Jython で作成された、WebSphere® Application Server 管理スクリプト用の フル機能のデバッガー。ブレークポイント、ステップ実行、変数インスペクション、および式の監視など、標準的デバッガー機能が使用可能です。
ストアード・プロシージャーのデバッグは、DB2 V9.1 Linux/Unix/Windows、DB2 V9 z/OS および DB2 iSeries V5R4 でサポートされます。SQL ストアード・プロシージャーに 加えて、Java™ ストアード・プロシージャーも現在サポートされています。
WebSphere アプリケーションのデバッグ中、一般に何十もの実行中スレッドがあり、その大半はユーザーの興味を引かないものであったり、問題判別に有用ではないものです。 中断されたスレッドのみを表示するには、 デバッグ・ターゲットを右クリックし、「実行中のスレッドの表示」フィルターを切り替えます。
「ステップ・フィルター」設定で、java.* および javax.* 用のステップ・フィルターが可視になりました。
注: 「ステップ・フィルター」により、デバッガーがステップ実行中に無視するクラスが決定されます。この機能によって、WebSphere ランタイムまたはその他のシステムのクラスでのランディングを 行うことなく、アプリケーション・コードでステップすることができます。前のリリースでは、java.* および javax.* クラスは常にフィルターされ、構成可能ではありませんでした。
XSL ファイルには、ブレークポイントに効果がない場所がいくつかあります。次の XSL ファイル・ロケーションでブレークポイントを設定しようとすると、 「無効なブレークポイント・ロケーションです」というメッセージが表示されます。
注: 上記の要素と同じ行にその他の有効なタグがある場合、ブレークポイントは許可されます。
「変数」ビューでは、変数情報の構造化された表示のための列レイアウトを提供するようになりました。 ステップ実行中、 値を変更する変数は強調表示され、異なるアイコンで表示されます。
注: 列レイアウトを切り替えるには、「変数」ビューのプルダウン・メニューから「レイアウト」>「列の表示」を使用します。