用語集および略語集

この用語集では、このオンライン情報で使用している WebSphere Message Broker の用語および略語を定義しています。

これは、WebSphere Message Broker バージョン 6.0 と以前のバージョンの製品との間の 用語の違いについてリストしたマイグレーションの用語集でもあります。

A  B  C  D  E  F  G  H  I  J  K  L  M  N  O  P  Q  R  S  T  U  V  W  X  Y  Z

A
アクセス制御リスト (ACL) (access control list (ACL))
コンピューター・セキュリティーにおいて、特定のオブジェクトに関連付けられ、 そのオブジェクトにアクセスできるすべての対象とそのアクセス権を識別するリスト。 対象は、トピック・ツリー内のトピック (topic) に対して明示的なアクセス権 (パブリケーション (publication)・メッセージのパブリッシュ、サブスクリプション、および持続的な配達を要求する権限) を持つ プリンシパル (principals) である。 ACL は、トピック・ベースのセキュリティーのインプリメンテーションを定義します。
ACL
アクセス制御リスト (access control list) を参照。
集約
メッセージ・エレメントの集約 (message element aggregation) を参照。
AMI
Application Messaging Interface を参照。
Application Messaging Interface (AMI)
メッセージ・キューイング・サービスへの高水準のインターフェースを定義する、WebSphere MQ によって提供されるプログラミング・インターフェース。メッセージ・インターフェース・インターフェース (MQI) (Message Queue Interface (MQI)) および Java Message Service (JMS) も参照。AMI を使用するアプリケーションは、WebSphere MQ Enterprise Transport を使用してブローカーに接続する。
属性 (attribute)
XML では、エレメントの特定のフィーチャーに変更を加えるタグ付きエレメント中の名前値ペア。 その他のメッセージ・ドメインでは、メッセージ中の単純エレメント。 XML メッセージと併用する際には、属性には特別な処理が必要である。XML ではないメッセージでは、 属性は同じ 単純タイプ (simple type) を基にした単純エレメントとまったく同様に処理される。
属性グループ (attribute group)
複合タイプ (complex type) タイプに現れる可能性のある 属性 (attribute) のセット。

先頭

B
bar ファイル (bar file)
ブローカー・アーカイブ・ファイル (broker archive file) を参照。
ベンド・ポイント (bend point)
2 つの メッセージ・フロー・ノード (message flow node) 間の接続中の、 接続方向転換を表す線に設定されるポイント。ベンド・ポイントを使用して、 ノード調整と処理ロジックがより明確で効率的に表示されるようにすることができます。
バイナリー・ラージ・オブジェクト (BLOB) (binary large object (BLOB))
判別可能な意味がない (例えばメッセージ本体) が、 解釈不能の 1 まとまりのエンティティーとして扱われるデータ・バイトのブロック。
BLOB
バイナリー・ラージ・オブジェクト (binary large object) を参照。
BLOB ドメイン (BLOB domain)
解釈して情報のより小さいセクションに分割することのできない内容を持つすべての メッセージ (message) を包含するメッセージ・ドメイン。このドメイン中のメッセージは、 BLOB パーサー (BLOB parser) によって処理される。IDoc ドメイン (IDoc domain)JMS ドメイン (JMS domain)MRM ドメイン (MRM domain)、 および XML ドメイン (XML domain) も参照。
BLOB パーサー (BLOB parser)
BLOB ドメイン (BLOB domain) に属するメッセージを表すビット・ストリームやメッセージ・ツリーを解釈し、 入力上のビット・ストリームから対応するツリーを生成するか、 または出力上のツリーからビット・ストリームを生成するプログラム。
ブローカー (broker)
1 つ以上の メッセージ・フロー (message flow) をホストする実行プロセスのセット。メッセージ・ブローカーとも呼ばれる。
ブローカー・アーカイブ・ファイル (broker archive file)
ブローカー (broker) に対する デプロイメント (deployment) の単位。bar ファイルとも呼ばれる。 これには、任意の数のコンパイル済みメッセージ・フロー (compiled message flows) (.cmf)メッセージ・セット (message sets) (.dictionary)、および単一のデプロイメント記述子が含まれる。 さらに、この拡張子が .cmf および .dictionary 拡張子をオーバーラップしないかぎり、必要とする追加ファイルが含まれる。
ブローカー・ドメイン (broker domain)
共通構成を共用する ブローカー (broker) の集合で、 これらのブローカーを制御する構成マネージャーを持つ。
ブローカー・スキーマ (broker schema)
ブローカーに定義されたリソースの名前が固有である範囲を定義するシンボル・スペース。リソースとは、メッセージ・フロー、ESQL ファイル、 およびマッピング・ファイルである。
組み込みノード (built-in node)
製品に付属している メッセージ・フロー・ノード (message flow node)。提供されている複数のノードが入出力などの基本処理を行う。

