undo コマンドは、現行の文書内の変更を取り消しまたはやり直しするために使用します。 また、現行の変更を明示的に取り消したり、取り消しスタックからすべての変更を消去したり、あるいは変更カウントをゼロにリセットすることもできます。
undo [ [ n ] [ discard ] [ quiet ] | check | clear | resetChanges ]
n | n パラメーターを使用して、取り消す変更の数を指示します。 n が負の場合は、-n 個の変更が取り消されます。 |
discard | discard パラメーターを使用して、取り消された変更が再実行されないように破棄します。n が負数である場合には、discard パラメーターは使用できません。 |
quiet | quiet パラメーターを使用して、undo コマンドによって出されるメッセージを抑制します。 |
check | check パラメーターを使用して、現行の変更を終了します。 |
clear | clear パラメーターを使用して、取り消しスタックからすべての変更を除去します。 |
resetChanges | resetChanges パラメーターを使用して、changes カウントをゼロにリセットします。 |
status パラメーターは、次のいずれかに設定されます。
null undo コマンドは正常に実行されました。 undo.nothingUndone 取り消しまたはやり直しの対象となるような記録された変更はありませんでした。
パラメーターが指定されていない場合には、undo コマンドは 1 つの変更を取り消します。
dirty パラメーターを使用して、完了していない変更があるかどうかを判別します。 完了していない変更がない場合、undo check は何も実行しません。 完了していない変更がある場合、undo check は変更を完了させて、 changes カウントを増分し、dirty パラメーターを off にリセットします。
完全な変更だけが取り消されます。
変更は、カーソルが現在行から移動されると暗黙的に完了します。 autoCheck パラメーターが off に設定されている場合、変更が暗黙的に完了することはありません。
recording が off になっている時に行われた変更は取り消せません。
表示エレメントにのみ影響する変更は記録されず、取り消すことができません。
undo undo -1 undo clear
load コマンド
save コマンド
autoCheck パラメーター
changes パラメーター
dirty パラメーター
recording パラメーター
redo アクション
undo アクション
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