シナリオ E: 代替メッセージ・データによる選択の解決

始める前に:
  1. ツールを使用する、またはメッセージ構造ファイル (例えば C ヘッダーまたは XML スキーマ定義ファイル) をインポートすることにより、適切なメッセージ・モデルを作成します。
  2. 以下の構造を持つメッセージ・フローを作成します。
    MQInput > Mapping ノード > MQOutput
このシナリオでは、代替メッセージ・データを使って選択を解決する方法について説明します。この例で使用されるメッセージ・モデルは、以下のとおりです。
chsmess (message)
head (xsd:string)
choice (group)
str1 (xsd:string)
int1 (xsd:int)
dur1 (xsd:duration)
footer (xsd:string)
  1. 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブに切り替えます。
  2. Mapping ノードを右クリックして、「マップを開く」をクリックします。
  3. デフォルトのプロジェクトおよび名前を受け入れて、「次へ」をクリックします。
  4. デフォルトの使用法を受け入れて、「次へ」をクリックします。
  5. 「データベース内のレコードを基にする」チェック・ボックスをクリアして、「次へ」をクリックします。
  6. ソース・メッセージ chsmess およびターゲット・メッセージ chsmess を選択して、「完了」をクリックします。
  7. 「接続」ペインで、加算 (+) アイコンをクリックすることによって、ソースおよびターゲットのツリーを開きます。
  8. 同様にして、「ソース」および「ターゲット」ペイン内の chsmess ツリーを開きます。
  9. 「ソース」と「ターゲット」の両方のペインで、choice グループに隣接する加算 (+) アイコンをクリックします。
  10. メッセージ・マッピング・エディターの 「ソース」ペインhead をクリックして、「ターゲット」ペインの head までドラッグします。 線がそれらを結びます。
  11. 対応するエレメント (str1int1dur1、および footer) ごとにステップ 10 を繰り返します。
  12. マップ・スクリプト | 値表で、$target + ボックスをクリックすることによって、ツリーを開きます。
  13. chsmess ツリーをオープンした後、if をオープンします。 condition エレメントのセットが表示されます。
  14. 各条件をオープンします。 それぞれの選択ごとに 1 つの条件が存在します。 各条件には関数 fn:true() があります。
  15. 最初の関数 (例えば、str1 の関数) をクリックし、それを「編集」ペインで $source/chsmess/head=’str1 に変更します。 入力エレメント head が値 str1 を持つ場合、割り当て str1 <- $source/chsmess/str1 が生じます。
  16. 2 番目の関数 (例えば、int1 の関数) をクリックして、それを式エディターで $source/chsmess/head=’int1’ に変更します。 入力エレメント head が値 int1 を持つ場合、割り当て int1 <- $source/chsmess/int1 が生じます。
  17. 3 番目の関数 (例えば、dur1 の関数) をクリックして、それを式エディターで $source/chsmess/head=’dur1’に変更します。 入力エレメント head が値 dur1 を持つ場合、割り当て dur1 <- $source/chsmess/dur1 が生じます。
  18. 「ファイル」 > 「保管」をクリックしてマッピングを保管します。
このシナリオは完了しました。メッセージ・モデルには、インスタンス・メッセージ内の他のデータを使用して解決された選択が含まれます。
関連資料
メッセージ・マッピング
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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