WebSphere Message Broker をインストールする際に、インストール・プログラムは、レジストリー内に大量の項目を作成します。さらに、一部の構成の更新時 (例えば、ブローカーの作成時) に別の変更が行われます。
Windows では、システム・レジストリーが使用されます。Linux および UNIX システムでは、インストール・ディレクトリー構造内に同等の値が保管されます。IBM Service でそうするよう指示されない限り、これらの項目を変更したり除去したりしないでください。
以下の表は、主な Windows レジストリー項目を説明しています。これらは、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥IBM¥WebSphereMQIntegrator の下に作成されます。
場所 | 説明 |
---|---|
component_name | インストールおよび構成済みの各コンポーネントの最上位項目。 |
component_name¥CurrentVersion¥DataSourceName | このコンポーネントのデータベースの名前。 |
component_name¥CurrentVersion¥FADLevel | 形式およびデータのバージョン。内容はインストール済みのサービスに依存します。FADLevel は、それぞれの製品アップデートで必ずしも変更する必要はありません。 |
component_name¥CurrentVersion¥QueueManagerName | このコンポーネントのキュー・マネージャーの名前。 |
項目は、Oracle および Sybase のインストール済みデータベース・ドライバーの HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ODBC¥ODBCINST.INI の下にも作成されます。これにはドライバーの場所とパラメーターが含まれます。
項目は、イベント・ログ情報の HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Eventlog¥Application¥WebSphere Broker v*** の下に追加されます。v*** は、現在の製品バージョン番号を示す 3 桁の数字です。
場所 | 説明 |
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product¥com.ibm.wmbt | インストールの場所およびバージョン詳細 |
components¥com.ibm.wmbt.specific | メッセージ・ブローカーに固有のファイルの場所 |