C ヘッダー・ファイル: 物理プロパティーを選択してください

「新規メッセージ定義ファイル」ウィザード、「C ヘッダー・ファイル」オプション、「ターゲット・メッセージ・セットを選択してください」の参照資料。

C ヘッダー・ファイル

「新規メッセージ定義ファイル」ウィザードのオプション「C ヘッダー・ファイル」を使用して、メッセージ定義を作成する場合、表示されるパネルのリストは以下のとおりです。

パネル・プロパティー

ソース・プラットフォーム
このプロパティーは、コード・ページ、浮動小数点形式、およびバイト・オーダーにデフォルトを設定します。
  • (指定なし)
  • Msvc
  • icc
  • AIXgcc
  • AIXxlc
  • OS390
コード・ページ
これは、「ソース・プラットフォーム」プロパティーを使用して設定されたもののデフォルトを表示します。 これを調整してはなりません。
  • ISO8859-1
  • Cp037
  • Cp1252
浮動小数点形式
これは、「ソース・プラットフォーム」プロパティーを使用して設定されたもののデフォルトを表示します。 これを調整してはなりません。
  • IEEE Extended INTEL
  • IEEE Extended AIX
  • IEEE Extended OS/390
  • IEEE Non-Extended
  • IBM 390 Hexadecimal

ストレージ・レイアウト

アドレス・サイズ
C ヘッダーの設計対象となったハードウェアのネイティブ・アドレス・サイズを指定します。 これは以下のものに影響を与えます。
  • インポートされたポインターの CWF の長さ (4|8 バイト)
  • 'long' の CWF の長さ (4|8 バイト)

プログラムが生成または消費する CWF メッセージのサイズに一致するサイズを選択します。

  • 32 ビット - デフォルト
  • 64 ビット
long double のサイズ
これは、「ソース・プラットフォーム」プロパティーを使用して設定されたもののデフォルトを表示します。 これを調整してはなりません。
  • 64 ビット - デフォルト
  • 128 ビット
バイト・オーダー
  • Little Endian - デフォルト
  • Big Endian
パック・レベル
これは、割り当てられたエレメントの CWF バイト位置合わせおよび、リーディング・スキップ・カウントとトレーリング・スキップ・カウントに影響を与えます。 C インポーターは本来、変数をそのサイズと同じ境界に位置合わせします (4 バイト整数を 4 バイト境界に位置合わせします)。 コンパイラーは、これを可能にするために、構造内の変数の間に遊びスペースを追加します。 「パック」設定は、変数の最大位置合わせ値を提供します。 メッセージに遊びスペースが含まれている場合、プログラムが生成または消費する CWF メッセージのサイズに一致するパック・レベルを選択してください。 遊びスペースが必要でない場合には、'1' を選択します。 以下に例を示します。
/* テスト・データ位置合わせ
 * int を含む構造 (ワード境界で自然に位置合わせ)
 *
 *   +---------------------------------------------------
 *   | a,b,c = 1 バイトのエレメント
 *   |     _ = 1 バイトの埋め込み
 *   |---------------------------------------------------
 *   |                       111 |
 *   |  パック   | 1234 5678 9012 | 合計構造サイズ
 *   | ----------+----------------+----------------------
 *   |  1 バイト | abbb bc        | 6 バイト
 *   |  2 バイト | a_bb bbc_      | 8 バイト
 *   |  4 バイト | a___ bbbb c___ | 12 バイト
 *   |  8 バイト | a___ bbbb c___ | 12 バイト
 *   +---------------------------------------------------
 *****************************************************/
struct _align01 {
    char align_01_a;
    int  align_01_b;
    char align_01_c;
};
  • 1
  • 2
  • 3
  • 8 - デフォルト
  • 16
列挙サイズ
列挙のサイズ (バイト単位)。 これは、CWF 長さカウントに直接関連します。 「圧縮」を設定すると、列挙に最大値が含まれる最小サイズが設定されます。 プログラムが生成または消費する CWF メッセージのサイズに一致するサイズを選択します。
  • 1
  • 2
  • 4
  • 圧縮 - デフォルト
ストリングのエンコード
  • ヌル終端。 「ヌル終端」が選択されると、サイズ n の C 文字配列が、maxLength ファセットを n-1 に設定した、タイプ xsd:string のエレメントとしてインポートされます。 メッセージ・セットに CWF 物理形式が定義されている場合、エレメントの CWF 物理タイプは「終了ストリングの NULL」です。
  • 固定長。 「固定長」が選択されると (デフォルト)、サイズ n の C 文字配列が、maxLength ファセットを n に設定した、タイプ xsd:string のエレメントとしてインポートされます。メッセージ・セットに CWF 物理形式が定義されている場合、エレメントの CWF 物理タイプは、長さカウントを n に設定した固定長ストリングです。

このオプションは、現在 xsd:string としてインポートされている文字配列にのみ適用されます。 例えば、「unsigned char[2]」または「signed char[2]」は組み込まれません。このどちらも xsd:integer の制限としてインポートされます。

ストリングの埋め込み文字
C ヘッダー・ファイルをインポートするときに使用される埋め込み文字を入力します。 リストにある事前定義項目のいずれかから選択するか、またはフィールドに入力することによって指定します。 値は単一の文字に解決されなければなりません。 この文字は、以下のいずれかの方法によって指定できます。
  • ドロップダウン・リストから NUL (デフォルト)、SPACE、または ‘0’を選択します。
  • 引用符で囲われた英数字、たとえば "c" または 'c' (c は任意の英数字) を入力します。
  • 16 進文字コードを、0xYY (YY は 16 進値) の形式で入力します。
  • 10 進文字コードを、YY (YY は 10 進値) の形式で入力します。
  • ユニコード値を U+xxxx (xxxx は 16 進数で指定されたユニコード値) の形式で指定します。

「ストリングのエンコード」オプションが「固定長」以外の場合には、このオプションはグレー表示されます。

関連タスク
C からのインポート
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「新規メッセージ定義ファイル」ウィザード
「新規メッセージ定義ファイル」ウィザード: C ヘッダー・ファイル
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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