このトピックでは、BLOB ドメインに属し、 BLOB パーサーによって構文解析されるメッセージを処理する場合の情報が提供されます。
BLOB メッセージには事前定義された構造がないため、BLOB メッセージの内容を操作することはできません。 ただし、その内容を、ビット・ストリーム内の既知の位置を使用して参照すること、 またそのメッセージをその内容に関する最小の知識で処理することは可能です。
BLOB メッセージ本体パーサーがツリー構造を作成する方法は、他のメッセージ本体パーサーとは違います。 このツリー構造にはルート・エレメント BLOB があり、 データを含む子エレメントがあります (これも BLOB と呼ばれる)。
BLOB データ内の情報の特定の部分の位置がわかっている場合、サブストリングを使用してメッセージの内容を参照できます。 例えば、以下の式は、メッセージ本体の 10 番目のバイトを識別します。
InputBody.BLOB.BLOB[10]
以下の式は、オフセット 10 から始まる 10 バイトのメッセージ・データを参照します。
SUBSTRING(InputBody.BLOB.BLOB from 10 for 10)