練習 1.4: アプリケーションのデプロイ
この練習を始める前に、「練習 1.3: Java メソッドの作成」を完了しておく必要があります。
JSP の作成
- 「デプロイメント情報 (Deployment Information)」ページで、
「J2EE リソースの作成 (Create J2EE resource)」を選択します。
- 「J2EE リソース・タイプ (J2EE Resource Type)」で、「JSP」を選択します。
「次へ」をクリックします。
- 「JSP 作成 (JSP Creation)」ページで、「デフォルトの入力モードでシンプル
な JSP を生成 (Generate simple JSPs with default input modes)」を選択します。
- 「JSP フォルダー」フィールドで、JSP フォルダー名 (たとえば、SampleJSP) を
入力します。「完了」をクリックします。
- Bean が生成されたら、その Bean を WebSphere Application Server で実行することができます。
J2EE パースペクティブで「サーバー」ビューを開き、右クリックして「新規」>
「サーバー」を選択します。
- 「WebSphere V6. Server」を選択します。「次へ」をクリックします。
注: 「WebSphere V6. Server」オプションが表示されない場合は、「表示基準」オプションを
「名前」に変更してオプションを表示してください。
- デフォルト・ポート番号を受け入れます。
ポートがすでに使用中の場合は、必要に応じてポート設定を変更してください。
「次へ」をクリックします。
- 「使用可能プロジェクト」から IMSPhoneBookEAR を選択します。「追加」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
- サーバーを始動します。
- サーバーが正常に始動されたら、「TestClient.jsp」を右クリックし、「サーバーで実行」を選択します。
- 「テスト・クライアント」があるブラウザー・ウィンドウが開きます。
「runPhoneBook メソッド (runPhoneBook method)」をクリックしてください。
- 入力として次の値を使用します。
- In__trcd に IVTNO と入力する
- In___zz フィールドに 0 と入力する
- In__name1 フィールドに LAST1 と入力する
- In__cmd フィールドに DISPLAY と入力する
- In__ll フィールドに 59 と入力する
- サイズ・フィールドに 93 と入力する
- 「起動」をクリックします。
以下の出力が「結果」フィールドに表示されます。
- 今度は、別の CMD を実行して、電話帳エントリーを追加します。
「runPhoneBook メソッド (runPhoneBook method)」をクリックしてください。
- In__ll フィールドに 59 と入力する
- In___zz フィールドに 0 と入力する
- In__trcd に IVTNO と入力する
- In__cmd フィールドに Add と入力する
- In__name2 フィールドに Jane と入力する
- In__name1 フィールドに Doe と入力する
- In__zip に 55555 と入力する
- In__extn に 5-5555 と入力する
- サイズ・フィールドに 93 と入力する
- 「起動」をクリックします。以下の出力が「結果」フィールドに表示されます。
- 今度は、別の CMD を実行して、先ほど追加した電話帳エントリーを表示してみましょう。
「runPhoneBook メソッド (runPhoneBook
method)」をクリックしてください。
- In__ll フィールドに 59 と入力する
- In__trcd に IVTNO と入力する
- In___zz フィールドに 0 と入力する
- In__cmd フィールドに DISPLAY と入力する
- In__name1 フィールドに Doe と入力する
- サイズ・フィールドに 93 と入力する
- 「起動」をクリックします。以下の出力が「結果」フィールドに表示されます。
J2C Java Bean をデプロイするための Faces JSP の作成
このセクションでは、J2C Java Bean を Faces JSP によって
デプロイするためのステップの概略を説明します。
- IMSPhoneBook プロジェクトを展開し、WebContent フォルダーを見つけます。
- IMSPhoneBook プロジェクトの WebContent フォルダーを右クリックし、「新規」>「その他」>「Web」>
「Faces JSP ファイル (Faces JSP file)」を選択します。
- 新規の Faces JSP に、Test という名前を付けます。
- 他のすべてのフィールドについてはデフォルト設定を受け入れます。
- 「完了」をクリックします。
Faces JSP への Java Bean の追加
- Faces JSP ファイルを作成すると、エディターの「デザイン」ページ
で Test.jsp が開きます。エディターの「デザイン」ページに Test.jsp が表示されない場合は、
