メッセージ・フロー・アプリケーションのデプロイメント

メッセージ・フロー・アプリケーションは、実行グループに直接デプロイされません。 その代わりに、すべての関連するリソースを ブローカー・アーカイブ (bar) にパッケージしてから、デプロイすることができます。 ファイルをブローカー・アーカイブに追加すると、それらはプロセスの一部として自動的にコンパイルされます。メッセージ・フロー内で JavaCompute ノードによって必要とされる JAR ファイルは、Java プロジェクトから自動的に追加されます。

ブローカー・アーカイブ自体は、構成マネージャーに送られる圧縮ファイルで、その内容が抽出され、実行グループに配布されます。 実行グループがブローカーで初期化されていない場合 (つまり、作成されたばかりの場合)、実行グループはデプロイメントの一部として作成されます。

次の図は、メッセージ・フロー・アプリケーションをデプロイするときのイベントの流れを示しています。

次の図は、メッセージ・フロー・アプリケーションをデプロイするときのイベントの流れを示しています。ブローカー・アーカイブを作成して、それにファイルを追加する。bar ファイルを構成マネージャーに送ることにより、それをデプロイする。そのファイルの内容がドメイン内のブローカー上の実行グループに配布される。
bar ファイルのデプロイには以下の 2 つの方法があります。

増分 bar ファイル・デプロイメント

bar ファイルを増分デプロイすると、構成マネージャーに、bar ファイルのデプロイ可能な内容を抽出し、それを実行グループに送信するように指示します。

使用すべきとき
  • メッセージ・フロー、メッセージ・セット、または他のデプロイ可能オブジェクトを実行グループに増分デプロイする場合。
使用すべきでない とき
  • bar ファイルがデプロイされる前に、実行グループの内容を完全にクリアする場合。 この場合、代わりに完全 bar ファイル・デプロイメントを使用してください。

完全 bar ファイル・デプロイメント

bar ファイルを完全デプロイすると、構成マネージャーに、最初に実行グループのデプロイ済みの既存の内容を除去して、bar ファイルのデプロイ可能な内容を抽出し、それを実行グループに送信するように指示します。

使用すべきとき
  • メッセージ・フロー、メッセージ・セット、または他のデプロイ可能オブジェクトを実行グループにデプロイする場合。
使用すべきでない とき
  • 実行グループの既存の内容を bar ファイルの内容とマージする場合。 この場合、代わりに増分 bar ファイル・デプロイメントを使用してください。
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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