先頭

C
コールバック機能 (callback function)
インプリメンテーション機能 (implementation function) を参照。
カーディナリティー
マッピング・カーディナリティー (mapping cardinality) を参照。
カテゴリー (category)
なんらかの形で関連する メッセージ (message) を任意にグループ化したもの。例えば、特定のアプリケーションに関連するメッセージが 1 つのカテゴリーに含まれる。
cmf
コンパイル済みメッセージ・フロー (compiled message flow) を参照。
集合 (collective)
パブリッシュ/サブスクライブ (publish/subscribe) 用のマルチ・ブローカー・ネットワークの一部を構成する完全に相互接続されたブローカー (broker) のセット。
コンパイル済みメッセージ・フロー (cmf) (compiled message flow (cmf))
ブローカー (broker) へ伝送を行えるようにコンパイルされた メッセージ・フロー (message flow)。 cmf は bar ファイル (bar file) 内のブローカーに送信される。
複合エレメント (complex element)
メッセージ (message) 中の 単純エレメント (simple element) を含む名前付き構造。 複合 エレメント (element) は、他の複合エレメントを含むことができ、 グループ (group) も含むことができる。 複合エレメントの内容は、複合タイプ (complex type) により定義される。単純エレメント (simple element) も参照。
複合タイプ (complex type)
メッセージ (message)内の構造。複合 タイプ (type) は、階層に編成された エレメント (element)属性 (attribute)、 およびグループ (group)を含む。単純タイプ (simple type) も参照。
コンポーネント (component)
特定の関数の集合を実行するランタイム・プロセスの集合。 コンポーネントは、ブローカー (broker)構成マネージャーデータベース・インスタンス・マネージャー (Database Instance Manager)または ユーザー・ネーム・サーバー のいずれかである。
コンポーネント・ディレクトリー (component directory)
z/OS で、 コンポーネントの ランタイム環境のルート・ディレクトリー。
コンポーネント名 (component name)
コンポーネント (component) の外部名。例えば、ワークベンチ やコマンドで使用される。各コンポーネントごとに名前が必要です。
コンポーネント PDSE (component PDSE)
z/OS 環境で、 DB2 にリソースを定義するジョブ、WebSphere MQ、および WebSphere Message Broker 開始済みタスクが入っている PDSE。区分データ・セット (partitioned data set) を参照。
構成 (configuration)
ブローカー・ドメイン (broker domain) 内の、 ブローカー (broker)実行グループ (execution group)、デプロイ済みのメッセージ・セット (message set)デプロイ済みのメッセージ・フロー (message flow)、 および定義済みトピックとアクセス制御リスト。
構成マネージャー (Configuration Manager)
ワークベンチおよびランタイム・ブローカー のセットの間のインターフェースを設けるコンポーネント。 これはブローカーに初期構成を提供し、それ以降の変更によってブローカーを更新する。 また、ブローカー・ドメイン (broker domain) 構成を保守する。
構成マネージャー・プロキシー
アプリケーション・プログラミング・インターフェースの一種で、アプリケーションでこれを使用すると、構成マネージャーへのリモート・インターフェースによりブローカー・ドメインを制御できる。
接続 (connection)
メッセージ・フロー・ノード接続 (message flow node connection) を参照。
内容ベース・フィルター (content-based filter)
パブリッシュ/サブスクライブで、 サブスクリプション (subscription) の一部として組み込まれ、 その内容に基づいて パブリケーション・メッセージが受信されたかどうかを判別する式。この式に ワイルドカード (wild card) を組み込める。
カスタム・ワイヤー形式
区切り文字で区切られていない、多数の固定形式データ構造または エレメント (element) から構成されている、MRM ドメイン (MRM domain) 中の メッセージ (message) の物理表現。
CWF
カスタム・ワイヤー形式 (Custom Wire Format) を参照。

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D
データベース・インスタンス・マネージャー (Database Instance Manager)
Windows において、単一のシステムでのすべてのインストールでブローカーが使用するデータベースの作成、保守、および削除をサポートするネットワーク・サーバー。 データベース・サポートは Derby と DB2 のみに制限されます。 データベース・インスタンス・マネージャーは Windows サービスに関連付けられます。
データ・エレメント分離
TDS メッセージを構文解析する方法を定義する区切り文字のシーケンス。データ・パターン分離、区切り文字分離、固定長分離、 およびタグ分離の分離タイプがサポートされている。
変更の始まりDataFlowEngine (DFE)変更の終わり
変更の始まり実行グループ (execution group) を参照。変更の終わり
データグラム (datagram)
アプリケーションがメッセージを送信する非同期メッセージング形式、応答を要求しない。応答不要送信とも呼ばれる。要求/応答 (request/reply) も参照。
デバッガー (debugger)
フロー・デバッガー (flow debugger) を参照。
デプロイ (deploy)
ブローカー上の実行グループに対してデータ転送を行い、それがブローカー・ドメインで有効となるようにする処理。 メッセージ・フロー (message flow) および関連したリソースをデプロイするため、データはブローカー・アーカイブ (bar) ファイル (broker archive (bar) file) に圧縮されてから、構成マネージャーへ送信される。データはここで解凍され、適切に分配される。
Derby
The Apache Software Foundation 提供の Derby データベース上に構築される IBM Cloudscape バージョン 10.0 によって実装されるデータベース。 Cloudscape は Derby を一切変更しないが、インストーラーを含む追加機能を提供する。 Derby データベース・サポートは、Windows でのみブローカー (broker)コンポーネントに組み込まれる。
宛先リスト (destination list)
ローカル環境 (local environment) を参照。
配布リスト (distribution list)
WebSphere MQ キュー のリスト。 単一のステートメントを使用してそのキューにメッセージを置くことができる。
文書タイプ定義 (DTD) (document type definition (DTD))
SGML または XML 文書の個々のクラスの構造を指定する規則。DTD は、エレメント、属性、および表記法を使って構造を定義する。 また、各エレメント、属性、および表記法を、文書の個々のクラス内で使用する方法に関する制約も規定する。 DTD は、特定のマークアップ言語の構造を完全に記述するという点で、データベース・スキーマに類似しています。
DTD
文書タイプ定義 (document type definition) を参照。

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E
エディター領域 (editor area)
ファイルを編集用にオープンする、ワークベンチ・ウィンドウ内のエリア。
エレメント (element)
メッセージを作成して処理するアプリケーションによって認められたビジネス上の意味を持つ、 メッセージ (message) 内の、名前付き情報またはフィールド。単純エレメント (simple element) および複合エレメント (complex element) も参照。
組み込みメッセージ (embedded message)
複数パーツ・メッセージ (multipart message) を参照。
環境 (environment)
メッセージが メッセージ・フロー (message flow) によって処理されている間に、 そのメッセージに関連付けられる可変情報を入れることができる、ユーザー定義の メッセージ・ツリー (message tree) 内の構造。
ESM
外部セキュリティー・マネージャー (external security manager) を参照。
ESQL
extended SQL を参照。
ESQL データ・タイプ (ESQL data type)
データが処理される方法を決定する、データの項目の特性。 ESQL は 6 つのデータ・タイプ (Boolean、datetime、null、 numeric、reference、および string) をサポートする。データベースから検索されるデータ、 または メッセージ・モデル (message model) で定義されるデータは、 ESQL 式で処理されるときにこれら基本的な ESQL タイプの 1 つにマップされる。
ESQL フィールド参照 (ESQL field reference)
メッセージ・ツリー (message tree) またはデータベース表内の特定のフィールド (構造の場合もある) を識別する、 ピリオドで区切られた値のシーケンス。情報のルートから特定のフィールドへのパスは、 親子関係を使用してトレースすることができます。 フィールド参照の例としては、Body.Invoice.InvoiceNo などがある。
ESQL 関数 (ESQL 関数)
指定されたいくつかの入力値に対して結果となる 1 つの値を計算する単一の ESQL 式。関数には入力パラメーターを指定できますが、出力パラメーターはありません。関数は、式が呼び出し元に実装されることから生じる値を戻します。 ESQL 式は、BEGIN END なとりの複合式となることもあります。
ESQL モジュール (ESQL module)
MODULE スコープの変数とその初期設定を定義する宣言のシーケンス、 および メッセージ・フロー・ノード (message flow node) の特定の動作を定義するサブルーチン (関数、 およびプロシージャー) のシーケンス。モジュールは、CREATE node_type MODULE ステートメントで開始して END MODULE ステートメントで終了する必要があります。node_type は COMPUTE、DATABASE、または FILTER のいずれかでなければならない。 ESQL コードのエントリー・ポイントは、 MAIN という名前の MODULE スコープ・プロシージャーである。
ESQL プロシージャー (ESQL procedure)
戻り値のないサブルーチン。 これは呼び出し元から入力パラメーターを受け取り、出力パラメーターを戻します。
ESQL 変数 (ESQL variable)
メッセージの処理を支援するために使用されるローカルの一時フィールド。
例外リスト (exception list)
メッセージの処理時に生成された例外のリスト (サポート情報を含む)。
実行グループ (execution group)
メッセージ・フロー (message flows) が実行される ブローカー (broker) 内にある名前付きプロセスまたはプロセス・セット。 ブローカーは、異なる実行グループ内のメッセージ・フローを、 必ず別々のアドレス・スペースで実行するか、または固有のプロセスとして実行するため、 ある程度確実に分離することができる。

