Scribble サンプルの実行
Windows および Linux (x86 プラットフォーム) では、以下の指示に従って Scribble サンプル・アプリケーションを実行できます。
UNIX では、シェル・プロンプトから Scribble サンプルを実行しなければなりません。
詳しくは、UNIX での Scribble の実行を参照してください。
Windows および Linux での Scribble の実行
Scribble を実行するには、次のようにします。
- ScribblePublisher アプリケーションを始動します。
- 「接続」ボタン
をクリックします。「接続」ダイアログが表示されます。
- 「接続」ダイアログで、使用する接続タイプを選択します。
- リアルタイム (直接 TCP/IP) 接続
- WebSphere MQ JMS 接続 (リモート)
リストから接続タイプを選択すると、ダイアログのフィールドにデフォルト値が入れられます。必要に応じてそれらのデフォルト値を編集してから、「OK」をクリックしてください。
- ScribbleSubscriber アプリケーションを始動します。
デフォルトで ScribbleSubscriber アプリケーションは、ScribblePublisher アプリケーションと同じ接続タイプを使用してブローカーに接続します。しかし、必要に応じて接続タイプを変更できます。そのためには、「接続」ボタン
をクリックし、別の接続タイプを選択します。
- ScribblePublisher ウィンドウでマウス・ポインターをクリックおよびドラッグして描画したものが、ScribbleSubscriber ウィンドウに反転表示されるのを確認してください。
実行できること
Scribble サンプルを実行したなら、パブリッシュ/サブスクライブ・メッセージングのさまざまな機能を実験してみてください。
- ScribbleSubscriber アプリケーションの別のインスタンスを開始します。ScribblePublisher ウィンドウで図面を作成すると、その図面は ScribbleSubscriber の 2 つのインスタンスの両方に表示されます。
- ScribblePublisher アプリケーションの別のインスタンスを開始します。「接続」ダイアログ・ボックスで、別の接続タイプを選択してみてください。背後でメッセージがトランスポートされる方法には関係なく、アプリケーションの動作は同じです。
- ScribbleSubscriber のインスタンスのいずれかの接続タイプを変更してください。ScribblePublisher ウィンドウで図面を作成すると、その作図は、使用されている接続のタイプには関係なく、接続されているすべての ScribbleSubscriber ウィンドウに表示されます。
UNIX での Scribble の実行
Scribble を UNIX で実行するには、次のようにします。
- ブローカーのユーザー名でログインします。
- ScribblePublisher アプリケーションを始動します。
- シェル・プロンプトで、install_dir/sample/scribble (install_dir は WebSphere Message Broker のインストール場所) に切り替えます。
- 以下のコマンドを入力します。
./ScribblePublisher.sh
- Scribble サンプルで、ScribblePublisher アプリケーションとブローカーの間で使用するメッセージ・トランスポートのタイプを決定します。使用できる接続には次の 3 種類があります。
トランスポート・タイプ |
入力する値 |
Real-time JMS |
「Real-time」をクリックしてから、Real-time ポート番号 1566 を入力します。
|
WebSphere MQ JMS (ローカル・キュー・マネージャー) |
「WebSphere MQ」をクリックしてから、ブローカーのキュー・マネージャー名を入力します。 |
WebSphere MQ JMS (リモート・キュー・マネージャー) |
「WebSphere MQ」をクリックしてから、ブローカーのキュー・マネージャー名を入力します。プロンプトに対して、次の値を入力します。
- 「ホスト」フィールドに、キュー・マネージャーがホストされるコンピューター名を入力します。
- 「チャネル」フィールドに、SCRIBBLE_SVRCONN というチャネルの名前を入力します。
- 「ポート」フィールドに、キュー・マネージャーのリスナーが listen しているポート番号を入力します。
|
- ScribbleSubscriber アプリケーションを始動します。
- シェル・プロンプトで、install_dir/sample/scribble (install_dir は WebSphere Message Broker のインストール場所) に切り替えます。
-
以下のコマンドを入力します。
./ScribbleSubscriber.sh
- プロンプトが出されたら、ブローカーのキュー・マネージャー名を入力します。
- ScribblePublisher ウィンドウでマウス・ポインターをクリックおよびドラッグして描画したものが、ScribbleSubscriber ウィンドウに反転表示されるのを確認してください。
実行できること
Scribble サンプルを実行したなら、パブリッシュ/サブスクライブ・メッセージングのさまざまな機能を実験してみてください。
- ScribbleSubscriber アプリケーションの別のインスタンスを開始します。ScribblePublisher ウィンドウで図面を作成すると、その図面は ScribbleSubscriber の 2 つのインスタンスの両方に表示されます。
- ScribblePublisher アプリケーションの別のインスタンスを開始します。「接続」ダイアログ・ボックスで、別の接続タイプを選択してみてください。背後でメッセージがトランスポートされる方法には関係なく、アプリケーションの動作は同じです。
- ScribbleSubscriber のインスタンスのいずれかの接続タイプを変更してください。ScribblePublisher ウィンドウで図面を作成すると、その作図は、使用されている接続のタイプには関係なく、接続されているすべての ScribbleSubscriber ウィンドウに表示されます。
サンプルのホームに戻る