タイムアウト要求メッセージ

XML 形式のタイムアウト要求メッセージを、以下に示します。 インストール済みパーサーによってサポートされる他の任意の形式を XML の代わりに使用できます。
<TimeoutRequest>
  <Action>SET | CANCEL</Action>
  <Identifier>String (any alphanumeric string)</Identifier>
  <StartDate>String (TODAY | yyyy-mm-dd)</StartDate>
  <StartTime>String (NOW | hh:mm:ss)</StartTime>
  <Interval>Integer (seconds)</Interval>
  <Count>Integer (greater than 0 or -1)</Count>
  <IgnoreMissed>TRUE | FALSE</IgnoreMissed>
  <AllowOverwrite>TRUE | FALSE</AllowOverwrite>
</TimeoutRequest>
アクション
このエレメントは、SET または CANCEL のどちらかに設定しなければなりません。 このエレメントを省略すること、または別の値を指定することはエラーとなります。 CANCEL が指定された場合、必須となる他のエレメントは ID だけであり、 これは取り消される TimeoutRequest の ID と一致する必要があります。
Identifier
これは任意の英数字ストリングとすることができます。 このエレメントを省略することはエラーとなります。
StartDate
このエレメントは、TODAY または yyyy-mm-dd 形式で指定される日付に設定する必要があります。 デフォルト値は TODAY です。
StartTime
このエレメントは、NOW または hh:mm:ss 形式で指定される時刻に設定する必要があります。 デフォルト値は NOW です。 StartTime は、ブローカーの現地時間であると想定されます。
Interval
これは複数のメッセージ伝搬の間の秒数を指定する整数です。 デフォルト値は 0 です。
Count
これは 0 より大きい整数か、または -1 (有効期限が切れないタイムアウト要求を指定する) とする必要があります。 デフォルト値は 1 です。
IgnoreMissed
これは、ブローカーまたはタイムアウト通知フローの停止中に発生したタイムアウトを、 ブローカーまたはタイムアウト通知フローが次に開始されるときに処理するかどうかを制御します。 デフォルト値は TRUE であり、これは逃されたタイムアウトがブローカーまたはタイムアウト通知フローの 開始時に TimeoutNotification ノードによって無視されることを示します。 この値を FALSE に設定すると、逃されたタイムアウトはすべて、フローの開始時に Timeout Notification ノードによって即時に処理されます。

保管されたタイムアウトがブローカーまたはタイムアウト通知フローの再始動の後も持続するためには、 TimeoutControl ノードの「要求の持続性」プロパティーが 「はい」または「自動」 (元の要求メッセージが持続するものである場合) に設定されている必要があることに注意してください。

AllowOverwrite
これは、Identifier の一致する後続のタイムアウト要求がこのタイムアウト要求を上書きできるかどうかを制御します。 デフォルト値は TRUE です。
注: タイムアウト要求の定義済みスキーマ定義が、ブローカー・ツールキットに備わっています。 定義を検討したり、それをメッセージ・セット内に定義するには、以下のステップを行います。
  1. メッセージ・セットを含むメッセージ・セット・プロジェクトを作成または選択します。
  2. 新規メッセージ定義ファイルを作成します。
  3. 「IBM 提供メッセージ」を選択します。
  4. 「次へ」を選択し、ツリーを展開してから、 6.0.0¥ibm¥nodes¥timeout¥timeoutrequest.xsd を選択します。
関連概念
タイムアウト・フローの構成
関連資料
TimeoutControl ノード
TimeoutNotification ノード
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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