EGL ソース形式の UI レコード・パーツ

UI レコード・パーツの例を次に示します。
    record myUIRecord type uiRecord
        10 myUIField1 char(20);
        10 myUIField2 char(10);
    end
UI レコード・パーツの構文図は、以下のとおりです。

UI レコード・パーツの構文図
Record recordPartName uiRecord ... end
パーツを uiRecord タイプとして識別し、パーツ名を指定します。 命名の規則については、『命名規則』を参照してください。
alias = "alias"
生成された出力の名前に取り込まれるストリング。alias プロパティーの指定がない場合には、代わりにパーツ名 (または切り捨てられたバージョン) が使用されます。
commandValueItem = "uiRecordItemName"
SUBMIT ボタンの値、またはユーザーがクリックするハイパーテキスト・リンクを含む UI レコード項目名。 項目は、文字型でなければなりません。『プリミティブ型』を参照してください。
プロパティー commandValueItem に指定する値とは関係なく、以下は真です。
  • 有効な ConverseVar.eventKey の値 (「PF1」から「PF24」、「PA1」から「PA3」、または「ENTER」) を持つ SUBMIT ボタンをユーザーがクリックした場合、 その値は ConverseVar.eventKey に置かれる。
  • 有効な ConverseVar.eventKey 値以外の値を持つ SUBMIT ボタンをユーザーがクリックした場合、値「ENTER」が ConverseVar.eventKey に置かれる。
  • ConverseVar.eventKey の値はユーザーのコードでテストできる。
msgResource = "JSFConfigurationMessageResourceName"
エラー・メッセージ表示で使用される Java™ リソース・バンドルまたはプロパティー・ファイルを識別します。 リソース・バンドルまたはプロパティー・ファイルの内容は、キーと関連値のセットで構成されています。

プログラムによる EGL システム関数 sysLib.setError の呼び出しに応答して、特定の値が表示されます(呼び出しにその値のキーの使用が含まれる場合)。

msgResource プロパティーの値は、JSF アプリケーション構成ファイルのメッセージ・リソース・エントリーと 一致する必要があります。 (この値は、そのファイル内の <message-resources-id> タグの 1 つの値に一致する必要があります。)

ファイル・エントリーによって、特定のメッセージ・リソースがユーザーの Web アプリケーションで利用可能になります。ただし、複数のファイル・エントリーを持つことが可能で、msgResource 値は、 どのファイル・エントリーが UI レコードで使用されているかを示しています。

runValidatorFromProgram = no, runValidatorFromProgram=yes
バリデーター関数関連。validatorFunction プロパティーで参照される機能です。

プロパティー runValidatorFromProgramno (デフォルト) に設定されている場合には、バリデーター関数は Web アプリケーション・サーバー上で稼動します。 このプロパティーが yes に設定されている場合には、 バリデーター関数は、converse または forward 文の処理後に制御を取得する EGL プログラムで稼動します。

検証が、プログラム変数や Web アプリケーション・サーバーで使用できないその他のリソースにアクセスする必要がある場合に限り、runValidatorFromProgram プロパティーを yes に設定してください。

title =" defaultTitle"
Web ページの UI レコードに関連付けられたタイトルを参照します。defaultTitle に引用符付きストリングを指定することによってタイトルを入力します。次にデフォルトでは、そのタイトルが HTML <H1> タグに表示され、UI レコードが続きます。 このタイトルは、Page Designer で作業を行う場合にのみ、ページに UI レコードをドロップするときにそのページに割り当てられます。 この時、このタイトルをオーバーライドするか、または再フォーマット設定することができます。
validatorFunction = "functionPartName"
バリデーター関数の名前です。項目固有の検証の完了後に入力データの検証を行います。 このプロパティーは、以前の validator プロパティーです。
view = "JSPFileName"
UI レコードを表記する名前および Java Server Page (JSP) へのサブディレクトリーを指定します。

デフォルト値は、ファイル拡張子 .jsp を持つ UI レコードの名前です。 このプロパティーを指定する場合、ファイル拡張子がある場合には、それを含めてください。

JSPFileName は、引用符付きストリングです。

structureItem
構造体項目。詳細については、『EGL ソース形式の構造体項目』を参照してください。
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