製品全体のアンインストール

この製品を除去するときには、必ずアンインストール・ウィザードを使用してください。ネイティブ・アンインストール・プログラムは使用しないでください。

WebSphere Message Broker ランタイムおよび Message Brokers Toolkit のアンインストール処理では、完了する必要のある処置は異なります。 Message Brokers Toolkit をアンインストールするには、Message Brokers Toolkit のアンインストールを参照してください。ランタイム・コンポーネントをアンインストールするには、以下のステップを完了します。

  1. アンインストールする前に、WebSphere Message Broker の何らかの部分 (ブローカー、構成マネージャー、および ユーザー・ネーム・サーバー) を使用するプロセスで実行中のものがあればそれをすべて停止します。 mqsilist (リソースのリスト) コマンドを使用して、実行中のコンポーネントを調べます。mqsistop コマンドを使用して各コンポーネントを停止します。
  2. Windows および Linux (x86 プラットフォーム) で、Message Brokers Toolkitのアクティブ・セッションをすべて終了させます。
  3. このコンピューターに再インストールしない場合は、このインストールに関連付けられているすべてのブローカー (mqsideletebroker コマンド)、構成マネージャー (mqsideleteconfigmgr コマンド)、および ユーザー・ネーム・サーバー (mqsideleteusernameserver コマンド) を削除します。 コンポーネントを削除すると、関連データおよびリソースがすべて削除されます。コンポーネント・データを保持する場合は、そのコンポーネントを削除しないでください。
  4. mqsicreatedb コマンドを使用して Windows に DB2 または Derby データベースを作成した場合は、mqsideletedb コマンドを使用して削除します。 最後のデータベースを削除すると、データベース・インスタンス・マネージャーも削除されます (データベース・インスタンス・マネージャーは、単一システム内の該当するデータベースすべてを制御します。別のバージョン 6.0 がインストールされている場合は、他のインストールに関連付けられているデータベースが残っていると、このコンポーネントは削除されません)。デフォルト構成ウィザードで作成されたデータベースも、この方法で削除できます。
  5. 以下のいずれかの方法を使用して、アンインストール・プログラムを起動します。 WebSphere Message Broker ランタイムの 1 つのインスタンスをインストールした Windows ユーザーだけが 2 番目の方法を使用しなければなりません。
    • 絶対パスを指定して、インストール・ディレクトリーの外部から以下のコマンドを実行します。これにより、フォルダーがアンインストール時に除去されます。
      /install_dir/_uninst_runtime/uninstaller
      ここで、install_dirWebSphere Message Broker インストールのホーム・ディレクトリーです。 インストール時にデフォルトのロケーションを受け入れた場合、このディレクトリーは以下のようになります。
      • Windows の場合、C:¥Program Files¥IBM¥MQSI¥6.0
      • AIX、HP-UX、および Solaris の場合、/opt/IBM/mqsi/6.0
      • Linux の場合、/opt/ibm/mqsi/6.0
    • 「スタート」 > 「設定」 > 「コントロール パネル」 > 「プログラムの追加と削除」の順にナビゲートします。WebSphere Message Broker を選択して、「変更/削除」をクリックします。
    アンインストーラーが起動します。
  6. アンインストールするコンポーネントを選択して、プロンプトに従ってアンインストールを完了します。
関連タスク
サイレント・モードでのランタイム・コンポーネントのアンインストール
コンソール・モードでのランタイム・コンポーネントのアンインストール
関連資料
mqsideletebroker コマンド
mqsideleteusernameserver コマンド
mqsilist (リソースのリスト) コマンド
mqsistop コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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