mqsistop コマンド

サポートされるプラットフォーム

  • Windows
  • Linux および UNIX システム
  • z/OS

目的

WebSphere Message Broker コンポーネントを停止するには、mqsistop コマンドを使用します。 z/OS では、コントローラーが実行中でなければなりません。

変更の始まり以下の表では、stop (/P)stopcomponent コマンドを区別し、使用可能なオプションをリストします。
  • 適切な change コマンドを実行できる状態にコンポーネントを移行するには、stop (/P) コマンドを使用します。
  • コントローラー (制御プロセス) がすでに実行中のときにブローカー、構成マネージャー、またはユーザー・ネーム・サーバーを停止するには、stopcomponent コマンドを使用します。
コンポーネント コマンド 説明
ブローカー
  • /P <brokerName>
  • /F <brokerName>,P
  • /F <brokerName>,PC
  • ブローカーを停止します。
  • ブローカーを停止します。これは、/P と同じです。/F <brokerName>,STOP を使用することもできます。
  • ブローカー・コンポーネントを停止します。これにより、ブローカー処理 (実行グループ・アドレス・スペースを含む) は停止しますが、メッセージ・ブローカーのコンソール・コマンド・サーバーはコントローラー・アドレス・スペース内で実行されたままです。 これによって、mqsichangebroker コマンド・コンソール・コマンドを実行することができます。mqsistart コマンド (SC) コンソール・コマンドを実行することによって、後でブローカーを再始動します。
構成マネージャー
  • /P <configMgrName>
  • /F <configMgrName>,P
  • /F <configMgrName>,PC
  • 構成マネージャー を停止します。
  • 構成マネージャーを停止します。これは、/P と同じです。 /F <configMgrName>,STOP を使用することもできます。
  • 構成マネージャーのコンポーネントを停止します。これにより、構成マネージャー処理は停止しますが、メッセージ・ブローカーのコンソール・コマンド・サーバーはコントローラー・アドレス・スペース内で実行されたままです。 これによって、mqsichangeconfigmgr コマンド・コンソール・コマンドを実行することができます。mqsistart コマンド (SC) コンソール・コマンドを実行することによって、後でブローカーを再始動します。
ユーザー・ネーム・サーバー
  • /P <ユーザー・ネーム・サーバーName>
  • /F <ユーザー・ネーム・サーバー>,P
  • /F <ユーザー・ネーム・サーバー>,PC
  • ユーザー・ネーム・サーバー を停止します。
  • ユーザー・ネーム・サーバーを停止します。これは、/P と同じです。 /F <ユーザー・ネーム・サーバー>,STOP を使用することもできます。
  • ユーザー・ネーム・サーバーのコンポーネントを停止します。これにより、ユーザー・ネーム・サーバー処理は停止しますが、メッセージ・ブローカーのコンソール・コマンド・サーバーはコントローラー・アドレス・スペース内で実行されたままです。 これによって、mqsichangeusernameserver コマンド・コンソール・コマンドを実行することができます。mqsistart コマンド (SC) コンソール・コマンドを実行することによって、後でブローカーを再始動します。
変更の終わり

構文

Windows プラットフォーム、Linux、および UNIX システム

z/OS

同義語: pc

パラメーター

component
(必須 - WindowsLinux、および UNIX システム) これは、ブローカー名、構成マネージャー 名、または以下のいずれかの固定値でなければなりません。
  • Windows プラットフォームでは UserNameServer または DatabaseInstanceMgr
  • Linux および UNIX システムでは UserNameServer
Linux および UNIX システムでは、これらの名前はすべて大/小文字の区別があります。

Derby データベースを使用しているのでない限り、このコマンドは DatabaseInstanceMgr で使用しないでください。

-q
(オプション - WindowsLinux、および UNIX システムのみ) この WebSphere Message Broker コンポーネントに関連した WebSphere MQ キュー・マネージャーを停止します。

このフラグは、WebSphere Message Broker コンポーネントがこのキュー・マネージャーにおける最後の (または唯一の) アクティブな WebSphere Message Broker コンポーネントである場合にのみ指定してください。このコマンドは、キュー・マネージャーの制御シャットダウンを開始し、キュー・マネージャーの他のユーザーにキュー・マネージャーの終了を通知します。

このオプションを指定してこのコマンドを発行する前にこのキュー・マネージャーを使用する他の WebSphere Message Broker コンポーネントを停止しない場合、後でそれらのコンポーネントを停止するか、またはキュー・マネージャーを再始動してください。

このオプションを使用する場合、このキュー・マネージャーに関連したリスナーはキュー・マネージャーと一緒に停止されません。これらのリスナーは、このコマンドを発行した後、手動で停止させてください。

-i
(オプション) ブローカーを即時に停止します。

このフラグは、-i フラグなしで mqsistop を使用し、制御された方法でブローカーを停止しようとしてすでに失敗している場合にのみ指定します。

z/OS では、前の停止コマンドを完了することに失敗している場合、このコマンドは Message Broker コンソール・コマンド・サーバーによって拒否されます。これは、例えば 1 つ以上の実行グループ・アドレス・スペースをシャットダウンできない場合に発生します。

許可

Windows プラットフォームでは、このコマンドを呼び出すのに使用するユーザー ID は、Administrators グループに属していなければなりません。

Linux および UNIX システムでは、このコマンドを呼び出すのに使用するユーザー ID は、以下の要件を満たしている必要があります。
  • ユーザー ID は mqbrkrs グループのメンバーでなければなりません。
  • ユーザー ID は、root であるか、コンポーネントが作成されたときに -i パラメーターで指定したものと同じでなければなりません。
  • -q パラメーターを指定した場合は、ユーザー ID は mqm グループのメンバーでなければなりません。

このコマンドの使用に関するセキュリティー要件は、Windows プラットフォームでのセキュリティー要件Linux および UNIX プラットフォームでのセキュリティー要件 に要約されています。

応答

WindowsLinux、および UNIX システムのみ:
  • BIP8012 システム・コンポーネントに接続できません
  • BIP8013 コンポーネントが存在しません
  • BIP8016 コンポーネントを停止できません
  • BIP8019 コンポーネントが停止しています
  • BIP8030 ユーザー特権を変更できません
  • BIP8049 キュー・マネージャーを停止できません
  • BIP8093 キュー・マネージャーは現在作成されています
  • BIP8094 キュー・マネージャーは現在停止されています

Windows
データベース・インスタンス・マネージャーを停止するには、以下のようにします。
mqsistop DatabaseInstanceMgr
WindowsLinux、および UNIX システム。
ブローカー、mybroker、およびその関連の WebSphere MQ キュー・マネージャーを停止するには、以下のようにします。
mqsistop mybroker -q
z/OS
MQ00BRK と呼ばれるブローカーを停止するには、以下のようにします。
F MQ00BRK,pc
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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