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AggregateRequest ノードは、要求メッセージが送信されたという事実を記録するために使用します。 このノードは、AggregateReply ノードが複合メッセージを構成するための情報も収集します。
集約は、要求/応答アプリケーション・モデルを拡張したものです。集約は、いくつもの関連した要求の生成およびファンアウトと、それに対応する応答のファンインを結合し、それらの応答をコンパイルして、単一の集約された応答メッセージを作成します。
集約関数は以下の 3 つのノードにより提供されます。
ワークベンチでは、AggregateRequest ノードは次のアイコンで表されます。
AggregateRequest ノードのインスタンスをメッセージ・フローに入れると、AggregateRequest ノードを構成することができます。 エディター・ビューでノードを右クリックし、「プロパティー」をクリックします。ノードの基本プロパティーが表示されます。
値を入力する必要のある (デフォルト値が定義されていない) すべての必須プロパティーには、プロパティー・ダイアログにアスタリスクが表示されます。
以下のように、AggregateRequest ノードを構成します。
「キャンセル」をクリックすると、ダイアログを閉じてプロパティーに対して行った変更をすべて破棄します。
AggregateRequest ノード・ターミナルについては、次の表に説明されています。
ターミナル | 説明 |
---|---|
In | 集約要求の一部として送信されたメッセージを受け入れる入力ターミナル。 |
Out | 処理が正常に終了した時に入力メッセージがルーティングされる出力ターミナル。 |
以下の表でノードのプロパティーを説明します。M の見出しの列は、プロパティーが必須 かどうかを示します (デフォルトが定義されていない場合に値を入力することが必要なら、プロパティー・ダイアログにアスタリスクのマークが付きます)。 C の見出しの列は、プロパティーが構成可能 かどうかを示します (メッセージ・フローを bar ファイルに追加してデプロイするとき、値を変更できます)。
AggregateRequest ノードの「基本」プロパティーについては、次の表に説明されています。
プロパティー | M | C | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
フォルダー名 | はい | いいえ | AggregateReply ノードの複合メッセージ内のフォルダーとして使われる名前。 このプロパティーは必須です。 |
AggregateRequest ノードの「説明」プロパティーについては、次の表に説明されています。
プロパティー | M | C | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
簡略説明 | いいえ | いいえ | ノードの簡単な説明 | |
詳細説明 | いいえ | いいえ | メッセージ・フロー内のノードの目的を説明するテキスト |