整合されたメッセージ・フローのためにデータベースを構成する

メッセージ・フローにデータベースとの対話が含まれている場合、メッセージ・フロー内の他のアクションとの間でデータベース更新を調整するには、ブローカーを構成してそれらの更新を管理します。

始める前に:

このタスクを完了するには、以下のタスクを完了している必要があります。

  1. そのブローカーのメッセージ・フローによる更新時に、グローバルに整合されるトランザクションに加わるそれぞれのデータベースごとに XAResourceManager スタンザを定義することによって、ブローカー・キュー・マネージャー情報を更新する必要があります。
    • Linux および UNIX では、XAResourceManager: スタンザをブローカー・キュー・マネージャーの初期設定ファイル qm.ini に追加します。 このスタンザの内容は、データベース固有です。 続くセクションの説明を参照してください。
    • Windows では、WebSphere MQ サービスを使用して、XAResourceManager を定義します。左側のペインでキュー・マネージャー名をクリックし、メニューから「プロパティー」を選択します。 「プロパティー」ダイアログの「リソース」タブで、次のセクションに示された値を入力します。
    • z/OS では、何も行う必要はありませんが、RRS は使用可能でなければなりません。
  2. ご使用のメッセージ・フローがメッセージ辞書を参照するか、または Publication ノードを組み込んでいる場合には、同じメソッドを使用して、ブローカー内部データベースの XAResourceManager スタンザを定義する必要もあります。

以下のトピックでは、異なるデータベースを使ってメッセージ・フローを調整する方法を説明しています。

64 ビットまたは 32 ビットの調整

XA 調整で必要になるデータベース・ドライバーは、トランザクション管理の実行に使用する WebSphere MQ のバージョンによって異なります。 WebSphere MQ V5.3 を使用する場合、XA 調整は 32 ビット・モードでのみ実行可能なので、qm.ini ファイルと ODBCINI ファイルの両方で 32 ビット・ドライバーを選択し、構成する必要があります。 WebSphere MQ V6 を使用する場合、XA 調整は 64 ビット・モードで実行する必要があるため、qm.ini ファイルと ODBCINI64 ファイルで 64 ビット・ドライバーを選択し、構成する必要があります。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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