Windows での構成マネージャーの作成

構成マネージャーは、コマンド行を使用して作成します。 構成マネージャー・コンポーネントがインストールされるシステム上で 構成マネージャーを作成してください。

mqsicreateconfigmgr コマンドを使用します。 このコマンド上のパラメーターは、開始してすぐにアクションの準備をする必要のあるすべての追加情報を構成マネージャーに提供します。

構成マネージャーを作成するには、以下のようにします。

  1. 希望するランタイムについて WebSphere Message Broker コマンド・プロンプトを開きます。
  2. 以下のコマンドを入力して構成マネージャーを作成します。
    mqsicreateconfigmgr CMGR01 -i wbrkuid -a wbrkpw -q WBRK_QM
    このコマンドで、パラメーターに対して異なる名前または値を使用している場合、該当する値をユーザー設定の値に置き換えなければなりません
    上のコマンドで、
    CMGR01
    は作成中の構成マネージャーの名前です。 これはオプション・パラメーターで、指定しなかった場合、デフォルトは「ConfigMgr」となります。
    wbrkuid
    構成マネージャーの実行に使用するサービス・ユーザー ID です。

    この ID は、mqmmqbrkrs、および Administrators グループのメンバーでなければなりません。

    wbrkpw
    はサービス・ユーザー ID のパスワードです。
    WBRK_QM
    構成マネージャーをホストする WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前です。 これは、存在しない場合に作成されます。
このタスクの完了時に、
  • 構成マネージャーが作成され、その Windows サービスが「サービス」(「コントロール・パネル」から表示可能) に追加されます。
  • WBRK_QM という WebSphere MQ キュー・マネージャーが作成されて開始されます。
  • 構成マネージャーが必要とする WebSphere MQ リソースが作成およびセットアップされ、これらがキュー・マネージャー上で定義されています。 これには、mqsicreateconfigmgr コマンドの実行によって自動的に使用可能にされるデフォルトのデッド・レター・キュー (DLQ) が含まれます。
  • 構成マネージャーWebSphere MQ リソースにアクセスするために必要な権限が設定済みです。
  • サービス・ユーザー ID wbrkuid およびデータベース・パスワード wbrkpw を定義します。
これで、構成マネージャーが作成されたので、以下の準備ができました。
  1. WebSphere Message Broker コンポーネント (ブローカー、 ユーザー・ネーム・サーバー、および構成マネージャー) に接続する必要がある WebSphere MQ キュー・マネージャー・チャネルを作成し、開始します。 これにより、さまざまなキュー・マネージャーがサポートするブローカー・ドメイン中の コンポーネントがメッセージを交換することができ、したがって効率的に通信できます。 コンポーネントの接続を参照してください。
  2. ワークベンチを使ってブローカー・ドメイン接続を作成します。 ドメイン接続の作成を参照してください。
関連概念
構成マネージャー
関連タスク
ユーザー・ネーム・サーバーの使用可能化
コンポーネントの接続
ドメイン接続の作成
関連資料
管理用タスクでのセキュリティーの要件
mqsicreateconfigmgr コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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