ブローカーのマイグレーション

このトピックでは、個々のコンポーネントを WebSphere MQ Integrator Broker バージョン 2.1 から WebSphere Message Broker バージョン 6.0 にマイグレーションする 3 番目のステップについて説明します。

始める前に

ブローカー・ドメインを WebSphere MQ Integrator Broker バージョン 2.1 から WebSphere Message Broker バージョン 6.0 へマイグレーションする場合は、ブローカーの一部またはすべてのコード・レベルを バージョン 2.1 のままにすることができます。 これらのブローカーは、バージョン 6.0 ブローカー・ドメインに参加できますが、後でいつでもブローカーのコード・レベルを バージョン 6.0 にマイグレーションできます。また、望むなら段階的に行うこともできます。 以下のトピックでは、バージョン 2.1 ブローカーがバージョン 6.0ブローカー・ドメインにすでに参加している場合に、バージョン 2.1 ブローカーをバージョン 6.0 にマイグレーションする方法を説明します。

ブローカーをバージョン 2.1 からバージョン 6.0 にマイグレーションする場合は、保存されている資料が z/OS で失われます。この状況は、バージョン 6.0 z/OS ブローカーをバージョン 2.1 にマイグレーションして戻す場合にも生じます。

複数のブローカーが同じセットのデータベース表を共用する場合、すべてのブローカーを同時にマイグレーションする必要があります。 同じシステムまたは別々のシステムにある複数のブローカーをマイグレーションする必要がある場合は、以下の説明に従ってください。

このトピックの情報は、WebSphere MQ Integrator Broker バージョン 2.1 ブローカーをマイグレーションすることを前提としています。 しかし、WebSphere MQ Integrator バージョン 2.1 ブローカーをマイグレーションする場合にも同じ情報が適用されます。 単純に以下の説明の「"WebSphere MQ Integrator Broker"」をすべて「"WebSphere MQ Integrator"」と読み替えてください。

WebSphere Message Broker with Rules and Formatter Extension バージョン 6.0 ブローカー・ドメインに参加している WebSphere MQ Integrator バージョン 2.1 ブローカーをマイグレーションする場合は、以下の説明の「"WebSphere Message Broker"」をすべて「"WebSphere Message Broker with Rules and Formatter Extension"」と読み替えてください。 WebSphere MQ Integrator 用の New Era of Networks Rules and Formatter サポートをマイグレーションする方法については、New Era of Networks の資料を参照してください。

以下のトピックには、分散システムまたは z/OS 上でブローカーをマイグレーションする方法が説明されています。

関連概念
バージョン 6.0ブローカー・ドメインに参加している バージョン 2.1 ブローカーに関する条件
関連タスク
マイグレーションされたブローカーの 32 ビットの ODBC 接続と XA リソース・マネージャー定義の変更
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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