TRIM はストリング処理関数で、すべてのストリング・データ・タイプ (BIT、BLOB、および CHARACTER) を処理し、ストリングから先頭および末尾の素子を除去します。
TRIM は source_string と同じタイプの新しいストリングを戻しますが、この中では、先頭または末尾 (あるいは両方) の素子は除去されています。用語「素子 (singleton )」は、そのとき対象としているタイプのストリング内の単一部分 (BIT、BYTE、または CHARACTER) を指します。
CHARACTER | ' ' (スペース) |
BLOB | X'00' |
BIT | B'0' |
いずれかのパラメーターが NULL なら、結果は NULL です。
文字ストリング比較のルールでは末尾ブランクは意味を持たないので、比較の前に文字ストリングの末尾ブランクを取り除くことは、多くの場合、不要です。
TRIM(TRAILING 'b' FROM 'aaabBb')'aaabB' を戻します。
TRIM(' a ')'a' を戻します。
TRIM(LEADING FROM ' a ')'a ' を戻します。
TRIM('b' FROM 'bbbaaabbb')'aaa' を戻します。