ユーザー・ネーム・サーバー・コンポーネントの作成

これは、z/OS 上でユーザー・ネーム・サーバーを作成する大きなタスクの一部です。

始める前に

このタスクの開始前に、ユーザー・ネーム・サーバー JCL のカスタマイズを完了する必要があります。

BIPCRUN コマンドを実行依頼するユーザー ID に適切な WebSphere MQ 権限がある場合、オプションの mqsicreateusernameserver パラメーター、-1 および -2 を無視できます。 他の管理者に WebSphere MQ リソースを作成してもらうことを考慮している場合、 これらいずれかのオプション・パラメーターの使用を考慮できます。詳しくは、mqsicreateusernameserver コマンドを参照してください。

  1. オプション -1 を指定して、ジョブ BIPCRUN を実行依頼します。 このジョブは、ユーザー・ネーム・サーバーを、レジストリーに置かれるファイルおよびディレクトリーとともに作成します。 最初にこのジョブを実行する必要があります。これを行うには、ユーザー・ネーム・サーバーにアクセスする権限が必要です。
  2. BIPCRUN を編集し、オプション -2 を指定してジョブを実行依頼します。 このジョブは、WebSphere MQ キューを作成します。 必要な権限を持っていない場合、ジョブを実行するように WebSphere MQ システム管理者に依頼してください。
  3. 変更の始まり以下のようにして、ジョブが正常に実行されていることを確認してください。
    • JOBLOG 内の STDOUT ストリームを検査します。
    • STDOUT でエラーがないか探し、「BIP8071I: コマンドが正常に完了しました」が表示されているかどうかを検査します。
    変更の終わり
問題が発生する場合、ユーザー・ネーム・サーバーを削除し、以下の手順を使用してそれを再作成します。ジョブの実行には適切な許可が必要であることに注意してください。
  1. ジョブ BIPDLUNを編集および構成します。
  2. BIPCRUN を実行したときに問題が発生する原因となった同じオプション (複数可) を指定して、ジョブ BIPDLUN を実行します。
  3. 問題を訂正し、BIPCRUN ジョブを再度実行します。
関連概念
ユーザー・ネーム・サーバー
関連タスク
z/OS でのユーザー・ネーム・サーバーの作成
ユーザー・ネーム・サーバー JCL のカスタマイズ
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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