WebContent フォルダーの下の WEB-INF フォルダーを展開してください。
「Test.jsp」を右クリックし、「アプリケーションから開く」をクリックして、
「Page Designer」をクリックします。「デザイン」ページで Test.jsp が開きます。
- 右のパネルに「パレット」ビューが表示されます。このビューが表示されない場合には、上部メニューで
「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「パレット」の順にクリックしてください。
- 「パレット」ビューの「データ」フォルダーで、「パレット」
の「JavaBean」オプションをクリックします。
- JavaBean を Test.jsp エディターにドラッグ・アンド・ドロップします。
「JavaBean の追加 (Add JavaBean)」ウィザードが開きます。
- 「新規 JavaBean の追加 (Add new JavaBean)」を選択します。
- 「名前」フィールドで、phonebookLookup と入力します。
- 「クラス」フィールドの横にある「ブックを開く」アイコン
をクリックします。 「クラスの選択」ウィンドウが表示されます。
- 「クラスの選択」ページの「検索」フィールドで、PhoneBookImpl と入力します。
- 「Web ページで JavaBean を表示するための入出力コントロールを追加 (Add input/output controls to display the
JavaBean on the Web page)」チェック・ボックスをクリアします。
- 「完了」をクリックします。
- 「ページ・データ」ビューに PhoneBookImpl が表示されます。
Faces JSP への入出力コントロールの追加
- 「ページ・データ」ビューで phonebookLookup Java Bean を右クリックし、
「新規 JavaBean メソッドの追加 (Add New JavaBean Method)」をクリックします。
- 使用可能なメソッドのリストから、「runPhoneBook」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
- 「ページ・データ」ビューで phonebookLookup Java Bean を展開し、
runPhoneBook() メソッドを選択します。
- runPhoneBook() メソッドをエディターにドラッグ・アンド・ドロップします。
「JavaBean の挿入」ウィザードが表示されます。
- 「コントロールの作成対象:」フィールドで、「データの入力」を選択します。
- 「表示するフィールド」フィールドで、「なし」を選択し、フォームをクリアします。
- 「表示するフィールド」フィールドで、以下の入力フィールドを選択します。
- arg.in__trcd
- arg.in__zz
- arg.size
- arg.in__name1
- arg.in__cmd
- arg.in__ll
- 「完了」をクリックします。
- 他のフィールドについてはデフォルト設定を受け入れます。
- 「次へ」をクリックします。
- 「データ・コントロールの構成」ページで、「結果を表示するためのコントロールの作成」を選択します。
- 「表示するフィールド」フィールドで、「なし」を選択し、フォームをクリアします。
- 「表示するフィールド」フィールドで、以下の出力フィールドを選択します。
- out__zz
- out__zip
- out__extn
- out__msg
- out__cmd
- out__ll
- out__name2
- out__name1
- size
- 「完了」をクリックします。
- Ctrl+S キーを押すか、またはツールバーで「ファイル」>「保管」をクリックして、
Faces JSP ページを保管します。
Faces JSP のテスト
- 「サーバー」タブを選択します。テスト・サーバーが稼働していない場合は、始動してください。
サーバーを始動するには、WebSphere Application Server v6.0 を右クリックし、「始動」をクリックします。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、Test.jsp (先ほど作成した Faces JSP) を右クリックします。
- 「実行」<「サーバーで実行」を選択します。
- 「WebSphere Application Server v6.0」を選択し、「完了」をクリックします。
- ブラウザーが開いて、Test.jsp が表示されます。テキスト・ボックスに以下の値を入力してください。
- In__trcd に IVTNO と入力する
- In__ll フィールドに 59 と入力する
- In___zz フィールドに 0 と入力する
- In__cmd フィールドに DISPLAY と入力する
- In__name1 フィールドに LAST1 と入力する
- サイズ・フィールドに 93 と入力する
注: 余分のものがないことを確認してください。
- 「実行」をクリックします。
- ブラウザーに出力が表示されます。
おつかれさまでした。これで、PhoneBook チュートリアルは完了です。
要約の内容を検討して、チュートリアルを完了してください。