このセクションでは、z/OS での問題判別に役立つその他のファイルについて説明します。
ブローカー、構成マネージャー、およびユーザー・ネーム・サーバーは、ファイルをファイル・システムに書き込みます。 ブローカー用のファイルの場所が分からない場合は、コンポーネント・データ・セットのコンポーネント・プロファイル (BIPBPROF、BIPCPROF、または BIPUPROF) にある MQSI_REGISTRY の値を調べます。 これは /u/argo/VCP0BRK などの値に設定されています。 正しいシステム上のファイル・システムにアクセスするようにしてください。ファイル・システムが共有でない場合は、各 MVSイメージに同じディレクトリーが存在する可能性があります。 ブローカーが実行しているシステムにログオンしてからファイル・システムにアクセスするようにしてください。TSO ISHell コマンドを使用するか、または OMVS 自体に入ることもできます。指定したディレクトリーに進み、出力ディレクトリーを選択してください。 traceodbc ファイルがこのディレクトリーに存在するはずです。
コンポーネント PDSE から JCL を実行依頼すると、出力ファイルは ++HOME++ の位置に書き込まれます。このディレクトリーには以下のファイルがあるはずです。
他のファイルは、開始済みタスクのユーザー ID のホーム・ディレクトリーに保管されます。 MVS コマンド D A, jobname はジョブのユーザー ID を表示します。通常、ユーザー ID のディレクトリーは、/u/userid ですが、システム・プログラマーにこれを検査してもらうか、TSOコマンド LU userid OMVS を発行する必要があります。ユーザーに権限がある場合は、このコマンドは HOME ステートメントを含むテキストを表示します。
ホーム・ディレクトリーには、コア・ダンプ・ファイルのような、いくつかの異なる種類のファイルがある場合があります。