メッセージ・ツリー

メッセージ・ツリーは、メッセージ・フローまたはメッセージ・フロー・ノードのアクションによって入力メッセージ・ビット・ストリームが受け取られる際に、1 つ以上のパーサーによって作成される構造です。

メッセージは以下を記述するために使用されます。

WebSphere Message Broker は、メッセージを論理ツリーに変換した後に、それを経路指定および操作します。構文解析と呼ばれる変換のプロセスにより、メッセージの内容および構造は明瞭になり、後の操作が単純になります。 メッセージの処理後に、パーサーはそれを変換してビット・ストリームに戻します。

WebSphere Message Broker は、使用されている数多くのさまざまなメッセージング標準を扱うパーサーを幅広く提供しています。場合によっては WebSphere Message Broker はメッセージを自動的に構文解析することができます。これとは別に MRM は、処理する必要のあるメッセージをモデル化する強力な方法を提供しています。

メッセージを構文解析した後に、それはメッセージ・フロー内で処理できます。

論理ツリーには、メッセージと同一の内容が含まれていますが、メッセージ・フロー内でより簡単に操作できます。 メッセージ・フロー・ノードは、ツリー内で内容を照会、更新、または作成するためのインターフェースを提供しています。

関連概念
パーサー
メッセージのモデル化
関連タスク
メッセージ・フローの作成
関連資料
組み込みノード
ESQL 参照
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
ac00495_