コマンド環境 - Windows プラットフォーム

Windows プラットフォームでは、コンポーネントはサービスとして実行されるため、コマンド・プロンプト環境を継承しないでください。ただし、コンポーネントは開始前に mqsiprofile を実行します。

mqsiprofile コマンドの場所を変更したり、コマンドにユーザー変更を加えたりしないでください。サービス (または更新) を製品にインストールすると置換される可能性があるためです。独自の設定を実行する必要がある場合は、以下の説明に従ってスクリプトを profiles ディレクトリーに追加してください。

*.cmd という名前のファイルを以下の特定の場所に配置すると、mqsiprofile が追加のユーザー作成スクリプトを自動的に呼び出します。
 <workpath>¥common¥profiles
この方法を使用してデータベース環境セットアップ・スクリプトを実行することもできます。

ブローカーを扱うには、データベースに必要な環境をセットアップする必要がありますが、この処理は、データベース・マネージャー用ベンダー提供プロファイルを実行することによって行うことをお勧めします。

Windows プラットフォームでは、通常、関連する環境設定は、データベース製品のインストール時にシステム環境に対して行われます。

環境の設定後、ブローカーで使用できるようデータベースをセットアップする方法についてはコンポーネント・データベースの構成を参照してください。

システム環境にデータベース製品の設定が行われていることを確認するか、その設定をチェーン・スクリプトとして common¥profiles ディレクトリーに追加してください。 次に、以下の 2 つの方法のいずれかを実行してください。
  1. 「スタート」 > 「IBM」 > WebSphere Message Brokers 6.0」 > 「コマンド・コンソール」をクリックして、コマンド・コンソールを開きます。 この方法は、ランタイム製品のインストールが 1 つだけの場合に機能します。
  2. 通常のコマンド・プロンプトを開始します。製品のインストール先のパスから、 mqsiprofile.cmd スクリプトを見つけて実行します。 この方法は、ランタイム・コンポーネントのインストールが複数ある場合でも適用できます。実行するプロファイルによって、使用するコードが決まります。
以下に注意してください。
  • システムに製品の旧バージョンがある場合、バージョン 6.0 を使用する前に正しいプロファイルを実行してください。 mqsiprofile コマンドは、バージョン 6.0 のコマンドおよびライブラリーを検索パスの先頭に配置します。
  • 同じユーザー ID を使用して、(複数の異なるインストールまたはバージョンの) 複数のプロファイルを実行する場合、予期しない結果になる可能性があります。必要な特定のプロファイルを実行する前に、ログオフしてから、再度ログインしてください。
関連タスク
コンポーネント・データベースの構成
コマンド環境のセットアップ
コマンド環境 - UNIX システムおよび Linux
関連資料
ランタイム・コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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