cniCreateElementAsLastChildUsingParser

新しい構文エレメントを、指定した構文エレメントの最後の子として作成し、指定したパーサー・クラス名にこれを関連付けます。

パーサーによって所有される構文エレメント・ツリーの部分は、エレメントの最初の世代 (つまり、ルートのすぐ下にある子) に存在する有効なルートだけを所有できます。 ユーザー定義ノード・インターフェースは、異なるパーサーによって所有されると思われるサブツリーを作成する機能を制限しません。 ただし、メッセージの出力時には、これらのエレメント・ツリーをビット・ストリームに逐次化することはできません。

WebSphere Message Broker が提供しているパーサーの名前を指定する場合、パーサーの正しいクラス名を使用しなければなりません。 提供されているパーサーのリストについては、C ノード・インプリメンテーション関数 をご覧ください。

BLOB パーサー・フォルダーを作成するためにこの機能を使用する場合、BLOB パーサーの内部名は none です。そのため、BLOB パーサー・フォルダーを作成するためにこの機能を使用する場合、関連付けられたパーサー名を none にする必要があります。

BLOB パーサーの内部名は none です。そのため、BLOB パーサー・フォルダーを作成するためにこの機能を使用する場合、関連付けられたパーサー名を none にする必要があります。

構文

CciElement* cniCreateElementAsLastChildUsingParser(
  int* returnCode,
  CciElement* targetElement,
  const CciChar* parserClassName);

パラメーター

returnCode
関数からの戻りコード (出力)。
考えられる戻りコードは以下のとおりです。
  • CCI_SUCCESS
  • CCI_EXCEPTION
  • CCI_INV_ELEMENT_OBJECT
  • CCI_INV_PARSER_NAME
targetElement
エレメント・オブジェクトのアドレス (入力)。
parserClassName
パーサー・クラスの名前 (入力)。

戻り値

成功した場合、新規エレメント・オブジェクトのアドレスが戻されます。 失敗した場合、ゼロの値 (CCI_NULL_ADDR) が戻され、returnCode パラメーターがエラーの理由を示します。

    cniElementName(&rc, firstChild, elementName);
    CciElementType type = cniElementType(&rc, firstChild);
    CciElement* lastChild = cniCreateElementAsLastChildUsingParser(
                                                                  &rc,
                                                                  outRootElement,
                                                                  parserName);
    cniSetElementName(&rc, lastChild, elementName);
    cniSetElementType(&rc, lastChild, elementType);
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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