構成マネージャー・プロキシーと最後の完了コードを使用した、ブローカー・ドメイン管理の結果の検査

これは、構成マネージャー・プロキシー (CMP) アプリケーションの開発という、より大きなタスクの一部です。

CMP の状態変更メソッドの大部分では、この方法で戻りコードを使用しません。 こうしたメソッドの場合、アクションの結果の検出が多少複雑になることがあります。 管理対象オブジェクトがスレッド間で共用されていないことを前提として、以下のコード断片を使用して、ブローカーの LongDescription の変更要求の結果を見付けることができます。ここで、bBrokerProxy のインスタンスです。
GregorianCalendar oldCCTime =
                         b.getTimeOfLastCompletionCode();
b.setLongDescription(newDesc);
GregorianCalendar newCCTime = oldCCTime;
while (oldCCTime.equals(newCCTime)) {
  newCCTime = b.getTimeOfLastCompletionCode());
  Thread.sleep(1000);
}
CompletionCodeType ccType = b.getLastCompletionCode();
if (ccType == CompletionCodeType.success) {
  // etc.
}

この例では、アプリケーションは、トポロジーが完了コードを最後に受け取った時間 (つまり、トポロジーに対するアクションが最後に完了したとき) を頻繁に照会します。 createBroker() の結果が CMP に戻されるときに完了コードが更新され、制御は while ループから抜け出します。 この時点で、最後の完了コードが判別されます。

コマンドの結果を判別するためのこのアルゴリズムは、マルチスレッド・アプリケーションには不適当であると同時に、非効率的です。なぜなら、構成マネージャーが要求を処理している間、CMP アプリケーションは待機するからです。

これを行うためのより適した方法は、管理対象オブジェクトの通知を使用することです。構成マネージャー・プロキシーとオブジェクト通知を使用した、ブローカー・ドメイン管理の結果の検査を参照してください。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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