sort コマンド

sort コマンドは、現行の文書内のエレメントをソートするために使用します。

構文

sort [ all
     | { block | selection }
     | elementRange startElement [ endElement ]
     ]
     [ descending ]
     [ numeric ]
     [ localeSensitive ]
     [ columnRange startColumn [ endColumn ] ]
     [ newField
       [ descending ]
       [ numeric ]
       [ localeSensitive ]
       [ columnRange startColumn [ endColumn ] ]
     ] [...] 

パラメーター

all all パラメーターを使用すると、すべての可視エレメントがソートされます。
block | selection block または selection パラメーターを使用すると、 ブロック選択の中に含まれているエレメントのみがソートされます。
elementRange
startElement [  endElement  ]
elementRange パラメーターを使用して、 ソートするエレメントの範囲を指示します。  startElement パラメーターと endElement パラメーターは、 文書中のテキスト・エレメントの順序位置を示す正整数でなければなりません。  endElement が指定されないと、エレメント範囲は startElement から文書の終わりまでになります。
descending descending パラメーターを使用して、 エレメントを降順でソートすることを指示します。
numeric numeric パラメーターを使用して、 エレメント・テキストをテキストではなく数値として解釈することを指示します。
localeSensitive localeSensitive パラメーターを使用して、 エレメント・テキストをロケールに依存した比較に基づいてソートすることを指示します。
columnRange
startColumn [  endColumn  ]
columnRange パラメーターを使用して、 ソート比較で使用するテキストの桁範囲を指示します。  startColumn パラメーターと endColumn パラメーターは、 桁位置を示す正整数でなければなりません。  endColumn が指定されないと、桁範囲はエレメントの終わりまでになります。
newField newField パラメーターを使用して、 文書をさらにソートするために追加のフィールドを使用することを指示します。

状況

status パラメーターは、このコマンドの影響を受けません。

説明

ブロック選択があって、all または elementRange を指定しない場合には、sort コマンドは現行ブロック選択に含まれているエレメントをソートします。

ブロック選択が行われておらず、elementRange が指定されていないと、文書中のすべての可視エレメントがソートに組み込まれます。

長方形ブロック選択があって、allelementRange、または columnRange を指定しない場合には、ソートは長方形ブロック選択に含まれているテキストに基づいて行われます。

sort コマンドは表示エレメントではない可視エレメントにのみ影響します。

sort
sort selection
sort elementRange 10 20 columnRange 1 4 newField columnRange 10 20 numeric descending

関連概念
エディター・コマンド、アクション、およびパラメーター

関連参照
show パラメーター
visible パラメーター