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AggregateControl ノードは、集約の一部である要求のファンアウトの始まりをマークするために使用します。
集約は、要求/応答アプリケーション・モデルを拡張したものです。集約は、いくつもの関連した要求の生成およびファンアウトと、それに対応する応答のファンインを結合し、それらの応答をコンパイルして、単一の集約された応答メッセージを作成します。
集約関数は以下の 3 つのノードにより提供されます。
ワークベンチでは、AggregateControl ノードは次のアイコンで表されます。
AggregateControl ノードのインスタンスをメッセージ・フローに入れると、AggregateControl ノードを構成することができます。 エディター・ビューでノードを右クリックし、「プロパティー」をクリックします。ノードの基本プロパティーが表示されます。
値を入力する必要のある (デフォルト値が定義されていない) すべての必須プロパティーには、プロパティー・ダイアログにアスタリスクが表示されます。
以下のように、AggregateControl ノードを構成します。
「キャンセル」をクリックすると、ダイアログを閉じてプロパティーに対して行った変更をすべて破棄します。
AggregateControl ノードのターミナルについては、次の表に説明されています。
ターミナル | 説明 |
---|---|
In | ノードが処理するメッセージを受け入れる入力ターミナル。 |
Out | 処理が正常に終了した時にもとのメッセージがルーティングされる出力ターミナル。 |
Control | 制御メッセージがルーティングされる出力ターミナル。制御メッセージは、対応する AggregateReply ノードへ送信されます。 注: Control ターミナルはバージョン 6.0 では使用すべきではなくなったので、Control ターミナルからの接続を使用するには、集約フローでの制御メッセージの使用を参照してください。
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以下の表でノードのプロパティーを説明します。M の見出しの列は、プロパティーが必須 かどうかを示します (デフォルトが定義されていない場合に値を入力することが必要なら、プロパティー・ダイアログにアスタリスクのマークが付きます)。 C の見出しの列は、プロパティーが構成可能 かどうかを示します (メッセージ・フローを bar ファイルに追加してデプロイするとき、値を変更できます)。
AggregateControl ノードの「基本」プロパティーについては、次の表に説明されています。
プロパティー | M | C | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
集約名 | はい | はい | ファンアウト・メッセージ・フローとファンイン・メッセージ・フローを関連付けるために使用される名前。 | |
タイムアウト (秒単位) | はい | いいえ | 0 | 応答がファンインに到着するまで待つ時間 (秒単位)。 |
AggregateControl ノードの「説明」プロパティーについては、次の表に説明されています。
プロパティー | M | C | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
簡略説明 | いいえ | いいえ | ノードの簡単な説明 | |
詳細説明 | いいえ | いいえ | メッセージ・フロー内のノードの目的を説明するテキスト |