X12 は、商業部門および非商業部門での EDI 取引の標準です。 X12 には基礎となる構文があり、それは ANSI 規格です。 その構文内には、データ・エレメントのディレクトリー、複合データ・エレメント、セグメント、およびメッセージがあります。 送信側、受信側、および伝送のその他の属性を識別する「エンベロープ」(封筒) にメッセージを入れるための規則があります。 X12 メッセージング規格の詳細については、ASC X12 Web サイトを参照してください。
X12 メッセージは、MRM タグ付き区切りストリング形式 (TDS) を使用してモデル化できます。
X12 メッセージを使用する場合、必須の交換制御ヘッダー・エレメントを使用することにより、 区切り文字がメッセージそのものの中で使用されるように定義できます。 このエレメントが X12 Service String として認識されるようにするには、エレメント・プロパティー 「エレメント値の解釈」を X12 Service String に設定しなければなりません。さらに、 区切り文字の値を、「メッセージ規格」プロパティーを X12 に設定することによってデフォルトとなる、ニーモニック値に 設定する必要があります。
X12 の事前定義メッセージ・セット・ソリューションは IBM から購入することができます。