WhiteSpace エレメントは、メッセージ本体および DTD の外部にある、他のエレメントで表されない空白文字を表します。例えば、(エレメント内の) メッセージ本体内の空白文字は、Content エレメント・タイプを使用するエレメント内容として報告されますが、XML 宣言とメッセージ本体の先頭の間にある空白文字は、WhiteSpace エレメントによって表されます。
<?xml version="1.0"?> <BODY>....</BODY>
"1.0"?> と <BODY> の間の文字は、WhiteSpace エレメントによって表されます。
空白文字は、XML の読みやすさを目的として使用され、機能的な意味はありません。 入力 XML メッセージは、タグの間に改行、ブランク行、およびスペースを入れることができます (すべて以下に示されています)。 これらのスペースのいずれかを含む XML メッセージを処理する場合、それらはメッセージ・ツリー中のエレメントとして表示されます。 したがって、デバッガー、および任意のトレース出力でメッセージを表示する際に、それらが表示されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?> <!DOCTYPE s1 PUBLIC "http://www.ibm.com/example.dtd" "example.dtd"> <s1>......... <s2>abc</s2> <s2>def</s2> <s3>123</s3> </s1>
メッセージ・ツリーに空白文字のエレメントを入れない場合は、入力メッセージを単一行として 示すか、そのデフォルト・モードで XMLNSC コンパクト・パーサーを使用する必要があります。
DocTypeWhiteSpace エレメントは、DTD の内部に存在して他のエレメントで表されない空白文字を表します。 2 つの定義の間にある DocType 内の空白文字は、DocTypeWhiteSpace エレメントによって表されます。
<!ENTITY % bookDef SYSTEM "BOOKDEF.DTD"> <!ENTITY bookTitle "User Guide">
DTD"> と <!ENTITY の間にある文字は、DocTypeWhiteSpace エレメントによって表されます。