構成マネージャーを新規のキュー・マネージャーに移動する

以下のステップは、構成マネージャーを、同じコンピューターまたは異なるコンピューター上にある新規のキュー・マネージャーに移動する方法を示しています。
  1. mqsicreateconfigmgr コマンドを使用して、新規のキュー・マネージャーを使用する新規の構成マネージャーを作成します。 データベース名は指定しないでください。
  2. 可能であれば、mqsistop コマンドを使用して、ドメイン内のすべてのブローカーを停止します。
  3. mqsistop コマンドを使用して、オリジナルの構成マネージャーを停止します。
  4. mqsibackupconfigmgr コマンドを使用して、オリジナルの構成マネージャーをバックアップします。
  5. 新規の構成マネージャーを含むコンピューター上で、mqsirestoreconfigmgr コマンドを使用して、新規の構成マネージャーのリポジトリーを、バックアップしたもので上書きします。
  6. mqsistart コマンドを使用して、新規の構成マネージャーを開始します。
  7. Message Brokers Toolkitmqsideploy コマンド、または 構成マネージャー・プロキシーを使用して、トポロジーの完全デプロイメントを実行します。 これにより、ドメイン内のすべてのブローカーは自分自身を新規の構成マネージャーに関連付けるように指示されます。
  8. ステップ 2 でドメイン内のブローカーを停止した場合、デプロイメントが開始されたら、ただちに mqsistart コマンドを使用して、ブローカーを開始してください。そうすると、デプロイメントを処理できるようになります。
  9. ステップ 2 でブローカーを停止できなかった場合、オリジナルの構成マネージャーのキュー・マネージャーの SYSTEM.BROKER.ADMIN.QUEUE 上にあるメッセージが、新規の構成マネージャーのキュー・マネージャーの SYSTEM.BROKER.ADMIN.QUEUE に手動で転送されるようにします。 これが、ブローカーが自分の状態を構成マネージャーに伝えるために使用するキューです。 ステップ 3 のオリジナルの構成マネージャーの停止とステップ 7の完全デプロイメントの間に状況変更イベントが発生した場合、状況の変更を報告するメッセージが以前の構成マネージャーに送信されているはずです。
関連タスク
構成マネージャーの変更
構成マネージャーのキュー・マネージャーの障害後のリカバリー
共有キュー・マネージャーの障害後のリカバリー
関連資料
mqsicreateconfigmgr コマンド
mqsistop コマンド
mqsibackupconfigmgr コマンド
mqsirestoreconfigmgr コマンド
mqsistart コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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