JMS パーサーおよびドメイン

JMS メッセージ・ドメインには、 Java Message Service (JMS) API 標準の WebSphere MQ インプリメンテーションによって作成される、 すべてのメッセージが含まれます。

これらのメッセージは、 メッセージ・タイプが JMSMap または JMSStream のどちらかであり、 XML ドメインのメッセージと同じ方法でサポートされ、 XML パーサーによって構文解析されます (JMS パーサーはありません)。

複数のアプリケーション間で、ブローカーを使用して次の 2 つの方法で JMS メッセージを交換できます。

  1. MRM 機能を使用してメッセージ・テンプレートを事前定義することにより、 メッセージ・ディクショナリーを作成できます。 そうすると、JMS メッセージが MRM に事前定義したすべてのメッセージと同じ方法で処理されます。さらに、メッセージ定義が知られているときに使用できるメッセージ・フロー内のメッセージ妥当性検査および他の操作を利用できます。
  2. 送信前にはいずれの方法によっても指定しない自己定義メッセージを使用できます。

    自己定義メッセージは、すべての組み込みノードで処理できます。 データベースにはメッセージの全体を保管することができ、 メッセージがメッセージ・フローを通過する際にはヘッダーを追加したり除去したりすることができます。

入力ノードを含める場合、メッセージがノードのプロパティーとして属するドメインを指定できます。 JMSMap および JMSStream の値のどちらかを選択できます。 このドメインのメッセージは、入力ノードによって XML パーサーに渡されます。

関連概念
ESQL の概要
論理ツリー構造
相関名
XML パーサーおよびドメイン
関連タスク
メッセージ・フローの設計
ESQL の開発
Java の開発
メッセージ本体の内容の操作
JMS ドメインのメッセージの操作
関連資料
組み込みノード
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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