ワークベンチ内に存在するプロジェクト、フォルダー、およびファイルは、リソースと呼ばれます。これらをまとめてワークスペースと呼び、これらはローカル・ファイル・システムに置かれます。
デフォルトでは、リソース (およびそのメタデータ) はワークスペース・ディレクトリーに存在します。 ワークスペース・ディレクトリーは、Message Brokers Toolkit の初回開始時に作成されます。 Windows の場合、デフォルトのワークスペース・ディレクトリーは C:¥Documents and Settings¥user¥IBM¥wmbt6.0¥workspace に作成され、Linux の場合、デフォルトのワークスペース・ディレクトリーは /home/user/IBM/wmqi6.0/workspace に作成されます (user はログオンの際に使用するユーザー名です)。 プロジェクトは、ワークスペース・ディレクトリーだけでなく、それ以外のディレクトリーにも作成できます。 Message Brokers Toolkit の始動中のプロンプト時に新規ロケーションを指定することによって、複数のワークスペースを維持することができます。
一般に、「リソース・ナビゲーター」ビューで編集するために、 任意の ワークベンチ・リソースを開いたり、表示したりします。 例外は、ブローカー・ドメイン・リソース (ドメイン・オブジェクトとも呼ばれる) で、 これは、「ブローカー管理」パースペクティブの「ブローカー管理ナビゲーター」ビューで編集するために、 表示したり開いたりします。
以下の図は、「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブの「リソース・ナビゲーター」ビューのサーバー・プロジェクト、メッセージ・フロー・プロジェクト、およびメッセージ・セット・プロジェクトを示しています。
プロジェクトは開いている か、閉じている かのどちらかです。ワークベンチで開いているプロジェクトを表示および変更することができます。閉じたプロジェクトは表示または変更できません。 閉じたプロジェクトのファイルとフォルダーはワークベンチに表示されませんが、それらはローカル・ファイル・システム内にまだ存在します。
閉じたプロジェクトは開いているプロジェクトほどメモリーが必要ではありません。
プロジェクト・タイプは、Message Brokers Toolkit のリソース・タイプにリストされています。