メッセージ・モデルの整合性

モデルを作成する時、それが内部で整合しており、 WebSphere Message Broker メッセージ・ディクショナリーまたは XML スキーマ文書のような、 希望する形式に生成できることが重要です。 このことを支援するために、メッセージ・セット・ファイルを保管するたびに、それは以下のように妥当性検査されます。

論理的妥当性検査
この妥当性検査では、論理モデルが正しいことを確認します。 メッセージ定義ファイルにおいては、この検査には XML スキーマの規則に正しく従ったことを確認することが含まれます。
物理的妥当性検査
この妥当性検査では、モデル用に指定したすべての物理形式に正しくデータが取り込まれたことを確認します。 MRM ドメインの物理形式である CWF、XML、および TDS のそれぞれに対して一連の検査があります。 これにより、MRM パーサーが、 ご利用のモデルに準拠するメッセージを確実に構文解析および書き込みできるようになります。

妥当性検査が行われると、すべてのエラーまたは警告がタスク・リストに表示されます。 タスク・リストのエントリーをダブルクリックするとファイルがオープンし、 エディターがエラーのオブジェクトの位置を示します。 タスク・リストを編成して、警告の前にエラーが表示されるようにしてください。このようにすると、エラーは隠れません。 タスク・リストは、優先順位が低い警告や、よく知っていて気にならない警告を隠したい場合のための、 包括的なフィルター機能を提供します。

メッセージ・ディクショナリーまたは XML スキーマの生成は、エラーがある場合には行われません。 警告だけのときは生成されますが、そうした警告を生成するモデルは不完全になる可能性があるため、 優先順位が高い警告については検討する必要があります。

タスク・リスト警告またはエラーが出される場合、それらは、「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブの「問題」ビューにリストされます。 これらの大多数は手動で調査および解決する必要がありますが、特定の基準を満たすいくつかの警告およびエラーは、クイック修正処理を使用して修正することができます。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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