WebSphere MQ チャネルとリスナーの開始

このトピックでは、Linux、UNIX システム、および Windows プラットフォーム上でチャネルおよびリスナーを開始する方法について説明します。

異なるキュー・マネージャーによってサポートされる 2 つのコンポーネントの間の接続を完了するには、 z/OS 上でユーザー・ネーム・サーバーをブローカーに接続する で作成したサーバー・チャネルを開始してください。

そのことを行う前に、そのチャネルから送信されるメッセージを受信する WebSphere MQ リスナーを開始することが必要です。
注: すべての例で、デフォルトの WebSphere MQ ポート 1414 が使用されます。 チャネル定義でこのポート・スペースを使用し、またこのポートが別のアプリケーションによって使用されないようにしておくことが必要です

UNIX システム

  1. リスナーを開始するには、シェル・ウィンドウで以下のコマンドを入力します。
    runmqlsr -t tcp -p 1414 -m WBRK_QM
  2. 送信側チャネルを開始するには、シェル・ウィンドウで以下のコマンドを入力します。
    runmqchl -c BROKER.CONFIG -m WBRK_QM

LINUX システム

  • WebSphere MQ バージョン 6.0 を使用している場合は、WebSphere MQ バージョン 6 を使用する Windows プラットフォームで説明した Windows プラットフォームの場合と同様に、WebSphere MQ エクスプローラーを使用してリスナーおよびチャネルを開始できます。
  • WebSphere MQ バージョン 5 を使用している場合は、この項で説明するように、リスナーおよびチャネルは、シェル・ウィンドウにコマンドを入力して開始する必要があります。
  1. リスナーを開始するには、シェル・ウィンドウで以下のコマンドを入力します。
    runmqlsr -t tcp -p 1414 -m WBRK_QM
  2. 送信側チャネルを開始するには、シェル・ウィンドウで以下のコマンドを入力します。
    runmqchl -c BROKER.CONFIG -m WBRK_QM

WebSphere MQ バージョン 6 を使用する Windows プラットフォーム

WebSphere MQ バージョン 6.0 を使用している場合は、WebSphere MQ Explorer を使用してリスナーおよびチャネルを開始します。
  1. リスナーをバックグラウンド・タスクとして開始するには、以下のようにします。
    1. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM WebSphere MQ」 > 「WebSphere MQ Explorer」をクリックします。
    2. 左側で、キュー・マネージャーを展開し、「拡張」を展開して、「リスナー」を選択します。
    3. 「リスナー」 > 「新規」 > 「TCP リスナー...」を右クリックして、リスナーの名前を入力し、「完了」をクリックします。 新規リスナーが作成され、トランスポート・タイプ TCP とポート番号 1414 (デフォルト) が設定されます。
    4. 新規リスナーを右マウス・ボタン・クリックして、「開始」をクリックし、これを開始します。
  2. WebSphere MQ Explorer を使って送信側チャネルをバックグラウンド・タスクとして開始するには、キュー・マネージャーを展開し、「拡張」を展開して、「チャネル」を選択します。
  3. 必要であれば、リスナーおよびチャネルをフォアグラウンド・タスクとして開始することもできます。
    1. リスナーを開始するには、コマンド行で以下のコマンドを入力します。
      runmqlsr -t tcp -p 1414 -m WBRK_CONFIG_QM
    2. チャネルを開始するには、以下のコマンドを入力します。
      runmqchl -m WBRK_UNS_QM -c WBRK_UN_TO_BR
       
      runmqchl -m WBRK_QM -c WBRK_BR_TO_UN

WebSphere MQ バージョン 5 を使用する Windows プラットフォーム

WebSphere MQ バージョン 5 を使用している場合、WebSphere MQ Services を使ってリスナーを開始し、コマンド行にコマンドを入力してチャネルを開始します。
  1. リスナーをバックグラウンド・タスクとして開始するには、以下のようにします。
    1. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM WebSphere MQ」 > 「WebSphere MQ Services」をクリックします。
    2. 左側を展開してキュー・マネージャー WBRK_CONFIG_QM を選択し、右側にそのサービスを表示します。
    3. リスナーが表示されたら、右クリックして「すべてのタスク」 > 「開始」を選択し、リスナーを開始します。
    4. リスナーが表示されない場合は、以下のようにします。
      1. キュー・マネージャーを右クリックして、「新規」 > 「リスナー」を選択します。 新規リスナーが作成され、トランスポート・タイプ TCP (デフォルト) とポート番号 1414 (デフォルト) が指定されます。
      2. 新規リスナーを右マウス・ボタン・クリックして、「開始」を選択し、これを開始します。
  2. 必要であれば、リスナーをフォアグラウンド・タスクとして開始することもできます。 コマンド行で以下のコマンドを入力します。
    runmqlsr -t tcp -p 1414 -m WBRK_CONFIG_QM
  3. チャネルをフォアグラウンド・タスクとして開始するには、以下のコマンドを入力します。
    runmqchl -m WBRK_UNS_QM -c WBRK_UN_TO_BR
     
    runmqchl -m WBRK_QM -c WBRK_BR_TO_UN
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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