指定の開始時刻後に複数回メッセージを送信する

目的

TimeoutControl および TimeoutNotification ノードを使用して、 17:00 時にメッセージをメッセージ・フローに送信してから、 メッセージが 10 回送信されるまで 5 分ごとにメッセージを再送信します。

フローの説明

この図は、TimeoutControl ノードの中で受け渡される
タイムアウト要求メッセージ、およびそのメッセージに含まれるいくつかの値を示しています。
さらに、TimeoutControl ノードと同じ ID を持つ TimeoutNotification ノードがあります。
この図の説明はテキストで示されています。

この図は、TimeoutControl ノードを経由するタイムアウト要求を含むメッセージのパスを示しています。 その後、TimeoutControl ノードと一致する ID を持つ TimeoutNotification ノードが、タイムアウト要求を処理します。 この図は タイムアウト要求の処理後に TimeoutNotification ノードによって生成されるメッセージも示しています。

TimeoutControl ノードがメッセージを受け取るとき、 メッセージのタイムアウト要求セクションに以下の値が設定されています。
  • 「アクション」SET に設定
  • 「開始時刻」17:00 に設定
  • 「インターバル」300 に設定
  • 「カウント」10 に設定

TimeoutControl ノードはタイムアウト要求を妥当性検査します。 明示的に定義されていないプロパティーについては、デフォルト値が想定されます。 その後、元のメッセージがメッセージ・フロー内の次のノードに送られます。 要求が有効であれば、TimeoutControl ノードと同じ固有 ID を 持つ TimeoutNotification ノードは、17:00 にメッセージのコピーをメッセージ・フローに伝搬します。 メッセージは、300 秒のインターバル後の 17:05 に、そしてタイムアウト要求の「カウント」値で指定したように 10 回送信されるまで、300 秒ごとに再送信されます。

このタイプのメッセージ・フローを構築する方法について詳しくは、 Timeout Processing サンプル のサンプルを参照してください。

関連概念
TimeoutNotification エラーの処理
関連資料
時間間隔の後のメッセージの送信
フローを駆動するメッセージの自動生成
TimeoutControl ノード
TimeoutNotification ノード
タイムアウト要求メッセージ
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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