変更の始まり実行グループ・プロセスは DataFlowEngine (DFE) とも呼ばれ、この用語は通常、問題判別シナリオ (トレース内容、診断メッセージなど) で使用される。 DFE はオペレーティング・システムのプロセスとして作成され、名前付き実行グループと 1 対 1 の関係がある。 実行グループ内で複数のメッセージ・フローが実行される場合は、DFE プロセス内で複数のスレッドが作成される。変更の終わり

extended SQL (ESQL)
通常の SQL をベースとし、WebSphere Message BrokerSQL 関数およびステートメントの特殊セット。
Extensible Markup Language (XML)
Standard Generalized Markup Language (SGML) から派生し、SGML のサブセットでもある、 マークアップ言語を定義する標準メタ言語。
eXtensible Stylesheet Language (XSL)
XML 文書用のスタイル・シートを指定するための言語。 XSL 変換 (XSLT) を XSL と共に使用して、XML 文書が別の文書に変換される仕方を記述する。
外部セキュリティー・マネージャー (ESM) (external security manager (ESM))
z/OS 環境で、ユーザーおよびリソースに関する製品検査を実行するセキュリティー製品。 ESM の一例としては、RACF がある。

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F
フィールド参照 (field reference)
ESQL フィールド参照 (ESQL field reference) を参照。
フィルター (filter)
(1) Filter ノード中のメッセージの内容に適用して、 その処理方法を判別するための ESQL 式。
(2) パブリケーション・メッセージの内容に適用して、 メッセージが特定の基準に一致しているかどうかを判別するための ESQL 式。
フロー・デバッガー (flow debugger)
ワークベンチ「デバッグ」パースペクティブ で提供されている、メッセージ・フロー (message flow) をデバッグするための機能。
形式 (format)
フィールドとそのフィールドの順序に応じた、 メッセージ (message) の内部構造の定義。形式は、メッセージの読み取り時に動的に解釈する、 自己定義 (self-defining) 形式にできる。

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G
グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) (graphical user interface (GUI))
現実世界の情景 (多くの場合、デスクトップ) を視覚的なたとえで表現したコンピューター・インターフェースのタイプ。 高解像度のグラフィックス、ポインティング・デバイス、メニュー・バーと他のメニュー、 重なり合ったウィンドウ、アイコン、およびオブジェクト - アクションの関係が組み合わさっている。
グループ (group)
エレメント (element) のリストで、 それらのエレメントがどのように メッセージ (message) 内に現れるかについての情報を含んでいる。グループは、配列したり、配列解除したり、または選択したりできる。
GUI
グラフィカル・ユーザー・インターフェース (graphical user interface) を参照。

先頭

I
IBM Runtime Environment for Java
IBM Developer Kit for the Java Platform のサブセットであり、標準的な Java プラットフォームを構成する核となる実行可能ファイルとその他のファイルが収められている。IBM Runtime Environment には、Java 仮想マシン (JVM)、コア・クラス、およびそれをサポートするファイルが組み込まれている。
IBM Software Developer Kit for Java
Java アプレットおよびアプリケーションの作成、コンパイル、デバッグ、 実行に使用できるソフトウェア・パッケージ。
IDoc ドメイン (IDoc domain)
MQSeries link for R/3 全体でブローカーと SAP R3 クライアントとの間で交換されるすべての メッセージ (messages) を包含するメッセージ・ドメイン。 このドメイン中のメッセージは、IDoc パーサー (IDoc parser) によって処理される。BLOB ドメイン (BLOB domain)JMS ドメイン (JMS domain)MRM ドメイン (MRM domain)、 および XML ドメイン (XML domain) も参照。
IDoc パーサー (IDoc parser)
IDoc ドメイン (IDoc domain) に属するメッセージを表すビット・ストリームやツリーを解釈し、 入力上のビット・ストリームから対応するツリーを生成するか、 または出力上のツリーからビット・ストリームを生成するプログラム。
インプリメンテーション機能 (implementation function)
ユーザー定義のノード (user-defined node)または メッセージ・パーサー (message parser) 用に作成された機能。コールバック機能 (callback function) とも呼ばれる。
入力ノード (input node)
メッセージ・フロー (message flow) または サブフロー (subflow) のメッセージの送信元を表す メッセージ・フロー・ノード (message flow node)出力ノード (output node) も参照。
インストール・ディレクトリー (installation directory)
z/OS 環境で、すべての製品データのインストール先であり、カスタマイズ・フェーズ時の参照元および検索元でもあるファイル・システム。

