サービス・トレースの検索

mqsireadlog コマンドを使用して、サービス・トレース機能によって記録されたトレース情報にアクセスできます。

このコマンドは、ユーザーがコマンド上で指定するパラメーターに応じてトレースの詳細情報を検索し、要求された記録をファイルまたはコマンド行ウィンドウに XML 形式で書き込みます。

例: XML 形式のサービス・トレース情報の検索

分散システムで、mqsichangetrace コマンドでアクティブにされたサービス・トレースの情報を検索して、それを出力ファイルに書き込むには、コマンド

mqsireadlog UserNameServer -t -b agent -f -o strace.xml

を入力します。それぞれの意味は以下のとおりです。

-t はサービス・トレースを指定します
-b agent は指定されたコンポーネントの agent サブコンポーネントのトレースを取得するように指定します
-f はログ・ファイルを直接ファイル・システムから読み取るように指定します (このフラグは、サービス・トレースでは必須)
-o は出力ファイル (この場合は、strace.xml) を指定します

これは、ログ要求をブローカーに送信してユーザー・トレース・ログを検索し、ファイル strace.xml に応答を保管します。プレーン・テキスト・エディターを使用して、このファイルを表示できます。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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