コマンドで使用できる文字

ブローカー・ドメイン中のコンポーネントやリソースの名前や ID を付ける際に、従わなければならない規則がいくつかあります。

ブローカー・ドメインのコンポーネントには、以下のものがあります。
  • ブローカー
  • 構成マネージャー
  • ユーザー・ネーム・サーバー (このコンポーネントはオプションです)
ブローカーのリソースには、以下のものがあります。
  • 実行グループ
  • メッセージ・セットとメッセージ
  • メッセージ・フロー
  • トピック
ブローカー、構成マネージャー、実行グループ、およびメッセージ ID の命名に使用できる文字セットは、以下のとおりです。
  • 大文字 A から Z
  • 小文字 a から z
  • 数字 0 から 9
  • 基礎となるファイル・システムによってサポートされている特殊文字。
    • Windows プラットフォームでは、以下の特殊文字を使用できます。
      $ % ' (アポストロフィ) ' (引用符)
      - (ダッシュ) _ (下線) @ ~ (波形記号)
      ! ( ) {
      } [ ] &
      # & + , (コンマ)
      ; = (スペース)  
    • 以下の特殊文字は、スペースを除き、UNIX プラットフォームで受け入れられます。
      . (ドット) % - (ダッシュ) _ (下線)
      @ ~ (波形記号) ! {
      } [ ] &
      # , (コンマ) = (スペース)

    一般的に、使用できる文字は、A から Za から z、および 0 から 9 の他に、127 (16 進数の X'7F') より大きい 10 進数を使った任意の Unicode 文字です。ただし、選んだ文字がオペレーティング・システムで認識されることを前提とします。

    実行グループの操作をトレースする予定の場合、実行グループの名前には、リストされている有効な英字および数字だけが使用されていることを確認してください。トレース・コマンドでは、実行グループ名中での特殊文字の使用がサポートされていません。

他のすべてのリソースの場合、データベース構成でサポートされているすべての文字がサポートされます。

Windows プラットフォームでは、ブローカー名、構成マネージャー名、および固定名 (UserNameServer) の大/小文字は区別されません。例えば、ブローカー名 Broker1 および BROKER1 は、同じブローカーを指します。

Linux および UNIX システムでは、ブローカー名および 構成マネージャーで大/小文字が区別されるので、上記の例は別々のブローカーを指します。示されているように UserNameServer を使用する必要があります。

MQRFH2 ヘッダー中のメッセージ・サービス・フォルダーの命名に対してはさらに別の規則があります。

関連資料
メッセージ・サービス・フォルダー
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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