統計レポートの生成

ブローカーのパフォーマンスに関する情報を提供する統計レポートを生成できます。

こうした統計レポートを使用して、ブローカー・ネットワーク内でパフォーマンス上の問題のある箇所を表示します。 それから、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性のあるブローカーのプロパティーを変更できます。 これらのプロパティーについては、リアルタイム・トランスポートのパフォーマンスに関する考慮事項で説明されています。

デフォルトでは、統計レポートは使用不可になっています。 統計レポートを使用可能にするには、次のようにします。

  1. mqsichangeproperties コマンドの statsInterval プロパティーを使用します。
    mqsichangeproperties <broker name> -e <execution group> -o DynamicSubscriptionEngine
                         -n statsInterval -v <time interval>
    ここで、<broker name> はレポートする統計が含まれるブローカーの名前で、<execution group> はブローカーにデプロイされている実行グループの名前です。<time interval> は、統計レポートごとに分離させるミリ秒数です。

    統計レポートを使用可能にすると生じるパフォーマンスのオーバーヘッドはわずかです。 指定した時間インターバルが小さければ、パフォーマンスのオーバーヘッドはそれだけ大きくなります。

  2. ブローカーを再始動します。

統計レポートを使用不可にするには、同じ手順を使用しますが、statsInterval プロパティーの値を 0 に設定してください。

関連概念
パブリッシュ/サブスクライブ統計レポート
関連タスク
統計レポートへのサブスクライブ
関連資料
mqsichangeproperties コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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