XSL スタイルシートを使用した迅速なファイルの変換とデバッグ

XML コンテンツを含むどのようなファイル (一般的には XML ファイルまたは XML スキーマ・ファイル) に対しても XSL ファイルを適用して新規の HTML、XML、またはテキスト出力ファイルを生成することができます。 デバッグするために、変換を実行した後、デバッグ・パースペクティブ内で入力ファイルを開いて選択することができます。

次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。

XML コンテンツを含むどのようなファイルも、XSL 変換を迅速に実行するには、以下の手順を行います。

  1. ナビゲーター・ビューで XSL ファイルおよびユーザーが変換したいファイルを選択する。
  2. それらのファイルを右マウス・ボタンでクリックし、 ポップアップ・メニューから「デバッグ (Debug) > XSL 変換 (XSL Transformation)」をクリックする。

コンソール・ビューには XSL および入力ファイル名がリストされ、出力ファイルは以下のように名付けられます。

コンソール・ビューがまだ開かれていない場合は、「ウィンドウ > ビューの表示 > その他 > 基本 > コンソール」をクリックして開くことができます。

作成された出力ファイルのタイプは、XSL ファイルの中の <xsl: output> エレメントのコンテンツによって判別されます。 通常、対象の <xsl: output> エレメントには、XML、HTML、または テキストになるように出力方法を指定します。

出力ファイルは、対象の XML ファイルが置かれている同じロケーションに保管されます。
注: ユーザーの出力ファイルは、フォルダーのコンテンツまたはそれを含むプロジェクトをリフレッシュするまでナビゲーター・ビューに現れません。
変換が完了した後には、デバッグ・パースペクティブに切り替えるようにプロンプトが出されます。 「はい (Yes)」をクリックします。 ユーザーはファイルをデバッグするために Java™ デバッガー を使用することができます。 デバッグ・パースペクティブと Java デバッガーに関する作業の詳細については、 『Java Development tools (JDT) debugger』 および 『Java Development User Guide online documentation 』を参照してください。
関連タスク
XSL スタイルシートを使用した迅速なファイルの変換
ファイル変換の実行構成の作成
ユーザーのファイルを変換してデバッグするためのデバッグ構成の作成
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