Solaris でのブローカーの作成

ブローカーを作成するには、以下のようにします。

  1. サービス・ユーザー ID を使用してログオンします。 su コマンドを使用してユーザーを切り替える場合、確実にそのユーザーのプロファイルを呼び出す必要があります。
    1. su - <user ID> と入力して異なるユーザーのプロファイルを実行します。
  2. '. <install_dir>/bin/mqsiprofile' を実行して mqsiprofile スクリプトを 入手し、単一のターゲットであるランタイム用の環境をセットアップします。 これは、いずれかの WebSphere Message Broker コマンドを実行する前に行う必要があります。
  3. ブローカー・データベース・インスタンス・プロファイルが実行していることを確認します。 ブローカー・データベース作成時に作成された SQL プロファイルを呼び出します。
  4. 以下のコマンドを入力してブローカーを作成します。 このコマンドで、パラメーターに対して異なる名前または値を使用している場合、該当する値をユーザー設定の値に置き換えなければなりません
    mqsicreatebroker WBRK_BROKER -i wbrkuid -a wbrkpw
    -q WBRK_QM -n WBRKBKDB -u dbuid -p dbpw
    ここで、
    • WBRK_BROKER はブローカー名です。
    • wbrkuid はブローカーの実行に使用するサービス・ユーザー ID です。
    • wbrkpw はサービス・ユーザー ID のパスワードです。
    • WBRK_QM はブローカーが使用する WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前です。 このキュー・マネージャーは、存在しない場合に作成されます。
    • WBRKBKDB は既存のブローカー・データベースの名前で、ブローカー表はこのデータベース内に作成されます。
    • dbuid はデータベース用の読み取り、書き込み、および作成アクセス許可を持つユーザー ID です。 これは、ブローカーの永続ストアを読み取り、更新するのに使用されるユーザー ID です。
    • dbpw は、データベース・ユーザー ID dbuid に関連付けられたパスワードです。
このタスクの完了時に、
これで、物理ブローカーが作成されたので、以下の準備ができました。
  1. WebSphere Message Broker コンポーネント (ブローカー、ユーザー・ネーム・サーバー、および構成マネージャー) に接続する必要がある WebSphere MQ キュー・マネージャー・チャネルを作成し、開始します。 これにより、さまざまなキュー・マネージャーがサポートするブローカー・ドメイン中の コンポーネントがメッセージを交換することができ、したがって効率的に通信できます。 コンポーネントの接続を参照してください。
  2. ブローカーをブローカー・ドメインに追加します。
関連概念
ブローカー
ブローカー・ドメイン
関連タスク
ブローカー・ドメインへのブローカーの追加
WebSphere MQ トラステッド・アプリケーションの使用
関連資料
mqsicreatebroker コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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