複合タイプのための内容の妥当性検査プロパティー

内容の妥当性検査」は、 複合タイプまたはグループ内に含まれるオブジェクトが定義される場合、その場所を指定します。 これは「構成」と組み合わせて使用されます。

下記の最初の表は、 「構成」が 「メッセージ」に設定されている場合の 「内容の妥当性検査」の有効な設定値を示し、 2 番目の表は、 「構成」が 「メッセージ」に設定されていない場合の 「内容の妥当性検査」の有効な 設定値を示します。

「構成」が「メッセージ」に設定されている場合の「内容の妥当性検査」オプション

オプション 意味
オープン メッセージが構文解析されるとき、この複合タイプまたはグループは、このメッセージ・セットで定義したメッセージだけでなく、 任意のメッセージを含むことができます。 このオプションを疎メッセージに対して使用することができます (疎メッセージの定義については、事前定義および自己定義エレメントおよびメッセージを参照してください)。
クローズ メッセージが構文解析されるとき、この複合タイプまたはグループは、 この複合タイプまたはグループのメンバーであるメッセージのみを含むことができます。 これは、CWF 形式で表されるメッセージに常に当てはまります。
オープン定義 メッセージが構文解析されるとき、この複合タイプまたはグループは、 メッセージ・セット内で定義された任意のメッセージを含むことができます。

「構成」が「メッセージ」に設定されていない場合の「内容の妥当性検査」オプション

オプション 意味
オープン メッセージが構文解析されるとき、この複合タイプまたはグループは、 このメッセージ・セットで定義したエレメントだけでなく、 任意のエレメントを含むことができます (疎メッセージの定義については、 事前定義および自己定義エレメントおよびメッセージを参照してください)。
クローズ メッセージが構文解析されるとき、この複合タイプまたはグループは、 この複合タイプまたはグループのメンバーであるエレメントのみを含むことができます。
オープン定義 メッセージが構文解析されるとき、この複合タイプまたはグループは、 メッセージ・セット内で定義した任意のエレメントを含むことができます。

「内容の妥当性検査」「オープン」または「オープン定義」に設定する場合、モデル化されていない内容が発生し得る正確な位置を指定することはできません。 これを行いたい場合は、ワイルドカード・エレメントを代わりに使用することを考慮してください。 ワイルドカード・エレメントは、「構成」「シーケンス」で、「内容の妥当性検査」「クローズ」である複合タイプまたはグループ内にのみ出現できることに注意してください。

関連概念
メッセージ・モデル
関連タスク
メッセージ・モデル・オブジェクトの処理
関連資料
メッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
メッセージ・モデル・オブジェクトの論理プロパティー
複合タイプの論理プロパティー
オブジェクトによるメッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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