Faces を使用した Web サービス・プロキシーの作成

「Web サービス・ディスカバリー」ダイアログでは、 オンラインやワークスペースに存在している Web サービスのディスカバー、Web サービスに対するプロキシーの作成、 プロキシーのメソッドの Faces JSP ファイルへの配置を行うことができます。

前提条件: プロキシー・メソッドを配置する Faces JSP ファイルが存在していなければなりません。
Web サービスをディスカバーし、それに対するプロキシーを作成するには、以下の手順を実行します。
  1. Faces JSP ファイルをダブルクリックしてエディターで開く。
  2. 「プロジェクト・ナビゲーター」の下に「ページ・データ」ビューが表示される。 「ページ・データ」ビューが表示されない場合は、「ウィンドウ」メニューから 「ビューを表示」 > 「その他」 > 「Web」 > 「ページ・データ」を選択して開きます。
  3. 「ページ・データ」ビューで、右マウス・ボタンをクリックし、 「新規」 > 「Web サービス」と選択する。
  4. 「Web サービス・ディスカバリー」ダイアログで、Web サービスの検索方法を選択する。
    オプション 説明
    パブリックまたはプライベート UDDI レジストリーを検索する。 このオプションを選択すると、「UDDI レジストリー」ページが表示されます。
    1. パブリックまたはプライベート UDDI レジストリーの URL を入力するか、または表示されているレジストリーから選択する。
    2. レジストリーの検索に使用するテキストを入力する。 サービスの名前の一部またはフルネーム、あるいはキー (UUID) を使用できます。
    3. Web サービスの名前で検索するか、または公開されている Web サービスに関連付けられているキーで検索するかを選択し、 「実行」をクリックする。
    4. UDDI サービス・テーブルが、名前、説明、および WSDL ファイルが存在する URL など、 指定した検索条件に一致する使用可能な Web サービスのリストに取り込まれます。
      • サービスに関する追加情報を見るには、「詳細」をクリックする。 Web サービス・エクスプローラーでその Web サービスが起動されます。 Web サービス・エクスプローラーの使用方法について詳しくは、 『WSDL エクスプローラーを使用した WSDL 文書と Web サービスのテスト』を参照してください。
      • WSDL ファイルをクリックして、Web サービス・プロキシーの作成を続ける。 ステップ 5 に進む。
    既知の URL から。これには、既知の WSDL、WSIL、DISCO、および HTML の URL が含まれます。 このオプションを選択すると、その URL ページが表示されます。 Web サービスを含む WSDL、WSIL、DISCO、または HTML の各ファイルに対する URL を入力し、 「実行」をクリックします。
    • WSIL ファイル、HMTL、または DISCO ファイルの URL を入力した場合は、 その URL から使用可能な Web サービスのリストが表示されます。 WSDL ファイルをクリックしていずれかの Web サービスを選択し、 ステップ 5 に進む。
    • WSDL ファイルの URL を入力した場合は、 ステップ 5 に進む。
    ワークスペースにデプロイされて稼働している Web サービスから選択する。 ワークスペース内にある Web サービスのディスカバーを選択した場合は、 「ワークスペース」ページが表示されます。 このページには、ワークスペース内で使用可能な Web サービスのリストがあります。 適切な WSDL ファイルをクリックして Web サービスを選択し、 ステップ 5 に進む。
  5. WSDL ファイルを選択すると、Web サービスの名前と場所、Web サービスに含まれている文書、 および使用可能なポートのリストがテーブルに表示される。
    1. 複数のポートがある場合は、プロキシーを作成するポートを選択する。
    2. Web サービスをテストし、Web サービスに関する追加情報を見るには、「詳細」をクリックする。 Web サービス・エクスプローラーでその Web サービスが起動されます。 Web サービス・エクスプローラーの使用方法について詳しくは、 『WSDL エクスプローラーを使用した WSDL 文書と Web サービスのテスト』を参照してください。
    3. 選択した Web サービスが正しいものであることを確認したら、「プロジェクトに追加」をクリックする。 これにより、プロキシー Bean が生成されます。
  6. 既存のプロキシー Bean のリストにプロキシーがリストされるようになります。 「OK」をクリックして、「ページ・データ」に追加する。
  7. 「ページ・データ」ビューでプロキシー・メソッドを選択し、 Faces JSP ファイルの「デザイン」ビューにドラッグする。 この Bean を使用してフィールドを更新するか、フィールドを表示するか尋ねられます。 該当する選択項目を選択して、必要な場合は、「アクション」フィールド横の「参照」ボタンをクリックして、 Bean にアクションを追加する。 ページに付け加えるその他のエレメントについて、繰り返す。
Web サービスに対するプロキシーが Faces JSP に表示されるようになります。 Faces JSP を保管し、サーバーで実行して Web サービスをテストします。
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