ブローカー・ドメインからのブローカーの除去

始める前に:

以下のタスクを完了している必要があります。

ブローカー・ドメインからブローカーを除去すると、構成リポジトリー中のブローカー参照が削除されます。 このタスクを実行してもブローカーはシステムから削除されません。ブローカーは単に、構成リポジトリーから論理的に削除されたものとしてマークされるだけです。

あるトポロジーから別のトポロジーにブローカーを移動する場合は、両方のドメインにある構成マネージャーが同じ製品およびサービス・リリース・レベルにあるとしても、ブローカーを物理的に削除してから再作成 (mqsideletebroker および mqsicreatebroker コマンドを使用) することが必要です。 詳細は、ブローカーの削除を参照してください。

以下のステップは、ブローカーをブローカー・ドメインから除去する方法を示しています。

  1. 「ブローカー管理」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「ドメイン」ビューで、ブローカー・ドメインを展開して、除去するブローカーを表示します。

    同じブローカー・ドメインから複数のブローカーを除去するには、Ctrl キーを押し下げながら各ブローカーを選択します。

  3. ブローカーを右マウス・ボタン・クリックし、「削除」をクリックします。
  4. プロンプトで「OK」をクリックして、ブローカー・ドメインからブローカーを除去することを確認します。
  5. デフォルトで、更新済みのパブリッシュ/サブスクライブ・トポロジー構成をデプロイするようにというプロンプトが出されます。

    パブリッシュ/サブスクライブを使用しており、パブリケーションまたはサブスクリプションを共有する場合には、必要なのはトポロジーをデプロイすることだけです。

    パブリッシュ/サブスクライブを使用しない 場合は、「なし」をクリックします。そうすると、デプロイメントは不要です。ブローカーをドメインから除去すると、構成マネージャーは、実行中のメッセージ・フローを停止し、使用中のリソースをタイディアップするようにブローカー・コンポーネントに自動的に要求します。 (何らかの理由でこの操作が失敗する場合、デルタ・トポロジーをデプロイすることによってタイディアップするように、ブローカーに再び要求することができます。)

    パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーをデプロイするようにというプロンプトが出されないように、ユーザー・プリファレンスを設定することができます。 代わりに、完全デプロイメントまたはデルタ・デプロイメントのいずれかが自動的に実行されるように選択することができます。 あるいは、パブリッシュ/サブスクライブを使用しない場合には、自動デプロイメントが行われない ようにプリファレンスを設定することもできます。

ブローカーとその実行グループが、ブローカー・ドメインのコンポーネントとして除去されます。 ブローカーの削除の確認は、以下の 2 か所で行われます。
  • ブローカーが「ドメイン」ビューから除去される。
  • ブローカー・アイコンがブローカー・トポロジー・エディターから除去される。 ブローカーが別のブローカーに接続されていた場合、この接続も除去されます。

ドメインからブローカーを除去した後に物理ブローカーを削除するには、 ブローカーの削除を参照してください。

関連概念
ブローカー
ブローカー・ドメイン
構成マネージャー
関連タスク
ブローカー・ドメインへのブローカーの追加
ブローカーの削除
ブローカーのコピー
ブローカー・プロパティーの変更
ブローカーの名前変更
パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーのデプロイ
ブローカー・ドメイン・ログ情報の表示
「ブローカー管理」のプリファレンスの変更
関連資料
「ブローカー管理」パースペクティブ
ブローカー・トポロジー・エディター
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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