SQL ステートメント DAD ファイルに対するマッピングの作成

SQL ステートメント・マッピング文書アクセス定義 (DAD) は、 DTD マッピングに対する SQL ステートメント (SELECT または FULLSELECT) を使用して作成されます。 DAD を使用すると、XML 文書を SQL 照会から構成することができます。

次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。

有効な SQL ステートメント・マッピング DAD を確実に生成するようにするには、 XML ファイル内のテキスト・ノードをすべてマップする必要があります。  

以下のステップを実行して、SQL ステートメントを XML ファイルにマップします。

  1. RDB から XML へのマッピング・エディターでマッピングを開く。
  2. 「表 (Tables)」ペインおよび「XML」ペインで XML ノードを展開する。
  3. 「表 (Tables)」ペインから列を選択する。
  4. マップ先にする列のエレメントまたは属性を「XML」ペインで選択する。
  5. 右マウス・ボタンでクリックして、「マッピングの作成 (Create Mapping)」を 選択する。

1 つの列を多くの XML ノードにマップすることは可能ですが、 各 XML ノードは、1 つの列によってのみマップされます。

「マッピングの突き合わせ (Match Mapping)」オプションを使用すると、 列とノードを共通名にマップすることができます。 SQL ステートメントおよび XML ノードを選択すると、 ツールは、選択されたオ ブジェクトをマップし、 次に共通名に基づいてステートメント内の列を、 選択された XML ノードの子にマップすることを試みます。 このプロセスは、共通名を持つ列および子孫 XML ノードすべてがマップされるまで続きます。

同じ名前を持つ列とノードをマップするには、以下のようにします。

  1. RDB から XML へのマッピング・エディターでマッピングを開く。
  2. 「表 (Tables)」ペインで SQL ステートメントを選択し、 マップするノードを選択する。 これらのノードは、必ずしも共通名を持っていなくても、マップされます。
  3. マッピング (Mapping) > マッピングの突き合わせ (Match Mapping)」を選択する。 

マッピングを除去するには、「アウトライン」ビュー内のマッピングを右マウス・ボタンで クリックして、「マッピングの除去 (Remove Mapping)」を選択します。

マッピングを 作成したら、「マッピング (Mapping) > 「DAD の生成 (Generate DAD)」と選択し、 ウィザードを完了することによって、SQL ステートメント・マッピング DAD ファイルを 作成することができます。

オプションの選択

選択項目のサポートによって、マッピング・セッション中に「XML」ペイン・ビュー内で選択項目のメンバーを動的に選択したり、マッピングしたりすることができます。 選択項目のメンバーでマッピングが可能なのは 1 つだけです。したがって、選択項目の新規メンバーを選択すると、 以前に選択されたメンバーに関連した既存のマッピングは自動的に除去されます。 

「XML」ペイン内に現在表示されていない選択項目メンバーを使用してマッピングを作成するには、以下の手順にしたがいます。

  1. RDB から XML へのマッピング・エディターでマッピングを開く。
  2. 「XML」ペイン内に現在表示されている選択項目メンバーを選択する。 矢印がその隣に表示されます。矢印をクリックし、ドロップダウン・メニューから適切なメンバーを選択する。
  3. マッピングを作成する。以前に選択されたメンバーに関連したマッピングは、自動的に除去されます。

例:

  1. Province」および「State」の 2 つのメンバーを持つ選択項目が 含まれている Person.dtd をターゲット・ファイルとして選択する。
  2. マッピング・セッションを開いたときは、「Province」は「XML」ペイン内に存在しています。 「ソース」ビュー内の「所在地 (Location)」と命名された列と 「XML」ペイン内の「Province」間のマッピングを作成する。 
  3. 次に、「XML」ペイン内で「Province」をクリックし、ドロップダウン・メニューから 「State」を選択する。「所在地 (Location)」と 「Province」間の以前のマッピングは、既に失われています。この時点で、 「所在地 (Location)」と「State」間の新規マッピングを 作成できます。
関連概念
リレーショナル・データベースから XML へのマッピング (ビジュアル DAD ビルダー)
関連タスク
ソース・テーブルまたは照会とターゲット DTD ファイルの指定
RDB から XML へのマッピングの編集
RDB_node DAD ファイルに対するマッピングの作成
DAD ファイルの生成
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