z/OS でのブローカー・ディレクトリーの作成

これは、z/OS 上にブローカーを作成するというより大きなタスクの一部です。

始める前に

このタスクの開始前に、ブローカーの作成に必要な情報の収集およびブローカー PDSE の作成を完了する必要があります。

  1. TSO コマンド OMVS を使用して OMVS に入ります。
  2. 以下のコマンドを使用してブローカー・ルート・ディレクトリーを作成します。
     mkdir -p <ComponentDirectory>
    ディレクトリーの名前は、JCL 変数 ++COMPONENTDIRECTORY++ と同じにする必要があります。
  3. 次のコマンドを使用して、現在は空であるディレクトリーの内容を表示します。
    ls -dl /var/wmqi/MQP1BRK
  4. 次のコマンドを使用して、ディレクトリーに対する許可を表示します。
    ls -l /var/wmqi/MQP1BRK
  5. カスタマイズを実行している人のユーザー ID が、ディレクトリーのグループに一致するグループを持っていることを確認してください。 次のコマンドを使用します。ここで userid は検査したい ID です。
    id <userid>
  6. ディレクトリーに有効なグループがあること、およびグループに rwx 許可があることを確認してください。 それがない場合、次のコマンドを使用してディレクトリーのグループを設定します。
    chgrp <group> <pathname>
    以下に例を示します。
    chgrp WMQI /var/wmqi/MQP1BRK
    このコマンドを使用するためには、グループの所有者であるかスーパーユーザー権限を持っている必要があります。
  7. グループに READ、WRITE、および EXECUTE 権限を付与するには、以下のコマンドを使用します。
    chmod g=rwx <pathname>
    以下に例を示します。
    chmod g=rwx /usr/wmqi/MQP1BRK 
  8. 使用されるスペースおよび使用可能なスペースの量を表示するには、以下のコマンドを使用します。
    df -P /var/wmqi/MQP1BRK
関連概念
ブローカー
ブローカー・ドメイン
関連タスク
z/OS でのブローカーの作成
ブローカー PDSE の作成
インストール・ディレクトリーの許可の検査
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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