mqsicreatemsgdefs コマンド

サポートされるプラットフォーム

  • Windows
  • Linux (x86 プラットフォーム)

目的

mqsicreatemsgdefs コマンドは、他の各種パラメーターに加えて、さまざまなタイプ (例えば、C や COBOL など) のソース・ファイルが置かれているディレクトリーをパラメーターとしてとり、そのファイルの拡張子に基づいて適当な操作を呼び出します。

次いで、コマンドは、オプション・ファイルに指定されている一連のインポート・オプションに従って、メッセージ定義ファイル (*.mxsd) を生成します。生成されたファイルは、指定のメッセージ・セット・フォルダー内に置かれます。

注:
  1. 指定したディレクトリーおよびサブディレクトリー構造の中に、コマンドの実行に必要なファイルだけが入っていることを確認します。mqsicreatemsgdefs コマンドが実行するアクションの 1 つに、メッセージ定義の作成に先立ち、ディレクトリーおよびサブディレクトリー内のすべてのファイルをワークスペースにコピーするというものがあります。その中には、作成しようとしているメッセージ定義に関連していないファイルが含まれていることがあります。
  2. ターゲット・ワークスペースを指定する場合は、-dataworkspace パラメーターを指定する必要があります。

構文

パラメーター

-p message set project name
(必須) メッセージ・セット・プロジェクトの名前。プロジェクトが存在しないと、新規に作成されます。
-d pathname of source files folder
(必須) 定義ファイル (ソース・ファイル) のディレクトリーの絶対または相対パス名。

ソース・ファイル・フォルダーの下のすべてのサブフォルダー内に置かれている関連ファイルがすべてスキャンされてインポートされます。

-data workspacepath
(必須) プロジェクトを作成するワークスペースのパス。

ワークスペースの位置は、プロジェクトのデフォルトの位置でもあります。 相対パスは、コマンドが開始されたディレクトリーに対して相対であると解釈されます。

-base
(オプション) 新しいメッセージ・セットが作成される場合のベースとなる既存のメッセージ・セット・プロジェクトおよびメッセージ・セットです。
-rmp
(オプション) 同一名の付いた既存のプロジェクトを置き換えます。
-rmd
(オプション) 同一名の付いた既存のメッセージ定義ファイルを置き換えます。
注:
  1. このフラグが省略された場合に、同一名のメッセージ定義ファイルが存在すると、警告が出されます。
  2. メッセージ・セット内に生成されたメッセージ定義ファイルの位置は、ターゲットのネーム・スペースによって決まります。
-ns
(オプション) 新しいメッセージ・セットが作成される場合、そのメッセージ・セットを使用してネーム・スペースをサポートできます。
-msg
(オプション) 複合グローバル・エレメントからメッセージを作成します。
-opt xxx.xml
(オプション) オプション・ファイルの絶対または相対パス名。
C 言語
C オプション・ファイル
COBOL 言語
COBOL オプション・ファイル
XSD_NO_NS
XSD オプション・ファイル
特定のオプションを指定しないと、mqsicreatemsgdefs.xml というデフォルトのオプション・ファイルが使用されます。デフォルトのオプション・ファイルを参照してください。
注: デフォルト・オプション・ファイルを使用する場合は、コピーを作成して、そのコピーをカスタマイズしてください。
-v
(オプション) 冗長なレポート。
-log report file pathname
(オプション) レポート・ファイルの絶対または相対パス名。これを省略すると、Eclipse 現行ディレクトリー内の mqsicreatemsgdefs.report.txt というデフォルトのログ・ファイルにレポートが書き込まれます。
注: レポート・ファイルのパス名を指定しないか、または無効なパス名を使って -log を指定すると、コマンドはエラー・メッセージを発行して停止します。

mqsicreatemsgdefs -p <newproject> -d <c:¥myproject¥source>
   -rmp -rmd
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
an07350_