パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカーのパフォーマンスに関する情報を提供する統計レポートを生成できます。これらのレポートは、生成可能なメッセージ・フローのアカウンティングおよび統計レポートとは異なります。 パブリッシュ/サブスクライブ統計は、ブローカーのパフォーマンス、ブローカーとブローカーに接続されているクライアント間のスループットについての情報を提供します。メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計レポートは、メッセージ・フロー実行時のパフォーマンスおよび動作の詳細についての情報を提供します。
パブリッシュ/サブスクライブ統計レポートを使用して、ブローカー・ネットワークでパフォーマンス上の問題のある箇所を表示します。 それから、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性のあるブローカーのプロパティーを変更できます。 これらのプロパティーについては、リアルタイム・トランスポートのパフォーマンスに関する考慮事項で説明されています。
統計レポートは、XML 形式の JMS Bytes Message としてパブリッシュされます。 サブスクライバーは、統計を生成することのできたブローカーからのみ統計レポートを受け取ります。
統計レポートがブローカーで使用可能になると、 ブローカーは統計レポートを定期的 (ブローカーの statsInterval プロパティーで指定された値によって決められる) にパブリッシュします。
統計レポートを使用可能にすると生じるパフォーマンスのオーバーヘッドはわずかです。 指定した時間インターバルが小さければ、パフォーマンスのオーバーヘッドはそれだけ大きくなります。