ユーザー定義のノード・プロジェクトの作成

プロジェクトとは、ユーザー定義ノードおよびそのサポート・ファイルのコンテナーのことです。 ノード用のインターフェースを作成する前に、プロジェクトを作成することが必要です。

ユーザー定義ノード用に新規プロジェクトを作成するには、以下のようにします。

  1. 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブに切り替えます。
  2. 新規メッセージ・フロー・プロジェクト・ウィザード (New Message Flow Project wizard)を起動します。「ファイル」>「新規」>「プロジェクト...」をクリックし、その後「メッセージ・フロー・ノード開発」>「メッセージ・フロー・プラグイン・ノード・プロジェクト」をクリックします。
  3. 「次へ」をクリックします。 「新規メッセージ・フロー・プラグイン・ノード・プロジェクト」ウィンドウが表示されます。
  4. 作成するノードのカテゴリー名を指定します。 これが、「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブの「リソース・ナビゲーター」ペインに表示される名前になります。 例えば、サンプルではカテゴリーが「IBM sample nodes」という名前になっています。
  5. 「次へ」をクリックします。 「新規プラグイン・プロジェクト」ウィンドウが表示されます。
  6. プロジェクトの名前を指定します。 提供されているノードとの整合性を保つため、また他の ISV のノード・プロジェクト名との競合をさけるため、 組織のインターネット・ドメイン名を名前の一部として使用してください。 例えば、フォーム com.ibm.nodegroup のような名前にします。 1 つのプロジェクトにはノードをいくつでも保管できます。
  7. 「次へ」をクリックします。 「新規プラグイン・プロジェクト」ウィンドウの「プラグイン・コンテンツ」パネルが表示されます。
  8. オプション: プラグイン・ランタイム・ライブラリー名を指定します。
  9. 次のいずれかのタスクを実行します。
    • プロパティー・エディターの開発またはノードのコンパイラー・クラスの作成を行おうとしている場合は、使用する JAR ファイル名を指定します。
    • Java 開発をしたい場合は、デフォルトを受け入れるか Java ソースを格納するソース・フォルダーを指定します。
    • Java 開発を行いたくない場合には、デフォルト値を受け入れるか、それを除去できます。
  10. 「プラグインのライフ・サイクルを制御する Java クラスを生成 (推奨)」チェック・ボックスのチェックを外します。これは、Eclipse バージョン 3 以上では必要ないからです。
  11. 「次へ」をクリックします。 「新規プラグイン・プロジェクト」ウィンドウの「テンプレート」パネルが表示されます。
  12. 「完了」をクリックします。
  13. 新しく作成したプロジェクトに関連して何らかのタスク・リストの警告が戻される場合は、以下のステップを実行してください。
    1. 「Window」>「プリファレンス」に進みます
    2. 「プラグイン開発」を展開し、「ターゲット・プラットフォーム」を選択します
    3. 「ワークスペース外」をクリックして、ロードしたプラグインをすべて選択します
    4. 「OK」をクリックします
    5. Package Explorer で、使用しているユーザー定義ノード・プロジェクトを選択し、「プロジェクト」>「プロジェクトの消去」をクリックします

ユーザー定義ノードに必要なすべてのサポート・ファイルを含むプロジェクト・フォルダーは、 Package Explorer に表示されます。

プロジェクトはファイル・システムに <workspace path>/project_name として格納されます。

関連概念
ユーザー定義の入力ノード
ユーザー定義のメッセージ処理ノード
ユーザー定義の出力ノード
関連タスク
ユーザー定義拡張機能の開発
ユーザー定義ノードの作成
ユーザー定義ノードのテスト
ユーザー定義拡張機能の配布
関連資料
ユーザー定義拡張機能
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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