実装関係

統一モデリング言語 (UML) クラス図では、2 つのクラスの 1 つがもう 1 つのクラスによって指定された振る舞いを実装 (つまり実現) する必要があるとき、その 2 つのクラス間には実装関係が存在します。

振る舞いを指定するクラスはサプライヤーと呼ばれ、振る舞いを実装するクラスはクライアントと呼ばれます。 実装関係には、インターフェースとクラスの間の関係も含めることができます。

たとえば、実装関係はインターフェースをサブシステムに接続します。 インターフェースが振る舞いを指定し、サブシステムが振る舞いを実装します。

UML クラス図では、実装関係は、Java™ インターフェースでの操作を実装するクラスを表します。

実装関係コネクターは、先の塗りつぶされていない矢印の付いた破線で表示されます。 コネクターは、クライアント (振る舞いを実現する) からサプライヤー (振る舞いを指定する) を指します。

Java ソース・コード UML 可視化
サンプル Java ソース・コードを示すイメージ UML 可視化図での実装関係の表し方を示すイメージ
関連概念
関連関係
依存関係
拡張関係
所有されたエレメントの関連関係
関連タスク
関連した Java エレメントを表示する
削除関係に基づいて関連 Java エレメントを表示する
追加関係に基づいて関連 Java エレメントを表示する
Java クラスとインターフェース間の実装関係を作成する
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2004. All Rights Reserved. (C) Copyright IBM Japan 2005