練習 1.4: アプリケーションのデプロイ

この練習を始める前に、「練習 1.3: Java メソッドの作成」を完了しておく必要があります。

JSP の作成

  1. デプロイメント情報 (Deployment Information)」ページで、 「J2EE リソースの作成 (Create J2EE resource)」を選択します。
  2. J2EE リソース・タイプ (J2EE Resource Type)」で、「JSP」を選択します。 「次へ」をクリックします。
  3. JSP 作成 (JSP Creation)」ページで、「デフォルトの入力モードでシンプル な JSP を生成 (Generate simple JSPs with default input modes)」を選択します。
  4. JSP フォルダー」フィールドで、JSP フォルダー名 (たとえば、SampleJSP) を 入力します。「完了」をクリックします。
  5. Bean が生成されたら、その Bean を WebSphere Application Server で実行することができます。 J2EE パースペクティブで「サーバー」ビューを開き、右クリックして「新規」> 「サーバー」を選択します。
  6. WebSphere V6. Server」を選択します。「次へ」をクリックします。
    注: 「WebSphere V6. Server」オプションが表示されない場合は、「表示基準」オプションを 「名前」に変更してオプションを表示してください。
  7. デフォルト・ポート番号を受け入れます。 ポートがすでに使用中の場合は、必要に応じてポート設定を変更してください。 「次へ」をクリックします。
  8. 使用可能プロジェクト」から IMSPhoneBookEAR を選択します。「追加」をクリックします。
  9. 完了」をクリックします。
  10. サーバーを始動します。
  11. サーバーが正常に始動されたら、「TestClient.jsp」を右クリックし、「サーバーで実行」を選択します。
  12. テスト・クライアント」があるブラウザー・ウィンドウが開きます。 「runPhoneBook メソッド (runPhoneBook method)」をクリックしてください。
  13. 入力として次の値を使用します。
  14. 起動」をクリックします。 以下の出力が「結果」フィールドに表示されます。
  15. runPhoneBook メソッド出力

  16. 今度は、別の CMD を実行して、電話帳エントリーを追加します。 「runPhoneBook メソッド (runPhoneBook method)」をクリックしてください。
  17. 起動」をクリックします。以下の出力が「結果」フィールドに表示されます。
  18. runPhoneBook メソッド出力

  19. 今度は、別の CMD を実行して、先ほど追加した電話帳エントリーを表示してみましょう。 「runPhoneBook メソッド (runPhoneBook method)」をクリックしてください。
  20. 起動」をクリックします。以下の出力が「結果」フィールドに表示されます。
  21. runPhoneBook メソッド出力

J2C Java Bean をデプロイするための Faces JSP の作成

このセクションでは、J2C Java Bean を Faces JSP によって デプロイするためのステップの概略を説明します。

  1. IMSPhoneBook プロジェクトを展開し、WebContent フォルダーを見つけます。
  2. IMSPhoneBook プロジェクトの WebContent フォルダーを右クリックし、「新規」>「その他」>「Web」> 「Faces JSP ファイル (Faces JSP file)」を選択します。
  3. 新規の Faces JSP に、Test という名前を付けます。
  4. 他のすべてのフィールドについてはデフォルト設定を受け入れます。
  5. 完了」をクリックします。

Faces JSP への Java Bean の追加

  1. Faces JSP ファイルを作成すると、エディターの「デザイン」ページ で Test.jsp が開きます。エディターの「デザイン」ページに Test.jsp が表示されない場合は、 WebContent フォルダーの下の WEB-INF フォルダーを展開してください。 「Test.jsp」を右クリックし、「アプリケーションから開く」をクリックして、 「Page Designer」をクリックします。「デザイン」ページで Test.jsp が開きます。
  2. 右のパネルに「パレット」ビューが表示されます。このビューが表示されない場合には、上部メニューで 「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「パレット」の順にクリックしてください。
  3. 「パレット」ビューの「データ」フォルダーで、「パレット」 の「JavaBean」オプションをクリックします。
  4. JavaBean を Test.jsp エディターにドラッグ・アンド・ドロップします。 「JavaBean の追加 (Add JavaBean)」ウィザードが開きます。
  5. 新規 JavaBean の追加 (Add new JavaBean)」を選択します。
  6. 名前」フィールドで、phonebookLookup と入力します。
  7. クラス」フィールドの横にある「ブックを開く」アイコン ブック・アイコン をクリックします。
  8. 「クラスの選択」ウィンドウが表示されます。
  9. 「クラスの選択」ページの「検索」フィールドで、PhoneBookImpl と入力します。
  10. Web ページで JavaBean を表示するための入出力コントロールを追加 (Add input/output controls to display the JavaBean on the Web page)」チェック・ボックスをクリアします。
  11. 完了」をクリックします。
  12. 「ページ・データ」ビューに PhoneBookImpl が表示されます。

Faces JSP への入出力コントロールの追加

  1. 「ページ・データ」ビューで phonebookLookup Java Bean を右クリックし、 「新規 JavaBean メソッドの追加 (Add New JavaBean Method)」をクリックします。
  2. 使用可能なメソッドのリストから、「runPhoneBook」をクリックします。
  3. OK」をクリックします。
  4. 「ページ・データ」ビューで phonebookLookup Java Bean を展開し、 runPhoneBook() メソッドを選択します。
  5. runPhoneBook() メソッドをエディターにドラッグ・アンド・ドロップします。 「JavaBean の挿入」ウィザードが表示されます。
  6. コントロールの作成対象:」フィールドで、「データの入力」を選択します。
  7. 表示するフィールド」フィールドで、「なし」を選択し、フォームをクリアします。
  8. 表示するフィールド」フィールドで、以下の入力フィールドを選択します。
  9. 完了」をクリックします。
  10. 他のフィールドについてはデフォルト設定を受け入れます。
  11. 次へ」をクリックします。
  12. 「データ・コントロールの構成」ページで、「結果を表示するためのコントロールの作成」を選択します。
  13. 表示するフィールド」フィールドで、「なし」を選択し、フォームをクリアします。
  14. 表示するフィールド」フィールドで、以下の出力フィールドを選択します。
  15. 完了」をクリックします。
  16. Ctrl+S キーを押すか、またはツールバーで「ファイル」>「保管」をクリックして、 Faces JSP ページを保管します。

Faces JSP のテスト

  1. サーバー」タブを選択します。テスト・サーバーが稼働していない場合は、始動してください。 サーバーを始動するには、WebSphere Application Server v6.0 を右クリックし、「始動」をクリックします。
  2. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、Test.jsp (先ほど作成した Faces JSP) を右クリックします。
  3. 実行」<「サーバーで実行」を選択します。
  4. 「WebSphere Application Server v6.0」を選択し、「完了」をクリックします。
  5. ブラウザーが開いて、Test.jsp が表示されます。テキスト・ボックスに以下の値を入力してください。

    注: 余分のものがないことを確認してください。

    FacesJSP 出力

  6. 実行」をクリックします。
  7. ブラウザーに出力が表示されます。

おつかれさまでした。これで、PhoneBook チュートリアルは完了です。

要約の内容を検討して、チュートリアルを完了してください。

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