時間間隔の後のメッセージの送信

目的

TimeoutControl および TimeoutNotification ノードを使用して、 メッセージの受信から 60 秒後に、メッセージをメッセージ・フローに送信します。

フローの説明

この図は、TimeoutControl ノードの中で受け渡される
タイムアウト要求メッセージ、およびそのメッセージに含まれるいくつかの値を示しています。
さらに、TimeoutControl ノードと同じ ID を持つ TimeoutNotification ノードがあります。
この図の説明はテキストで示されています。

この図は、TimeoutControl ノードを経由するタイムアウト要求を含むメッセージのパスを示しています。 その後、TimeoutControl ノードと一致する ID を持つ TimeoutNotification ノードが、タイムアウト要求を処理します。 この図は タイムアウト要求の処理後に TimeoutNotification ノードによって生成されるメッセージも示しています。

TimeoutControl ノードがメッセージを受け取るとき、 メッセージのタイムアウト要求セクションに以下の値が設定されています。
  • 「アクション」SET に設定
  • 「開始時刻」現在時刻 + 60 に設定
  • 「カウント」1 に設定

TimeoutControl ノードはタイムアウト要求を妥当性検査します。 明示的に定義されていないプロパティーについては、デフォルト値が想定されます。 その後、元のメッセージがメッセージ・フロー内の次のノードに送られます。 要求が有効であれば、TimeoutControl ノードと同じ固有 ID を 持つ TimeoutNotification ノードは、メッセージを受信してから 60 秒後に、メッセージのコピーをメッセージ・フローに伝搬します。

このタイプのメッセージ・フローを構築する方法について詳しくは、 Timeout Processing サンプル のサンプルを参照してください。

関連概念
TimeoutNotification エラーの処理
関連資料
指定の開始時刻後に複数回メッセージを送信する
フローを駆動するメッセージの自動生成
TimeoutControl ノード
TimeoutNotification ノード
タイムアウト要求メッセージ
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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