名前によるソースからのマッピング

複合タイプをマップするときは、ソース・エレメントとターゲット・エレメントの名前を検査して一致した場合にマッピングを作成する「名前でマップ」ウィザードを使用します。 「名前でマップ」ウィザードは、RDB 列をマップする場合も使用できます。 以下のステップは、「名前でマップ」ウィザードを使用してソースからマップする方法です。

「ソースからの マップ」ウィザードを使用

  1. マップするソースおよびターゲットの複合エレメント、データベース、スキーマ、または表を クリックして選択します。
  2. 「マップ」 > 「名前でマップ」をクリックします。 「名前でマップ」ウィザードが開きます。このウィザードを使用して、名前によるマッピングを行います。
  3. 「ソースからのマップ」ウィザードから、適切なオプションを選択します。
    • 「リーフをマップ」。このオプションでは、エレメントの下の構造のうち、互いに一致する部分のみが マップされます。
    • 「直接の子をマップ」。このオプションでは、ソース・エレメントの直接の子のみが、 互いに一致するターゲット・エレメントの直接の子にマップされます。 このオプションは、選択されたソース・エレメントとターゲット・エレメントに マップ可能な直接の子がある場合にのみ選択できます。
  4. 「リーフをマップ」または「直接の子をマップ」オプションを選択した後、名前をどのように突き合わせるかを指定します。
    • 「同じ名前の項目のみをマップ」。このオプションを選択すると (デフォルト)、同じ名前の項目が結び付けられます。 2 つの名前に 同じ英数字が同じ順序で含まれていると、その 2 つの名前は同じものと見なされます。 この比較では大文字小文字は区別されないので、FIRST_NAME と FirstName は 一致と見なされます。
    • 「同類の名前の項目をマップ」。このオプションを選択すると、同類の名前の項目が結び付けられます。 ある名前が別の名前の省略形である場合 (first_name と name、PART_NUMBER と partNum など)、 その 2 つの名前は類似と見なされます。また、ある名前が 別の名前の短縮形である場合 (November と nvmbr など) も、それらは 類似と見なされます。
  5. マッピングが適切かどうかを確認し、必要であれば手動で編集します。 場合によっては、不要なマッピングを削除したり、 マッピングを追加したりする必要があります。

「名前でマップ」ウィザードは、ドラッグ・アンド・ドロップ方式でソースからマップするときに、ソースとターゲットが異なるタイプ定義を持つ複合タイプの場合や、ソース・タイプがターゲット・タイプから派生していない場合に、自動的に開きます。

関連概念
メッセージ・マッピング・エディター
メッセージ・マッピングの作成
関連タスク
選択によるソースからのマッピング
ターゲット・エレメントのソース・メッセージ・エレメントからのマッピング
ターゲット・エレメントのデータベース表からのマッピング
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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