C ファイルのデータ・インポート構成プロパティーの設定

プロジェクトにインポートするソース C ファイルに対して、データ・インポート構成プロパティーを 設定することができます。

このページで、このデータ・バインディング・ファイルのデータ・インポート構成プロパティー を設定することができます。または、いったんウィザードを閉じてから 、Java™ コード・エディターでソース・コード内のプロパティーを変更することもできます。 「設定 (Preferences)」ページで、これらのプロパティーのデフォルト設定を変更できます。 「設定 (Preferences)」ページで設定した値は、「データ・インポート構成プロパティーの設定 (Setting data import configuration properties)」 ページでデフォルト設定として表示されます。
C ソース・ファイルをプロジェクトにインポートしたら、データ・インポート構成プロパティーを設定することができます。
  1. インクルード・パス: インクルード・ファイルを検索するためのディレクトリーのリストを 組み込むことができます。 ディレクトリー・パスを追加するには、「追加」をクリックします。
  2. プラットフォーム - コンパイラー: C プログラムをコンパイルするプラットフォームを指定します。
  3. クエリー: インポーター設定を (後述する拡張プロパティーも含めて) 設定した後で、 これらを変更したい場合は、「クエリー」をクリックして使用可能なデータ構造を表示します。 C インポーターは、選択された C ファイルを読み取り、すべての構造体 (構造体名) をアプリケーションに戻します。 ここで、インポートする C 構造体の名前を選択してください。
  4. 拡張データ・インポート構成プロパティーを設定するには、「拡張を表示」をクリックします。
    1. 浮動小数点形式: 浮動小数点数のバイト表記を示します。
    2. コード・ページ: C ターゲット・プログラムのコード・ページ。
    3. 符号なし短配列をストリングとして扱う: 「符号なし短配列をストリングとして扱う (Treat unsigned short arrays as strings)」チェック・ボックスにチェック・マークが付いている場合、 符号なし短配列はストリングとして扱われます。 チェック・マークを外すと、符号なし短配列 はストリングとして扱われません。
    4. ストリング・エンコード: このプロパティーは、ストリングをエンコードする形式を決定します。
    5. バイト・オーダー: 最上位バイトから最下位バイトに配列されている整数のバイト表記は、 ビッグ・エンディアン表記と呼ばれます。最下位バイトから最上位バイトに配列されている整数のバイト表記 は、リトル・エンディアン表記と呼ばれます。
    6. アドレス・サイズ: 32 ビットまたは 64 ビットのプラットフォーム・アドレス・サイズ。
    7. 長形式倍精度のサイズ: 長形式倍精度浮動小数点値のストレージ・サイズ。 64 または 128 ビット。
    8. 位置合わせ規則: 位置合わせ規則は、C 構造のストレージ・レイアウトを決定します。
    9. パック・レベル: パック・レベルは 1、2、4、8、または 16 バイトです。 この値は、ターゲットとしている C プログラムのコンパイルに使用されたものと一致していなければなりません。
    10. 列挙型定数のサイズ: 一部のコンパイラーは、列挙型定数を、すべての変数が含まれる 最小整数型に圧縮します。それ以外のコンパイラーには、列挙型定数に使用するバイト数 を選択するオプションがあります。
    11. wchar のサイズ: wchar 型のストレージ・サイズ。ほとんどのプラットフォームでは、 このサイズを 2 バイトにインプリメントしていますが、一部のプラットフォームでは 4 バイトのサイズをサポートします。
  5. 次へ (Next)」をクリックします。
これで、COBOL ファイル用のデータ・インポート・プロパティーが追加されました。 これらのデータ Bean プロパティーを保管することができます。
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