ESQL エディターは、ESQL (.esql) ファイルの編集用に、 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブ によって提供されているデフォルトのエディターです。
Compute、Database、または Filter ノード上で、 メニュー項目の「ESQL のオープン」を選択すると、 エディター領域にエディターが起動します。 または、ナビゲーター・ビューの ESQL ファイルをダブルクリックすることによってもエディターを起動できます。
ESQL エディターには、以下のビューがあります。
ESQL エディターには、次のような機能があります。
この内容アシストは、Properties フォルダーの内容に対する参照の構成を支援します。 また、事前定義メッセージに対して ESQL エディターを使用する際には、フィールド参照の構成も支援します。
データベース・スキーマ定義に対して ESQL エディターを使用する場合、 内容アシストは、スキーマ、表、および列参照の構成を支援します。 ESQL エディターを使用して、ユーザー定義マップを呼び出すこともできます。
ESQL ファイル内に関数およびプロシージャーを作成する場合、 定義する名前の先頭は IBM_ (IBM の後に下線) という文字であってはなりません。
次のような付加的な機能にアクセスするには、エディター・ビューで右マウス・ボタンをクリックしてください。
「スキーマ・パスを編成する」をクリックすると、ESQL ファイルによって呼び出されたプロシージャーまたは関数を含む任意のブローカー・スキーマが自動的に PATH ステートメントに追加されます (まだ追加されていなかった場合)。この機能は、ESQL ファイルをスキャンして、このファイル内でまだ完全に修飾されていないスキーマにあるプロシージャーまたは関数のインスタンスを調べます。
PATH ステートメントに組み込まれている任意のものに対して、 異なるブローカー・スキーマにあるプロシージャーまたは関数の呼び出しをコーディングする場合、 「スキーマ・パスを追加する」をクリックすると、 このスキーマは PATH ステートメントに追加されます。カーソルが呼び出しているプロシージャーの名前の上にあることを確認してください。
ESQL コードの処理方法に影響を与える以下の設定を変更できます。
妥当性検査では、4 つの潜在的な問題を検出することができます。
上にあげたそれぞれの状態について、 以下のいずれかの妥当性検査の設定を適用してください。
妥当性検査では、指定した名前の大/小文字が、宣言の入力どおりかどうかのチェックは行われません。 モジュール、関数、およびプロシージャーの名前には大/小文字の区別はありませんが、それ以外の名前 (スキーマ、定数、変数、ラベル) には大/小文字の区別があります。 使用している名前の大/小文字が宣言どおりになっているかどうかをチェックしてください。 これはブローカーがこれらの名前に関して大文字と小文字を区別して扱うため、使用されている名前と宣言されている名前との間に大/小文字の違いがあると、ランタイム・エラーが発生するからです。
これらの設定を変更する方法については、ESQL 設定の変更を参照してください。