WebSphere Message Broker は、ブローカーごとに一連のプロパティーを保守します。ESQL プログラムから、これらのプロパティーのいくつかにアクセスできます。また、Java コードからプロパティーのサブセットにアクセスすることもできます。コードの実行時に、特定のノード、フロー、またはブローカーの詳細情報にリアルタイム・アクセスできると便利な場合があります。
ブローカーのプロパティーには、以下の 4 つのカテゴリーがあります。
- 特定のノードに関係するカテゴリー
- ノード全般に関係するカテゴリー
- メッセージ・フローに関係するカテゴリー
- 実行グループに関係するカテゴリー
ESQL および Java からアクセスできるブローカー・プロパティーには、ESQL からアクセスできるブローカー、フロー、およびノードのプロパティー、および Java からもアクセスできるプロパティーが示されています。
ブローカー・プロパティー:
- ブローカー、実行グループ、フロー、およびノード別にグループ化されています。
- 大/小文字の区別があります。名前の先頭は常に大文字です。
- 値を含んでいない場合は NULL を戻します。
ユーザー・プログラムを使って ESQL を編集できるすべてのノードは、ブローカー・プロパティーへのアクセスをサポートしています。それらは以下のとおりです。
- Compute ノード
- Database ノード
- Filter ノード
- これらのノードの派生物すべて