メッセージ・フローを設計する場合、入力ノード上のどのターミナルを接続すべきかを考慮します。
すべての入力ノードは、非トランザクションの、非持続メッセージを処理します。 組み込まれた入力ノードは、これらのメッセージに関連した障害および例外をこのようにして処理します。
Real-timeInput および Real-timeOptimizedFlow ノードは、メッセージを破棄する前に一度再試行します。 すなわち、メッセージを再び検索し、それを処理することを試みます。
例外が catch フローで生成される場合、HTTPInput および SCADAInput ノードは、メッセージを failure ターミナルに伝搬しません。 ノードはエラーをローカル・エラー・ログに記録し、メッセージを破棄します。
メッセージが破棄されるすべての状態において、HTTPInput ノードは、ノード・プロパティー「最大クライアント待機時間」によって指定された時間が満了するまで待機し、エラーを Web サービス・クライアントに戻します。
このアクションについては、以下の表で要約されています。
エラー・イベント | Failure ターミナルに接続している | Failure ターミナルに接続していない | Catch ターミナルに接続している | Catch ターミナルに接続していない |
---|---|---|---|---|
ノードは内部エラーを検出する | Fail フローはエラーを処理する | ノードはエラーをログに記録し、メッセージを破棄する | 適用外 | 適用外 |
ノードがメッセージを out ターミナルに伝搬すると、out フローで例外が発生する | 適用外 | 適用外 | Catch フローはエラーを処理する | ノードはエラーをログに記録し、メッセージを破棄する |
ノードがメッセージを catch ターミナルに伝搬すると、catch フローで例外が発生する | Fail フローはエラーを処理する (HTTPInput または SCADAInput でない) | ノードはエラーをログに記録し、メッセージを破棄する | 適用外 | 適用外 |
ノードがメッセージを failure ターミナルに伝搬すると、fail フローで例外が発生する | 適用外 | 適用外 | ノードはエラーをログに記録し、メッセージを破棄する | ノードはエラーをログに記録し、メッセージを破棄する |