プリミティブ型 UNICODE を使用すれば、一部の人間言語のテキストを処理したり保管したりできます。ただし、テキストはコードの外部から提供される必要があります。
UNICODE 型のリテラルはサポートされていません。
UNICODE 型の項目には、以下のことが当てはまります。
- 長さは文字数を反映し、1 から 16383 の範囲です。この項目のために予約されるバイト数は、長さに指定された値の 2 倍です。
- この項目は、UNICODE 型の項目に対してのみ代入や比較を行えます。
- 比較時には、UTF-16 エンコード標準での文字の順序でビット値が比較されます。
- 必要な場合、EGL ではこの項目にユニコードのブランクが埋め込まれます。
- システム・ストリング関数では、この項目は、個々のバイト (ユニコードのブランクが追加された場合はそのブランクを含む) のストリングとして扱われます。これらの関数で指定する長さは、文字数でなくバイト数でなければなりません。
- この項目の値はファイルやデータベースに保管できます。コードが DB2® UDB と対話する場合は、GRAPHIC データのコード・ページが UNICODE であり、このデータ項目値が保管される列が SQL データ型の GRAPHIC または VARGRAPHIC でなければなりません。
Unicode の詳細については、Unicode Consortium の Web サイト (www.unicode.org) を参照してください。