ブローカーによって転送されるパブリケーション用の MQMD の設定

ブローカーは、サブスクライバーにコマンド・メッセージを送信するときに、メッセージ記述子 (MQMD) 内で以下のフィールド設定を使用します。 MQMD のその他のすべてのフィールドは、それぞれのデフォルト値に設定されます。

Report
Report は MQRO_NONE に設定されます。
MsgType
MsgType は MQMT_DATAGRAM に設定されます。
Expiry
Expiry は、 パブリッシャーから受け取った Publish メッセージの値に設定されます。 保存メッセージの場合、未解決の時間は、 メッセージがブローカーにあった概算時間だけ削減されます。
Format
Format は MQFMT_RF_HEADER_2 に設定されます。
MsgId
MsgId は、固有値に設定されます。
CorrelId
CorrelId がサブスクライバーの ID の一部である場合、 これは登録時にサブスクライバーによって指定された値です。 そうでない場合は、ブローカーによって選択された非ゼロ値です。
Priority
Priority は、パブリッシャーによって設定された値か、 または、パブリッシャーが MQPRI_PRIORITY_AS_Q_DEF を指定した場合に解決されたとおりの値をとります。
Persistence
このパブリケーションの送信先であるサブスクライバーの Register Subscriber メッセージに他の指示がない限り、Persistence は、パブリッシャーによって設定された値か、またはパブリッシャーが MQPER_PERSISTENCE_AS_Q_DEF を指定した場合に解決された値をとります。
ReplyToQ
ReplyToQ はブランクに設定されます。
ReplyToQMgr
ReplyToQMgr は、ブローカーのキュー・マネージャーの名前に設定されます。
UserIdentifier
UserIdentifier サブスクライバーの登録時に設定されたサブスクライバーのユーザー ID になります。
AccountingToken
AccountingToken は、 サブスクライバーの最初の登録時に設定されたサブスクライバーのアカウンティング・トークンです。
ApplIdentityData
ApplIdentityData は、 サブスクライバーの最初の登録時に設定されたサブスクライバーのアプリケーション ID データです。
PutApplType
PutApplType は MQAT_BROKER に設定されます。
PutApplName
PutApplName は、 ブローカーのキュー・マネージャー名の最初の 28 文字に設定されます。
PutDate
PutDate は、ブローカーがメッセージを書き込んだときのタイム・スタンプです。
PutTime
PutTime は、ブローカーがメッセージを書き込んだときのタイム・スタンプです。
ApplOriginData
ApplOriginData はブランクに設定されます。
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
aq07030_