ブローカーの障害後のリカバリー

まずは、インフォメーション・センターのトラブルシューティングとサポートセクションにある診断の技法を使用して、問題の原因を突き止め、解決を試みる必要があります。それらの技法を使用しても問題を解決できない場合は、IBM サポート・センターに連絡してください。このセクションにある手順は、最後の手段としてのみ使用してください。

ブローカーのデータベースが破損している場合は、ブローカー・データベースの障害後のリカバリーで説明されている指示に従ってください。データベースは破損していないが問題判別でそれらの問題を訂正できない場合は、以下の一連の操作を実行してブローカーを再作成する必要があります。

  1. ブローカーへのデプロイを行っているワークベンチ・ユーザーがいないことを確認します。 これらのアクションが完了するのを待ってください。
  2. mqsistop コマンドを使用してブローカーを停止します。
  3. endmqm コマンドを使用してブローカーのキュー・マネージャーを停止します。
  4. ブローカー・データベース表のバックアップを取ります。 これらの表は相互に依存しているため、復元時にすべて整合がとれた状態になっている必要があります。 表をそれぞれバックアップまたは復元することはできません。
  5. mqsideletebroker コマンドを使用してブローカーを削除します。
  6. mqsicreatebroker コマンドを使用してブローカーを再作成します。
  7. 先程とったバックアップから、または成功した以前のバックアップ・バージョンからブローカー・データベース表を復元します。
  8. mqsistart コマンドを使用してブローカーを開始します。
  9. ドメイン構成を再デプロイして、ブローカー・ドメイン全体の構成の整合性を確認する必要があります。
関連タスク
ブローカーの作成
ブローカーの削除
障害後のリカバリー
関連資料
mqsicreatebroker コマンド
mqsideletebroker コマンド
mqsistart コマンド
mqsistop コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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