WebSphere MQ Integrator Broker バージョン 2.1 構成マネージャーからエクスポートされた既存のフローに基づいて、WebSphere Message Broker バージョン 6.0 形式の新規のフローを作成するには、mqsimigratemsgflows コマンドを使用します。
また、このコマンドを使用して、エクスポートしたユーザー定義のノード定義を バージョン 2.1 から バージョン 6.0 にデプロイできます。バージョン 6.0 でユーザー定義ノードを再作成するには、そのノードを手動で再定義する必要があります。
Windows オペレーティング・システムでは、mqsimigratemsgflows.exe ファイルは <toolkit install>/eclipse ディレクトリーにあります。 同様に、Linux (x86 プラットフォーム) オペレーティング・システムでは、mqsimigratemsgflows ファイルは <toolkit install>/eclipse ディレクトリーにあります。
ワークスペースの位置は、プロジェクトのデフォルトの位置でもあります。 相対パスは、コマンドが開始されたディレクトリーに対して相対であると解釈されます。
相対パスは、現行作業ディレクトリーを基準に解釈されます。絶対パスを指定できます。ネストされるディレクトリーはすべて無視されます。
フロー名は、.msgflow ファイルの名前になります。この名前は、ローカル・ファイルの命名規則を満たすように変更できます。
重複したメッセージ・フローは無視されます。この形式におけるエラーはすべて、マイグレーション・レポート・ファイルに報告されます。
別の指定を行わないと、このコマンドは <install_dir>/eclipse/ フォルダーに詳細なマイグレーション・ログを生成します。 このログ・ファイルのデフォルトの名前は "mqsimigratemsgflows.report.txt" です。
フロー・マイグレーションについて詳しくは、バージョン 2.1 からのメッセージ・フローのマイグレーションを参照してください。