ワイヤレス・デバイス用のページを開発する

ユーザーは Wireless Markup Language (WML) および Compact Hypertext Markup Language (cHTML) ファイルを作成および編集することができます。 WML および cHTML は、一般的にモバイル・デバイスおよび Portable Digital Assistants (PDA) で使用されているマークアップ言語です。

WML は WAP Forum によって開発、保守されており、cHTML は HTML 4.0 の サブセットです。Page Designer は、WML 1.3 および HTML 4.0 をサポートします。通常、WML ファイルにはファイル拡張子 .wml が付き、cHTML ファイルには ファイル名拡張子 .html が付きます。

WML ファイルは、カードで構成され、HTML の Web ページと似ています。カードは、ユーザーとの 1 対話を表し、多くのカードを合わせて、モバイル・デバイスから WML サイトへアクセスできるようにします。すべてのカードに共通設定を指定するか、個別にカードおよび属性を編集できます。 cHTML ファイルは、HTML ファイルと同様に作成および編集できますが、 cHTML にはすべての機能がサポートされているわけではありません。 デフォルトで Page Designer では、cHTML でサポートされていない機能は無効になっているので、cHTML 互換ファイルを作成することができます。

ヒント: cHTML や WML などのモバイル言語でサポートされていない属性は、「挿入」ダイアログまたはプロパティー・ビューから挿入できます。 cHTML コードの妥当性をチェックするには、「ツール (Tools)」 > 「HTML 構文の妥当性検査」を クリックしてください。WML 文書の妥当性をチェックするには、「ツール (Tools)」 > 「WML 構文の検証 (Validate WML Syntax)」をクリックしてください。
関連概念
ワイヤレス・コンピューティングのサポート
関連タスク
WML ファイルの編集
WBMP イメージ・ファイルを挿入する
WML ファイルの画面サイズを調整する
WML/cHTML ファイルを作成する
新規ターゲット・デバイスを追加する
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