コマンド・アシスタント・ウィザードの使用

始める前に:

コマンド・アシスタント・ウィザードを使用して、以下の物理ランタイム・コンポーネントを作成、変更、および削除します。

ウィザードを使用して、グラフィカル・インターフェース経由で同等のコマンド行コマンドにアクセスします。

ウィザードは一連のパネルで構成され、タスクの完了まで先導します。ウィザードでは、各パネル上部のバナー内にヘルプが提供され、パネルを完了して継続するために必要な操作が示されます。ウィザードでは、これらの各コマンドのオプション・パラメーターすべてがサポートされるわけではありません。拡張機能を使用する場合 (ブローカー用の LDAP ディレクトリー・アクセスの設定または変更など)、コマンド行インターフェースを使用する必要があります。

各パネル下部に表示されているボタンを使用して、前のパネルに「戻る」か、「次へ」のパネルへ移動、ウィザードの作業の「完了」、または現在のアクションを「キャンセル」してウィザードを終了します。

  1. 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブまたは「ブローカー管理」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「ファイル」 > 「新規作成」 > 「その他」を選択します。 「新規作成」ダイアログが開きます。
  3. 「ブローカー管理 - 始めに」カテゴリーの中から「コマンド・アシスタント・ウィザード」を選択して、「次へ」をクリックします。 ウィザードが開き、最初のパネルが表示されます。
  4. 作業するコンポーネントのタイプを選択します。 ウィザードはこのシステムにインストール済みのコンポーネントを検査します。 使用可能なリストから値を選択する必要があります。異なる値は入力できません。
  5. 「名前」入力フィールドまでナビゲートします。 入力したタイプのコンポーネントが存在することをウィザードが検出した場合、このフィールドに表示されます。このタイプのコンポーネントが存在しないか、新規コンポーネントを作成したい場合、このフィールドに新規の固有の名前を入力します。名前は、製品によって強制されている命名上の制約と、ご使用の環境で使用中の命名規則に従います。

    リソース名は大/小文字を区別しません。同じ名前のリソースが存在し、このフィールドに入力した文字と大/小文字が異なる場合、入力した名前は既存の名前で上書きされます。

  6. 「アクション」入力フィールドにナビゲートして、完了する操作を選択します。 ウィザードでは、「名前」フィールドに入力したリソースに対して無効なアクションが入力されるのを防止しています。 例えば、ウィザードがこのシステムで検出しなかった名前を入力した場合、選択できるのは新規リソースの作成のみです。リソースが既に存在する場合、リソースの変更または削除が選択できます。
  7. このシステムに製品のインストールが複数ある場合、「場所」フィールドから正しい値を選択する必要もあります。 このフィールドは、ウィザードが識別したインストールのホーム・ディレクトリーを表示します。
    • このシステムのインストールが 1 つだけの場合、ディレクトリーが表示されてフィールドはグレー表示されます。
    • 「名前」フィールドで指定したリソースが既存のリソースで一意的に指名されたものである場合、ウィザードはこのリソースに関連したインストールの場所を表示し、フィールドはグレー表示されます。
    • 複数のインストールが存在して、お客様の要求のターゲットとなり得る場合、このフィールドで正しい場所を選択します。
  8. 「次へ」をクリックします。 ウィザードは次のパネルを表示します。パネルの内容は、それまでの選択に依存します。

    ウィザードの各パネルに表示されているヘルプを使用し、入力フィールドをナビゲートして、該当する箇所でテキストを選択または入力します

    パスワードを入力した場合、セキュリティーを高めるために、入力フィールドの文字はアスタリスク文字で表示されます。

  9. パネルで入力フィールドを完了した後、「次へ」をクリックします。 ウィザードでは、起動するコマンドや、実行する追加のアクションを示す要約を表示します。
  10. 要約の情報を確認します。正しい場合、「次へ」をクリックします。

    変更したい場合、「戻る」をクリックして前のパネルに戻り、入力データを変更します。

  11. ウィザードが要求の処理を開始します。 アクションが正常に終了したら、ウィザードは要約パネルにメッセージを表示します。

    アクションが失敗した場合、ウィザードはメッセージ・ダイアログにエラーを報告します。エラーの原因がわかって修正できる場合、エラーを訂正して「はい」をクリックします。 ウィザードはコマンドを再発行します。

    エラーの原因がわからなかったり、または修正できない場合、「いいえ」をクリックします。ウィザードはすでに完了したアクションをバックアウトして、システムを初期状態に戻します。

  12. 「完了」をクリックしてウィザードを終了するか、「次へ」をクリックして先頭ページに戻り、完了したい別のタスクを選択します。
関連概念
ブローカー
構成マネージャー
ユーザー・ネーム・サーバー
関連資料
リソース命名規則の考慮事項
コマンド
コマンドで使用できる文字
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
ae35700_