データ・オブジェクト・フィルターは、いつでも作成できます。
データ・オブジェクト・フィルターを使用して、 (テーブル、スキーマ、ストアード・プロシージャーおよびユーザー定義関数といった)
データ・オブジェクトを「データ定義」ビュー、または「データベース・エクスプローラー」ビューから除外します。
データ・オブジェクト・フィルターには、
1 つまたは複数の % 記号をワイルドカード検索文字として使用することができます。
アスタリスク (*) ワイルドカード文字はサポートされていません。
デフォルトでは、フィルターと一致しないテーブルがビューから除外されます。
フィルターを定義して、次にそのフィルターのプロパティーを編集し、
データベースまたはスキーマに適用するか、または排他フィルターの代わりに組み込みフィルターを作成します。
データ・オブジェクト・フィルターの作成方法は、以下のとおりです。
- 「データ定義」ビュー、または「データベース・エクスプローラー」ビューのいずれかのビューで、
「メニュー」ボタンをクリックして、
「フィルター」を選択し、「データ定義フィルター」ウィンドウを開く。
- 「フィルターの追加」をクリックして、フィルター・エレメントを作成する。 「フィルターの追加」ウィンドウが開きます。
- 「選択」フィールドで、ターゲット・データベース・オブジェクト
(データベース、テーブル、スキーマなど) を選択する。
制約事項: 「フィルターの追加」ダイアログでは、
「ビュー」のターゲット・データベース・オブジェクトを指定することはできません。
ただし、「テーブル」のターゲットが指定されている場合、フィルターはテーブル、別名、同義語、
およびビューに適用されます。
- 「where 名」フィールドで、「LIKE」または「NOT LIKE」フィールドのいずれかの述部を選択する。 デフォルトは LIKE です。
突き合わせテスト (LIKE) は、列のデータ値が特定のパターンに一致していることを確認する検査です。
NOT LIKE 述部は、列のデータ値が特定のパターンと一致しないことを確認する検査です。
- 述部の右側のフィールドに、フィルターの名前を入力する。 名前には 1 つまたは複数の % 記号のワイルドカード文字を含めることができます。
指定されたフィルターと一致するターゲット・データ・オブジェクトは、述部の値に基づいて、
組み込みまたは除外されます。
- 「OK」をクリックする。 フィルター・エレメントが、「データ定義フィルター」テーブルの最後のエントリーの後ろに追加されます。
フィルターを定義すると、データベース接続を定義するときは常にそのフィルターは選択可能です。
「データ定義フィルター」ウィンドウでは、
特定のフィルター・エレメントの「使用可能」列をクリックして、
ドロップダウン・リストからこのフィルターを選択することにより、
このフィルター・エレメントを使用可能または使用不可にできます。
- オプション: 「演算子」列をクリックして、
ドロップダウン・リストから選択することにより、AND 演算子を OR 演算子に変更する。
- オプション: データ定義フィルター・テーブルの順序位置を変更するには、
移動するフィルター・エレメントを選択して、
「上に移動」または「下に移動」のいずれかをクリックする。 データ定義フィルター・テーブルのフィルター・エレメントの順序によって、フィルターが適用される順序が決まります。
テーブルの先頭のフィルター・エレメントが最初に実行され、テーブルの最後のエレメントが最後に実行されます。
接続フィルター・エレメントが、1 段ずつ上下に移動します。
- 「OK」をクリックする。