cciUcsToMbs

汎用文字セット (UCS) データをマルチバイト・ストリング・データに変換します。 この関数は、通常、診断メッセージのフォーマット設定だけに使用されます。 通常の処理は、UCS-2 を使用して実行するのが最善です。 これは、すべての言語のすべての文字を表記できます。

サンプル・コード (BipSampPluginUtil.c) では、 移植可能な方法で UCS-2 文字を処理するその他のユーティリティーを示します。

構文

int cciUcsToMbs(
  int* returnCode,
  const CciChar* ucsString,
  char* mbString,
  int mbStringLength,
  int codePage);

パラメーター

returnCode
関数からの戻りコード (出力)。

考えられる戻りコードは以下のとおりです。
  • CCI_SUCCESS
  • CCI_BUFFER_TOO_SMALL
  • CCI_INV_CHARACTER
  • CCI_FAILURE
  • CCI_INV_CODEPAGE
ucsString
変換されるストリング。UCS-2 Unicode で表現されます (入力)。
mbString
結果ストリングの位置 (入力)。 ストリングには、トレーリング・バイト 0 が付きます。 これは、Unicode に 0 のトレーリング CciChar が付くのと同じことです。
mbStringLength
提供したバッファーの長さ (バイト)(入力)。 ソース・ストリングにある各 CciChar は、1 バイト (SBCS コード・ページの場合)、 あるいは多くても、コード・ページの MB_CUR_MAX 値 (一般には 5 バイト未満) までしか拡張しません。 これは必要なバッファー・サイズの上限を定義します。
codePage
結果ストリングのコード・ページ (入力)。コード・ページの値は、ユーザー定義ノードをコンパイルするために使用されるコンパイラーに適したものでなければなりません。

ASCII システムの場合、WebSphere Message Broker で処理するために cciUcsToMbs を使用してストリング定数を変換する場合には、1208 の値 (コード・ページ ibm-1208 (utf-8 Unicode) を意味する) を選択するとよいでしょう。1208 は、Linux および UNIX、および Windows プラットフォームの場合に適切です。

Linux および UNIX では、nl_langinfo(CODEPAGE) で、setlocale により選択されたコード・ページを示します。

OS/390 および z/OS では、WebSphere MQ のデフォルトのコード・ページ (500) を使用しないでください。 代わりに、コード・ページ値 1047 を使用してください。

戻り値

変換された長さ (バイト数)。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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