ブローカー・ドメイン内のユーザーが、メッセージ・フローおよびメッセージ・セット開発に関連付けられているファイルを共用したい場合には、ファイルとその内容に互換性を持たせ、さまざまなロケールのさまざまなシステムで作業しているユーザーが共用できるようにする必要があります。
次のファイルを共用することができます。
これらのファイルの名前は、関係するすべてのユーザーが理解できる特定のセットに制限するようお勧めします。 例えば、US English コード・ページの文字 (a から z、A から Z、0 から 9、および特殊文字と下線とハイフン) に制限できます。 これは制約でも強制でもありませんが、ユーザーは混乱したり間違ったりすることなく、互いにリソースを使用できるようにする必要があります。
ESQL ファイル以外の、上記にリストされたすべてのファイルの内容は UTF-8 で保管されるので、個々のユーザーの設定に関係なく共通です。
ESQL ファイルの内容は、ユーザーが直接編集することができますが、ユーザーがワークベンチで指定するエディター・プリファレンスによって制御されます。
ユーザーが ESQL ファイルを共用する予定の場合には、LAN を介した共用ドライブの使用、または CVS などの共有リポジトリーのいずれかを使用して、すべてのユーザーがエディター・プリファレンスを必ず同じ値で設定するようにしなければなりません。 これによって、各ユーザーは自分の現行ロケールで作業しながら、他のユーザーが作成したファイルにアクセスしたり、それを処理したりできます。 すべてのユーザーが現行ロケールに関係なくアクセスできる、一貫性のある ESQL ファイルの内容にするため、UTF-8 を選択することをお勧めします。