compare コマンドを使用して、現行文書と指定されたファイルを比較できます。 指定されたファイルの中にはあるが、現行文書の中にはない行は styleAttributes.deletedLines スタイル属性で強調表示されます。 現行文書の中にはあるが、指定されたファイルの中にはない行は、styleAttributes.addedLines スタイル属性で強調表示されます。
compare { clear | next | previous | refresh | [ ignoredStyles styleChars ] { prompt [ "fileName" ] | [ [ fileOptions ] "fileName" ] } }
clear | clear パラメーターは、前の比較セッションから比較情報を除去するために使用します。 |
next | next パラメーターは、次のミスマッチに移動するために使用します。 これは、文書の先頭に折り返しません。 |
previous | previous パラメーターは、直前のミスマッチに戻るために使用します。 これは、文書の終わりに折り返しません。 |
refresh | refresh パラメーターは、現行ビューの中の最新の変更を使用して、前に指定したファイルに対する比較を更新するために使用します。 |
ignoredStyles styleChars | ignoredStyles パラメーターは、styleChars パラメーターで指定された スタイル文字に対応しているテキストを、比較において無視することを示すために使用します。 空白も無視されます。 スタイル文字は文書パーサーによって設定されています。 |
prompt [ "fileName" ] | prompt パラメーターは、ユーザーがファイルを選択できるように ファイルの比較ダイアログを表示することを示すために使用します。 オプションのパラメーター fileName を指定すると、 その指定されたファイル名でファイルの比較ダイアログが初期化されます。 |
fileOptions | 比較ファイルのオプションの設定は、次の形式で指定します。
[ sequenceNumbers numColumn numWidth textColumn textWidth ] [ encoding charEncoding ]sequenceNumbers パラメーターは、ファイルのシーケンス番号設定が numColumn numWidth textColumn textWidth であることを指定するために使用します。 これを指定しないと、比較ファイルのシーケンス番号は現行の文書と同じ設定であると想定されます。 シーケンス番号の指定について詳しくは、sequenceNumbers エディター・パラメーターを参照してください。 encoding パラメーターは、ファイルの文字エンコードが charEncoding であることを指定するために使用します。 空ストリング ("") を指定した場合、エディター自体によってファイル・エンコードの検出が試行され、検出されなかった場合は、デフォルトのネイティブ・エンコードになります。 これを指定しないと、比較ファイルはネイティブ (プラットフォームのデフォルト) 文字エンコードであると想定されます。 |
"fileName" | fileName パラメーターは、使用するファイルを指示するために使用します。filename を指定しないと、 文書は基礎となるファイルの保管バージョンと比較されます。 |
status パラメーターは、次のいずれかに設定されます。
null compare コマンドは、 指定されたファイルを正常に見つけました。 file.notFound compare コマンドは、 指定されたファイルを見つけることができませんでした。 file.errorReading ファイルの読み取り中に compare コマンドで エラーが発生しました。
現行文書に存在していても、比較文書に存在しない行は強調表示され、引き続き文書の一部となります。 比較文書に存在していても、現行の文書に存在しない行は、現行ビューの中に表示エレメントとして挿入されます。 これらは保護されているため、編集できません。 表示エレメントであるため、文書とともに保管されることはありません。
比較では、compare. パラメーターの設定が考慮に入れられます。これらの設定を変更した後、 ビューに変更が反映されるようにするには、別の compare または compare refresh コマンドを発行する必要があります。
compare prompt compare "test.java" compare encoding Cp850 "test.java" compare ignoredStyles "c" prompt "test.java" compare clear compare next compare previous compare refresh
compare.columns パラメーター
compare.endColumn パラメーター
compare.ignoreAllBlanks パラメーター
compare.ignoreCase パラメーター
compare.ignoreComments パラメーター
compare.ignoreLeadingBlanks パラメーター
compare.ignoreSequenceNumbers パラメーター
compare.ignoreTrailingBlanks パラメーター
compare.startColumn パラメーター
sequenceNumbers パラメーター
show パラメーター
status パラメーター
style パラメーター
styleAttributes パラメーター
compare アクション
compareAllBlanks アクション
compareCase アクション
compareClear アクション
compareComments アクション
compareLeadingBlanks アクション
compareNext アクション
comparePrevious アクション
compareRefresh アクション
compareSequenceNumbers アクション
compareTrailingBlanks アクション
Copyright IBM Corporation 1992, 2006. All Rights Reserved.
Copyright IBM Japan 2006