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J
Java Database Connectivity (JDBC)
Java プラットフォームと広範囲のデータベース間でデータベースに頼らない接続の業界標準。JDBC インターフェースを使用すると、SQL ベースのデータベースにアクセスするコール・レベル API が使用できる。Open Database Connectivity も参照。
Java Message Service (JMS)
メッセージを処理するための Java 言語機能を提供するアプリケーション・プログラミング・インターフェース。 Application Messaging Interface (AMI) および メッセージ・キュー・インターフェース (MQI) (Message Queue Interface (MQI)) も参照。JMS を使用するアプリケーションは、WebSphere MQ Real-time Transport または WebSphere MQ Multicast Transport を使用してブローカーに接続する。
JCL
ジョブ制御言語 (Job Control Language) を参照。
JDBC
Java Database Connectivity を参照。
JMS
Java Message Service を参照。
JMS ドメイン (JMS domain)
Java Message Service 規格の WebSphere MQ インプリメンテーションによって作成されるすべての作成される すべての メッセージ (messages) を包含するメッセージ・ドメイン。 これらのメッセージのメッセージ・タイプは JMSMap または JMSStream であり、 これらのメッセージは XML ドメイン (XML domain) 中のメッセージと同じ方法でサポートされ、 XML パーサー (XML parser) によって解析される。BLOB ドメイン (BLOB domain)IDoc ドメイン (IDoc domain)MRM ドメイン (MRM domain)、 および XML ドメイン (XML domain) も参照。
ジョブ制御言語 (Job Control Language)
ジョブ制御言語 (JCL) は、一連のジョブ制御ステートメントを構成し、 それを使用してジョブと呼ばれる作業要求を定義する。JCL はオペレーティング・システムに対して、どのプログラムを実行するかを通知し、その入出力を定義する。

先頭

L
LIL
ロード可能インプリメンテーション・ライブラリー (loadable implementation library) を参照。
ロード可能インプリメンテーション・ライブラリー (LIL) (loadable implementation library (LIL))
C で書き込まれる ノード (node) または パーサー (parser) 用のインプリメンテーション・モジュール。 ダイナミック・リンク・ライブラリーと同じ方法でインプリメントされるが、 ファイル拡張子 .dll ではなく .lil を持つ。
ローカル環境 (local environment)
メッセージが メッセージ・フロー (message flow) によって処理されている間に、そのメッセージに関連付けられるブローカー情報 (およびオプションでユーザー情報) を入れることができる メッセージ・ツリー (message tree) 内の構造。前のリリースではローカル環境構造のことを宛先リストと呼んでいたが、 互換性を保つためにこの用語も使用し続けている。
ローカル・エラー・ログ (local error log)
ローカル・システムで WebSphere Message Broker がレコードを書き込む先のログを表す総称。システム・ログとも呼ばれる。

