デバッガーを使用すると、アプリケーション内のエラーを検出および診断することができます。
このデバッガーで、ブレークポイントの設定、スレッドの中断、コードのステップ実行、および変数の内容の検査を行うことにより、プログラムの実行を制御することができます。
アプリケーションの状態を失わずに、JavaServer Pages (JSP) をデバッグすることができます。
サーバー上の JSP ファイルをデバッグする方法は、以下のとおりです。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、JSP ファイルを開く。 Web プロジェクトでは、JSP ファイルは Web コンテンツ・フォルダー内にあります。
JSP ファイルをダブルクリックすると、そのファイルがエディターで開かれます。
- 1 つ以上のブレークポイントを設定するには、以下の手順を完了します。
- エディターの「ソース」ページを使用していることを確認します。
エディターで複数のページ (「デザイン」、「ソース」、「プレビュー」ページなど) が使用可能な場合は、エディターの下部で「ソース」ページを選択します。
複数ページが使用可能ではない場合、エディターのデフォルトはソース・エディターです。
- エディターでコードの行を選択し、行のすぐ左にあるマーカー・バーのブレークポイントを追加したい場所をダブルクリックする。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューにある JSP ファイルのコンテキスト・メニューから、「デバッグ」>「サーバーでデバッグ」とクリックします。
ワークベンチがデバッグ・パースペクティブに切り替わり、サーバーがデバッグ・モードで起動します。
- 「デバッグ」ビューでコードをステップスルーし、
JSP ファイルに必要な変更を行う。 デバッグについて詳しくは、オンライン・ヘルプの Java Development Toolkit (JDT) デバッガーに関する文書を参照してください。
- JSP ファイルを保管する。
- Web ブラウザーの「最新表示」アイコンをクリックして変更を更新する。 アプリケーションの状態は失われず、サーバーは変更を認識します。
注: - リモート WebSphere® サーバー上で
JSP ファイルを実行している場合は、強制的にクラス・ファイルを正しい
JSP ソース・デバッグ・モードにするために、JSP キャッシュ・ディレクトリーをクリアする必要があります。
キャッシュがクリアされていないと、
一部の、コンパイル済みで未変更の JSP ファイルが、それまでの JSP ソー
ス・デバッグ・モードで引き続きコンパイルされることがあります。