ブローカー・コンポーネントの作成

これは、z/OS 上にブローカーを作成するというより大きなタスクの一部です。

始める前に

このタスクの開始前に、DB2 の事前準備を完了する必要があります。

BIPCBRK コマンドを実行依頼するユーザー ID に適切な DB2 および WebSphere MQ 権限がある場合、オプションの mqsicreatebroker パラメーター、-1、-2、および -3 を無視できます。 他の管理者に DB2 および WebSphere MQ リソースを作成してもらうことを考慮している場合、これらいずれかのオプション・パラメーターの使用を考慮できます。詳しくは、mqsicreatebroker コマンドを参照してください。

  1. オプション -1 を指定して、ジョブ BIPCRBK を実行依頼します。 このジョブは、デフォルトのストレージ・グループに置かれるファイルおよびディレクトリーを作成します。 最初にこのジョブを実行する必要があります。これを行うには、ブローカー・ルート・ディレクトリーにアクセスする権限が必要です。
  2. BIPCRBK を編集し、オプション -2 を指定してジョブを実行依頼します。 このジョブは、WebSphere MQ キューを作成します。 必要な権限を持っていない場合、ジョブを実行するように WebSphere MQ システム管理者に依頼してください。
  3. BIPCRBK を編集し、オプション -3 を指定してジョブを実行依頼します。 このジョブは、DB2 キューを作成します。 必要な権限を持っていない場合、ジョブを実行するように DB2 システム管理者に依頼してください。
  4. 変更の始まり以下のようにして、ジョブが正常に実行されていることを確認してください。
    • JOBLOG 内の STDOUT ストリームを検査します。
    • STDOUT でエラーがないか探し、「BIP8071I: コマンドが正常に完了しました」が表示されているかどうかを検査します。
    変更の終わり
問題が発生した場合には、ブローカーを削除して、以下の手順を使用してブローカーを再作成します。 ジョブの実行には適切な許可が必要であることに注意してください。
  1. ジョブ BIPDLBK を編集および構成します。
  2. BIPCRBK を実行したときに問題が発生する原因となった同じオプションを指定して、ジョブ BIPDLBK を実行します。
  3. 問題を訂正し、BIPCRBK ジョブを再度実行します。
関連概念
ブローカー
ブローカー・ドメイン
関連タスク
z/OS でのブローカーの作成
DB2 の事前準備
関連資料
mqsicreatebroker コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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