先頭

M
マップ (map)
(1) 入力の構造を定義するソース・オブジェクト、および出力の構造を定義するターゲット・オブジェクトがある、完全な変換。 マップは .msgmap ファイルとして表される。
(2) ターゲット値式を作成することにより、ソースをターゲットに関連付けること。
マッピング (mapping)
ターゲット値式。
マッピング・カーディナリティー (mapping cardinality)
メッセージ・エレメントをメッセージ・ソースからメッセージ・ターゲットにマップする方法の細分性。以下に例を示す。
  • 1 対 1: 単一のソースを単一のターゲットに関連付ける
  • ワンサイド: 値をターゲットに関連付ける
  • 多対 1 : 複数のソースを単一のターゲットに関連付ける
メッセージ (message)
人またはプログラム間で送信される通信。WebSphere Message Broker では、メッセージは、メッセージの構造と内容を記述する メッセージ定義 (message definition) によってモデル化することができる。 メッセージは、送信アプリケーションと受信アプリケーションが同意した構造と 形式 (format) を持つ必要がある。
メッセージ・ブローカー (message broker)
ブローカー(broker) を参照。
Message Brokers Toolkit
IBM WebSphere Eclipse プラットフォームに基づく IBM Rational Application Developer に統合される WebSphere Message Broker 開発環境。 ワークベンチ (workbench) としても知られる。
メッセージ定義 (message definition)
メッセージの論理記述。メッセージ定義は、単純エレメント (simple element) の構造化された集合である。
メッセージ定義ファイル (message definition file)
メッセージ・セット (message set) を構成する、メッセージ (message)エレメント (element), タイプ (type)、 および グループ (group) が含まれます。
メッセージ・ディクショナリー (message dictionary)
ブローカーへの デプロイメント (deployment) に適した形式で メッセージ・セット (message set) のすべての メッセージ (message) を記述するデータ構造
メッセージ・ドメイン (message domain)
特定の特性を共用するメッセージ (message) のグループ。メッセージ・ドメインには、 ブローカーによって受信されるメッセージや生成されるメッセージを解釈する関連パーサーがある。 WebSphere Message Broker は、BLOB ドメインIDoc ドメインJMS ドメインMIME ドメインMRM ドメイン、および XML ドメインのメッセージをサポートする。 ユーザー定義パーサー (user-defined parser) という追加のパーサーを作成して、 サポートされているドメインに準拠しないメッセージをサポートできる。
メッセージ・エレメントの集約
メッセージ・エレメントの集約は、1 つのインスタンス内のすべての反復可能エレメントが、 別のインスタンスにマップされるときに生じる。反復可能エレメント自体をマップすることはできない。 インスタンスのみ可能。この集約は、 可能なすべての入力を 1 つ以上の出力にマッピングする場合に有用であり、配列のコピー、 またはスカラーの割り当て (合計など) の場合に使用できる。 メッセージ・エレメントの集約は、以下の条件を満たす場合に使用する。
  • ソースとターゲットが 1 つずつ選択されている
  • ソースとターゲットのタイプが単純数値タイプである
  • ソースが反復する
メッセージ・フロー (message flow)
入力メッセージの受信時にブローカー中で実行する処理ステップのシーケンス。 複数の メッセージ・フロー・ノード (message flow node) を組み込むことによって、ワークベンチ中でメッセージ・フローを作成する。個々のメッセージ・フロー・ノードは処理ステップを定義するアクションの集合を表す。フロー内の接続は、実行される処理ステップ、その順序、およびその条件を決定する。 メッセージ・フローには、 処理されるメッセージのソースを提供する 入力ノード (input node) が含まれていなければならない。そうすれば、メッセージ・フローは、実行のためブローカーにデプロイ (deploy) する準備ができる。 サブフロー (subflow) も参照。
メッセージ・フロー・ノード (message flow node)
メッセージ・フロー (message flow) 中の処理ステップ。メッセージ・フロー・ノードは、組み込みノード (built-in node)ユーザー定義ノード (user-defined node)、またはサブフロー・ノード (subflow node)のいずれかにできる。メッセージ処理ノードとも呼ばれる。
メッセージ・フロー・ノード接続 (message flow node connection)
メッセージ・フロー・ノード (message flow node) の出力 ターミナル (terminal) を別メッセージ・フロー・ノードの入力ターミナルに接続するエンティティー。メッセージ・フロー・ノード接続は、2 つのメッセージ・フロー・ノード間の制御とデータのフローを表す。
メッセージ・モデル (message model)
アプリケーションで使用されるメッセージ 形式 (format) の定義。メッセージ・モデルは、ワークベンチ中で定義する。
メッセージ・パーサー (message parser)
着信メッセージのビット・ストリームを解釈し、 そのメッセージの内部表現をツリー構造で作成するプログラム。またこれは、 内部表現からの発信メッセージ用のビット・ストリームも再生成する。
メッセージ処理ノード (message processing node)
メッセージ・フロー・ノード (message flow node) を参照。
Message Queue Interface (MQI)
WebSphere MQ キュー・マネージャー (queue manager) によって提供されるプログラミング・インターフェース。このプログラミング・インターフェースによって、 アプリケーション・プログラムからメッセージ・キューイング・サービスにアクセスできる。Application Messaging Interface (AMI) および Java Message Service (JMS) も参照。MQI を使用するアプリケーションは、WebSphere MQ Enterprise Transport を使用してブローカーに接続する。
メッセージ・セット (message set)
コンテナーであり、 メッセージ (message) および関連メッセージ・リソース (エレメント (element)タイプ (type)グループ (group) ) の論理グループである。
メッセージ・セット文書 (message set documentation)
ワークベンチ 中で作成した、人が読める形式の メッセージ定義 (message definition)
メッセージ・セット・プロジェクト
1 つのメッセージ・セットと関連したリソースすべてを作成し保守するための特殊なコンテナー。
メッセージ・テンプレート (message template)
名前を付けられた管理対象のエンティティー。 特定のメッセージの 形式 (format) を表す。メッセージ・テンプレートは、組織のビジネス資産を表す。
メッセージ・ツリー (message tree)
ブローカー中の メッセージ (message) の内容および構造を表す論理ツリー構造。メッセージ・ツリーは、メッセージ・パーサー (message parser) によって、 メッセージ・フローによって受信された入力メッセージから作成される。
メッセージ・タイプ (message type)
メッセージ (message) 内のデータの論理構造。 例えば、文字ストリングの数と位置など。
メタデータ (metadata)
保管データの特性を記述したデータ。
MIME
Multipurpose Internet Mail Extensions を参照。
MIME ドメイン (MIME domain)
MIME 規格に合致するすべての メッセージ (message) を包含するメッセージ・ドメイン。
MIME パーサー (MIME parser)
MIME ドメイン (MIME domain) に属するメッセージを表すビット・ストリームやツリーを解釈し、入力上のビット・ストリームから対応するツリーを生成するか、または出力上のツリーからビット・ストリームを生成するプログラム。
MQI
メッセージ・キュー・インターフェース (Message Queue Interface) を参照。
MQIsdp
SCADA デバイス・プロトコル (SCADA device protocol) を参照。
MQRFH
メッセージ処理用の メタデータ (metadata) を提供するために使用する、 構造化メッセージ・ヘッダー。このヘッダーは、MQSeries パブリッシュ/サブスクライブ (Publish/Subscribe) SupportPac でサポートされる。
MQRFH2
MQRFH の拡張バージョン。 メッセージ処理用の拡張機能を備えている。
MRM
ワークベンチ 中でモデル化されるメッセージに関連したドメインとパーサーに付ける名前。MRM はメッセージ・リポジトリー・マネージャーを表しており、 MRM パーサー (MRM parser) および MRM ドメイン (MRM domain) の識別にのみ使用される。
MRM ドメイン (MRM domain)
ワークベンチ 中でモデル化されるすべての メッセージ (message) を包含するメッセージ・ドメイン。 メッセージ・モデルを作成して、広範囲のメッセージ・タイプを表し、 1 つ以上のオプションの 物理形式 (physical format) を指定できる。このドメイン中のメッセージは、 MRM パーサー (MRM parser) によって処理される。BLOB ドメイン (BLOB domain)IDoc ドメイン (IDoc domain)JMS ドメイン (JMS domain)、 および XML ドメイン (XML domain) も参照。
MRM パーサー (MRM parser)
MRM ドメイン (MRM domain) に属するメッセージを表すビット・ストリームやツリーを解釈し、 入力上のビット・ストリームから対応するツリーを生成するか、 または出力上のツリーからビット・ストリームを生成するプログラム。解釈は、入出力メッセージと関連した 物理形式 (physical format) に依存している。
マルチレベル・ワイルドカード (multilevel wild card)
サブスクリプションに指定できる ワイルドカード (wild card)トピック (topic) 内で任意の数のレベルに突き合わせられる。
複数パーツ・メッセージ (multipart message)
構造内に 1 つ以上の他の メッセージ (message) に含まれるメッセージ。含まれるメッセージは、組み込みメッセージと呼ばれることもある。
Multipurpose Internet Mail Extensions
ビデオ、音声、バイナリーといった異なる形式のデータを、ASCII テキストに変換する必要なく E メールに添付できるようにするインターネット標準。

先頭

N
ネーム・スペース (namespace)
XML で、固有の名前を設けて、スキーマ中のすべての エレメント (element) とタイプ定義に関連付ける uniform resource identifier (URI)XML インスタンス文書および XML スキーマ (XML スキーマ) では、 ネーム・スペースを利用できる。
ノード (node)
(1) メッセージ・フロー (message flow) で使用されるエンドポイントまたはジャンクション。メッセージ・フロー・ノード (message flow node) を参照。
(2) メッセージ・マッピング・ツリー内のエレメント。ツリー・ノード (tree node)を参照。

先頭

O
ODBC
Open Database Connectivity を参照。
Open Database Connectivity (ODBC)
リレーショナルおよび非リレーショナルの両方のデータベース管理システムのデータにアクセスするための、 標準的なアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)。各データベース管理システムが異なるデータ・ストレージ形式およびプログラミング・インターフェースを採用している場合でも、 データベース・アプリケーションは、この API を使用することにより、 さまざまなコンピューター上のデータベース管理システムに保管されているデータにアクセスできます。ODBC は、X/Open SQL アクセス・グループのコール・レベル・インターフェース (CLI) 仕様をベースとしている。
出力ノード (output node)
メッセージが メッセージ・フロー (message flow) または サブフロー (subflow) を送り出すポイントを表す メッセージ・フロー・ノード (message flow node)入力ノード (input node) も参照。

