システム管理インターフェース

ブローカーは独立システム管理エージェントにサービスを提供します。

これにより、中央管理機能は WebSphere Message Broker ブローカー・ドメインを含むネットワークすべてに関する情報にアクセスできるようになります。

このサポートのおかげで、既存のシステム管理エージェントが拡大されて、WebSphere Message Broker リソースも含まれるようになりました。

WebSphere Message Broker ブローカーは、構成変更、状態変更、およびユーザー・アクション (サブスクリプション登録など) への応答に、決まったトピックを使って、イベント・メッセージをパブリッシュします。 WebSphere Message Broker も、ブローカーの状態とその変更に関連するイベントをパブリッシュするのに、構造化メッセージを使用します。 これらのメッセージは、コード・ページ 1208 の予約トピック・ルート $SYS を使用してパブリッシュされます。

決まったトピックの例:
$SYS/Broker/<brokerName>/Status/ExecutionGroup/<executionGroupName>
この事例ではトピック構造は固定されていますが、<brokerName><executionGroupName> が適切な値に置換されることは明らかです。
このパブリケーションの実際のメッセージ・データの一例を以下に示します。
<Broker uuid="12345678-1234-1234-1234-123456789012">
        <ExecutionGroup uuid="12345678-1234-1234-1234-123456789012">
                  <Stop>
                         <AllMessageFlows/>
                  </Stop>
        </ExecutionGroup>
</Broker>

システム管理エージェントはこれらのトピック (またはそのサブセット) にサブスクライブして、WebSphere Message Broker ブローカー・ドメイン内の活動や状態の変更についての詳細な情報を受け取ることができます。

イベント・メッセージには XML (Extensible Markup Language) で定義された固定構造があります。 XML 形式で構成されたそのメッセージのフォーマットについては、XML メッセージ本体で詳しく説明されています。 メッセージが扱う内容は、構成変更、状態変更、エラー通知、および詳細はサブスクリプションおよびトピック情報 (例えば、サブスクリプション登録) です。

システム管理アダプターやカスタマイズした管理アプリケーションを開発したり購入したりすることができます。 これらは、WebSphere Message Broker によって生成されたシステム管理トピックにサブスクライブして、ブローカー・ドメイン活動に関する情報を受け取ります。

関連概念
ブローカー
関連タスク
Tivoli License Manager のインストール
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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