サポートされるデータベース

ブローカーは、運用データおよび状態データが含まれるデータベースを必要とします。 表はすべてブローカー名によって修飾されているので、適切な場合、単一インスタンス内の複数のブローカーが同一のデータベースにアクセスすることができます。 同じシステムであってもインストール場所が異なるブローカーは、データベースを共用できません。ユーザー・データベースにアクセスするために、メッセージ・フローを構成することもできます。

mqsicreatebroker コマンドを起動すると、ブローカー表が作成されます。 作成される表は、データベースの内容にリストされています。

以下の表は、各オペレーティング・システムでサポートされるデータベースのレベルを示しています。 ほとんどの場合、データベースにアクセスするブローカーは、データベース・サーバーと同じオペレーティング・システム上で稼働させておく必要はありません。 ローカル・データベースおよびリモート・データベースの使用、および既存の制約事項について詳しくは、データベース・ロケーションを参照してください。

変更の始まり
オペレーティング・システム DB2®1 Microsoft SQL Server Oracle1 Sybase Informix2

AIX

8.23

2000 SP3a4

9i Rel 2 パッチ・セット 4
(9.2.0.5、パッチ 3501955)10G

12.5

Dynamic Server V9.4
(UC7 フィックスパックを適用したもの)
Client SDK V2.90
(UC4 フィックスパックを適用したもの)

HP-UX

8.23

2000 SP3a4

9i Rel 2 パッチ・セット 4
(9.2.0.5、パッチ 3501955)10G

12.5

Dynamic Server V9.4
(UC7 フィックスパックを適用したもの)
Client SDK V2.90
(UC4 フィックスパックを適用したもの)

Linux (POWER プラットフォーム)

8.23

適用外 サポートされていない サポートされていない

サポートされていない

Linux (x86 プラットフォーム)

8.23

2000 SP3a4

9i Rel 2 パッチ・セット 4
(9.2.0.5、パッチ 3501955)10G

12.5

Dynamic Server V9.4
(UC7 フィックスパックを適用したもの)
Client SDK V2.90
(UC4 フィックスパックを適用したもの)

Linux (zSeries プラットフォーム)

8.23+9

適用外

サポートされていない

サポートされていない

サポートされていない

OS/4005

8.23

適用外

適用外

適用外

サポートされていない

Solaris (SPARC プラットフォーム)

8.23+6

2000 SP3a4

9i Rel 2 パッチ・セット 4
(9.2.0.5、パッチ 3501955)10G

12.5

Dynamic Server V9.4
(UC7 フィックスパックを適用したもの)
Client SDK V2.90
(UC4 フィックスパックを適用したもの)

Solaris (x86-64 プラットフォーム)

8.23+6

適用外

サポートされていない

サポートされていない

サポートされていない

Windows

8.23+7

2000 SP3a

9i Rel 2 パッチ・セット 4
(9.2.0.5、パッチ 3501955)10G

12.5

Dynamic Server V9.4
(UC7 フィックスパックを適用したもの)
Client SDK V2.90
(UC4 フィックスパックを適用したもの)

z/OS

7.18
8.18

適用外

サポートされていない

適用外

サポートされていない

変更の終わり
注 :
  1. DB2 および Oracle のサポートされているリリースは、分散 XA トランザクションにリソース・マネージャーとして関与することができ、WebSphere MQ によって XA トランザクション・マネージャーとして調整されます。 WebSphere Message Broker では、これはグローバルに整合したメッセージ・フローと呼ばれます。 z/OS では、すべてのトランザクションが Recoverable Resource Services (RRS) によって調整されます。

    Windows での MRM ドメイン内のメッセージの XA 調整には、DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 10 以降が必要です。

    変更の始まりトランザクション・マネージャーとして WebSphere MQ バージョン 6.0 を 使用する場合、32 ビットと 64 ビットの両方の実行グループ内のメッセージ・フローから DB2 に接続するデータ・ソースは、 すべて 64 ビット DB2 インスタンスに接続する必要があります。変更の終わり

    変更の始まりデータベースにアクセスする メッセージ・フローをデプロイする場合は、整合するメッセージ・フローを定義し、それらのデータベースに対する更新を 他のリソースに対する更新と同期させることができます。変更の終わり

  2. 変更の始まりInformix は、メッセージ・フローによってアクセスされるユーザー・データベースとしてのみ サポートされます。各ブローカー・システムで必要になるのは Client SDK のみです。 データベースを作成するシステムには Dynamic Server をインストールします。ブローカー・データベースを Informix データベースとして 作成することはできません (このオプションはサポートされません)。XA およびラージ・オブジェクト (LOB) の サポートはありません。変更の終わり
  3. 製品に対応する readme.html ファイルを調べて、フィックスパックまたは他の修正が必要かどうかを確認してください。

    変更の始まりDB2 バージョン 8.2 は、バージョン 8.1 FixPak 7 と機能的に同等です。提供された CD または DVD から DB2 バージョン 8.2 をインストールすると、コマンド db2level を使用した場合など、バージョン 8.1 レベルを示す情報が表示されることがあります。変更の終わり

  4. 変更の始まりSQL Server は、提供されるワイヤー・プロトコル・ドライバーを 使用する Linux または UNIX システムからの Windows 上の リモート・データベースとしてのみサポートされます。変更の終わり
  5. サポートされるシステムのブローカーで実行しているメッセージ・フローから、OS/400 にユーザー・データベースとしてインストールされた DB2 データベースにアクセスできます。 OS/400 では、システム上でリモート DB2 データベースとしてブローカー・データベースを作成することはできません。 これらの制約事項、およびこの製品に必要な PTF について詳しくは、データベース・ロケーションを参照してください。
  6. 変更の始まりSolaris (SPARC プラットフォーム) 上の Solaris 10 は、DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 9 を 必要とし、Solaris (x86-64 プラットフォーム) は DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 11 を 必要としますす。変更の終わり
  7. 組み込み Derby データベースは、検証、評価、およびテストを行う目的でのみ使用することができます。 (Derby とは、The Apache Software Foundation 提供の Derby データベース上に構築されるデータベース製品である IBM Cloudscape™ バージョン 10.0 のことです。) 実動システムの場合、選択したエンタープライズ・データベースをインストールして構成します。
  8. z/OS では、DB2 は必須要件です。 各ブローカーごとに固有のデータベースを作成する必要があります。 詳細については、「Program Directory for WebSphere Message Broker for z/OS」または「Program Directory for WebSphere Rules and Formatter Option for z/OS」を参照してください。
  9. 変更の始まり31 ビット DB2 のみ。変更の終わり
関連概念
Windows 上での Derby データベース
関連タスク
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関連資料
データベース・ロケーション
データベースの内容
サポートされるプロセッサー
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