先頭

P
パーサー (parser)
メッセージ・パーサー (message parser) を参照。
区分データ・セット (PDS、PDSE) (partitioned data set (PDS, PDSE))
z/OS 環境で、区分 (メンバーという) に分割される直接アクセス・ストレージ中のデータ・セット。 (拡張) 区分データ・セット (PDSE) は、PDS の拡張版で、メンバーに加えて索引付きのディレクトリーも含む。
PDS、PDSE
区分データ・セット (partitioned data set) を参照。
パースペクティブ (perspective)
ワークベンチ 内のリソースのさまざまな局面を示すビューのグループ。ユーザーは実行中の作業に応じてパースペクティブを切り替えたり、 パースペクティブ内のビューやエディターのレイアウトをカスタマイズしたりできる。 ビュー (view) も参照。
物理形式 (physical format)
ビット・ストリーム内での メッセージ (message) の物理表現を表す。サポートされる物理形式は、カスタム・ワイヤー形式 (Custom Wire Format)XML ワイヤー形式 (XML Wire Format)、 およびタグ付き/区切りストリング形式 (Tagged/Delimited String Format) である。
point-to-point
メッセージの宛先が送信側のアプリケーションによって認識される、 メッセージング・アプリケーションのスタイル。 パブリッシュ/サブスクライブ (publish/subscribe) と対比。
事前定義済みのエレメントおよびメッセージ (predefined element and message)
メッセージ・モデル (message model) 内に、 正しいコンテキストかつ適切なプロパティーのセットの一致する定義がある エレメント (element) または メッセージ (message)自己定義エレメントおよびメッセージ (self-defining element and message) も参照。
プリンシパル (principal)
個々のユーザー ID (例えばログイン ID) またはグループ。 グループには、下層の機能でサポートされている最大限のレベルのネスト以内で、 個々のユーザー ID とその他のグループが属することができる。
プロパティー (property)
ワークベンチ 内のオブジェクトの値と動作を定義する 1 つの特性、 または一連の特性の 1 つ。例えば、 メッセージ・フロー・ノード (message flow node) およびデプロイ済みメッセージ・フロー (message flow) はプロパティーを持つ。
パブリケーション (publication)
パブリッシュ/サブスクライブ (publish/subscribe) システム内の ブローカー (broker) について使用できる、指定した トピック に関する情報の一部。
Publication ノード (publication node)
クライアント・アプリケーションによるサブスクライブの対象となる、メッセージ・フロー (message flow) を通過する特定のパスのエンドポイント。クライアントには サブスクリプション・ポイント (subscription point) によって識別される。
パブリッシャー (publisher)
指定した トピック (topic) に関する情報を、パブリッシュ/サブスクライブ (publish/subscribe) システム内の ブローカー (broker) が入手できるようにするアプリケーション。
パブリッシュ/サブスクライブ (publish/subscribe)
情報の提供者 (パブリッシャー (publisher)) と、 その情報の利用者 (サブスクライバー) とを、ブローカー (broker)を使用して分離させる、メッセージング・アプリケーションのスタイル。トピック (topic) も参照。point-to-point メッセージングと対比。
パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジー
ブローカー・ドメイン (broker domain) 内のパブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションをサポートするブローカー、集合 (collective)、およびそれらの間の接続のこと。

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Q
キュー (queue)
メッセージ・キューイング・アプリケーションがメッセージを入れたり メッセージを取り出したりできる WebSphere MQ オブジェクト。
キュー・マネージャー (queue manager)
アプリケーションにキューイング・サービスを提供するシステム・プログラム。これは、 アプリケーション・プログラミング・インターフェース (MQI) を提供して、 キュー・マネージャーが所有している キュー (queue) のメッセージにプログラムがアクセスできるようにする。

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R
要求/応答 (request/reply)
別のアプリケーションに応答を要求するために要求メッセージを使用する、 メッセージング・アプリケーションのタイプ。 データグラム (datagram) も参照。
リソース (resource)
ワークベンチ 内に存在する任意のタイプのファイル。リソースの表示および編集は、ワークベンチ 内の「リソース・ナビゲーター」ビューで行える。
Resource Recovery Services (RRS)
参加しているリソース・マネージャー間の 2 フェーズ同期点サポートを備える z/OS の機能。
保存パブリケーション (retained publication)
将来の時点でサブスクライブするクライアントへの伝搬用として、 ブローカー (broker) で保持されるパブリッシュ・メッセージ。
RRS
Resource Recovery Services を参照。

