ユーザー・トレースの停止

mqsichangetrace コマンドを使用し、トレース・レベル none を指定して、アクティブなトレースを停止します。 これによって、コマンドで指定したコンポーネントのトレース・アクティビティーは停止されます。 他のコンポーネントのアクティブなトレースには影響しません。 例えば、実行グループ test でトレースを停止する場合、別の実行グループのアクティブなトレースは継続します。

ワークベンチを使用して、実行グループまたは割り当てられたメッセージ・フローのアクティブ・トレースを停止することもできます。 ワークベンチ からコンポーネントを再デプロイする場合、 そのコンポーネントのトレースがデフォルト設定である none に戻されます。

例: デフォルトの実行グループでのユーザー・トレースの停止

分散システムで、ユーザー・トレースの開始で示されているコマンドによって開始されたトレースを停止するには、コマンド
mqsichangetrace WBRK_BROKER -u -e default -l none 
を入力します。それぞれの意味は以下のとおりです。

-u はユーザー・トレースを指定します
-e は実行グループ (この場合は、デフォルトの実行グループ) を指定します
-l はトレースのレベル (この場合は、none) を指定します

z/OS で、次のコマンドを入力します。
F MQP1BRK,ct u=yes, e='default', l=none

例: ワークベンチ からのメッセージ・フローでのユーザー・トレースの停止

ワークベンチ からのメッセージ・フローの1 つに対するトレースを停止するには、以下の手順を実行する必要があります。

  1. 「ブローカー管理」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「ドメイン」ビュー内で、トレースを停止したいメッセージ・フローを右マウス・ボタン・クリックします。
  3. 「ユーザー・トレース」 > 「なし」をクリックします。
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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