SQL レコード・パーツからのデータ項目パーツの作成 (概説)

SQL レコード・パーツで構造体項目を宣言した後、EGL エディターの特別なメカニズムを使用して、構造体項目と等価のデータ項目パーツを作成できます。利点として、実行時に関連する SQL レコード間でデータを転送するための 非 SQL レコード (通常は基本レコード) を容易に作成できます。

以下の構造体項目について考えます。
  10 myHostVar01 CHAR(3);
    10 myHostVar02 BIN(9,2);
次のようにして、データ項目パーツを作成するよう要求することができます。
  DataItem myHostVar01 CHAR(3) end

  DataItem myHostVar02 BIN(9,2) end
さらに、構造体項目宣言が上書きされる、という影響も受けます。
  10 myHostVar01 myHostVar01;
    10 myHostVar02 myHostVar02;

この例に示すように、各データ項目パーツには関連する構造体項目と同じ名前が割り当てられ、構造体項目の typedef として機能します。また、各データ項目パーツは 他の構造体項目の typedef としても使用できます。

データ項目パーツの基礎として構造体項目を使用するには、その構造体項目に名前が必要であり、有効な基本特性を持っている必要がありますが、typedef を指していてはいけません。

関連する概念
SQL サポート

関連するタスク
SQL レコード・パーツからのデータ項目パーツの作成

関連する参照項目
EGL ソース形式の DataItem パーツ
EGL ソース形式の SQL レコード・パーツ

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