ESQL 演算子優先順位の規則

1 つの式の中に複数の演算子が含まれている場合、式の評価順によって異なる結果になることがあります。次の例をご覧ください。

SET a = b + c * d;

ESQL の優先順位規則では、まず c に d が乗算され、その結果が b に加算されます。この規則では、乗算が加算よりも優先されるので、この式を次のようにも書き換えられます。

SET a = c * d + b;

結果には、変わりがありません。ESQL には後述の優先順位規則がありますが、一般には、意味を明確にするために括弧を使用することが望ましいでしょう。優先順位は次のとおりです。

  1. 括弧
  2. 単項演算子 (単項および NOT が含まれる)
  3. 乗算および除算
  4. 連結
  5. 加算および減算

優先順位が同じ演算は、左から右へ評価されます。

関連概念
メッセージ・フローの概要
メッセージ・マッピングの概要
関連タスク
メッセージ・フローの作成
ESQL の開発
関連資料
組み込みノード
ESQL 参照
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
ak01050_