構成マネージャー・プロキシー API を使用したデプロイ

構成マネージャー・プロキシー API を使用して、以下の考えられるすべてのタイプのデプロイメントを実行できます。
デプロイメントのタイプ 説明
TopologyProxy.deploy() パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーを、影響を受けるすべてのブローカーにデプロイします。
BrokerProxy.deploy() ブローカー構成をデプロイします。
ExecutionGroupProxy.deploy() bar ファイルを実行グループにデプロイします。
TopicRootProxy.deploy() トピック階層をすべてのブローカーにデプロイします。
ConfigManagerProxy.cancelDeployment() ドメイン内の未解決のデプロイをすべてキャンセルします。
BrokerProxy.cancelDeployment() 特定のブローカーに対する未解決のデプロイをキャンセルします。

構成マネージャー・プロキシー API には、それぞれのメソッドについての詳細があり、各タイプのデプロイメントに使用できるコードの例をデプロイのセクションの該当するトピックで見つけることができます。

また、構成マネージャー・プロキシー API を使用して、デプロイメントの結果を検査することもできます。

ここでは、キュー・マネージャー QMB2 で実行している B2 というブローカーをドメインに追加し、それを‘default’という実行グループに関連付けています。 その後、この構成はブローカーにデプロイされます。

この例を正常に動作させるには、ブローカー B2 がキュー・マネージャー QMB2 を実行しているマシン上で作成されており、そのブローカーが別の構成マネージャーによってまだデプロイされていないことが必要です。

import com.ibm.broker.config.proxy.*;
public class AddBroker {
public static void main(String[] args) {
ConfigManagerProxy cmp = null;
try {
ConfigManagerConnectionParameters cmcp =
new MQConfigManagerConnectionParameters(
"localhost",
1414,
"");
cmp = ConfigManagerProxy.getInstance(cmcp);
}
catch (ConfigManagerProxyException cmpex) {
System.out.println("Error connecting: "+cmpex);
}
if (cmp !=null) {
System.out.println("Connected to Config Manager");
addBroker(cmp, "B2", "QMB2", "default");
cmp.disconnect();
}
}
private static void addBroker(ConfigManagerProxy cmp,
String bName,
String bQMgr,
String egName) {
TopologyProxy topology = null;
try {
topology = cmp.getTopology();
}
catch(ConfigManagerProxyPropertyNotInitializedException ex) {
System.err.println("Comms problem! "+ex);
}
if (topology != null) {
try {
BrokerProxy b2 = topology.createBroker(bName, bQMgr);
ExecutionGroupProxy e = b2.createExecutionGroup(egName);
b2.deploy();
}
catch (ConfigManagerProxyException ex) {
System.err.println("Could not perform an action: "+ex);
}
}
}
}

構成マネージャー・プロキシー・エクササイザー

構成マネージャー・プロキシー・エクササイザーを使用して、デプロイすることもできます。 エクササイザーは構成マネージャー・プロキシーへのグラフィカル・インターフェースで、これを使用して構成マネージャー・ドメインを表示および操作することができます。 以下に例を示します。
  1. 構成マネージャーへの接続: 「ファイル」 > 「構成マネージャーへ接続」を選択します。 これで、「構成マネージャーへ接続」ダイアログが開きます。
  2. 関係のある接続パラメーターをダイアログに入力します。 ドメインの階層表記が表示されます。
  3. さまざまな操作を実行できます。 以下に例を示します。
    • ツリー内のオブジェクトをクリックして、そのオブジェクトの属性を表示します。
    • ツリー内のオブジェクトを右マウス・ボタン・クリックして、そのオブジェクトを操作する構成マネージャー・プロキシー・メソッドを呼び出します。 例えば、ブローカーを右マウス・ボタン・クリックすると、「ユーザー・トレースの開始」、「ブローカー構成をデプロイ」、および「このブローカーへの未解決デプロイをすべてキャンセル」などの項目を持つドロップダウン・メニューが開きます。
    • 画面の下部にあるログ・ペインを使用して、実行される操作に関連した役立つ情報を表示します。
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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 Last updated: 5 01, 2006
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