XML ワイヤー形式は通常、論理モデルにあるすべての設定を受け入れますが、 特定の制限を他の物理型式と共有します。 これらの制限は、MRM モデルの制限に文書化されています。
XML ワイヤー形式は、エレメントおよび属性のデフォルト値および固定値を無視します。 妥当性検査が WebSphere Message Broker で有効になっている場合、 欠落したエレメントがデフォルト値または固定値を持っていたとしても、 予期しない妥当性検査エラーとなることがあります。
単純タイプが共用体またはリストであるエレメントまたは属性の XML プロパティーは、共用体のメンバーまたはリストの itemType に応じて変化します。 共用体またはリストに dateTime タイプ (またはその他の日時関連タイプ) が含まれる場合、「日付形式」フィールドが表示されます。 共用体にバイナリー・タイプが含まれる場合、「エンコード」フィールドが表示されます。
論理プロパティー「最小オカレンス」と「最大オカレンス」は、メッセージ内のエレメントまたはグループの許可された出現回数を指定します。 これらは、メッセージの構文解析と書き込み、およびメッセージの内容の妥当性検査を行うときに使用されます。
構文解析および書き込み時に、「最小オカレンス」と「最大オカレンス」は事実上、無視されます。 構文解析時に、出現回数はメッセージ内のタグによって識別されます。 書き込み時に、書き込みプログラムはメッセージ・ツリー内のすべてのオカレンスを出力します。
妥当性検査時に、「最初オカレンス」と「最大オカレンス」の両方を使用して、メッセージ・ツリーの内容がモデルと一致することを確認します。