メンテナンス更新を WebSphere Message Broker に適用するには、以下のようにします。
- 実行中のすべてのブローカーおよびユーザー・ネーム・サーバーを停止します。
- フィックスパック・ファイル Unnnnnn.tar.z をダウンロードしたディレクトリーに移動します。
- 次のコマンドを入力して、.Z ファイルを .tar ファイルに置き換えます。uncompress -fv
filename.tar.Z
- 次のコマンドを入力して、イメージを untar し、更新を適用するのに必要なすべてのディレクトリー、サブディレクトリー、およびファイルを解凍します。tar -xvf filename.tar
- どのインストール・モードを使用するかを決定します。
代替案については、インストールおよびアンインストールのモードで説明されています。
- 使用することに決めたインストールのモードに応じて、以下に説明されているいずれかのコマンドを実行します (<installer> は、以下の表にリストされている、ご使用のプラットフォームに該当するインストール・プログラム)。
- グラフィカル・モードのインストール・ウィザードを起動するには、ファイルをダブルクリックするか、コマンド・プロンプトでオプションを指定せずに名前を入力して、Enter を押します。インストール・ウィザードを起動すると、一連のパネルが表示されるので、コンポーネントのインストール場所を選択したり、インストールするコンポーネントを選択したりできます。
- コンソール・モードのインストール・ウィザードを起動するには、以下のいずれかのコマンドを入力します。デフォルトの呼び出しの場合は、<installer>
-console というコマンドを入力します。または、アクセシビリティを改良するには、<installer>
-accessibility と入力します。ウィザードのあるディレクトリー以外のディレクトリーからインストールを起動する場合は、絶対パス名か相対パス名を含めます。インストール・ウィザードを起動すると、一連のパネルが表示されるので、コンポーネントのインストール場所を選択したり、インストールするコンポーネントを選択したりできます。
- 下記のコマンドは、すべてデフォルト設定を指定した標準的なインストールを完了するインストール・ウィザードを起動します。確実にライセンスが受け入れられるようにするには、呼び出しに -G
licenseAccepted=true フラグを組み込まなければなりません。<installer> -silent -G licenseaccept=true。
ウィザードのあるディレクトリー以外のディレクトリーからインストールを起動する場合は、絶対パス名か相対パス名を含めます。デフォルト以外の設定を指定する場合は、呼び出しに応答ファイルを組み込まなければなりません。組み込む方法、および応答ファイルの作成や編集を行って要件を定義する方法について詳しくは、応答ファイルの使用を参照してください。
プラットフォーム |
インストール・プログラム |
AIX |
setupaix |
HP-UX |
setuphp |
Linux (POWER プラットフォーム) |
setuplinuxppc |
Linux (x86 プラットフォーム) |
setuplinux32 |
Linux (zSeries プラットフォーム) |
setuplinux390 |
Solaris (SPARC プラットフォーム) |
setupsolaris |
Solaris (x86-64 プラットフォーム) |
setupsolarisx86 |
正常に展開が終わると、インストーラーは選択された引数に基づいて自動的に実行します。
インストール・パネルの指示に従います。
インストールが完了したら、readme ディレクトリーにあるマルチプラットフォーム・メモを検討し、必要な人手によるポストインストール作業があればそれを行います。