WebSphere MQ キュー・マネージャーを Windows サービスとして開始する

始める前に:

以下のタスクを完了している必要があります。
  • endmqm コマンドを使用して、WebSphere Message Broker コンポーネントのキュー・マネージャーを停止します。 WebSphere MQ バージョン 5 Services または WebSphere MQ バージョン 6 Explorer を使用したい場合は、そうすることもできます。

WebSphere Message Broker コンポーネント (ブローカー、構成マネージャー、または ユーザー・ネーム・サーバー) を開始する場合、mqsistart コマンドで、関連したキュー・マネージャーが開始されます (まだ実行していない場合)。Windows 上でこれらの任意のコンポーネントを開始すると、このコンポーネントは Windows 上でのサービスとして開始されますが、関連付けられているキュー・マネージャーはサービスとして開始されません。キュー・マネージャー・サービスのプロパティーを変更することで、キュー・マネージャーを自動的に Windows サービスとして実行するよう始動タイプを設定できます。

この変更により、キュー・マネージャーの運用が、WebSphere Message Broker コンポーネントを開始するユーザーのログオン状況には左右されなくなりました。

WebSphere MQ バージョン 5 キュー・マネージャーを Windows サービスとして開始するには、次のようにします。

  1. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM」 > 「IBM WebSphere MQ」 > 「WebSphere MQ サービス」をクリックします。
  2. キュー・マネージャーを右クリックし、「プロパティー」を選択し、 「一般」タブを選択します。
  3. 「スタートアップの種類」「自動」に変更します。 この設定により、WebSphere MQ Service (Windows サービス) が開始されると、必ずキュー・マネージャーも開始されるようになります。
  4. (オプション) 「コントロール パネル」を使用して、WebSphere MQ Services サービスの「スタートアップの種類」「自動」に更新することで、そのプロパティーを変更します。 この設定により、Windows 自体が始動すると WebSphere MQ Services が開始され、WebSphere MQ Services サービスの運用と、ログオン・ユーザーとは切り離されます。
  5. strmqm コマンドまたは WebSphere MQ Services を使用して、WebSphere Message Broker コンポーネントのキュー・マネージャーを再始動します。キュー・マネージャーの始動タイプに対する変更は、Windows を再始動すると有効になります。
  6. mqsistart コマンドを使用してコンポーネントを開始します。

変更の始まりWebSphere MQ バージョン 6 キュー・マネージャーを Windows サービスとして開始するには、次のようにします。変更の終わり

変更の始まり
  1. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM WebSphere MQ」 > 「WebSphere MQ Explorer」をクリックします。
  2. 左側でキュー・マネージャーを右クリックし、「プロパティー」を選択します。「プロパティー」ダイアログが開きます。「一般」プロパティーが表示されます。
  3. 「始動」プロパティーを見つけてそれを Automatic に設定します。
  4. 「OK」をクリックします。「プロパティー」ダイアログが閉じて変更が適用されます。
  5. strmqm コマンドまたは WebSphere MQ Explorer を使用して、WebSphere Message Broker コンポーネントのキュー・マネージャーを再始動します。キュー・マネージャーの始動タイプに対する変更は、Windows を再始動すると有効になります。
  6. mqsistart コマンドを使用してコンポーネントを開始します。
変更の終わり
関連タスク
ブローカーの開始と停止
構成マネージャーの開始と停止
ユーザー・ネーム・サーバーの開始と停止
関連資料
mqsistart コマンド
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
an04025_