z/OS
保存された多数のサブスクリプションまたはパブリケーションを処理するブローカーは、
DB2
ロック用にデフォルトで割り振られる IRLM ストレージをすべて使用できます。 このことがブローカーの再始動時に、問題を引き起こすことがあります。
以下のアクションは、このことが生じないようにするのに役立ちます。
パブリッシュ/サブスクライブのトポロジーの調整:
より多くのブローカー間で実行グループのバランスを取る。つまり、同時に開始し、同じ
DB2
サブシステムに対する並行ロックを持つ実行グループを少なくする必要がある、ということです。
ブローカーをパブリッシュ/サブスクライブ集合内に配置する。これにより、単一ブローカー表内のサブスクリプション数が削減され、また
DB2
への並行アクセス量も削減されます。 これについての詳細は、
パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジー
を参照してください。
使用可能な IRLM ストレージを増やす:
MAXCSA の値を高くして、IRLM の必要とする ECSA が決してこの値に到達しないようにします。 IRLM は必要時にのみストレージを取得するので、IRLM が必要とすると予想されるよりも高い値を選択してください。
IRLM の必要とする ECSA が超えることのできないほど十分高い値を MAXCSA に選択できない場合には、START irlmproc コマンドでオプション
PC=YES
を使用してください。 これは IRLM がその専用アドレス・スペース内に、ロックに関連した制御ブロック構造を置くようにします。
これに関するさらに詳しい情報は、
DB2
レッドブック「
DB2 UDB for OS/390 Version 7 Performance Topics (SG24-5351)
」にあります。
注:
PC=YES
を指定して実行すると、性能が若干低下することがあります (約 1 から 2 %)。 詳しくは、「
DB2 Universal Database Server (OS/390 および z/OS 版) 管理ガイド V7 (SC88-8761)
」を参照してください。
関連タスク
パブリッシュ/サブスクライブ 使用時の問題の解決
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