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S
SCADA
監視、制御、およびデータ収集 (Supervisory, Control, And Data Acquisition) を参照。
SCADA デバイス・プロトコル (MQIsdp) (SCADA device protocol (MQIsdp))
SCADA デバイスをブローカーに接続するために、 WebSphere MQ Telemetry Transport をインプリメントするプロトコル。
スキーマ (schema)
XML スキーマ (XML Schema) を参照。
自己定義エレメントおよびメッセージ (self-defining element and message)
メッセージ・モデル (message model) 内に一致する定義がない エレメント (element) または メッセージ (message)。例えば、 XML でコーディングされたメッセージは自己定義メッセージである。事前定義済みのエレメントおよびメッセージ (predefined element and message) も参照。
応答不要送信 (send-and-forget)
データグラム (datagram) を参照。
単純エレメント (simple element)
単純タイプ (simple type) に基づく、message 中のフィールド。単純 エレメント (element) は繰り返すことができ、 デフォルト値または固定値を定義できる。複合エレメント (complex element) も参照。
単純タイプ (simple type)
message 中のデータのタイプ (ストリング、整数、浮動小数点など) を定義する、単純エレメント (simple element) の特性。単純タイプは、 その単純タイプを基にした単純エレメントの値に制限を設ける 値制約 (value constraints) を持てます。複合タイプ (complex type) も参照。
単一レベル・ワイルドカード (single-level wild card)
サブスクリプションに指定できるワイルドカード (wild card)トピック内の単一のレベルに突き合わせる。
SQL
構造化照会言語 (Structured Query Language) を参照。
ストリーム (stream)
MQSeries パブリッシュ/サブスクライブ (Publish/Subscribe) SupportPac ブローカーに接続するアプリケーションで使用される トピック (topic) 区分化の方式。
構造化照会言語 (SQL) (Structured Query Language (SQL))
リレーショナル・データベースのデータを定義し操作する標準プログラム言語。 WebSphere Message Broker で使われる言語、ESQL は、 SQL をベースとし、多数の似通った構造を持つ。
スタイル・シート (style sheet)
構造化された情報に適用される場合、その情報の特定のレンダリング (オンラインまたは印刷など) を提供するフォーマット指示の仕様。 構造化された情報の同じ部分に対して、さまざまなスタイル・シートを適用して、情報のさまざまなプレゼンテーションを作成できる。
サブフロー (subflow)
1 つの メッセージ・フロー (message flow) または別のサブフローに組み込まれるように設計された、 メッセージ・フロー・ノードによってインプリメントされる処理ステップのシーケンス。サブフローには少なくとも 1 つの入力ノードまたは出力ノードが含まれていなければならない。 サブフローは、それが組み込まれているメッセージ・フローの一部としてのみ、 ブローカーによって開始できる (したがって デプロイ (deploy) できない)。
サブフロー・ノード (subflow node)
サブフロー (subflow) を表す メッセージ・フロー・ノード (message flow node)
サブスクライバー (subscriber)
指定した トピック (topic) に関する情報をパブリッシュ/サブスクライブ (publish/subscribe) ・ブローカーに要求するアプリケーション。
サブスクリプション (subscription)
サブスクライバー (subscriber) が受け取る パブリケーション (publication) を記述するためにローカル・ ブローカー (broker) に渡す情報を含むレコード。
サブスクリプション・フィルター (subscription filter)
特定の サブスクライバー (subscriber) に配信されるメッセージのサブセットを指定する述部。
サブスクリプション・ポイント (subscription point)
Publication ノード (Publication node) の特定のセットから パブリケーション (publication) を要求するのに サブスクライバー (subscriber) が使用する名前。同じ メッセージ・フロー (message flow) 上の他の Publication ノードと、 その Publication ノードの区別を付ける Publication ノードのプロパティーである。
置換グループ (substitution group)
XML メッセージ内であるエレメントを別のエレメントで置換するための手段を提供する XML スキーマ (XML Schema) の機能。 置換グループは、ヘッド・エレメントと呼ばれる、 他のグローバル・エレメントの代わりに配置できるグローバル・エレメントのリストを含む。
監視、制御、およびデータ収集 (SCADA) (Supervisory, Control, And Data Acquisition (SCADA))
さまざまな形態の遠隔測定システムを表すために使用される用語。 このシステムは、リモート・センサー・デバイス (例えば流量メーターや原油パイプラインなど) からのデータの収集、 およびリモート機器 (例えば、パイプライン・バルブ) の準リアルタイム制御などに使用される。 これらのデバイスは、SCADA デバイス・プロトコル (MQIsdp) を使ってブローカーと通信する。
システム・ログ (system log)
ローカル・エラー・ログ (local error log) を参照。

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T
タグ付き/区切りストリング (TDS) 形式 (Tagged/Delimited String (TDS) Format)
タグおよび区切り文字で 区切られるデータ・エレメント (data elements separated) を多数持つ MRM ドメイン (MRM domain) 中のメッセージ (message) の物理表現。
TDS 形式 (TDS Format)
タグ付き/区切りストリング形式 (Tagged/Delimited String Format) を参照。
ターミナル (terminal)
メッセージ・フロー (message flow) 内の 1 つの ノード (node) が別のノードに接続されるポイント。ターミナルを接続して、ノードがそのメッセージに対して実行した操作の結果に応じて、 そのメッセージがとる経路を制御できる。
トピック (topic)
パブリッシュ/サブスクライブ・システムでパブリッシュされるデータの特性を記述する文字ストリング。
トピック・ベース・サブスクリプション (topic based subscription)
サブスクライブ・アプリケーションによって指定される サブスクリプション (subscription)。これには パブリケーション (publications) のフィルター操作用のトピック (topic) が埋め込まれている。
トピックのセキュリティー (topic security)
パブリッシュ・メッセージへの サブスクライバー (subscriber) のアクセスを制御するために、 1 つ以上の トピック (topic) に適用する ACL を使用すること。
トポロジー (topology)
パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジー (publish/subscribe topology) を参照してください。
変換 (transform)
1 つの 形式 (format) を別の形式の 1 つ以上のメッセージに変換する、 定義済みの方式。
ツリー・ノード (tree node)
マッピング・ツリー内のエレメント。 MRM メッセージ、RDB 表、列、または基本エレメントのような、マッピング・タイプのコンテナー。
タイプ (type)
データ内容を記述する、エレメントの特性。単純タイプ (simple type) および複合タイプ (complex type) も参照。

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U
Unicode Transformation Format, 8-bit encoding form (UTF-8)
既存の ASCII ベースのシステムを使いやすくするために設計された変換形式。 utf-8は、テキスト・ベースの通信をサポートしている ASCII 文字のエンコードを最適化した、 Unicode 文字ストリングのエンコードである。
uniform resource identifier (URI)
Web 上の HTML 文書、イメージ、ビデオ・クリップ、 プログラムなどのリソースを表すエンコード・アドレス。 具体的なエンティティーである Uniform resource locatorUniform resource name とは対照的に、 URI は抽象スーパークラスである。
uniform resource locator (URL)
コンピューター上やインターネットなどのネットワーク中の情報リソースを表す文字のシーケンス。 この文字のシーケンスには以下のものが組み込まれる。 (a) 情報リソースへのアクセスに使用するプロトコルの省略名、 (b) プロトコルが情報リソースの検索に使用する情報。 Web サーバーは、通常は URL の要求部分をパスとファイル名にマッピングする。 universal resource locator とも呼ばれる。
uniform resource name (URN)
クライアントに対する Web サービスを固有に識別する名前。
URI
Uniform resource identifier を参照。
URL
Uniform resource locator を参照。
URN
Uniform resource name を参照。
ユーザー定義ノード (user-defined node)
製品に付属するものに加えて、 新しい メッセージ・フロー・ノード (message flow node) を提供する、 ブローカーの拡張機能。インプリメンテーション関数 (implementation function) およびユーティリティー関数 (utility function) も参照。
ユーザー定義パーサー (user-defined parser)
製品に付属するものに加えて、 新しいメッセージ・パーサーを提供する、ブローカーの拡張機能。インプリメンテーション関数 (implementation function) およびユーティリティー関数 (utility function) も参照。
ユーザー・ネーム・サーバー
有効なユーザーおよびグループかどうかを判別するために、 オペレーティング・システム機能とインターフェースするコンポーネント
UTF-8
Unicode Transformation Format を参照。
ユーティリティー関数 (utility function)
ユーザー定義ノードまたはパーサーを作成する開発者が使用できる、ブローカー提供の関数。

