メッセージ・モデルでのスキーマの拡張機能

このトピックでは、 メッセージ・モデルが XML スキーマ仕様以上の追加機能を提供する領域についての情報を記載しています。

メッセージ

メッセージは、メッセージ全体を表すグローバル・エレメントです (メッセージ内の構造ではありません)。 メッセージ定義ファイル内で、メッセージは、 WebSphere Message Broker により必要とされる追加情報を持つ特別なグローバル・エレメントにより表されます。

構成

メッセージ・モデルは、XML スキーマ仕様以上の以下の追加の構成を追加します。 こららの追加の構成により、この製品の以前のバージョンで作成されたメッセージ・モデルがサポートされます。

orderedSet
リストされている順序で現れる必要があるエレメントのセット。 グループは orderedSet 内では許可されません。 エレメントは繰り返すことができますが、重複エレメントの参照は許可されません。
unorderedSet
任意の順序で現れるエレメントのセット。 グループは orderedSet 内では許可されません。 all グループとは異なり、 orderedSet 内のエレメントは繰り返しが許可されています。 しかしながら、重複エレメントの参照は許可されていません。
message
choice を改良したもの。 同じメッセージ・セット内のメッセージへの 1 セットの参照を含むことだけが許可されています。 message の構成を持つグループおよび複合タイプは、 複数パーツ・メッセージのモデル化の際に使用されます。

物理形式の情報

1 つ以上の物理形式がメッセージ・セットに対して定義されている場合、 そのメッセージ・セット内の XML スキーマ・オブジェクトは、 それらの物理形式を逐次化する方法についての追加の情報を持てます。

XML スキーマに関する詳細情報

XML スキーマに関する詳細は、World Wide Web Consortium (W3C) Web サイトの XML Schema Part 0: Primer を参照してください。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 最終更新: 08/21/2006
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