メッセージ構造の検査 (Check ノード)

Check ノードを使用して、メッセージ構造の特性を検査します。

ノード・プロパティーを適切に設定した場合、メッセージ・ドメイン、メッセージ・セット、およびメッセージ・タイプのうちの 1 つまたはすべてを、特定の値と比較するよう要求できます。 ユーザーが検査を要求した値とメッセージが一致する場合は、そのメッセージが、一致したターミナルを介するよう経路指定され、そのターミナルに接続したノード・シーケンスによって処理されます。

ユーザーが検査を要求した値のいずれとも、メッセージがまったく一致しない場合は、そのメッセージが、failure ターミナルを介するよう経路指定され、そのターミナルに接続したノード・シーケンスによって処理されます。

例えば、MRM ドメイン内のすべてのメッセージに対して、追加処理を提供するメッセージ・フローを設計しているとします。 メッセージのその特性だけを検査して、それを特殊な処理を提供するノード・シーケンスに渡す Check ノードを組み込むことができます。 メッセージが MRM ドメイン内にない場合には、余分のノードは迂回され、failure ターミナルは MRM メッセージだけに必要とされるシーケンスに後続するノードに直接接続されます。

関連概念
メッセージ・フローの概要
関連タスク
ノードを使用した意思決定
メッセージ・フロー内での処理の順序の制御
メッセージ内容の検査 (Filter ノード)
メッセージを経路指定するための宛先リストの使用 (RouteToLabel および Label ノード)
関連資料
Check ノード
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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