メッセージ・フロー内のデータ整合性

データが操作されるコード・ページは、ブローカーとデータベースの間で互換性がなければなりません。

クライアント・アプリケーションから検索されるサブスクリプション・データ (例えば、パブリッシャーおよびサブスクライバーからのトピック、サブスクライバーからの内容フィルター)、およびワークベンチから入力された文字データ (例えば、メッセージ・フロー名) は、構成リポジトリー内に保管されます。 このデータは、元のコード・ページからブローカーまたは構成マネージャーが実行しているプロセスのコード・ページに変換され、その後、データベース・マネージャーによって 1 つ以上のデータベースの作成に使用されたコード・ページに変換されます。

データの一貫性および整合性を保持するには、このサブスクリプション・データすべておよびワークベンチ文字データが、変換先の 2 つのコード・ページに互換性のあるコード・ページを元としていることを確認してください。 そうしないと、予測不能な結果となり、データが失われる可能性があります。

ブローカー・データベース内に保管されているデータには、これによる影響ありません。

上で説明されている制約事項は、メッセージ内のユーザー・データには適用されません。 アプリケーションによって生成されたメッセージ内のデータが、メッセージ・フローからアクセスするデータベースのコード・ページと互換性があることを確認してください。

メッセージ処理ノード内のデータベースへの明示的な参照の結果として生成される SQL ステートメントには、さまざまなソースを持つ文字データを含めることができます。 例えば、データは、ワークベンチから入力されるか、メッセージ内容から派生されるか、または別のデータベースから読み取られる場合があります。 このデータすべては、元のコード・ページから、ブローカーの作成に使用されたコード・ページに変換され、その後、データベース・マネージャーによって、データベースの作成に使用されたコード・ページに変換されます。 データ変換問題を回避するには、これらの 3 つのコード・ページが互換性があることを確認してください。

関連概念
メッセージ・フローの概要
メッセージ・フローのトランザクション
関連タスク
メッセージ・フローの作成
メッセージ・フローの内容の定義
整合されたメッセージ・フローの構成
関連資料
組み込みノード
整合されたメッセージ・フローのデータベース接続
整合されたメッセージ・フローのデータベース・サポート
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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