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V
値制約 (value constraint)
単純タイプ (simple type) が表せる値に対する制約を設定する制限。
ビュー (view)
情報や リソース (resources) をナビゲートしたり編集したりできる ワークベンチ 内の表示画面。 例えば、「リソース・ナビゲーター」ビューでは、 プロジェクト・ファイルの表示および編集を行える。 パースペクティブ (perspective) も参照。

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W
ウェアハウス (warehouse)
イベント (またはメッセージ) の、永続的なヒストリー保存のデータ・ストア。 メッセージ・フロー (message flow)内の Warehouse ノードは、 他のアプリケーションが後続の検索および処理を実行できるように、 データベースへの情報の記録をサポートしている。
Web サービス (Web service)
特定のタスクを実行し、 HTTP や SOAP などのオープン・プロトコルによってアクセスできるモジュラー・アプリケーション。
Web サービス記述言語 (WSDL)
文書指向またはプロシージャー指向の情報を含むメッセージ上で動作するエンドポイントの集合としてネットワーク・サービスを記述する、 XML ベースの仕様。 WSDL 文書は、Web サービス・クライアントが、 メッセージ定義 (message definition)メッセージ定義で定義されたメッセージを使用して Web サービス (Web service) を呼び出すことを可能にする。
WebSphere MQ Enterprise Transport
WebSphere Message Broker によってサポートされ、 WebSphere MQ アプリケーション・クライアントがブローカーに接続することを可能にするトランスポート・プロトコル。
WebSphere MQ Everyplace
証明された WebSphere MQ の信頼性とセキュリティーをモバイル・デバイスおよびワイヤレス・デバイスに提供する、一般出荷可能 WebSphere MQ 製品。 WebSphere MQ Everyplace アプリケーションは、WebSphere MQ Mobile Transport を使用してブローカーに接続する。
WebSphere MQ Mobile Transport
WebSphere Message Broker によってサポートされ、 WebSphere MQ Everyplace アプリケーション・クライアントがブローカーに接続することを可能にするトランスポート・プロトコル。
WebSphere MQ Multicast Transport
WebSphere Message Broker によってサポートされ、 専用 JMS アプリケーション・クライアントがブローカーに接続することを可能にするトランスポート・プロトコル。このプロトコルは、ハイ・ボリュームの、 1 対多パブリッシュ/サブスクライブ ・トポロジーのために最適化されている。
WebSphere MQ Real-time Transport
WebSphere Message Broker によってサポートされ、 専用 JMS アプリケーション・クライアントがブローカーに接続することを可能にするトランスポート・プロトコル。
WebSphere MQ Telemetry Transport
WebSphere Message Broker によってサポートされ、 SCADA デバイスがブローカーに接続することを可能にするトランスポート・プロトコル。このプロトコルは、TCP/IP を使用してフローする、UTF-8 のサブセットを使用する軽量 パブリッシュ/サブスクライブ (publish/subscribe) プロトコルである。
WebSphere MQ Web Services Transport
WebSphere Message Broker によってサポートされ、 HTTP 対応アプリケーション・クライアントがブローカーに接続することを可能にするトランスポート・プロトコル。
ワイルドカード (wild card)
サブスクリプション内に指定して、ある範囲内のトピックに突き合わせることができる文字。マルチレベル・ワイルドカード (multilevel wild card) および 単一レベル・ワイルドカード (single-level wild card) も参照。
ワークベンチ
Message Brokers Toolkit を参照してください。
World Wide Web Consortium (W3C)
ワールド・ワイド・ウェブの発展とインターオペラビリティーを促進する共通プロトコルを開発する目的で設立された、 国際的な産業コンソーシアム。
WSDL
Web サービス記述言語 (Web Services Description Language) を参照。
W3C
World Wide Web Consortium を参照。

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X
XML
extensible markup language を参照。
XML ドメイン (XML domain)
W3C XML 規格に合致するすべての メッセージ (message) を包含するメッセージ・ドメイン。XMLNS ドメインは、XML ドメインの拡張です。同じ標準に準拠し、 かつ XML 仕様の ネーム・スペース (namespace) 機能を利用できるすべてのメッセージを含みます。このドメイン中のメッセージは、 XML パーサーによって処理される。BLOB ドメイン (BLOB domain)IDoc ドメイン (IDoc domain)JMS ドメイン (JMS domain)、 および MRM ドメイン (MRM domain) も参照。
XML パーサー (XML parser)
XML ドメイン (XML domain)JMS ドメイン (JMS domain) に属するメッセージを表すビット・ストリームやツリーを解釈し、入力上のビット・ストリームから対応するツリーを生成するか、 または出力上のツリーからビット・ストリームを生成するプログラム。ビット・ストリームは XML ファイルの表現法の 1 つである。
XML パス言語 (XML Path Language)
XSLT と共に使用するため、ソース XML 文書の一部を一意的に識別または指定するよう設計された、XSL サブ言語。 XPath はまた、ストリング、数値、およびブール値の操作用の基本機能も提供する。
XML スキーマ (XML schema)
XML 文書の構造を記述するための言語を定義する国際標準。XML スキーマは、使用できるエレメントや組み合わせを指示して、 XML 文書の内容を正式に記述したり制約したりする。 (XML スキーマは、文書タイプ定義 (DTD) ((document type definition (DTD)) の代替になり、 データ・タイプ定義、継承、および表示内容の分野で機能を拡張できます。XML スキーマ言語は、 ビジネス・アプリケーション間でやり取りされるメッセージについて記述するのに非常に適しており、 業界の中で広く使用されている。
XML ワイヤー形式
XML として解析できる MRM ドメイン (MRM domain) 中の メッセージ (message) の物理表現。
XPath
XML パス言語 (XML Path Language) を参照。
XSL
eXtensible Stylesheet Language を参照。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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