ESQL からブローカー・プロパティーへのアクセス

コードの実行時に、特定のノード、フロー、またはブローカーの詳細情報にリアルタイム・アクセスできると便利な場合があります。ブローカー・プロパティーの概要については、ブローカー・プロパティーを参照してください。

正規の SET ステートメントの右辺にブローカー・プロパティーを使用できます。例えば以下のようにします。
DECLARE mybroker CHARACTER;
SET mybroker = BrokerName;
BrokerName はブローカーの名前を含むブローカー・プロパティーです。しかし、SET ステートメントの左辺にブローカー・プロパティーを使用することはできません。その理由は、実行時のブローカー・プロパティーは定数なので、 SET ステートメントに割り当てることができず、属性の値を SET ステートメントによって変更することができないからです。プログラムがブローカー・プロパティーの値を変更しようとすると、エラー・メッセージ 「シンボリック定数に割り当てることができません」が発行されます。
ブローカー・プロパティー:
  • ブローカー、実行グループ、フロー、およびノード別にグループ化されています。
  • 大/小文字の区別があります。名前の先頭は常に大文字です。
  • 値を含んでいない場合は NULL を戻します。

ブローカー・プロパティーの 1 つと同じ名前の変数がすでにご使用の ESQL コードに含まれている場合は、ご使用の変数の方が優先されます。つまり、ご使用の変数がブローカー・プロパティーをマスクします。ブローカー・プロパティーにアクセスするには、SQL.<broker_property_name> という形式を使用します。例えば、SQL.BrokerName のようにします。

ESQL および Java からアクセスできるブローカー・プロパティーには、ESQL からアクセスできるブローカー、フロー、およびノードのプロパティー、および Java からもアクセスできるプロパティーが示されています。

関連概念
ブローカー・プロパティー
関連タスク
JavaCompute ノードからブローカー・プロパティーへのアクセス
関連資料
ESQL および Java からアクセスできるブローカー・プロパティー
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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