選択または名前によるソースからのマッピング

ソースからのマップには 2 つの方法 (選択による場合と名前による場合) があります。 以下のステップでは、「ソースからのマップ」ウィザードを使用して、あるいは ドラッグ・アンド・ドロップ方式を使用して、ソースからマップする方法について説明します。

「ソースからの マップ」ウィザードを使用

  1. マップするソース・エレメントおよびターゲット・エレメントを、 クリックして選択します。(複数のソース・エレメントおよびターゲット・エレメントを選択するには、Ctrl キーを押しながらクリックします。)
  2. 「マップ」 > 「ソースからの マップ」をクリックします。

    選択できる シナリオが 4 つあります。最初の 3 つのシナリオは選択によるマッピング、 4 番目のシナリオは名前によるマッピングを示しています。

    • マップ可能なソース・エレメントを複数選択する場合、選択されたソースは 選択されたターゲットにマップされます。
    • マップ可能なターゲット・エレメントを複数選択する場合、選択されたソースは 複数の選択されたターゲットにマップされます。
    • マップ可能なソースとマップ可能なターゲットを 1 つずつ選択し、どちらのエレメントにも 子がない場合は、選択されたソースは選択されたターゲットにマップされます。
    • マップ可能なソースとマップ可能なターゲットが 1 つずつ選択され、どちらかのエレメントに 子がある場合は、「ソースからのマップ」ウィザードが開いて、名前によるマッピングが 実行できるようになります。ステップ 3 に進みます。
  3. 「ソースからのマップ」ウィザードから、適切なオプションを選択します。
    • 複合エレメント全体のディープ・コピー。このオプションでは、エレメントの下の構造がすべて コピーされます。このオプションは、選択されたソース・エレメントとターゲット・エレメントの タイプ定義が同じである場合、あるいはソース・タイプがターゲット・タイプから派生している場合にのみ、 選択できます。
    • リーフをマップ。このオプションでは、エレメントの下の構造のうち、互いに一致する部分のみが マップされます。
    • 直接の子をマップ。このオプションでは、ソース・エレメントの直接の子のみが、 互いに一致するターゲット・エレメントの直接の子にマップされます。 このオプションは、選択されたソース・エレメントとターゲット・エレメントに マップ可能な直接の子がある場合にのみ選択できます。
  4. 「リーフをマップ」オプションまたは「直接の子を マップ」オプションを選択した場合は、名前を一致させる方法を指定します。

    同じ名前の項目は常に一致と見なされるので、デフォルトでは「同じ名前の 項目をマップ」チェック・ボックスが必ず選択されています。2 つの名前に 同じ英数字が同じ順序で含まれていると、その 2 つの名前は同じものと見なされます。 この比較では大文字小文字は区別されないので、FIRST_NAME と FirstName は 一致と見なされます。

    「リーフをマップ」 オプションまたは「直接の子をマップ」オプションを選択した場合は、 「類似の名前の項目をマップ」チェック・ボックスも必ず選択可能になっています。 ある名前が別の名前の省略形である場合 (first_name と name、PART_NUMBER と partNum など)、 その 2 つの名前は類似と見なされます。また、ある名前が 別の名前の短縮形である場合 (November と nvmbr など) も、それらは 類似と見なされます。

  5. 「リーフをマップ」オプションまたは「直接の子を マップ」オプションを選択した場合は、マッピングの関連性を確認し、 必要なら手動で編集します。 場合によっては、不要なマッピングを削除したり、 マッピングを追加したりする必要があります。

ドラッグ・アンド・ドロップ方式を使用

該当するソース・エレメント (複数可) を、 ターゲット・エレメント (複数可) にドラッグします。

ドラッグ・アンド・ドロップ方式で ソースからマップする場合は、必ず選択によるマッピングが 実行されます。ドラッグ・アンド・ドロップ方式は、以下のシナリオで使用できます。

関連概念
メッセージ・マッピング・エディター
メッセージ・マッピングの作成
関連タスク
ターゲット・エレメントのソース・メッセージ・エレメントからのマッピング
ターゲット・エレメントのデータベース表からのマッピング
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック
Copyright IBM Corporation 1999, 2006 Last updated: 5 01, 2006
ar25290_