トレース・ファイルからの古い情報の消去

トレース中のコンポーネントを停止した場合、そのトレース・ファイルを WebSphere Message Broker ホーム・ディレクトリーの log サブディレクトリーから削除することができます。

実行グループをトレースしている場合、mqsichangetrace コマンドの -r パラメーターを使用して、トレース・ログをリセット (消去) することができます (-e パラメーターを指定した場合のみ、-r パラメーターを指定できます)。これは、例えば、新しくトレースを開始して、ログ中のすべてのレコードが新しいトレースで固有のものとなるようにする場合に使用できます。

例: デフォルトの実行グループのユーザー・トレース・ログの消去

分散システム上で、デフォルトの実行グループのユーザー・トレース・ログを消去するには、コマンド mqsichangetrace WBRK_BROKER -u -e default -r を入力します。それぞれの意味は以下のとおりです。

WBRK_BROKER はブローカーの名前を指定します
-u はユーザー・トレースを指定します
-e は実行グループ (この場合は、デフォルトの実行グループ) を指定します
-r はトレース・ログを消去します

z/OS で、 コマンド F MQP1BRK,ct u=yes, e='default', r=yes を入力します。

関連概念
トレース
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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