既存 EJB プロジェクトを使用したボトムアップ・マッピングの生成

この作業は、 ワークスペースに既に存在する EJB プロジェクトを使用してボトムアップ・マッピングを生成する方法の説明です。

前提条件となる作業
  1. J2EE およびデータベースの機能を使用可能にします。 次のようにして実行できます。
    1. ワークベンチの設定ページ (「ウィンドウ」>「設定」) で、 フォルダー「ワークベンチ」を展開し、「機能」を選択する。
    2. 機能」リストから、 「拡張 J2EE」の下の「エンタープライズ Java」チェック・ボックスを選択する。 「OK」をクリックする。
  2. エンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトを作成する。
  3. いま作成したエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトに EJB プロジェクトを作成する。
この作業のステップ

ボトムアップ・マッピング・アプローチに基づいてエンタープライズ Bean を生成するには、次のようにします。

  1. J2EE パースペクティブで、ボトムアップ・マッピングを生成する EJB プロジェクトを右クリックし、 「生成」 > 「EJB から RDB へのマッピング」を選択する。 マッピング・エディターを開いている場合は、このオプションを選択できません。
  2. EJB 2.x プロジェクトについて、 「新規バックエンド・フォルダーの作成」または「既存のバックエンド・フォルダーを使用」を選択する。 ボトムアップ・マッピングでは 1 つのバックエンドだけがサポートされます。 以前にマッピングを生成してあって、既存バックエンドの使用を選択する場合は、 この時点で次のオプションの 1 つを選択する必要があります。
    • 「非マップ・エレメントの作成およびマップ」: バックエンドまたはエンタープライズ Bean に変更を行った場合に、 それに対応して新規エレメントを作成しマップを更新するには、このオプションを使用します。
    • 「選択されたバックエンド・マップでマッピング・エディターを開く」: マッピング・エディターを開いてマッピングの手動更新を行うには、 このオプションを使用します。
    「終了」をクリックして、アクションを実行し、ウィザードを終了する。
  3. バックエンド・フォルダーの新規作成を選択した場合は、 「次へ」をクリックして、初期ボトムアップ・マッピングの作成を継続する。
  4. 「ボトムアップ」を選択して、「次へ」をクリックする。
  5. 「データベース接続」ページを完了し、「次へ」をクリックする。 ウィザードのこのページに関する詳細な指示については、 JDBC 接続の作成を参照してください。 このステップを既に完了している場合は、「既存の接続の使用」チェック・ボックスを選択して、 ドロップダウン・リストから既存の接続を選択することができます。
  6. インポートするデータベースから表およびビューを選択し、「次へ」をクリックする。
    • 失敗した外部キーを回避するために、ウィザードは必須の表をすべてインポートする。
    • Bean を使用してビューを更新することを計画している場合は、そのビューが更新をサポートしていることを確認する。 ウィザードは、ビューが更新可能かどうかを検査しません。
  7. EJB 1.x プロジェクトを処理する場合は、 「CMP バージョン」ドロップダウン・リストの下で、 エンタープライズ Bean 生成の EJB 仕様レベルのデフォルトは 1.x です。 EJB 2.x プロジェクトを処理する場合は、 「CMP バージョン」ドロップダウン・リストの下で、次のいずれか 1 つを選択して、 生成されたエンタープライズ Bean の EJB 仕様レベルを指定するオプションがあります。
    • 1.x
    • 2.x
    注: EJB 2.0 エンタープライズ Bean の場合、 ボトムアップ・マッピングではローカル・インターフェースのみが生成されます。 これは、エンティティー Bean はローカル・インターフェースのみを含むのが最善策であると通常考えられているためです。
  8. 「生成済み EJB クラスのパッケージ」フィールドに、 生成済み EJB クラスのパッケージ名を入力する。
  9. 任意: 「生成済み EJB クラスの接頭部」フィールドで、 接頭部名を追加することができます。この接頭部は、既存 CMP エンティティー Bean への新規表マッピングの衝突を回避するために、 マッピング・ツールで生成される固有名に追加されます。
  10. ビューのインポートおよびマップを選択した場合は、 ビューの中の表に追加 Bean を作成するかどうかを選択することができます。 デフォルトでは、「ビューに組み込む表に Bean を生成しない」チェック・ボックスが選択され、 ウィザードはこれらの Bean を作成しません。
    ヒント: ボトムアップ・マッピングを行う場合、ウィザードはデフォルトではビューの基礎表に Bean を生成しません。 しかし、外部キー用の関係を作成する必要があるため、 外部キーを持つ表、または他の表からの外部キーにより主キーが指される表については、ウィザードが自動的に Bean を作成します。 「ビューに組み込む表に Bean を生成しない」チェック・ボックスをクリアすると、 ウィザードはデータベース・スキーマ内のすべての表およびビューに Bean を生成します。
  11. 「終了」をクリックすると、 ウィザードで選択したデータベース表およびビューに基づいてエンタープライズ Bean およびボトムアップ・マッピングが生成されます。
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