コマンドの使用の規則

分散システム上で WebSphere Message Broker コマンドを使用する際には、以下の規則があります。z/OS 上でコマンドを使用する場合、コマンドz/OS コマンドのセクションを参照してください。
  • コマンドはそれぞれ、 関連するリソースが定義される (または作成される) システム上で発行する必要があります。
  • 各コマンドは、1 次キーワード (実行可能なコマンド名) で始まり、 次に 1 つ以上のブランクが続きます。
  • 1 次キーワードに続いて、フラグ (パラメーター) を任意の順序で置くことができます。
  • 本書では、フラグは例えば -t の形式で示されます。どのような場合でも、 - の代わりに / を使用することができます。
  • フラグに対応する値がある場合、 その値はそれが関連するフラグの後にこなければなりません。 フラグの後に直接その値がくることもできますし、 あるいはいくつかのブランクによって分けることもできます。
  • フラグに対応する値がない場合、フラグを連結することができます。 ただし、連結されたグループの最後のフラグは、 それに関連した値を持つことができます。例えば、次のコマンドがあるとします。
    mqsireadlog WBRK_BROKER -u -e default -o trace.xml -f
    これは、次のようにも入力できます。
    mqsireadlog WBRK_BROKER -ufedefault -o trace.xml
    ここで実行グループの名前 default は、-e フラグと関連しています。明確にするために、本書の例ではすべて、 フラグは離して、また関連する値の前にスペースを入れて示されています。
  • フラグを反復することはできません。
  • ブランクや特殊文字を含むストリングは、二重引用符で囲まなければなりません。 以下に例を示します。
    mqsireadlog "My Broker" -u -e default -o trace.xml -f
    加えて、"" のように二重引用符の対の間に何も指定せずに「ヌル」または空ストリングを指定できます。 以下に例を示します。
    mqsichangeconfigmgr -s ""
  • 1 次キーワードおよびパラメーターの大/小文字の区別は、 基本となるオペレーティング・システムによって異なります。 Windows プラットフォームではキーワードに大/小文字の区別はありません。 mqsistartmqsiSTARTMQSISTART はすべて受け入れられます。UNIX プラットフォームでは小文字を使用する必要があります。 mqsistart のみ受け入れられます。

WebSphere Message Broker コマンドにはすべて WebSphere MQ 関数との依存関係があります。それらのコマンドを発行する前に WebSphere MQ が使用可能かどうか確認する必要があります。

関連資料
コマンドで使用できる文字
コマンド
コマンドに対する応答
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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