ブローカーの作成

始める前に:

以下のタスクを完了している必要があります。
  • ご使用の ID に、タスクを実行するための正しい許可があることを確認します。 管理用タスクでのセキュリティーの要件を参照してください。
  • z/OS 以外のプラットフォームについて、構成タスク中のブローカーに関するセキュリティー問題については、ブローカーのセキュリティーの考慮を参照してください。
  • ブローカー・データベースを作成および構成します。 ODBC を構成してブローカーがそのデータベースにアクセスできるようにします。 これらすべてのタスクの詳細については、コンポーネント・データベースの構成を参照してください。
  • ブローカー・データベース表 (永続ストア) へアクセスするための、新規ユーザー ID を作成します。
  • WindowsUNIX システム、または Linux 上に WebSphere MQ トラステッド・アプリケーションとしてブローカーを構成する場合、ブローカー作成前にWebSphere MQ トラステッド・アプリケーションの使用を参照してください。トラステッド (fastpath) アプリケーションによって、ブローカーおよび WebSphere MQ キュー・マネージャー・エージェントは同じプロセスで実行できるので、パフォーマンス全体が改善されます。
  • ユーザー・ネーム・サーバーをブローカー・ドメインに追加する場合、 mqsicreatebroker コマンドで追加の -s および -j パラメーターを指定してブローカーを作成します。 これらのパラメーターにより、ブローカーはユーザー・ネーム・サーバーと通信できます。 指定するパラメーターの詳細については、ユーザー・ネーム・サーバーの使用可能化を参照してください。
  • WindowsUNIX システム、および Linux では、製品プロファイルまたはコンソールを実行することで、ブローカーを作成する前にコマンド行環境をセットアップする必要があります。コマンド環境のセットアップを参照してください。
  • WindowsUNIX システム、および Linux で、例えば、DB2用の db2profile を実行して、必要なデータベース・プロファイルをセットアップする必要があります。

ブローカーは、ブローカー・コンポーネントがインストールされるシステム上で、コマンド行を使用して作成します。Windows では、「コマンド・アシスタント」を使用してこのタスクを完了することもできます。

ブローカーには、ブローカー・ドメイン内で固有の名前を付けることが必要です。 Windows プラットフォームを除いて、すべてのサポートされているプラットフォームで、ブローカー名は大/小文字を区別します。 ブローカーの名前とそのキュー・マネージャー名は、ワークベンチでのブローカー参照の作成時に必要です。

ブローカーを作成するには、該当するプラットフォームのリンクをたどってください。

関連概念
ブローカー
ブローカー・ドメイン
関連タスク
コンポーネント・データベースの構成
WebSphere MQ トラステッド・アプリケーションの使用
ブローカーの変更
ブローカーの削除
コマンド・アシスタント・ウィザードの使用
ブローカーのセキュリティーの考慮
関連資料
mqsicreatebroker コマンド
管理用タスクでのセキュリティーの要件
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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