mqsideleteconfigmgr コマンド

サポートされるプラットフォーム

目的

このコマンドは、以下を実行します。
  • Windows プラットフォームでは、構成マネージャーを実行するサービスを停止します。
  • 必要であれば、構成マネージャーWebSphere MQ キュー・マネージャーを停止して削除します。
  • 構成リポジトリーから表を除去します (要求された場合)。
  • ブローカー・レジストリーにあるコンポーネントのレコードを除去します。

構文

Windows

Linux および UNIX システム

z/OS

パラメーター

configmgrName
(オプション - Windows。 必須 - LinuxUNIX システム、および z/OS) 削除する構成マネージャーの名前。

LinuxUNIX システム、および z/OS では、これが最初に指定するパラメーターでなければなりません。 LinuxUNIX システム、および z/OS では、大/小文字の区別があります。

このパラメーターが指定されていない場合、Windows でのデフォルト名は 'ConfigMgr' です。

-q
(オプション - Windows プラットフォーム、Linux、および UNIX システム) 構成マネージャーのキュー・マネージャーを削除します。 (このオプションを指定しない場合、WebSphere Message Broker キューだけが削除されます。)

キュー・マネージャーが、現存する別のコンポーネント (ブローカーまたは ユーザー・ネーム・サーバー、あるいはその両方) をホストする場合、このコマンドは失敗します。

-w
(オプション - Windows プラットフォーム、Linux、および UNIX システム) 構成マネージャーに関連したすべてのファイルを、作業パスから削除します。
-n
(オプション) 構成リポジトリーを削除します。

このオプションの使用には、十分注意してください。 構成リポジトリーには、構成マネージャーの内部データだけでなく、ブローカー・ドメイン全体の構成データが入っています。 このリポジトリーを削除すると、ブローカー・ドメインに関連したすべての情報が破棄されるので、 ブローカー・ドメインをリカバリーするには、その中の全リソースを再作成する必要があります。

構成マネージャーの削除の一環として構成リポジトリーが削除されず、同じ名前の構成マネージャーが後で再作成される場合、引き続き既存の構成リポジトリーが使用されます。

–n を指定しないで構成リポジトリー・データを削除するには、後で手動で削除します。 その場合は、構成リポジトリーが保管されているディレクトリーを見付けてディレクトリー全体を削除します。構成マネージャーのすべてのドメイン情報が削除されるため、このことを行う際には細心の注意を払ってください。 構成リポジトリーを手動で削除するには、以下のようにします。
  1. 構成マネージャーの作業ディレクトリーを見付けます。 デフォルトの場所は次のとおりです。
    • Windows の場合、C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥MQSI
    • UNIX の場合、/var/mqsi
    • z/OS の場合、++COMPONENTDIRECTORY++
  2. components ディレクトリーを見付けます。 構成マネージャーと同じ名前を持つディレクトリーを削除します。
1
(オプション - z/OS のみ) 構成マネージャー レジストリーのみ削除するレジストリー・パス。
2
(オプション - z/OS のみ) 構成マネージャー WebSphere MQ キューのみ削除する WebSphere MQ パス。
注: これは、構成マネージャー レジストリーが存在する場合にのみ実行できます。

応答

  • BIP8012 システム・コンポーネントに接続できません
  • BIP8013 コンポーネントが存在しません
  • BIP8017 コンポーネントを削除できませんでした
  • BIP8018 コンポーネントが実行中です
  • BIP8038 サポートされていないコマンド・オプションが選択されました
  • BIP8048 キュー・マネージャーを始動できません
  • BIP8049 キュー・マネージャーを停止できません
  • BIP8052 キューを削除できません
  • BIP8055 Java クラスをロードできません
  • BIP8074 JVM を作成できません
  • BIP8075 Java 例外
  • BIP8076 現行ディレクトリーを設定できませんでした
  • BIP8077 構成データを初期化しようとしているときに問題が発生しました
  • BIP8078 構成データを初期化しようとしているときに問題が発生しました
  • BIP8082 キュー・マネージャーを削除できません
  • BIP8093 キュー・マネージャーは現在作成されています
  • BIP8094 キュー・マネージャーは現在停止されています
  • BIP8095 キュー・マネージャーはすでに予約されています
  • BIP8097 Java オブジェクトを作成できませんでした

mqsideleteconfigmgr CMGR01 -q
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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