sysVar.systemType

システム変数 sysVar.systemType は、 プログラムが稼動しているターゲット・システムを識別します。 生成された出力が Java™ ラッパーの場合、sysVar.systemType は使用できません。 それ以外の場合は、有効な値は以下のとおりです。
aix
AIX® の場合
debug
EGL デバッガーの場合
hp
HP-UX の場合
iseriesj
iSeries™ Java プログラム の場合
iseriesc
iSeries COBOL プログラムの場合
linux
Linux™ (Intel ベースのハードウェア上) の場合
solaris
Solaris の場合
zosbatch
z/OS® バッチの場合
zoscics
CICS® for z/OS の場合
uss
z/OS UNIX® システム・サービスの場合
win
Windows® 2000/NT/XP の場合

sysVar.systemType は以下の方法で使用できます。

sysVar.systemType には、以下のような特性があります。
プリミティブ型
CHAR
データ長
8 (ブランクが埋め込まれる)
converse 後、値は常にリストアされますか
はい

VGLib.getVAGSysType でなく、sysVar.systemType を使用してください。

定義に関する考慮事項

sysVar.systemType の値は、 生成時にどのコードが検証されるかに影響を与えることはありません。 例えば、以下の add 文は、 Windows 用に生成を行う場合でも検証されます。
  if (sysVar.systemType IS AIX)
    add myRecord;
  end
ターゲット・システムで実行されないコードを検証しないようにするには、 以下のいずれかの処置をとります。
  • ビルド記述子オプション EliminateSystemDependentCode を YES に設定します。現在の例では、 このビルド記述子オプションを YES に設定すると、add 文は検証されません。 ただし、生成プログラムがシステム依存コードを除去できるのは、 論理式 (この場合は sysVar.systemType IS AIX) が単純で生成時に評価できる場合だけであることに注意してください。
  • または、検証しない文を 2 番目のプログラムに移動し、 元のプログラムが新規プログラムを以下のように条件付きで呼び出すようにします。
      if (sysVar.systemType IS AIX)
        call myAddProgram myRecord;
      end

  if (sysVar.systemType is WIN)
    call myAddProgram myRecord;
  end
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