HP-UX でのユーザー・ネーム・サーバーの作成

以下のステップは、ユーザー・ネーム・サーバーを作成する方法を示しています。

  1. ユーザー ID を使用してログオンします。 su コマンドを使用して root からユーザーに切り替える場合、su - <ユーザー ID> をご使用のユーザー・プロファイルに入力します。
  2. 以下のコマンドを入力してユーザー・ネーム・サーバーを作成します。
    mqsicreateusernameserver -i wbrkuid -a wbrkpw -q WBRK_UNS_QM

    このコマンドで、パラメーターに対して異なる名前または値を使用している場合、該当する値をユーザー設定の値に置き換えなければなりません

    上のコマンドで、

    wbrkuid
    ユーザー・ネーム・サーバーの実行に使用するサービス・ユーザー ID です。
    wbrkpw
    はサービス・ユーザー ID のパスワードです。
    WBRK_UNS_QM
    ユーザー・ネーム・サーバーWebSphere MQ キュー・マネージャーの名前です。これは、存在しない場合に作成されます。
このタスクの完了時に、
  • ユーザー・ネーム・サーバーが作成されます。
  • ユーザー・ネーム・サーバー用のマニュアルのデフォルト始動状況が作成されます。
  • WBRK_QM という WebSphere MQ キュー・マネージャーが作成されて開始されます。
  • ユーザー・ネーム・サーバーが必要とする WebSphere MQ リソースが作成およびセットアップされ、これらがキュー・マネージャー上で定義されています。 これには、 mqsicreateusernameserver コマンドの実行によって自動的に使用可能にされるデフォルトのデッド・レター・キュー (DLQ) が含まれます。

これでユーザー・ネーム・サーバーが作成されたので、 WebSphere Message Broker コンポーネント (ブローカー、ユーザー・ネーム・サーバー、 および構成マネージャー) に接続する必要がある WebSphere MQ キュー・マネージャー・チャネルを作成し、開始する準備ができました。 これにより、さまざまなキュー・マネージャーがサポートするブローカー・ドメイン中の コンポーネントがメッセージを交換することができ、したがって効率的に通信できます。 コンポーネントの接続を参照してください。

関連概念
ユーザー・ネーム・サーバー
関連タスク
コンポーネントの接続
関連資料
mqsicreateusernameserver コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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