エディターでの図形による視覚化が、XML スキーマのタイプ指向ビューを 提供できるよう拡張されました。タイプは、箱のような図で表示されます。 タイプに要素と属性が含まれている場合は、その箱の中のフィールドとして リストされます。
ビュー・モードのドロップダウン・ボックスは、XML スキーマ・エディターの 右上に表示されます。これを使用すると、簡略化されたビューと詳細なビューを 切り替えることができます。簡略化されたビューでは、多数の複雑な XML スキーマ 構文は非表示になるため、ベスト・プラクティスのオーサリング・パターンに準拠する XML データ構造を作成することができます。詳細なビューでは、任意のオーサリング・ パターンを使用して XML データ構造を作成できるよう、XML スキーマ構文の 完全なセットが表示されます。
簡略化されたビュー:
リファクタリングのサポートは、リファクタリングするコンポーネントを 参照するファイル内と外部ファイルに対しての両方で使用可能です。 これは、複合タイプを名前変更する場合に、現行プロジェクトまたはワークスペース内の 他のスキーマからこのタイプへのすべての参照が更新されることを意味します。 「プレビュー」ダイアログでは、作成前にリファクタリングのすべての変更を インスペクションできます。
XML スキーマでは、要素やタイプなどの名前付き定義を参照することができます。 「検索」ビューには、コンポーネントが参照されているワークスペース内の 場所が表示されるようになりました。
新規の「タイプの設定」ダイアログを起動するために、参照アクションを選択することができます。 このダイアログでは、現行スキーマ、あるいは現行プロジェクトまたはワークスペース内の 任意のスキーマからタイプを選択できます。タイプを選択した後で、 このタイプが外部スキーマに属する場合は、インポートが自動的に追加されます。 同様に、要素参照の編集時に要素を参照することができます。
ユーザー・インターフェースは、よりスケーラブルで直観的なエディターを 提供できるよう修正されました。要素をソース文書からターゲット文書に 接続するために、ドラッグ・アンド・ドロップ操作を使用してマッピングを グラフィカルに定義することができます。move や substring などの 変換動作は、リストから選択することで変更します。変換の詳細は、プロパティー・ビューを 使用して変更します。
XML マッピング・ツール:
マッピングを変更して、保管を実行するたびに、マッピング・ツールは 対応する XSLT 変換を生成して、関連する XML 入力文書に対して変換を実行します。 このように即時にフィードバックが提供されることで、マップをより効果的に 定義して、問題を素早く特定できるようになります。
サブマップ変換を選択する場合は、マップ・ファイルで既存のマッピング定義を 再利用できます。サブマップを使用すると、同じことを複数回再マップしないように することができます。また、大規模の複雑なマップを複数の小さなマップに分割するために 使用することもできます。
カスタマイズされたコードを必要とするマッピングの一部では、XPath 式 または外部の XSLT テンプレートを呼び出すために、カスタム・コード変換を 選択できるようになりました。
プロパティー・ビューで、XPath 式を使用して変換条件を指定することができます。 これにより、特定のコンテキスト条件でのみ適用可能な変換を指定できます。
マッピング・ツールは、次の機能の完全なサポートを提供します。