メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計のアーカイブ・データのリセット

メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計のアーカイブ・データをリセットして、その収集インターバルでまだ報告されていないアカウンティングおよび統計データをパージすることができます。これによって、不要なデータを除去できます。これはいつでも要求できます。リセットを実行するために、データ収集を停止してから再始動する必要はありません。 スナップショット・データはリセットできません。

始める前に:

メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計のアーカイブ・データをリセットするには、次のようにします。

  1. アーカイブ・データをリセットする対象のブローカー、およびオプションで実行グループを識別します。 メッセージ・フロー・ベースでアーカイブ・データをリセットすることはできません。
  2. 適切なパラメーターで mqsichangeflowstats コマンドを送出して、アーカイブ・データをリセットします。

    例えば、BrokerA のアーカイブ・データをリセットするには、次のように入力します。

    mqsichangeflowstats BrokerA -a -g -j -r

    z/OS で SDSF を使用する場合には、次のように入力します。

    /F BrokerA,cs a=yes,g=yes,j=yes,r=yes

このコマンドが完了すると、現在のインターバルでこれまでに集計されたすべてのアカウンティング・データと統計データがパージされるため、レポートには組み込まれません。データ収集はこのポイントから再開されます。 すべての実行グループ (-g または g=yes によって示される) 内のすべてのフロー (-j または j=yes によって示される) に関する、すべてのアーカイブ・データがリセットされます。

このコマンドは、スナップショット・データにほとんど影響を与えません。集計インターバルは、アーカイブ・データの場合と比較してずっと短いからです。現在有効なアーカイブ・データ収集またはスナップショット・データ収集の設定にも影響しません。 このコマンドが完了すると、現行設定に応じてデータ収集が再開されます。

アーカイブ・データをリセットするとき、現在有効になっている他の任意のオプションを変更できます (例えば、アカウンティング起点の設定や出力タイプなど)。

関連概念
メッセージ・フローの概要
メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計データ
関連タスク
メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計データの収集の開始
メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計データの収集パラメーターの変更
メッセージ・フローの作成
関連資料
メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計データ
z/OS コンソールに対するコマンドの発行
mqsichangeflowstats コマンド
mqsireportflowstats コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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