J2C の新規機能

PL/I サポート

J2C は、CICS または IMS システムに接続するエンタープライズ・アプリケーションの作成用として、COBOL および C 言語のほかに、PL/I 言語もサポートするようになりました。 これは、Windows プラットフォームでのみ使用可能であり、PL/I データ構造をマーシャルする Java データ・バインディング Bean の作成が可能になりました。

J2C セッション記録

J2C ウィザードを使用して Java Bean およびデータ・バインディングを作成する際、 Ant ファイルの設定を保管できるようになりました。保管後は、ワークベンチ内からその Ant スクリプトを起動するか、またはコマンド行から起動して、 J2C Java Bean およびデータのバインディングを生成できます。

Ant スクリプトとして保管される設定

公開される相互作用および接続の仕様プロパティーのサポート

interactionSpec および ConnectionSpec プロパティーの公開は、「メソッドの追加 (Add Method)」ウィザードと「メソッドの編集 (Edit Method)」ウィザードへの新規ページの追加により、著しく容易になった一般的タスクです。外部化したいフィールドを対話式に選択し、メソッドで使用する入力引数の名前を変更することができます。

ConnectionSpec および interactionSpec プロパティーを示すスクリーン・ショット

Faces JSP サポート

Page Designer への J2C Java Bean パレット項目の追加により、Page Designer のパレットから J2C Java Bean を Faces JSP に追加できるようになりました。 J2C Java Bean を Faces JSP ページにドラッグ・アンド・ドロップして、 コントロールの作成対象としたいメソッドおよびデータ要素を選択するだけですみます。

J2C JavaBean がある Page Designer パレットのスクリーン・ショット