テキスト・フィールドのバインディング

Java ビジュアル・エディターを使用すると、Swing テキスト・フィールドをデータ・オブジェクトにバインドできます。

JTextField は、データ・オブジェクト内の特定プロパティーにバインドできます。 例えば、idTextField は、データ・オブジェクトの「ID」プロパティーにバインドでき、 一方、titleTextField は、同じデータ・オブジェクトの「title」プロパティーにバインドできます。 それぞれの テキスト・フィールドごとに、テキスト・フィールド・バインダー (SwingTextComponentBinder) が作成されて、 そのテキスト・フィールドとデータ・オブジェクト値の関係を定義します。

次のスクリーン・ショットは、データ・オブジェクトにバインドされているテキスト・フィールドの例を示しています。

Java ビジュアル・エディターのデザイン・エリアでデータ・オブジェクトにバインドされているテキスト・フィールド

テキスト・フィールドをデータ・オブジェクトにバインドする方法:

  1. デザイン・エリアまたは「Java Beans」ビューで、「JTextField」コンポーネントを選択する。
  2. デザイン・エリア内の「JTextField」に表示される「バインド」タブをクリックする。 あるいは、「Java Beans」ビュー内のコンポーネントを右クリックし、 ポップアップ・メニューから「 バインディング・プロパティー」を選択することもできます。 「フィールド・データ・バインディング」ダイアログが開きます。
  3. 「データ・オブジェクト」リストから、使用するデータ・オブジェクトを選択する。

    テキスト・フィールドをバインドするためのデータ・オブジェクトがない場合は、 「新規データ・ソース・データ・オブジェクト」をクリックして、新規オブジェクトを定義できます。

    詳しくは、『新規データ・オブジェクトの作成』を参照してください。

  4. 「データ・オブジェクト・プロパティー」リストから、 テキスト・フィールドをバインドする特定のプロパティーを選択する。

    「フィールド・データ・バインディング」ダイアログ・ボックス

  5. 「OK」をクリックする。
デザイン・ビューに、テキスト・フィールド内のプロパティーの名前が表示され、 テキスト・フィールドを選択すると、ビジュアル・エディターは、 その領域とそれがバインドされているデータ・オブジェクトを接続する線を描画します。 この線の途中には、SwingTextComponentBinder を表す小さいアイコンも含まれます。
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