TDS の空白文字

空白文字は、以下のように定義されています。
  • ASCII 文字 (16 進数) 'X'09 から 'X'0D
  • EBCDIC 文字 'X'05、'X'0B、'X'0C、'X'0D、'X'25、'X'40
これらの文字が処理で重要な場合、例えば、グループの終了文字または区切り文字として使用する場合、メッセージ・モデル内で TDS ニーモニックを使用して指定できます。詳細は、TDS ニーモニックを参照してください。
次のような場合があります。
  • TDS メッセージング標準プロパティーが「X12」または「EDIFACT」であり、かつ
  • 構造で強制されている TDS データ・エレメント分離が、
    • タグ区切り文字または
    • タグ付き固定長または
    • タグ付きエンコード長の場合
この場合、グループの終わりの後と、次のエレメントのタグの前の空白文字は無視されます。
次のビット・ストリームも使用できます。
Tag<data>!<Any whitespace character>Tag
ここで、
  • ! はグループ終了文字です。
  • <Any whitespace character> は、前にリストした、いずれかの ASCII 文字または EBCDIC 文字です。
次の X12 ASCII メッセージは正常に構文解析されます。
ST*856*777777%<SPC><SPC><SPC><HEX 09>BSN*00*7654321*940920*10000%
シーケンス
<SPC><SPC><SPC><HEX 09>
は パーサーによって無視されます。
関連概念
メッセージ・モデル
関連タスク
メッセージ・モデル・オブジェクトの処理
関連資料
メッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
メッセージ・モデル・オブジェクトの論理プロパティー
オブジェクトによるメッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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