Compute ノード内で、入力メッセージ (XML の場合もあればそうでない場合もあります)、データベース、または他の情報や計算から情報を取り出すことによって、出力 XML メッセージを作成できます。メッセージ本体の内容の操作の一般的な説明に加えて、以下の点を考慮してください。
SET OutputRoot.XML.Invoice.Cashier.(XML.Content) = NULL;
これによって、次の XML が生成されます。
<Invoice><Cashier/></Invoice>
誤った形式の XML の例を以下に示します。ESQL がトップレベル・タグを 2 つ構成しています。
SET OutputRoot.XML.Element1 = 'a'; SET OutputRoot.XML.Element2 = 'b';
解析結果が、属性として書き込まれるタグ、タグとして書き込まれる属性、まったく書き込まれないタグとなるメッセージ・ツリーを作成してしまう可能性があります。これは、例えば、非 XML メッセージの入力メッセージからエレメントを出力メッセージにコピーする場合に生じることがあります。
内容が期待したとおりの順番になっていないメッセージを作成してしまう可能性もあります。これについては、XML メッセージのフィールドの順序付けで詳しく説明します。
メッセージ・フローが出力メッセージを正常に作成しない場合、または出力メッセージが期待どおりの内容にならない場合は、Compute ノード内で出力メッセージを作成するために作成した ESQL コードを調べてください。
出力メッセージに挿入するデータ値にテストを組み込んだり、CAST 関数を使用することができます。