許可は、システム・リソースへのアクセスを認可したり拒否したりするプロセスです。 WebSphere Message Broker の場合、許可は WebSphere Message Broker リソースへのアクセス許可を誰が持つかを制御すること、および これらのリソースを使って作業しようとするユーザーに、それを行うために必要な権限を持つかどうか を確認することが関係しています。
バージョン 6.0 のセキュリティー機能を使用する場合、すでに存在するリソースへのアクセスが必要であれば、作業するユーザー ID をそのリソースのアクセス制御リスト (ACL) に含めなければなりません。
リソース、例えばブローカーを作成する許可を得るには、Administrator ローカル・グループのメンバーでなければなりません。
WebSphere Message Broker のセキュリティー・アーキテクチャーは、プラットフォームに依存しません。 異機種混合の環境で作業中である場合、WebSphere Message Broker タスクに定義するすべてのプリンシパルを、必ず 8 文字以下に制限してください。 Windows 専用環境の場合は、最大 12 文字でプリンシパルを作成することができますが、8 文字より長い名前を使用するのは、後で WebSphere Message Broker ネットワークに Linux、UNIX、または z/OS システムを含めないことが確実な場合のみにしてください。