EGL ソース形式の構造体フィールド

構造体フィールドの例を次に示します。
    10 address;
      20 street01 CHAR(20);
      20 street02 CHAR(20);
構造体フィールドの構文図は、以下のとおりです。

構造体項目の構文図
level
構造体フィールドの階層位置を示す整数。
structureFieldName
構造体フィールドの名前。命名の規則については、『命名規則』を参照してください。
*
構造体フィールドで充てん文字 を記述することを示します (充てん文字は、名前が重要でないメモリー領域です)。 アスタリスクは、メモリー領域を参照する際に有効ではありません。詳細については、『変数および定数の参照』を参照してください。
primitiveType
構造体フィールドに割り当てられるプリミティブ型。
length
構造体フィールドの長さ (整数)。構造体フィールドに基づくメモリー領域の値には、指定された数の文字または数字が含まれます。
decimals
decimals は、数値タイプ (BIN、DECIMAL、NUM、NUMC、または PACF) に対して指定できます。これは、小数点以下の桁数を表す整数です。小数部の桁の最大数は、18 または length で宣言された桁数の小さいほうです。小数点は、データとともに保管されません。
"dateTimeMask"
INTERVAL 型または TIMESTAMP 型の項目には、「dateTimeMask」を指定できます。これは、フィールド値の特定の位置に意味 (「年の桁」など) を割り当てるものです。このマスクは、データと一緒には格納されません。
dataItemPartName
宣言されている構造体フィールドの形式のモデルとして機能する dataItem パーツ名を指定します。詳細については、『typeDef』を参照してください。
embed recordPartName
レコード・パーツ名を指定し、そのレコード・パーツの構造体を現在のレコードに埋め込みます。組み込まれた構造体項目は 一定レベルの階層を現在のレコードに追加しません。詳細については、『typeDef』を参照してください。
recordPartName
レコード・パーツ名を指定し、そのレコード・パーツの構造体を現在のレコードに組み込みます。ワード embed が存在しない場合、レコード構造体は、宣言する構造体フィールドの副構造として組み込まれます。詳細については、『typeDef』を参照してください。
occurs
構造体項目の配列内のエレメント数。デフォルトは 1 で、異なる指定をしない限り、構造体フィールド が配列ではないことを意味します。詳細については、『配列』を参照してください。
property
フィールドのプロパティー。詳細については、『EGL プロパティーとオーバーライドの概要』を参照してください。

関連する概念
EGL 関数の構文図
EGL プロパティーの概要

関連する参照項目
配列
命名規則
プリミティブ型
EGL での変数の参照
Typedef

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