SQLNATIVEERROR 関数

SQLNATIVEERROR はデータベース状態関数で、INTEGER データ・タイプを戻します。デフォルト値は 0 (ゼロ) です。

構文

メッセージ・フロー内で、外部データベース・リソースにアクセスしたり、これを更新することができます。これは、Filter、Database、および Compute ノードで使用可能な ESQL データベース関数を使用して行います。外部データベースに呼び出しを行うと、表が存在しない、データベースが利用不能である、すでに存在するキーの挿入などのエラーが生じる可能性があります。

これらのエラーが発生したら、ブローカーのデフォルトのアクションは、例外を生成することです。この動作は、プロパティー「データベース・エラーで例外をスローする」 の設定の仕方によって決まります。このチェック・ボックスを選択している場合、ブローカーはノードの処理を停止し、メッセージをノードの障害端末に伝搬し、エラーの詳細を ExceptionList に記録します。デフォルトの動作をオーバーライドし、データベース・エラーをノードの ESQL で処理する場合、「データベース・エラーで例外をスローする」 チェック・ボックスのチェックを外します。つまり、ブローカーは例外をスローしないので、特定の SQL 状態コードが期待されていない場合、THROW ステートメントを組み込んで例外をスローする必要があります。THROW の説明については、THROW ステートメントをご覧ください。

ノードでデータベース・エラーを処理するよう選択した場合、データベース状態関数 SQLNATIVEERROR を使用して、ESQL で行われた DBMS 呼び出しの状況についての情報を受け取ることができます。この関数を現行ノードの ESQL の条件ステートメントに組み込んで、生じる可能性のあるエラーを認識して処理できます。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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