CONNACK メッセージとは、クライアントから CONNECT 要求への応答としてブローカーによって送信されるメッセージのことです。
固定ヘッダーの形式については、以下の表で示しています。
ビット | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バイト 1 | メッセージ・タイプ (2) | DUP フラグ | QoS フラグ | RETAIN | ||||
0 | 0 | 1 | 0 | x | x | x | x | |
バイト 2 | 残りの長さ (2) | |||||||
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
DUP、QoS および RETAIN フラグは、CONNACK メッセージでは使用されません。
変数ヘッダー・フォーマットについては、以下の表で示しています。
説明 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トピック名の圧縮応答 | |||||||||
バイト 1 | 予約済み値。 使用されません。 | x | x | x | x | x | x | x | x |
接続戻りコード | |||||||||
バイト 2 | 戻りコード |
1 バイトの符号なしの「接続戻りコード」フィールドの値は、以下の表で示しています。
列挙 | 16 進数 | 意味 |
---|---|---|
0 | 0x00 | 接続が受け入れられた |
1 | 0x01 | 接続が拒否された: プロトコル・バージョンを受諾不能 |
2 | 0x02 | 接続が拒否された: ID が拒否された |
3 | 0x03 | 接続が拒否された: ブローカーが使用不可 |
4-255 | 将来の利用のために予約済み |
固有クライアント ID の長さが、1 から 23 文字でない場合、戻りコード 2 (ID が拒否された) が送信されます。