Message Brokers Toolkit ワークスペースには、メッセージ・フローとメッセージ・セットのリソースなど、ユーザー個人の設定とデータが含まれます。 Windows の場合、デフォルトのワークスペース・ディレクトリーは C:¥Documents and Settings¥user¥IBM¥wmbt6.0¥workspace に作成され、Linux の場合、デフォルトのワークスペース・ディレクトリーは /home/user/IBM/wmqi6.0/workspace に作成されます (user はログオンの際に使用するユーザー名です)。
異なる場所に複数のワークスペースがある場合があり、また、他の場所にあるプロジェクトを参照している場合もあるので、リソースをバックアップするときは、これらのすべての場所を考慮に入れてください。
ワークスペース・ディレクトリーには .metadata と呼ばれるディレクトリーが含まれます。このディレクトリーには、Message Brokers Toolkit のユーザー個人の設定とプリファレンスが含まれます。 .metadata ディレクトリーが破損すると、こうした設定が失われるので、Message Brokers Toolkit はデフォルトのレイアウトとプリファレンスに戻ります。.metadata ディレクトリーをバックアップしていない場合は、プリファレンスを手動で再設定し、メッセージ・フロー・プロジェクトなど、「リソース・ナビゲーター」ビューに表示されていたプロジェクトをインポートする必要があります。 .metadata ディレクトリーをバックアップするには、単純にディレクトリーのコピーを作成します。
リソースをリストアするには、ディレクトリーをワークスペース・ディレクトリーにコピーし、プロジェクトをインポートします。 手順については、「Eclipse ワークベンチ・ユーザー・ガイド (Eclipse Workbench User Guide)」のインポート (Importing) を参照してください。