一般的な問題やそのソリューションについて、下記の表を参考にしてください。
Rational® Developer の README ファイルを参照してください。 「スタート」メニュー (Windows®) から、または Rational Developer のインストール・ランチパッドから使用可能です。
問題 | ソリューション |
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WebSphere® Portal v5.x テスト環境を開始できない |
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WebSphere Portal v5.x テスト環境用のサーバーを作成できない。 |
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インポート、エクスポート、またはデプロイされたポータルに対して、JSP または Java コンパイル・エラーが発生する。 | 一部のクラスに外部 JAR ファイルを利用する JSP ファイルまたは Java クラスは、次のいずれかの状態が発生する場合、コンパイルできないことがあります。
これが発生するのは、インポート、エクスポート、およびデプロイ操作が、参照される JAR ファイルに影響を与えないからです。 この問題を解決するには、ポータル・プロジェクトが外部 JAR ファイルを使用する場合、その JAR ファイルをサーバーから利用可能できるようにする必要があります。
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WebSphere Portal v5.x テスト環境の java.lang.NoClassDefFoundError | ローカル・デバッグを使用してポートレット・アプリケーションをテストまたはデバッグする際に、そのポートレット・アプリケーションがライブラリー・ファイルを使用するか、他のプロジェクトを参照する必要がある場合、それらをサーバーから使用できるようにする必要があります。 ポートレットのテスト用のローカル・サーバーの定義または他のプロジェクトの参照で共用ライブラリーに関するセクションを参照してください。 |
WebSphere Portal v5.0 テスト環境 サーバーでのポートレットの実行中またはデバッグ中に、トランスコーディング機能が正常に機能しない。 | トランスコーディング機能は、デフォルトで、WebSphere Portal v5.0 テスト環境で使用不可になっています。 これを使用可能にする必要があります。トランスコーディングの使用可能化を参照してください。 |
WebSphere Portal v5.0 テスト環境を使用して WML デバイス・エミュレーターを起動できない。 | WebSphere Portal v5.0 テスト環境を使用して WML デバイス・エミュレーターでポートレットを実行またはデバッグするには、トランスコーディングを使用可能にする必要があります。トランスコーディングの使用可能化を参照してください。また、Web ブラウザーとデバイス・エミュレーターの定義の説明を使用してデバイス・エミュレーター・プログラムを定義することも必要です。 |
WebSphere Portal v5.x テスト環境で、パーソナライズされたポートレット・プロジェクトを実行できない。 | パーソナライズされたポートレット・プロジェクトを実行またはデバッグするには、リモート・サーバーで実行されている WebSphere Portal サーバー接続および WebSphere Portal を使用する必要があります。 |
Rational Developer の始動時にワークベンチを復元できませんでしたというエラーが表示される。 | Rational Developer を再始動し、ワークスペースとして新規ディレクトリーを指定してください。
事前に「このワークスペースをデフォルトで使用し、このダイアログ・ボックスを再び表示しない」を選択しており、
ワークスペース・ディレクトリーを指定するダイアログが表示されない場合は、-data パラメーターを指定してワークベンチを始動してください。
コマンド行から次のように入力します。cd workbench_installdir rationalsdp.exe -data workspace_directory cd workbench_installdir rationalsdp.sh -data workspace_directory ここで、workbench_installdir は、Rational Developer をインストールしたディレクトリーであり、workspace_directory は、使用したい新規ワークスペース・ディレクトリーです。 |
WebSphere Portal 4.2 用に開発されたポートレットが、WebSphere Portal 5.x で正しく機能しない。 | このソリューションは、ポートレットが Portal Toolkit 5.0.2 以前で開発された場合にのみ有効です。 これを
修正するには、次のいずれかの手順を実行します。
