FIELDNAME 関数

FIELDNAME フィールド関数は、指定されたフィールドの名前を戻します。

構文

FIELDNAME は、source_field_reference によって指定されるフィールドの名前を、文字値として戻します。パラメーターの指定するフィールドが存在しないものである場合、NULL が戻されます。

以下に例を示します。
  • FIELDNAME(InputRoot.XML) は XML を戻します。
  • FIELDNAME(InputBody) は、InputRoot の最後の子の名前を戻します。これは XML かもしれません。
  • FIELDNAME(InputRoot.*[<]) は、InputRoot の最後の子の名前を戻します。これは XML かもしれません。

この関数は、ネーム・スペース情報を示しません。この情報は、FIELDNAMESPACE 関数を呼び出して別個に取得しなければなりません。

次の ESQL は X を "F1" に設定します。
SET X=FIELDNAME(InputBody.*[<]);
次の ESQL は Y をヌルに設定します。
SET Y=FIELDNAME(InputBody.F1.*[<]);
しかし、以下の ESQL は Z を F1 の (予期される) 子に設定します。
SET Z=FIELDNAME(InputBody.*[<].*[<]);
この理由は、F1 がネーム・スペースに属しており、明示的に参照される必要があるからです。明示参照の例を以下に示します。
DECLARE ns NAMESPACE 'urn:nid:xxxxxx';

SET Y=FIELDNAME(InputBody.ns:F1.*[<]);
関連概念
ESQL の概要
関連タスク
ESQL の開発
関連資料
構文図: 使用可能なタイプ
ESQL フィールド関数
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
ak05540_