Rational Agent Controller
(RAC) がインストール済みであり、そのバージョンを確認する場合は、以下のステップを完了します。
- root としてログオンします。
- AIX の場合は、次のように入力します。
lslpp -i ibmrac
RAC が 5.1 以下の場合 lslpp -i e22643e413d203c89236cd92ef065fbc
RAC が 5.0.x の場合
- HP-UX の場合は、次のように入力します。
swlist | grep IBMRAC
RAC が 6.0 以下の場合swlist | grep 628282f51593896a6d94a9eee71770f5
RAC が 5.0.x の場合
- Solaris の場合:
- コマンド pkginfo -x > pkginfo.txt を入力してください。
- コマンド vi pkginfo.txt を入力してください。
- "ibmrac" (RAC が 5.1 以降の場合) または "28887f2df81d126aa228a4f84b6051d5" (RAC が 5.0.x の場合) を検索します。
- 検索ストリングの次の行に表示されるバージョンを見付け、3 番目と 4 番目の数字を入れ替えて末尾の文字は無視します。例えば、バージョンが「5.1.0.2DSP」と表示される場合、これは「5.1.2」を表します。
WebSphere Message Broker で提供される補足 CD または DVD から RAC 6.0.1 をインストールするには、CD または DVD の RAC コンポーネントのルート・ディレクトリーで提供される install.html を参照してください。install.html の説明に加えて、以下の点に注意してください。
- インストール・ウィザードの「製品インストール」ページに、インストールするよう選択可能な機能のリストが表示された場合は、IBM Rational Plugins Security 機能の選択をクリアする必要があります。
RAC のインストール時にセキュリティーを使用不可にしないと、メッセージ・フローをデバッグすることができなくなります。このオプションをクリアしない場合は、RAC をいったんアンインストールし、それからセキュリティーを使用不可にして再インストールするまで、デバッグ機能を使用できません。
- インストール・ウィザードの「Java ランタイム環境」 ページで、Java ランタイム・ファイル (java.exe) の場所を指定する必要があります。
RAC では Java ランタイム環境 (JRE) のインストールが前提条件ですが、この目的では WebSphere Message Broker と共にインストールされている JRE を指定しないでください。別の JRE を使用する必要があります。
インストールしたら、ブローカーを開始して RAC に接続できるようにする前に、該当する環境変数の先頭に lib ディレクトリー (例えば、/usr/lpp/IBM/AgentController/lib) を追加してください。
- AIX
- ディレクトリーを変数 LIBPATH に追加する
- HP-UX
- ディレクトリーを変数 SHLIB_PATH に追加する
- Solaris
- ディレクトリーを変数 LD_LIBRARY_PATH に追加する