メッセージ・フロー・プロジェクトのリソースを編成したい場合や、リソース名の有効範囲を定義して固有性を確保したい場合には、ブローカー・スキーマを作成できます。
メッセージ・フロー・プロジェクトの作成時にデフォルトのスキーマが作成されますが、お望みなら追加のスキーマを作成できます。
ブローカー・スキーマを作成するには、以下のようにします。
- 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブに切り替えます。
- をクリックするか、または「ナビゲーター」ビューにある任意のリソースを右クリックして、をクリックします。
Ctrl+N を押すこともできます。
これにより、新しいオブジェクトを作成するウィザードを選択できるダイアログが表示されます。
左側のビュー内の「メッセージ・ブローカー」をクリックします。
右側のビューには、WebSphere Message Broker用に作成できるオブジェクトのリストが表示されます。
右側のビュー内の「ブローカー・スキーマ」をクリックしてから、「次へ」をクリックします。
「新しいブローカー・スキーマ」ウィザードが表示されます。
- 新しいスキーマを作成したいメッセージ・フロー・プロジェクトを入力します。 ウィザードを起動した時点で、メッセージ・フロー・プロジェクトまたはそのリソースの 1 つが強調表示されていた場合、そのプロジェクト名がダイアログに表示されます。
このフィールドに名前が表示されていない場合、または別のプロジェクトにスキーマを作成する場合は、「ブラウズ」をクリックして表示されるリストから正しいプロジェクトを選択します。
プロジェクト名を入力することもできます。その場合は、有効な名前を入力しなければなりません。
入力したものが有効なプロジェクトでない場合、ダイアログは赤い×印を表示し、エラー・メッセージ The specified project does not exist (指定されたプロジェクトがありません) を表示します。
メッセージ・フロー・プロジェクトを指定する必要があります。メッセージ・セット・プロジェクトを選択すると、「完了」ボタンは使用不可のままになります。
- スキーマの名前を入力します。 これに含まれるリソースを表した名前を選択します。
例えば、このメッセージ・フローのスキーマを小売アプリケーションに使用する場合には、Retail という名前を付けることができるかもしれません。
ブローカー・スキーマ名は、先頭がユニコード文字でその後に 0 個以上のユニコード文字または数字、および下線が続く文字ストリングでなければなりません。
Stock.Common のように、ピリオドを使用して名前を構造化することもできます。
- 「完了」をクリックして、作業を完了します。
プロジェクト・ディレクトリーの中にスキーマ・ディレクトリーが作成されます。
ピリオドを使ってスキーマを構造化する場合、さらにサブディレクトリーが定義されます。
例えば、ブローカー・スキーマが Stock.Common の場合、メッセージ・フロー・プロジェクト・ディレクトリー内にディレクトリー Stock が作成され、さらにその中にディレクトリー Common が作成されます。