さカウント」、 「長さの参照」、 および「長さ」などのプロパティーを検査します。
一般的には、「長さカウント」 および「長さの参照」 の一方または両方を設定しなければなりません。 「長さの参照」を設定する場合、 単純なタイプの整数で、現在の項目ではなくメッセージですでに示されているエレメントを参照する必要があります。
これら以外のテストは、単純で明白なものになる傾向があります。 例えば、メッセージ・セット・プロパティー「週の最初の曜日」であれば、 曜日の名前でなければなりません。
CWF が固定形式データ構造に依存しているため、 表現できるメッセージに対していくつかの制限も課されています。