MRM ドメインのメッセージのエレメントへのアクセス

ESQL を使用して、メッセージ・フローでメッセージを表す論理ツリーを操作できます。 このトピックでは、MRM ドメインにおけるメッセージのエレメントのデータにアクセスする方法を取り上げます。

SET ステートメントを使用して、データをエレメントに取り込みます。
SET OutputRoot.MRM.Name = UPPER(InputRoot.MRM.Name);

式の左側のフィールド参照は、MRM メッセージ・ドメイン内の Name という名前のエレメントを参照します。 このステートメントは、Name フィールドの入力値を取得して大文字に変換し、その結果を出力メッセージの同じエレメントに割り当てます。

Name エレメントは noTarget ネーム・スペースに定義されます。 上記の例では、フィールド参照の Name 部分の前に、ネーム・スペース接頭部が指定されていません。 noTarget ネーム・スペースではないネーム・スペースの MRM エレメントを定義した場合には、ステートメントでネーム・スペース接頭部も指定する必要があります。以下に例を示します。
DECLARE brw NAMESPACE 'http://www.ibm.com/Borrowed';

SET OutputRoot.MRM.brw:Borrowed.VideoTitle = 'MRM Greatest Hits';

MRM ドメインのメッセージでネーム・スペースを使用する際の詳細については、ネーム・スペースのサポートを使用できる MRM ドメイン内のメッセージ内容へのアクセスを参照してください。

関連概念
メッセージ・フローの概要
ESQL の概要
メッセージのモデル化
関連タスク
メッセージ・フローの設計
メッセージ・フローの内容の定義
ESQL ファイルの管理
メッセージ・モデルの開発
ネーム・スペースのサポートを使用できる MRM ドメイン内のメッセージ内容へのアクセス
関連資料
Compute ノード
Database ノード
Filter ノード
ESQL 参照
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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