マイグレーションの計画

すでに WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブを使用している場合、アプリケーションをマイグレーションして、WebSphere Message Brokerによって提供されるパブリッシュ/サブスクライブ機能を使用することができます。

また、個々の WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカーをマイグレーションして交換用の WebSphere Message Broker ブローカーを クライアント・アプリケーションのサポートを残したまま作成することもできます。

これらの 2 つの可能性には、いくつかの利点があります。
  • WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブ・ネットワーク内からのパブリケーションを、WebSphere Message Broker サブスクライバーがターゲットできる。これには、WebSphere Message Broker ではまだサポートされていない環境から発信されるメッセージが含まれる。
  • 以下を行うために、WebSphere Message Broker ブローカーでメッセージ・フローを作成、デプロイすることができる。
    • 企業の周りをフローしている情報を分析する。
    • パブリケーションの内容に依存する追加のビジネス・ロジックを作成して実行する。
    • エンタープライズ内の情報を新しいパブリケーションの形で統合し、WebSphere Message Broker および WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブのクライアント両方が入手できる追加トピックのシリーズとしてリパブリッシュできるようにする。

2 つのネットワークの活用には、3 つの可能なシナリオがあります。

  1. 2 つの独立したブローカー・ネットワークを持ち、これによりパブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションに 2 つの 分離したブローカー・ドメインを持つことを選択できます。 2 つの独立したブローカー・ネットワークの実行を参照してください。
  2. 2 つのネットワークを接続し、パブリケーションおよびサブスクリプションがその統合されたネットワーク 全体でやり取りされるようにすることができます。 詳細は、異機種のネットワークの作成および操作を参照してください。
  3. 選択的に、また段階的に個々のブローカーを WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブから WebSphere Message Broker へマイグレーションすることができます。 このオプションに関する詳細は、WebSphere MQ ブローカーのマイグレーションおよびWebSphere MQ ブローカー・ネットワークのマイグレーションを参照してください。

この選択をしてマイグレーション計画を作成する前に、この 2 つの製品間の違いに注意 する必要があります。これらの違いについては、 WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブで説明されています。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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