EGL レポートの概要

EGL では、基本 EGL プロジェクト用のさまざまな種類のレポートを生成できますが、EGL Web プロジェクト用には生成できません。 EGL レポートは、Java™ で書かれたオープン・ソースのレポート作成ライブラリーである JasperReports の機能を使用しています。

JasperReports の詳細については、生成できるレポートの種類に関する情報も含め、次の Web サイトを参照してください。

http://jasperreports.sourceforge.net/

レポートのタイプとデータのソースに応じて、さまざまな方法でデータを収集するレポートを作成できます。 例えば、EGL がテンプレートにデータをプッシュするようなレポートや、SQL ステートメントを使用してデータを取り出すようなレポートを作成できます。

EGL のレポート機能には、以下のコンポーネントが含まれています。

EGL には、レポート設計機能がありません。 したがって、EGL レポートを使用するには、テキスト・エディターか JasperAssistant や iReports などのサード・パーティーの JasperReports 設計ツールを使用して、レポート設計情報が入った XML 設計文書を作成するか変更する必要があります。 JasperAssistant は、.jrxml 拡張子の付いたファイルを作成します。iReports は、.xml ファイルを作成します。JasperAssistant および iReports は、JasperReports オープン・ソース・レポート作成エンジン用のレポート設計エディターです。これらのプロダクトの詳細については、以下に示す該当するプロダクトの Web サイトにアクセスしてください。
プロダクト Web サイト
JasperAssistant http://www.jasperassistant.com/
iReports http://ireport.sourceforge.net
.jrxml ファイルは、すべての EGL プロジェクト・コンポーネントをビルドするために 「プロジェクト (Project)」>「すべてをビルド (Build All)」を選択したときに、自動的に .jasper ファイルにコンパイルされます。
注: レポートは、常に .jasper ファイルを備えている必要があります。 新しい .jrxml ファイルを作成して .jasper ファイルにコンパイルしない場合は、前にコンパイルされた .jasper ファイルをインポートする必要があります。

レポートに埋め込みを行った後、そのレポートを HTML、PDF、テキスト、XML、または値をコンマで区切った形式のファイルにエクスポートできます。 同じレポートを複数のタイプのファイルにエクスポートできます。

現行バージョンの EGL は、レポートのデバッグをサポートしていません。

関連する概念
EGL レポート作成プロセスの概要

関連する参照項目
EGL レポート・ライブラリー (EGL report library)
データ・ソース (Data sources)
EGL レポート・ハンドラー (EGL report handler)

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