SQLCODE 関数

SQLCODE はデータベース状態関数で、INTEGER データ・タイプを戻します。デフォルト値は 0 (ゼロ) です。

構文

メッセージ・フロー内で、外部データベース・リソースにアクセスしたり、これを更新することができます。これは、Filter、Database、および Compute ノードで使用可能な ESQL データベース関数を使用して行います。外部データベースに呼び出しを行うと、表が存在しない、データベースが利用不能である、すでに存在するキーの挿入などのエラーが生じる可能性があります。

これらのエラーが発生したら、ブローカーのデフォルトのアクションは、例外を生成することです。この動作は、プロパティー「データベース・エラーで例外をスローする」の設定の仕方によって決まります。このチェック・ボックスがチェックされている場合、ブローカーはノードの処理を停止し、メッセージをノードの障害端末に伝搬し、エラーの詳細を ExceptionList に記録します。デフォルトの動作をオーバーライドし、データベース・エラーをノードの ESQL で処理する場合、「データベース・エラーで例外をスローする」チェック・ボックスのチェックを外します。つまり、ブローカーは例外をスローしないので、特定の SQL 状態コードが期待されていない場合、THROW ステートメントを組み込んで例外をスローする必要があります。THROW の説明については、THROW ステートメントを参照してください。

ノードでデータベース・エラーを処理するよう選択した場合、データベース状態関数 SQLCODE を使用して、ESQL で行われた DBMS 呼び出しの状況についての情報を受け取ることができます。この関数を現行ノードの ESQL の条件ステートメントに組み込んで、生じる可能性のあるエラーを認識して処理できます。

関連概念
メッセージ・フローの概要
ESQL の概要
関連タスク
メッセージ・フローの内容の定義
ESQL の開発
データベース状態のキャプチャー
関連資料
SQLERRORTEXT 関数
SQLNATIVEERROR 関数
SQLSTATE 関数
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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