メッセージ・モデル (エレメント、属性、タイプ、グループ) のオブジェクトは、その名前のみにより識別されます。 これは、同じ有効範囲にあるオブジェクトは、同じ名前を持つことが許可されないということを意味します。 必要なときだけグローバル・オブジェクトを使用するならば、名前の競合はさらに容易に避けられます。 ローカル・オブジェクトは、その親オブジェクトの有効範囲外では可視ではないため、 名前の競合を引き起こさずに名前を再利用できます。
さまざまなネーム・スペースにあるグローバル・オブジェクトが同じ名前を共用することが許可されているため、 ネーム・スペースは、グローバル・オブジェクトの間で名前の競合を回避するための別の方法を提供しています。
XML スキーマに関する詳細は、World Wide Web Consortium (W3C) Web サイトの XML Schema Part 0: Primer を参照してください。