ESQL ファイルの保管

ESQL ファイルを編集するとき、それを保管して、追加および変更を保存すると、およびエディターがファイル内容を検証するようにすることの両方ができます。

始める前に

このタスクを完了するには、以下のタスクを完了している必要があります。

ESQL ファイルを保管するには、次のようにします。

  1. 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブに切り替えます。
  2. 新規の ESQL ファイルを作成するか、または既存の ESQL ファイルを開きます。
  3. ESQL ファイルの内容に変更を加えます。
  4. 作業を終えたら、「ファイル」 > 「<filename>.esql の保管」または「ファイル」 > 「すべて保管」をクリックして、ファイルを保管して 変更をすべて保存します (メニューは常に現行のファイル名を正しく表示します)。

    ファイルを保管するとき、バリデーターがエディターによって起動されて、 ESQL が (ESQL 参照にある構文図と説明によって指定された) すべての文法および構文規則 に準拠していることを検証します。

    ESQL のプリファレンスを設定するとき、追加の検証を要求できます。「ウィンドウ」 > 「プリファレンス」をクリックします。「プリファレンス」ダイアログが表示されます。

  5. 左にある ESQL およびマッピングの項目を展開して、「妥当性検査」をクリックします。 以下の 4 つのエラー・カテゴリーについて、警告 (デフォルト)、エラー、または無視の値を選択できます。
    1. 未解決の ID
    2. メッセージ参照とメッセージ定義の不一致
    3. データベース参照とデータベース・スキーマの不一致
    4. 推奨されないキーワードの使用

    複雑なメッセージ定義への多数の参照を行う複雑な ESQL がある場合には特に、メッセージ定義の妥当性検査はエディターの応答時間に影響を与えることがあるので、この妥当性検査を遅らせたい場合があります。しかし、ランタイム・エラーを防止するために、メッセージ・フローの作成が終了してそれをデプロイする前に、妥当性検査を起動してください。

    それぞれの検出されたエラーごとに、エディターにより「タスク」ビューにコード行番号とエラーの理由の両方を含む項目が書き込まれます。
  6. エラーをダブルクリックすると、エディターがカーソルをエラーの検出された行に配置します。 また、その行には、左の余白に エラー・アイコン エラー・アイコン (赤い円の中の白い十字)が付いて強調表示されます。

    エディターは、潜在的なエラーを検出すると、それを警告として (警告アイコン 警告アイコン (黄色の三角形で囲まれた感嘆符)) 強調表示し、「タスク」ビューにもそれを書き込みます。例えば、無効なスキーマ (ネーム・スペース) を参照する BROKER SCHEMA ステートメントが含まれていたとします。

    その場合、コードをチェックし、このステートメントまたは関数に必要な訂正をしてください。

別名保管

「ファイル」 > 「別名保管...」を使用してこの ESQL ファイルのコピーを保管することができます。

  1. 「ファイル」 > 「別名保管...」をクリックします。
  2. ESQL ファイルのコピーを保存したいメッセージ・フロー・プロジェクトを指定します。 プロジェクト名は、デフォルトで、現行のプロジェクトになります。この名前を受け入れるか、または「ファイルの保存」ダイアログに表示される有効なオプションから別の名前を選択することができます。
  3. ESQL ファイルの新しいコピーの名前を指定します。 この ESQL ファイルを同じプロジェクト内に保存したい場合、それに別の名前を付けるか、または現行のコピーを上書きすること (つまりファイルをそれ自体にコピーすること) を確認する必要があります。

    この ESQL ファイルを別のプロジェクトに保存したい場合には、そのプロジェクトはすでに存在する必要があります (既存のプロジェクトのリストからのみ選択できます)。ファイルを同じ名前で、または別のプロジェクト内の別の名前で保存することができます。

  4. 「OK」をクリックします。 メッセージ・フローは保管されて、メッセージ・フロー・エディターは内容を検証します。エディターが検出したエラーは、「タスク」ビューに報告されます。
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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