ブローカー・ドメイン・ログ情報をフィルターに掛ける

ブローカー・ドメイン・ログ情報は、ワークベンチのイベント・ログ・エディターに書き込まれます。イベント・ログには、ブローカー・ドメイン内で発生するイベントに関する情報が含まれます。イベントごとに、イベント・ログに以下の詳細が記録されます。

メッセージのタイプ、ソース、およびタイム・スタンプをフィルターに掛けて、 イベント・ログ・エディターに表示されるログ・エントリー数を制限することができます。また、イベントをイベントごとにフィルターに掛け、イベント・ログ・エディターに特定のイベント・セットを表示することもできます。定義するフィルター設定は、次のセッション用に保持されます。ビューのラベルの隣には、フィルターが適用されていることを示す注記も表示されます。

エントリーをフィルターするには、「イベント・ログのフィルター」ダイアログを使用します。

  1. 「ブローカー管理」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「ドメイン」ビューで、適切なブローカー・ドメインのイベント・ログを開きます。
  3. 「イベント・ログ・エディター」メニューから「イベント・ログ・エディター」>「ログのフィルター操作.... 」をクリックします。 このアクションによって、「ログのフィルター操作」ダイアログが開きます。

    「ログのフィルター操作」ダイアログには、以下のコントロールがあります。

    • 3 つのメッセージ・タイプ (通知、エラー、または警告) ごとのチェック・ボックス
    • すべての既知のエントリーに対して考えられるメッセージ・ソースごとのチェック・ボックス
    • ソースのチェック・ボックスの下にある、すべてのソースを選択するための「すべて選択」ボタン、およびすべてのソースの選択を解除する「選択をすべて解除」ボタン
    • すべての既知のエントリーのそれぞれのタイム・スタンプを含む編集不能のドロップダウン・リスト
    • ログ・エントリーごとのチェック・ボックス項目の表 (追加エントリーにアクセスするための垂直スクロール・バーが付いている)
    • 表の下にある、すべてのイベントを選択するための「すべて選択」ボタン、およびこの表のすべてのイベントの選択を解除するための「選択をすべて解除」ボタン
    • 「デフォルトの復元」ボタン

    「ログのフィルター操作」のデフォルト・ビューでは、すべてのメッセージ・タイプのチェック・ボックスが選択されています。これは、3 つのタイプのすべてのメッセージが表示されることを意味します。すべてのメッセージ・ソースのチェック・ボックスもデフォルトで選択されています。これは、すべてのソースのメッセージが表示されることを意味します。タイム・スタンプは、最も古い既知のイベントのものです。表中のすべてのイベントが選択されます。

    デフォルト設定を復元するには、「デフォルトの復元」をクリックします (デフォルトでは、すべてのタイプが選択され、すべてのソースが選択され、タイム・スタンプが最も古いイベントのものに設定され、すべてのイベントが選択されています)。

    すべての変更を破棄するには、「キャンセル」をクリックします。

    現在のフィルター設定を保管するには、「OK」をクリックします。これにより、開いているエディターに設定が適用されます (イベントのフィルター操作は新しい設定に基づいて行われ、エディターが最新表示されます)。

    イベント・ログ・フィルターを使用して、次の方法でブローカー・ドメイン・ログ情報をフィルタリングすることができます。

    • メッセージ・タイプ別にフィルタリングして、特定のタイプのメッセージのみがログに表示されるようにする
      1. 3 つのすべてのイベント・タイプのチェック・ボックスをクリアします。
      2. 表示するイベント・タイプのチェック・ボックスにチェック・マークを付けます (該当するチェック・ボックスを選択して、複数のタイプを表示することもできます)。エントリーのフィルター・ダイアログ・テーブルで、選択されたタイプのすべてのイベントが選択されます。
      3. 「OK」をクリックして、フィルターを活動化します。エディターに選択されたタイプのすべてのイベントが表示されます。
    • メッセージ・ソース別にフィルタリングして、1 つのソースのメッセージのみがログに表示されるようにする
      1. ソースのチェック・ボックスの下にある「選択をすべて解除」ボタンをクリックするか、すべてのソースのチェック・ボックスをクリアして、すべてのソースの選択を解除します。
      2. 表示するイベント・ソースのチェック・ボックスにチェック・マークを付けます (該当するチェック・ボックスを選択して、複数のソースを表示することもできます)。ソースのチェック・ボックスの下にある「すべて選択」ボタンをクリックして、すべてのソースを表示することもできます。エントリーのフィルター・ダイアログ・テーブルで、選択されたソースのすべてのイベントが選択されます。
      3. 「OK」をクリックして、フィルターを活動化します。エディターに選択されたソースのすべてのイベントが表示されます。
    • タイム・スタンプ別にフィルタリングして、指定されたタイム・スタンプより前に生成されたメッセージをログで非表示にする
      1. 下矢印をクリックして、「以前に生成されたイベントを非表示にする」ドロップダウン・リストを開きます。フィルタリングに使用するタイム・スタンプを選択します。 エントリーのフィルター・ダイアログ・テーブルで、このタイム・スタンプより前に生成されたすべてのイベントが選択解除されます。
      2. 「OK」をクリックして、フィルターを活動化します。エディターで、参照タイム・スタンプの前に生成されたすべてのイベントが非表示になります。他のすべてのイベントは表示されます。

    フィルタリング・オプション (タイプ、ソース、タイム・スタンプ) は結合できます。選択した組み合わせは表で確認されます (選択内容を示すために、エントリーに自動的に印が付けられたり、印が解除されたりします)。 また、エディターはすべてのフィルタリング・オプションを結合したイベント表に基づいて更新されます。 印の付いたエントリーは表示され、印の付いていないエントリーは非表示になります。 着信する新規イベントには、タイプ、ソース、タイム・スタンプに基づいたフィルタリング・オプションが適用されます。

関連概念
ブローカー・ドメイン
関連タスク
ブローカー・ドメイン・ログ情報の表示
ブローカー・ドメイン・ログ情報の消去
ブローカー・ドメイン・ログ情報の保存
ブローカー・ドメイン・ログ情報の最新表示
イベント・ログ・エディター・プリファレンスの変更
関連資料
「ブローカー管理」パースペクティブ
イベント・ログ・エディター
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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