この演習を始める前に、演習 3.3: ツリー・コンポーネントの追加を完了している必要があります。
株式 |
数量 |
価格 |
---|---|---|
IBM |
100 |
58 |
IBM2 |
250 |
130 |
IBM3 |
1000 |
100 |
IBM4 |
500 |
82 |
これをグラフにするには、まずアンカー・ポイントとしてリストそのものが必要です。 次にどの列を X 軸として使用するかを指定する必要があり、最後に各データ系列を表すそれぞれの列を指示します。 そこで、例えば 4 回の株式購入をグラフにし、数量と価格を横並びに示したい場合には、数量の列と価格の列をデータ系列として指定します。
このチュートリアルでは、ポートフォリオのコンテンツをグラフにし、位置のプロパティーをバインドし、各株式の現在の価値と所有数量を横並びに描きます。
注: 重複した行をもつデータがある場合、例えば 1 つの株式に複数のデータ点があるような場合には、「値のグループ化 (Group Values)」チェック・ボックスを選択して、類似したデータ・エレメントをグループ化することができます。
値をグループ化するには、グループ化する 2 つ以上のデータ・エレメントをまとめるために使用する関数を選択する必要があります。 システムは、合計、平均、最小、最大、最初、最後などの、基本関数をサポートしています。 データ系列が 2 つだけならば、それらをまとめてグラフにすることができます。しかし、グラフの両側に Y 軸ラベルを描いて、左側 Y 軸と右側 Y 軸をもつことになります。 同じ株式に複数のエントリーがあるので、データをグループ化する SUM 関数を選択します。 データ・フォーマット・パネルで、各データ系列のフォーマットを選択します。 例えば数値データを表示する場合は、表示する小数点以下の桁数を指定することが重要です。 フォーマット・オプションは、グラフの場合とまったく同じ働きをします。
グラフ・コンポーネントはユーザーからの入力を許さないため、イベントはありません。表示イベントはすべて、Flash コントロールによって内部で管理されます。 他のページ・イベントにのみ反応し、その結果として表示を更新します。
グラフのルック・アンド・フィールをカスタマイズする必要がある場合は、graph.css というデフォルトの CSS (Cascading Style Sheet) を編集してください。 そのファイルは、プロジェクト・ナビゲーターのプロジェクトで /WebContent/theme/graph.css にあります。
これで、演習 3.5: サーバー上でのテストを開始する準備ができました。