WebSphere Portal 5.1 テスト環境での EIS ポートレットのテスト

WebSphere® Portal 5.1 テスト環境で、EIS データ・アクセス・ポートレットのデプロイとテストを行います。

SAP SDO を含むポートレットをテストする前に、WebSphere Portal 5.1 テスト環境で SAP JCo アダプターを構成する必要があります。 SAP JCo アダプターを構成する手順は、次のとおりです。

  1. SAP の JCo アダプター・ディレクトリーを、SAP Service Marketplace で SAP からダウンロードする。
  2. 「ソフトウェアのダウンロード」 > 「ダウンロード」 > 「SAP コネクター」 > 「SAP Java コネクター」の順にクリックする。 ご使用のオペレーティング・システムに基づいて、ダウンロードする該当ファイルを選択します。 ZIP ファイルの内容をローカル・ディレクトリーに抽出します。
  3. ご使用のオペレーティング・システムに応じて次の手順を実行する。 注: <wps_51> は、WebSphere Portal 5.1 テスト環境のインストール・ディレクトリー (例: C:\WebSphere\PortalServer51TE) を指します。
    • Windows® 用:
      • sapjco.jar および sapjcorfc.dll を <wps_51>\shared\app にコピーする。
      • librfc32.dll を C:\windows\system32\ にコピーする。
      • WebSphere Portal 5.1 テスト環境を再始動する必要があります。
    • Linux™ 用:
      • sapjco.jar および libsapjcorfc.so を <wps_51>/shared/app にコピーする。
      • librfccm.so ファイルを含むフォルダーを、環境変数 LD_LIBRARY_PATH に追加する。
      • WebSphere Portal 5.1 テスト環境を再始動する必要があります。

Siebel SDO を含むポートレットには、特別なセットアップはありません。

このアダプターがローカル (またはリモート) テスト環境で機能するようになった後、他の場合と同じようにポートレットをテストします。 詳しくは、ポートレットのテスト、デバッグ、またはプロファイル作成を参照してください。

初めて WPAI ポートレットを実行する場合、サーバーが始動する前に、Resource Adapter Archive (RAR) ファイルを求めるダイアログ・ボックスが開きます。 このファイルの主な目的は、バックエンド・サーバーとの接続の作成と保守を担当するアダプター実装を提供することです。

Siebel および SAP サーバー用の RAR ファイルは、WebSphere Portal 5.1 テスト環境で出荷されます。 これらのファイルは、<wps5.1 intstall>/installableConnectors ディレクトリーに置かれ、それぞれ wpai.siebel.rar および wpai.sap.rar と呼ばれます。 ファイルを指定した後、コネクターのデプロイメント記述子に入っている情報がダイアログに表示されます。 この情報、主に EIS タイプを検討し、「OK」をクリックして選択を確認してください。

関連概念
SAP データ・アクセス
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