メッセージ・フローは、メッセージが受信されてブローカーによって処理されるときに、そのメッセージに対して実行されるアクションのセットを表します。
メッセージ・フローの内容および動作は、メッセージ・フロー内容および構造の定義および構成の完了時に作成するファイルのセットによって定義されます。
- メッセージ・フロー定義ファイル <message_flow_name>.msgflow。
これは必須ファイルであり、自動的に作成されます。
このファイルには、メッセージ・フローの特性および内容の詳細 (含まれるノード、プロモートされるプロパティー、その他) が含まれます。
- ESQL リソース・ファイル <message_flow_name>.esql。
このファイルが必要となるのは、メッセージ・フローに ESQL モジュールを使用して
カスタマイズしなければならない 1 つ以上のノードが含まれる場合だけです。
このファイルを自分で作成することも、またはノードに対して特定のアクションを要求することにより
作成されるようにすることもできます。
組み込み ESQL ステートメントや関数、およびユーザー定義関数を使用する、フリー・フォームの ESQL ステートメントを作成することにより、以下の組み込みノードをカスタマイズすることができます。
- マッピング・リソース・ファイル <message_flow_name><_nodename>.mfmap。
このファイルが必要となるのは、メッセージ・フローにマッピングを使用して
カスタマイズしなければならない 1 つ以上のノードが含まれる場合だけです。
このファイルを自分で作成することも、またはノードに対して特定のアクションを要求することにより
作成されるようにすることもできます。
マッピング・エディターを使用するメッセージ・フローでは、各ノードごとに別のファイルが必要になります。
入力値が出力値にマップされる方法を指定することにより、以下の組み込みノードをカスタマイズすることができます。
- DataDelete
- DataInsert
- DataUpdate
- Extract
- Mapping
- Warehouse
組み込み ESQL 関数およびステートメントを使用して、マッピングを定義することもできますし、独自の ESQL 関数を使用することもできます。