cpiWriteBuffer

目的

パーサーに関連付けられているメッセージ・バッファーに構文エレメント・ツリーを書き込みます。 これは、現行の構文エレメント・ツリーをソースとして使用して、 パーサー・オブジェクトに関連付けられているメッセージ・バッファーにあるビット・ストリームにデータを追加します。このインプリメンテーション関数の実行中は、エレメント・ツリーを変更することはできません。 cpiAppendToBuffer ユーティリティー関数は、 エレメント・ツリーからのデータをメッセージ・バッファー (ビット・ストリーム) に付加するために使用できます。

このインプリメンテーション関数が CPI_VFT 構造で提供されている場合、 cpiWriteBufferEncoded() または cpiWriteBufferFormatted() のどちらも指定できません。 指定した場合、cpiDefineParserClass() 関数は失敗し、 戻りコード CCI_INVALID_IMPL_FUNCTION が出されます。

定義されている場所 タイプ メンバー
CPI_VFT 条件付き iFpWriteBuffer

構文

int cpiWriteBuffer(
  CciParser*  parser,
  CciContext*  context);

パラメーター

parser
パーサー・オブジェクトのアドレス (入力)。
context
パーサー・オブジェクトが所有するコンテキストのアドレス (入力)。

戻り値

バッファーでビット・ストリームに追加されるデータのサイズ (バイト数)。

サンプル

int cpiWriteBuffer(
  CciParser*  parser,
  CciContext* context
){
  PARSER_CONTEXT_ST* pc = (PARSER_CONTEXT_ST *)context ;
  int                initialSize = 0;
  int                rc = 0;
  const void* a;
  CciByte b;

  
  initialSize = cpiBufferSize(&rc, parser);
  a = cpiBufferPointer(&rc, parser);
  b = cpiBufferByte(&rc, parser, 0);

  cpiAppendToBuffer(&rc, parser, (char *)"Some test data", 14);

  return cpiBufferSize(0, parser) - initialSize;
}
関連概念
ユーザー定義のパーサー
ユーザー定義拡張機能
関連タスク
C でのパーサーの作成
関連資料
cpiWriteBufferEncoded
cpiWriteBufferFormatted
C パーサー・インプリメンテーション関数
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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