WebSphere Portal バージョン 4.2 用に作成された大部分のポートレットは、WebSphere Portal バージョン 5.x で、変更なく実行されます。ポートレット API 4.2.x の一部は、「使用すべきではない」というマークが付いていますが、WebSphere Portal バージョン 5.x で引き続き使用できます。 ただし、portlet.tld ファイルは WebSphere Portal のバージョンによって異なります。 Portal Toolkit 5.0.2 以前では、このファイルはポートレット・プロジェクトに含まれていました。 |
テスト環境におけるポートレットの実行 (テスト) またはデバッグが失敗した。 「サーバーで実行」または「サーバーでデバッグ」タスクを起動した後、テスト環境は始動中 状態になったが、終了した。 ポートレットには、JSP ファイルまたは Java コードに検証エラーがなく、デプロイメント記述子は正しい。 | ワークベンチの「設定」で「自動的にビルド」が選択されていることを確認してください。 値を確認するには、 を選択してください。 |
リモート・システム上でのポートレットのデプロイメントまたはテストが失敗した。
この失敗は、次のどのタスクでも発生する。
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サーバーが正しく構成されていることを確認してください。ネットワークに関する考慮事項を参照してください。 |
WebSphere Portal v5.x テスト環境サーバーでプロジェクトの実行またはデバッグを行うと、「コンソール」ビュー内のコンテンツが切り捨てられる。 | ワークベンチの「設定」で「コンソール出力の制限」が選択されていないことを確認してください。 値を確認するには、 の順に選択してください。 |
複数の JSR 168 ポートレット・プロジェクトが関連付けられている場合、WebSphere Portal v5.1 テスト環境が開始しない。 | 複数の JSR 168 ポートレット・プロジェクトがサーバーに関連付けられ、ポートレット・デプロイメント記述子の <portlet-app> エレメントの ID 属性がない場合、WebSphere Portal v5.1 テスト環境は開始できません。ID 属性が固有でない場合も、同じ問題が生じることがあります。 この問題を解決するには、ポートレット・デプロイメント記述子 (portlet.xml) を編集し、固有の値を持つ ID 属性を <portlet-app> エレメントに追加してください。 ポートレット・デプロイメント記述子を編集する場合、ソース・ページを使用して変更を加えてください。 |
WebSphere Portal v5.0 サーバーへの JSR 168 ポートレット・プロジェクトのデプロイメントが、1 回だけしか機能しない。 | WebSphere Portal Server の WebSphere Portal 管理ページを使用して、デプロイしたい JSR 168 ポートレットを除去 (アンインストール) し、ポータル・サーバーにフィックス PQ92087 を適用してから、Rational Developer を使用してポートレットを再度ポートレットをデプロイしてください。 |
ポートレット WAR ファイルをインポートするときに、WebSphere Portal サーバーがターゲット・サーバー・リストに表示されない。 | WAR ファイルの WEB-INF ディレクトリーの Web デプロイメント記述子
(web.xml) の DOCTYPE エントリーを検査してください。正しい構文は次のとおりです: <!DOCTYPE web-app PUBLIC "-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Web Application 2.2//EN" "http://java.sun.com/j2ee/dtds/web-app_2_2.dtd">ここで、ストリング web-app_2_2.dtd は、WAR ファイルの Web レベルを定義します。 ストリング web-app_2_2.dtd は、Web レベル 2.2 (J2EE 仕様レベル 1.2) の場合であり、ストリング web-app_2_3.dtd は、Web レベル 2.3 (J2EE 仕様レベル 1.3) の場合です。 共通の間違いは、バージョン番号に「_」文字ではなく、 「.」を使用していることです。 たとえば、web-app_2_2.dtd ではなく、web-app_2.2.dtd としています。 WAR ファイルをまだインポートしていない場合は、次のステップを実行して問題を訂正してください。
WAR ファイルをすでにインポート済みの場合は、次のステップを実行して問題を訂正してください。
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ポータル・プロジェクトのデプロイまたはエクスポートが 失敗する。エラー・メッセージの一部で、PAGE_INST(OID) で定義された主キー制約の DuplicateKeyException が示されます。 |
WebSphere Portal v5.1 サーバーからオブジェクトが削除されたとき、そのオブジェクトは削除済みのマークが付けられますが、 即時には除去されません。 その際にオブジェクトがリモート・ポータル・サーバー接続サーバーに エクスポートまたはデプロイされると、重複オブジェクト ID のエラーが発生する 可能性があります。 この問題は、以下のシナリオで発生する可能性があります。
