mqsideletebroker コマンド

サポートされるプラットフォーム

目的

mqsideletebroker コマンドを使用して、名前指定されたブローカーを削除します。このコマンドは、ブローカーのローカル・キュー・マネージャーにあるキュー (ブローカーと同時に作成される)、およびブローカー・データベースのデータも削除します。キュー・マネージャーの削除を指定することもできます。

このコマンドは、そのようなブローカーに関連したすべてのデータをブローカー・データベース表から削除しますが、表が空かどうかを検査したり、表を削除したりすることはありません。

このコマンドは、以下を実行します。
  • Windows プラットフォームでは、ブローカーを実行するサービスを停止します。
  • 必要であれば、ブローカーの WebSphere MQ キュー・マネージャーを停止して削除します。
  • データベースからブローカーのデータを除去します。
  • ブローカー・レジストリーにあるコンポーネントのレコードを除去します。

WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブ 近隣ブローカーを持つブローカーを削除する場合、このコマンドで削除する WebSphere Message Broker ブローカーを指定して、それぞれの近隣で clrmqbrk コマンドを呼び出します。

構文

Windows プラットフォーム、Linux、および UNIX システム

z/OS

パラメーター

brokername
(必須) 削除するブローカーの名前。これは最初のパラメーターでなければなりません。
-q
(オプション - Windows プラットフォーム、Linux、および UNIX システム) ブローカーのキュー・マネージャーの削除を指定します。(このオプションを指定しない場合、WebSphere Message Broker キューおよびブローカー・データだけが削除されます。)

キュー・マネージャーが既存の別のコンポーネント (このブローカーに加えて、構成マネージャーまたはユーザー・ネーム・サーバー、あるいはその両方) をホストする場合、このコマンドは失敗します。

-w
(オプション - Windows プラットフォーム、Linux、および UNIX システム) このブローカーに関連したすべてのファイルを、作業パスから削除します。
変更の始まり-1変更の終わり
(オプション - z/OS のみ) ブローカー・レジストリーのみ削除します。
変更の始まり-2変更の終わり
(オプション - z/OS のみ) ブローカー WebSphere MQ キューのみ削除します。
変更の始まり-3変更の終わり
(オプション - z/OS のみ) ブローカー DB2 表および索引のみ削除します。

応答

  • BIP8012 システム・コンポーネントに接続できません
  • BIP8013 コンポーネントが存在しません
  • BIP8017 コンポーネントを削除できませんでした
  • BIP8018 コンポーネントが実行中です
  • BIP8040 データベースに接続できません
  • BIP8048 キュー・マネージャーを始動できません
  • BIP8049 キュー・マネージャーを停止できません
  • BIP8052 キューを削除できません
  • BIP8073 無効なブローカー名が指定されました
  • BIP8082 キュー・マネージャーを削除できません
  • BIP8093 キュー・マネージャーは現在作成されています
  • BIP8094 キュー・マネージャーは現在停止されています
  • BIP8095 キュー・マネージャーはすでに予約されています

mqsideletebroker WBRK_BROKER -q
変更の始まりz/OS 上で、ブローカー CSQ1BRK のブローカー・レジストリーを削除するには、次のコマンドを使用します。
mqsideletebroker CSQ1BRK -1
変更の終わり
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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