ユーザー定義拡張サンプルの設定
ステップ 3 を実行する前に Message Brokers Toolkit を閉じる必要があるため、開始前にここにある説明を印刷しておくなら、指示の遂行がより容易になります。
SearchFilter および NumCompute の両方のサンプルをセットアップするには、以下を実行します。
- 2 つのサンプルをインポートします。これにより、以下のディレクトリーがワークスペースに追加されます。
- UDESampleCCode。これには NumCompute ノードのソース・コードが含まれています。
- UDESampleJavaCode。これには SearchFilter ノードのソース・コードが含まれています。
- UDESampleLibraries。Java ライブラリーは、このプロジェクトの最上位に保管されます。
C ライブラリーは、プラットフォームに応じてサブフォルダーに保管されます。
- UDESampleMessageFlowProject。これには 2 つのサンプル・メッセージ・フロー・プロジェクトと、エンキュー・ファイルが含まれます。
それぞれのサンプルごとに 1 メッセージ・フロー・プロジェクトがあります。
- UDESamplePlugInNodeProject。これには 2 つのサンプルのプロパティー定義が含まれます。
- UDESampleServerProject。これには、SearchFilter サンプルおよび NumCompute サンプルの両方のコンパイルされたメッセージ・フローが入っています。
UDE サンプルのインポートおよびセットアップ時に、UDESampleMessageFlowProject に関連する、おおよそ 9 つのエラーと 1 つの
警告 (推奨されない方式) がツールキットで出されることに注意してください。
これは予想通りの結果であり、ステップ 5 の完了後には解決され、メッセージ・フロー・ノード・パレットに UDE が表示されるように
なります。
- Message Brokers Toolkit を閉じます。
- UDESamplePlugInNodeProject フォルダーを以下から:
- Windows の場合: C:\Documents and Settings\user name\IBM\wmbt6.0\workspace\
- Linux の場合: /home/user name/IBM/wmbt6.0/workspace/
以下へコピーします。
- Windows の場合 (ドライブ C にインストールされている場合): C:\Program Files\IBM\MessageBrokersToolkit\6.0\evtoolkit\eclipse\plugins\
- Linux の場合: /opt/ibm/MessageBrokersToolkit/6.0/evtoolkit/eclipse/plugins/
これにより、メッセージ・フロー・ノード・パレットにノードが表示されるようになります。
ツールキットを non-root ユーザーとして実行している場合は、次のようにファイル許可を設定する必要があります (Linux のみ)。
- cd /opt/ibm/MessageBrokersToolkit/6.0/evtoolkit/eclipse/plugins/UDESamplePlugInNodeProject
- chmod 666 *
- chmod 755 icons
- Message Brokers Toolkit を "-clean" オプション指定で再始動します。
これはコマンド行から実行するか、メニュー・ショートカットを変更することで行なうことができます。
UDE に何らかの変更が行なわれたとき、メッセージ・フロー・ノード・パレットにそれらが取り込まれる
ためには、"-clean" オプションを使用する必要があります。
- Message Brokers Toolkit にエラーが残っている場合は、ワークスペース内のすべてのプロジェクトを消去します。
「プロジェクト」>「消去 (Clean)...」をクリックします。
開いたダイアログで、「OK」をクリックします。
- 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブに切り替えます。
- 「リソース・ナビゲーター」ウィンドウでサンプル・ライブラリー・フォルダーを見つけます。
- .jar ファイルおよび関連する .lil ファイルの両方が表示されるまで、適切なプラットフォーム固有サブフォルダーを展開します。
- Ctrl キーを押し下げたままで、.lil ファイルと .jar ファイルを選択します。
- 「ファイル」>「エクスポート」>「ファイル・システム」の順にクリックして、UDESampleJavaCode.jar ファイルおよび関連 NumComputeNode.lil ファイルを 1 つのディレクトリーにエクスポートします。
これらのファイルをエクスポートするディレクトリーを指定するように求められ、作成されていないディレクトリーの名前を入力した場合、そのディレクトリーが自動的に作成されます (例: C:¥UserLibraries)。
- コマンド・コンソールから、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
mqsistop WBRK6_DEFAULT_BROKER
- コマンド・コンソールから、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
mqsichangebroker WBRK6_DEFAULT_BROKER -l directory from step 10
- コマンド・コンソールから、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
mqsistart WBRK6_DEFAULT_BROKER
- 「ブローカー管理」パースペクティブに切り替えます。
- ドメインに以下のように接続します。
- 「ドメイン」ビューで、WBRK6_DEFAULT_CONFIGURATION_MANAGER ドメインを
右クリックします。
- 「接続」をクリックします。
- WBRK6_DEFAULT_BROKER を拡張します。
- 「ブローカー・アーカイブ」>「UDESampleServerProject」の順にクリックします。
- UDESampleArchive.bar ファイルを、UDESampleExecutionGroup 実行グループ上にドラッグして
デプロイします。
.bar ファイルには、SearchFilter および NumCompute の両方のサンプルのコンパイルされたメッセージ・フローが入っています。
UDESampleExecutionGroup 内に 2 つのデプロイされたメッセージ・フローが表示されます。
これでサンプルを実行できるようになりました。
ユーザー定義拡張サンプルの実行を参照してください。
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