Document Access Definition Extension (DADX) は XML 文書フォーマットであり、 DAD 文書および SQL ステートメントが定義する、一連の操作によって、Web サービスを作成する方法を指定します。 DADX Web サービスによって、標準の Web サービス内部で、 DB2® Extender または通常の SQL ステートメントをラップすることができます。 DADX ファイルは、DADX ランタイム環境で使用可能な操作、および SQL 操作の入出力パラメーターを定義します。
「Web サービス DADX グループ構成」ウィザードを使用して、データベース接続を構成します。 その後、DADX ファイルを作成します。 XML ツールを使用して、DAD および DADX ファイルが作成できます。 SQL から DADX ファイルを生成する情報について詳しくは、DADX ファイルの生成を参照してください。 任意のテキスト・エディターを使用して、DADX ファイルを書くこともできます。 その後、UDDI レジストリーに向けて Web サービスを公開する準備として、 「Web サービス」ウィザードを使用して WSDL 文書、デプロイメント記述子、クライアント・プロキシー、 プロパティー・マッピング、デプロイメント・マッピングを生成し、DADX Web サービスのテストをしてください。
「Web サービス DADX グループ構成」ウィザードは、DADX グループの作成を支援します。 DADX グループには、グループ内の DADX ファイル間で共有される接続 (JDBC および JNDI) とその他の情報が含まれています。 DADX グループを作成したら、「Web サービス」ウィザードを使用して新規 Web サービスを作成およびデプロイします。 Web サービスをデプロイした後では、このウィザードに従うと、 クライアント・プロキシーおよびサンプル・アプリケーションを生成して、新規 Web サービスをテストすることができます。 テストが完了したら、「エクスポート」ウィザードを使用して、 Web サービスを UDDI Business Registry に公開することができます。
JDBC バージョン 2.0 が DB2 で使用可能にされていることを確認するには、 以下の手順を実行します。
DB2 について詳しくは、 www.ibm.com/cgi-bin/db2www/data/db2/udb/winos2unix/support/v7pubs.d2w/en_main を参照してください。
注®:
Web サービス・エクスプローラーの使用による Web サービスの公開について詳しくは、 『Web サービスの公開』を参照してください。
DADX をリモート・サーバー上で実行する場合は、 手動で worf.jar を、 plugins/com.ibm.etools.webservice.consumption.soap_version/runtime フォルダーからリモート・マシン上のどこかにコピーする必要があります。 その後、この worf.jar ファイルを参照するようにリモート・サーバーのクラスパスを更新する必要があります。
重要:
<wsdl:documentation xmlns:wsdl="http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/"> myco.com で部品オーダー情報の照会を提供する。 </wsdl:documentation>
新しい文書項目は次のようになります。
<documentation> myco.com で部品オーダー情報の照会を提供する。 </documentation>
public static void test ( String class_code, short day, java.sql.Time starting, java.sql.Time ending ) throws SQLException, Exceptionこの場合は、class_code パラメーターがあるため、DADX ランタイムは正常に実行されません。 この問題を避けるためには、下線を含まないパラメーター名を使用してください。