ESQL 論理演算子

ESQL には、次の論理演算子が用意されています。

演算子 AND
結果は 2 つのオペランドの論理積 (論理 AND) です。2 つのオペランドは、いずれもブール値でなければなりません。
演算子 OR
結果は 2 つのオペランドの論理和 (論理 OR) です。2 つのオペランドは、いずれもブール値でなければなりません。
演算子 NOT
結果はオペランドの論理否定 (NOT) です。オペランドはブール値でなければなりません。

これらの演算子で、NULL 値と UNKNOWN 値は特殊値として処理されます。その原則は次のとおりです。

AND 演算および OR 演算の結果は、次の表で定義されています。

P の値 Q の値 P AND Q の結果 P OR Q の結果
TRUE TRUE TRUE TRUE
TRUE FALSE FALSE TRUE
TRUE UNKNOWN UNKNOWN TRUE
FALSE TRUE FALSE TRUE
FALSE FALSE FALSE FALSE
FALSE UNKNOWN FALSE UNKNOWN
UNKNOWN TRUE UNKNOWN TRUE
UNKNOWN FALSE FALSE UNKNOWN
UNKNOWN UNKNOWN UNKNOWN UNKNOWN

NOT 演算の結果は、次の表で定義されています。

オペランド NOT の結果
TRUE FALSE
FALSE TRUE
UNKNOWN UNKNOWN
関連概念
メッセージ・フローの概要
ESQL 演算子
メッセージ・マッピングの概要
関連タスク
メッセージ・フローの作成
ESQL の開発
関連資料
組み込みノード
ESQL 参照
ESQL の単純な比較演算子
ESQL 数値演算子
ESQL 演算子優先順位の規則
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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