ターゲット専用エレメントのメッセージ・フローおよびメッセージ・モデルの作成

始める前に
これは、単純メッセージのエンリッチメントを実行するシナリオの第 3 段階です。このトピックでは、ターゲット専用エレメントのメッセージ・フローおよびメッセージ・モデルを作成する方法について説明します。また、マッピングへの属性の付与、およびインスタンス文書の作成についても説明します。
  1. 以下の構造を持つ addev2 というメッセージを作成します。
    addev2
        matt (xsd:string) local attribute
        ssel (xsd:string) local element
        csel local complex element
            elatt (xsd:string) local attribute
  2. 以下の構造を持つ trigger という 2 番目のメッセージを作成します。
    trigger
       start (xsd:string) local element
  3. MQInput -> Mapping -> MQOutput というマッピングを含む addev2 というメッセージ・フローを作成します。
  4. マップを開いて、ソースとして trigger を選択し、ターゲットとして addev2 を選択します。
  5. 「スプレッドシート」ペインで、ターゲット・メッセージを完全に展開し、ターゲット・フィールドを以下のように設定します。
    matt | 'first attribute'
    ssel | 'string element'
    elatt | 'second attribute'
  6. 「スプレッドシート」ペイン内の「プロパティー」フォルダーを展開し、以下のように設定します。
    MessageType | 'addev2'
  7. 適切な RFH2 ヘッダーおよび以下のデータを持つインスタンス文書を作成します。
    <trigger>
    <start>yes</start>
    </trigger>
以下のリソースが作成されました。
メッセージ・セットおよびメッセージ・フローをデプロイします。

メッセージ・セットおよびメッセージ・フローのデプロイ

これは、単純メッセージのエンリッチメントを実行するシナリオの第 4 段階です。このトピックでは、メッセージ・セットおよびメッセージ・フローをデプロイし、ブローカーを使用してデータを処理する方法について説明します。
  1. addev2 というブローカー・アーカイブ (bar) ファイルを作成します。
  2. メッセージ・セット MAPPING3_SIMPLE_messages およびメッセージ・フロー addev2 を bar ファイルに追加します。
  3. bar ファイルをブローカーにデプロイします。
  4. インスタンス文書を入力キューに入れます。
出力メッセージは、以下のようになります。
<addev2 matt="first attribute">
<ssel>string element</ssel>
<csel elatt="second attribute"></csel>
</addev2>
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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