メッセージ・セット・エディター

メッセージ・セット・エディターは、メッセージ・セット・ファイル (messageSet.mset ファイル) を編集するために、「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブ が提供しているデフォルト・エディターです。

このエディターは、「リソース・ナビゲーター」で既存のメッセージ・セット・ファイルを開いたとき、または「新規メッセージ・セット・ファイル」ウィザードを使用して新規メッセージ・セットファイルを作成するときに、エディター領域に起動されます。

メッセージ・セット・エディターのビュー

メッセージ・セット・エディターには、以下のビューが含まれます。

「リソース・ナビゲーター」ビュー
「リソース・ナビゲーター」は、現行のワークスペースにあるすべてのリソースを階層表示します。 メッセージ・セット・プロジェクトのフォルダーを展開すると、そのメッセージ・セット・プロジェクトに含まれているメッセージ・セット・ファイルなどのリソースを表示できます。
「エディター」ビュー
メッセージ・セットのプロパティーの編集は、メッセージ・セット・エディターのエディター領域で行います。ここには、単一のタブ、「プロパティー」タブがあります。 このタブには以下の項目があります。
  • 「プロパティー階層」。ここには、「メッセージ・セット」、「物理プロパティー」、および「文書」という 3 つのレベルで階層が示されます。
  • 「詳細」ビュー。ここには、「プロパティー階層」内の現在選択されているレベルに関するプロパティーが表示されます。

エディター領域の上部には、開いている各ファイルのタブがあり、迅速に表示を切り替えることができます。

「タスク」ビュー
メッセージ・セット・プロジェクトに変更が保管されるときには、そのつど、メッセージ・モデルが特定の規則に従っているかどうかを確認するために内容の妥当性検査が行われます。 その妥当性検査に関連した通知、警告、またはエラー・メッセージは、このタスク・リストに表示されます。

「プロパティー階層」の機能

「プロパティー階層」の中でマウスを右クリックすると、そのときに選択されている階層のレベルで使用できるメニュー項目が表示されます。

  • 「元に戻す」および「再実行」は、「プロパティー階層」の全レベルで使用可能です。 「詳細」ビューで行った変更に適用されます。 メッセージ・セット・ファイルに変更を加えたものの、まだ保存していない場合、これを元に戻すには、「元に戻す」をクリックします。変更を元に戻した場合、「再実行」をクリックして復元することができます。
  • 「物理形式」のレベルでは、メッセージ・セット・ファイルへの物理形式レイヤーの追加用に、「カスタム・ワイヤー形式の追加」「XML ワイヤー形式の追加」、および「タグ付き区切りストリング形式の追加」メニュー項目が選択できます。
  • 「物理形式」では、選択した物理形式レイヤーごとに以下のメニュー項目が選択可能です。
    • 「デフォルト物理形式設定の適用」は、選択した物理形式レイヤーに、デフォルト物理形式設定を適用します。
    • 「名前変更」は、メッセージ・セット・ファイルから選択した物理形式レイヤーの名前を変更します。 名前の変更後、変更の確認のために表示されるウィンドウで「完了」をクリックします。
    • 「削除」は、メッセージ・セット・ファイルから選択した物理形式レイヤーを削除します。 削除を確認するために表示されるウィンドウでは、「完了」をクリックします。

「詳細」ビューの機能

「詳細」ビューでは、メッセージ・セットのグローバル・プロパティーを定義および編集したり、メッセージ・セットに追加した物理形式レイヤーのプロパティーを作成および編集できます。

メッセージ・セットに関する必要な文書は、「文書」フィールドに作成します。 このフィールドの中で右マウス・ボタン・クリックすると、標準的なテキスト編集メニュー項目が表示されます。 これらのメニュー項目はこのフィールドだけに適用され、変更の取り消し、テキストの切り取り、コピー、貼り付け、削除、およびフィールド内の全テキストの選択ができます。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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