メッセージ・カタログの各国語サポートの考慮事項

WebSphere Message Broker は、以下のコード・ページからロードされるメッセージを syslog に出力する前に、実行中のプロセス (ブローカー) のローカル・コード・ページに変換します。

サポートするすべてのロケールの 1 次メッセージ・カタログへのシンボリック・リンクを提供する必要があります。 WebSphere Message Broker は、メッセージ・カタログをオープンするときに、LC_MESSAGES 変数を使用します。

Windows での各国語サポートの考慮事項

複数のロケールを含む Windows のメッセージ・ファイルを構築する場合は、メッセージ・カタログを構築する前に、マシンのロケールが西ヨーロッパ・ロケール (英語 (英国) など) に設定されていることを確認してください。 「chcp」を使用して、コード・ページが 850 になるようにしてください。

すべてのメッセージ・ファイル (ファイル・タイプ .mc) を取得します。 これらは、以下のコード・ページに変換する必要があります。 各メッセージ・ファイルは、以下の表に明示されている追加フラグを指定して、 別々に「メッセージ・コンパイル」する必要があります。 前述の mc コマンドを参照してください。

DBCS メッセージ・ファイルは Unicode でなくても構いません (-U フラグなし)。 RC コマンドを前述のとおりに使用してすべてのファイルを「リソース・コンパイル」し、 最後に「link」コマンドを使用して単一メッセージ dll を構築します。

ロケール コード・ページ 追加フラグ
英語 (米国) 437 -U
ドイツ語 (標準) 850 -U
スペイン語 (現代語) 850 -U
フランス語 (標準) 850 -U
イタリア語 (標準) 850 -U
ポルトガル語 (ブラジル語) 850 -U
日本 932  
中国語 (簡体字) (中国) 1381  
中国語 (繁体字) (台湾) 950  
韓国語 949  

Linux および UNIX での各国語サポートの考慮事項

Linux および UNIX 用のメッセージ・カタログを構築する場合は、 以下のコード・ページでカタログを構築するようにしてください。

ロケール コード・ページ
英語 437
ドイツ語 850
スペイン語 850
フランス語 850
イタリア語 850
ポルトガル語 (ブラジル語) 850
日本 932
中国語 (簡体字) (中国) 1381
中国語 (繁体字) (台湾) 950
韓国語 949

z/OS での各国語サポートの考慮事項

z/OS 用のメッセージ・カタログを構築する場合は、 以下のコード・ページでカタログを構築するようにしてください。

ロケール コード・ページ
英語 1047
日本 939
中国語 (簡体字) (中国) 1388
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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