このトピックでは、テキスト・メッセージ中の改行 (NL) 文字を、 復帰 (CR) および改行 (LF) 文字の対に変更するタスクの例について説明します。
この変換は、EBCDIC プラットフォーム (例えば CCSID 1047 を使用するもの) からのメッセージを、 ASCII プラットフォーム (例えば CCSID 437 を使用するもの) に送信する場合に役立ちます。 問題が生じることがあるのは、 EBCDIC NL 文字 16 進 '15' が、未定義 ASCII 文字 16 進 '7F' に変換されるためです。 ASCII コード・ページの NL 文字に対応するコード・ポイントはありません。
この例では、入力メッセージを BLOB ドメインのメッセージとして解釈するメッセージ・フローが作成されます。 これは ResetContentDescriptor ノードに渡され、データを MRM ドメイン内のメッセージにリセットします。 メッセージは msg_nl (EBCDIC の NL 文字で区切られた反復ストリング・エレメントのセット) と呼ばれます。 Compute ノードが使用されて、"msg_crlf" という MRM ドメインの別のメッセージに基づいて出力を作成します (CR LF 対によって区切られた反復ストリング・エレメントのセット)。 その後メッセージ・ドメインは、別の ResetContentDescriptor ノードで変更され、BLOB に戻されます。 このメッセージ・フローは、以下で例示されています。
以下に、メッセージが作成され、メッセージ・フローが構成される方法を説明します。