メッセージ・カテゴリー・エディター

メッセージ・カテゴリー・エディターは、 メッセージ・セット内のメッセージ・カテゴリー (.category) ファイルに対する作業のために 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブ が提供している、デフォルトのエディターです。

「リソース・ナビゲーター」で既存のメッセージ・カテゴリー・ファイルを開くか、 「新規メッセージ・カテゴリー・ファイル」ウィザードで新規メッセージ・カテゴリー・ファイルを作成すると、エディター領域でエディターが起動します。

メッセージ・カテゴリー・エディターのビュー

メッセージ・カテゴリー・エディターには、以下のビューが含まれます。

「リソース・ナビゲーター」ビュー
「リソース・ナビゲーター」は、現行のワークスペースにあるすべてのリソースを階層表示します。 メッセージ・セット・プロジェクトのフォルダーを展開すると、そのメッセージ・セット・プロジェクトに含まれるメッセージ・カテゴリー・ファイルなどのリソースを表示できます。
「エディター」ビュー
メッセージ・カテゴリーのプロパティーの編集は、メッセージ・カテゴリー・エディターのエディター領域で行います。ここには、単一のタブ、「プロパティー」タブがあります。 このタブには以下の項目があります。
  • 「プロパティー階層」には、 メッセージ・カテゴリー・ファイルの階層と、これに追加されたメッセージが表示されます。
  • 「詳細」ビューには、メッセージ・カテゴリー・ファイルを選択したときに、「プロパティー階層」で選択している内容に応じて、 メッセージ・カテゴリーのプロパティーか、カテゴリー内の単一のメッセージのプロパティーが表示されます。

エディター領域の上部には、開いている各ファイルのタブがあり、迅速に表示を切り替えることができます。

「タスク」ビュー
メッセージ・セット・プロジェクトに変更が保管されるときには、そのつど、メッセージ・モデルが特定の規則に従っているかどうかを確認するために内容の妥当性検査が行われます。 その妥当性検査に関連した通知、警告、またはエラー・メッセージは、このタスク・リストに表示されます。

「プロパティー階層」の機能

「プロパティー階層」を右クリックすると、以下のメニュー項目が表示されます。

  • 「メッセージの追加」(メッセージ・カテゴリー・レベルでのみ使用可能) は、 メッセージ・カテゴリー・ファイルに新規メッセージを追加します。
  • 「元に戻す」「再実行」は、 メッセージ・カテゴリー・ファイルに対する変更を元に戻したり、再実行したりできます。 これらの 2 つのメニュー項目は、新規メッセージの追加、および「詳細」ビューで加えた変更にも適用されます。 メッセージ・カテゴリー・ファイルに変更を加えたものの、まだ保存していない場合、 これを元に戻すには、「元に戻す」をクリックします。変更を元に戻した場合、「再実行」をクリックして復元することができます。
  • 「削除」(個々のメッセージ・レベルでのみ使用可能) は、選択したメッセージをメッセージ・カテゴリー・ファイルから削除します。

「詳細」ビューの機能

「詳細」ビューでは、 「メッセージ・カテゴリー種類」フィールドを使用して、 WSDL (Web サービス記述言語) ファイルの生成にメッセージ・カテゴリーを使用するかどうかを指定します。

「メッセージ・カテゴリー種類」が WSDL の場合には、 メッセージ・カテゴリー・ファイルに追加するメッセージごとに、 「役割名」および「役割タイプ」フィールドに定義を入力する必要があります。これらの 2 つのフィールドは、 「プロパティー階層」でメッセージを選択すると表示されます。

メッセージ・セットに関する必要な文書は、 「文書」フィールドに作成します。 このフィールドの中で右マウス・ボタン・クリックすると、標準的なテキスト編集メニュー項目が表示されます。 これらのメニュー項目はこのフィールドだけに適用され、 変更の取り消し、テキストの切り取り、コピー、貼り付け、削除、 およびフィールド内の全テキストの選択ができます。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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