この問題を解決するには、オブジェクトを即時に除去するように WebSphere Portal を構成するか、XML 構成インターフェースを使用して個々のクリーンアップ・ タスクを実行します。その方法については、WebSphere Portal 製品資料の セクションを 参照してください。 |
ラベルおよびページのキャッシュ リモート・ サーバー接続サーバーでの WebSphere Portal v5.1 ポータル・プロジェクトの実行中は、ラベルおよびページの構造に対する 変更は即時に表示されません。 |
WebSphere Portal v5.1 サーバーは、ページの内容を キャッシュに入れます。リモート・サーバーでのポータル・プロジェクトの実行時は、 最大 10 分間、ページの内容に対する変更は表示されません。これは、 キャッシュのデフォルトの存続時間です。 キャッシュの存続時間を 変更するには、リモート・ポータル・サーバーの Portal_installation_directory/shared/app/config/services/CacheManagerService.properties ファイルで cacheinstance.com.ibm.wps.model.content.impl.ResourceCache.lifetime パラメーターの 値を変更します。 この値は、キャッシュが保持される秒数です。 値 0 または -1 は、タイムアウトが ないことを意味します。 ラベルおよびページの構造を 変更した場合に、Web ブラウザーでその変更内容が表示されないときは、Web ブラウザーを 使用して WebSphere Portal から明示的にログアウトして、再度ログインします。 ログイン後、変更内容が表示されます。 Web ブラウザー・ウィンドウを閉じても効果がない可能性があることに注意してください。 ログアウトとログインのステップは、更新されたポータル・プロジェクトが 公開されるたびに、実行する必要があります。 |
WebSphere Portal v5.0 を使用する一部の構成では、ポータルまたはポートレット・プロジェクトに 加えられた変更内容が、そのプロジェクトをリモート・サーバー接続サーバーで 実行またはデバッグする際に Web ブラウザーに自動的に表示されません。 | これを処理するには、2 つの方法があります。
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リモート・サーバー接続サーバーでのデバッグ中に サーバー接続が失敗する。 | デバッグのためにリモート・ポータル・サーバーに 接続できない場合に、サーバーが間違いなく正しく構成されているときは、リモート・マシン上の JVM プロセスへの接続時にタイムアウトになったために、この問題が発生した 可能性があります。これは、リモート・マシンがビジーであるか、またはネットワークが 低速な場合に発生することがあります。 デバッグ用のタイムアウト値を 大きくするには、「デバッガー・タイムアウト」フィールドの 値を大きくします。 を 選択して、 |
連携ポートレットが、SuSE Linux Enterprise Server バージョン 9 の 組み込みブラウザー (Konqueror) で実行されない。 | 連携ポートレット・メニューをサポートする Web ブラウザーのリストなどの詳細については、WebSphere Portal Information Center にある の トピックを参照してください。代替 Web ブラウザーの 定義方法については、Web ブラウザーとデバイス・エミュレーターの定義を 参照してください。 |
IBM® ポートレット API ポートレット間のワイヤーを持つポータル・プロジェクトが、WebSphere Portal 5.1.0.0 への デプロイまたはエクスポートに失敗する。 | 連携ポートレットのワイヤリングのデプロイメントの 前提条件の説明を参照してください。 |
インポートされた WebSphere Portal サーバーから 削除されたワイヤーが、デプロイメント後にリモート・ポータル・サーバーで 引き続き使用できる。 | ワイヤーは、iFix PK00815 で更新されている WebSphere Portal サーバーからのみ除去できます。 |
ポータル・ サーバーを 5.0.2 から 5.0.2.1、さらに 5.0.2.2 にアップグレードした場合に、 Fixpack 7 または Fixpack 8 が適用された DB2® V7.2 を使用しているときは、ポータル・サーバーからポータル・プロジェクトを インポートする際に、エラー・メッセージ「Character reference "#26" is an invalid XML character」が表示されることがあります。 これは、ポータル・サーバーを 5.0.2 から 5.0.2.1 に更新しているときに 問題が発生し、その結果ポータル・データベースで、XMLAccess では無効な 2 バイト文字が壊れたことが原因です。 | この問題を修正するには、サーバーに対して
2 つの XMLAccess スクリプトを手動で実行する必要があります。次の手順に従います。
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