データ・オブジェクト・フィルターの作成

データ・オブジェクト・フィルターは、いつでも作成できます。 データ・オブジェクト・フィルターを使用して、 (テーブル、スキーマ、ストアード・プロシージャーおよびユーザー定義関数といった) データ・オブジェクトを「データ定義」ビュー、または「データベース・エクスプローラー」ビューから除外します。

データ・オブジェクト・フィルターには、 1 つまたは複数の % 記号をワイルドカード検索文字として使用することができます。 アスタリスク (*) ワイルドカード文字はサポートされていません。 デフォルトでは、フィルターと一致しないテーブルがビューから除外されます。 フィルターを定義して、次にそのフィルターのプロパティーを編集し、 データベースまたはスキーマに適用するか、または排他フィルターの代わりに組み込みフィルターを作成します。

データ・オブジェクト・フィルターの作成方法は、以下のとおりです。

  1. 「データ定義」ビュー、または「データベース・エクスプローラー」ビューのいずれかのビューで、 「メニュー」ボタンをクリックして、 「フィルター」を選択し、「データ定義フィルター」ウィンドウを開く。
  2. 「フィルターの追加」をクリックして、フィルター・エレメントを作成する。 「フィルターの追加」ウィンドウが開きます。
  3. 「選択」フィールドで、ターゲット・データベース・オブジェクト (データベース、テーブル、スキーマなど) を選択する。
    制約事項: 「フィルターの追加」ダイアログでは、 「ビュー」のターゲット・データベース・オブジェクトを指定することはできません。 ただし、「テーブル」のターゲットが指定されている場合、フィルターはテーブル、別名、同義語、 およびビューに適用されます。
  4. 「where 名」フィールドで、「LIKE」または「NOT LIKE」フィールドのいずれかの述部を選択する。 デフォルトは LIKE です。 突き合わせテスト (LIKE) は、列のデータ値が特定のパターンに一致していることを確認する検査です。 NOT LIKE 述部は、列のデータ値が特定のパターンと一致しないことを確認する検査です。
  5. 述部の右側のフィールドに、フィルターの名前を入力する。 名前には 1 つまたは複数の % 記号のワイルドカード文字を含めることができます。 指定されたフィルターと一致するターゲット・データ・オブジェクトは、述部の値に基づいて、 組み込みまたは除外されます。
  6. 「OK」をクリックする。 フィルター・エレメントが、「データ定義フィルター」テーブルの最後のエントリーの後ろに追加されます。 フィルターを定義すると、データベース接続を定義するときは常にそのフィルターは選択可能です。 「データ定義フィルター」ウィンドウでは、 特定のフィルター・エレメントの「使用可能」列をクリックして、 ドロップダウン・リストからこのフィルターを選択することにより、 このフィルター・エレメントを使用可能または使用不可にできます。
  7. オプション: 「演算子」列をクリックして、 ドロップダウン・リストから選択することにより、AND 演算子を OR 演算子に変更する。
  8. オプション: データ定義フィルター・テーブルの順序位置を変更するには、 移動するフィルター・エレメントを選択して、 「上に移動」または「下に移動」のいずれかをクリックする。 データ定義フィルター・テーブルのフィルター・エレメントの順序によって、フィルターが適用される順序が決まります。 テーブルの先頭のフィルター・エレメントが最初に実行され、テーブルの最後のエレメントが最後に実行されます。 接続フィルター・エレメントが、1 段ずつ上下に移動します。
  9. 「OK」をクリックする。
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