RoutingFileNode サンプルについて
このサンプルは、フィルター規則を外部ソース (この場合はプロパティー・ファイル) からロードすることに
よって、JavaCompute ノードを Filter ノードとして使用する方法の例を示します。
ルーティング規則が、ノードと一緒にデプロイされるプロパティー・ファイル routingtable.cfg からロードされます。
ノードは着信メッセージから routingvalue エレメント値を抽出します。
次にこの値を使用して、メッセージの経路指定先のターミナルを検索します。
このサンプルでは、以下のステップを扱います。
- XPath 式を使用して、着信メッセージから routingvalue エレメント値を抽出します。
- ノードと一緒にデプロイされるプロパティー・ファイル routingtable.cfg からルーティング規則をロードします。
- ルーティング・テーブルから抽出された値を使用して、メッセージの経路指定先のターミナルを検索します。
- ルーティング規則が見つかった場合は、メッセージを JavaCompute ノードの適切なターミナルに経路指定して伝搬します。
- ルーティング規則が見つからない場合は、エラーをログに記録して、MbUserException 例外をスローします。
メッセージは JavaCompute ノードの failure ターミナルに経路指定されます。
このサンプルによって以下の MQ キューが作成されます。
- JAVACOMPUTE.ROUTING.IN
- JAVACOMPUTE.ROUTING.OUT
- JAVACOMPUTE.ROUTING.ALTERNATE
- JAVACOMPUTE.ROUTING.FAILURE
このサンプルによって、以下のメッセージ・フロー RoutingFileNodeFlow がインポートされます。

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