ワークベンチからのトレース設定の変更

さまざまなコンポーネントのユーザー・トレースとサービス・トレースを収集することに加えて、 ワークベンチから以下の追加タイプのトレースも収集できます。
  • ワークベンチ自体を含む、すべての WebSphere Message Broker コンポーネントに対するトレース。これはロガーを使用します。
  • 構成マネージャー・プロキシーのトレース
  • ブローカー管理トレース

以下のセクションでは、これらのトレース・タイプの設定を変更する方法について説明します。

ロガー設定の変更

WebSphere Message Broker は、 WebSphere Message Broker のすべてのコンポーネントに対するトレースを制御するロガーを提供します。 これは、com.ibm.etools.mft.util プラグインです。デフォルトでは、このロガーは重大エラーのトレースを作成するように設定されていますが、このレベルを以下のように変更することができます。
  1. 「Windows」 > 「プリファレンス」をクリックします。
  2. 左側のメニューで「ロギング」をクリックします。
  3. 「com.ibm.etools.mft.util」をクリックします。
  4. 「一般」タブをクリックします。
  5. デフォルトのロギング・レベルのドロップダウン・リストを開き、希望のロギング・レベルを選択します。 最も詳細なレポートの場合は、「FINEST」を選択します。
  6. 「OK」をクリックします。

このトレースからのファイルは、ディレクトリー install_dir¥eclipse¥workbench¥.metadata に書き込まれます。 ロギング・ユーティリティー出力は LoggingUtil.log ファイルに書き込まれます。 ワークベンチのエラーは .log ファイルに書き込まれます。

構成マネージャーのプロキシー・トレースの設定の変更

ワークベンチからの 構成マネージャーのプロキシーのトレースを以下のように制御できます。
  1. 「Windows」>「プリファレンス」をクリックします。
  2. 左側のメニューで「ブローカー管理」を拡張します。
  3. 「構成マネージャー・プロキシー」をクリックします。
  4. メニューの構成マネージャーのプロキシー・トレースの選択で、実行するトレースのレベルを変更します。デフォルトは None です。「エラーをファイルへ」を選択すると、トレースがデフォルト・ファイル install_dir¥eclipse¥workspace¥cmptraceerror.log に書き込まれるようになります。
  5. 「OK」をクリックします。

ブローカー管理トレースの設定の変更

ワークベンチからのブローカー管理のトレースを以下のように制御できます。
  1. 「Windows」 > 「プリファレンス」をクリックします。
  2. 左側のメニューで「ブローカー管理」を拡張します。
  3. 「トレース」 をクリックします。
  4. トレースのタイプを変更します。 デフォルトは None です。「ファイルに保管」を選択すると、トレースするデフォルトのファイルが書き込まれるのは、install_dir/eclipse/workspace/.metadata/.plugins/com.ibm.etools.mft.admin/mbda.log になります。
  5. 「OK」をクリックします。
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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