Web Service サンプルについて

Web Service のサンプルには次の 2 つの部分があります。

Web Service Host サンプルについて

Web Service Host サンプルは、レガシー・アプリケーションを Web サービスとして提供する方法を示します。 このサンプルでは、WebSphere MQ メッセージをキューに送ることにより、付属のレガシー・アプリケーションが呼び出されます。 このメッセージのフォーマットは、C ヘッダー・ファイルにマップされたものです。

このサンプルは 2 つのメッセージ・フロー・パスから構成されており、これらのパスは単一のメッセージ・フローにインプリメントされています。 メッセージ・フローは、Web サービスの複数インスタンスが同時に実行できるように設計されています。 これは、HTTP コンテキスト (応答 ID) を、レガシー・アプリケーションに送られたメッセージの相関 ID と共に、「状態」キューに 保管することにより実現されます。

Web Service Client サンプルについて

Web Service Client サンプルは、クライアントから Web サービスへのメッセージ・フローを示します。 Web Service Client サンプルは Web Service Host サンプルを呼び出します。 Web Service Client サンプルによって使用されるメッセージ構造は Web Service Host サンプルで使用されるものと同じですが、使用されるメッセージ・セットは異なります。 これは、WSDL インポート機能を示すことが重要であると見なされたからです。

メッセージ・フローは以下のアクションを実行します。

  1. WebSphere MQ トランスポートを使用してレガシー・メッセージを受信します。
  2. メッセージからのデータを使用して Web サービス要求を作成します。
  3. HTTP トランスポートを使用して Web サービス要求を送信します。
  4. HTTP トランスポートを使用して Web サービス応答メッセージを受信します。
  5. Web サービス応答からのデータを使用してレガシー・フォーマットの新規メッセージを作成します。
  6. このメッセージは WebSphere MQ 応答キューに送信されます。

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