- コントロール・センター・ユーザーが
WebSphere MQ Event Broker リソースをすべてチェックインしたことを確認します。
- 構成リポジトリーおよびブローカー・データベース表をすべてバックアップします。
- マイグレーションするメッセージ・フローを決定して、WebSphere Event Broker ブローカー・ドメインを使用します。
コントロール・センター・セッションを使用して、ワークスペースに必須メッセージ・フローをすべて表示し、それらのメッセージ・フローをエクスポートします。
WebSphere MQ Event Broker がインストールされているディレクトリー以外のディレクトリーにエクスポート・ファイルを保管します。
- マイグレーションするブローカーと、保存する割り当て、トポロジー、およびトピック構成データを決定します。
マイグレーションするブローカーごとに、また保存する関連した割り当て構成データについて、以下の情報を記録します。
- ブローカーの名前
- ブローカー内の各実行グループの名前
- ブローカー内の実行グループごとの、実行グループに割り当てられた各メッセージ・フローの名前
- 実行グループに割り当てられたメッセージ・フローごとの、以下のプロパティー
- 追加インスタンス
- コミット・カウント
- コミット・インターバル
- 整合トランザクション
保存するトポロジー構成データについて、以下の情報を記録します。
- 各集合の名前と、集合に含まれているブローカーの名前
- ブローカー間のすべての直接接続
保存するトピック構成データについて、以下の情報を記録します。
- トピックの階層 (各トピックの名前を含む)
- 各トピックのアクセス制御リスト
この情報はコントロール・センター・セッションで確認して、実際に手で記録してください。
- 保存するデータベースとキュー・マネージャーを決定します。
マイグレーションすると、WebSphere MQ Event Broker のすべてのコンポーネントが削除され、構成マネージャーおよびブローカーで使用されるすべてのデータベース表がドロップされます。
しかし、新規ブローカー・ドメインを構成するタスクを単純化するために、マイグレーションするブローカーで使用されるデータベースとキュー・マネージャーを保存できます。
単一のブローカー・ドメインをWebSphere MQ Event Broker から WebSphere Event Broker にマイグレーションする場合も、構成マネージャーが使用するデータベースとキュー・マネージャー、および
ユーザー・ネーム・サーバーが使用するキュー・マネージャーを保存することができます。
保存するキュー・マネージャーの構成をマイグレーション中に変更する必要はありません。
ただし、WebSphere MQ の製品コードが WebSphere Event Broker のサポートに必要なリリースおよびサービス・レベルになっていることを確認する必要があります。
同時に、他のソフトウェア前提条件がインストールされていることを確認することもできます。
- ワークベンチで作成および保持されている開発データを保管する場所を決めます。 データは、ローカル・ファイル・システム、共用ドライブ、または Eclipse がサポートする共用リポジトリーに保管できます。
個々のマイグレーション作業の指示は、ローカル・ファイル・システムまたは共用ドライブを使用していることを前提としています。
- マイグレーションする準備ができたら、-c パラメーターを使って mqsimigratecomponents コマンドを実行します。 これにより、マイグレーションが可能であることを確認するために、バージョン 2.1 コンポーネントに対するマイグレーション前のチェックが実行されます。
マイグレーション前のチェックによって、潜在的な問題を識別し、マイグレーションに進む前にそれらを訂正することができます。