アプリケーションの公開

この製品では、公開はファイル (プロジェクト、リソース・ファイル、およびサーバー構成) を、サーバーが見つけて使用できるように、正しいロケーションにコピーすることを必要とします。 テスト環境では、これらのファイルはすでに、正しいロケーションにある場合があります。 また、これらのサーバー構成の一時的なコピーが作成されることがあります。

サーバー・ツール・フィーチャーは、以下のサーバー環境をサポートします。
  • 開発環境の WebSphere® テスト環境1
  • 開発環境の Tomcat テスト環境2
  • 開発環境の外の WebSphere ローカル・サーバーまたはリモート・サーバー
  • 開発環境の外の Tomcat ローカル・サーバー3
  • J2EE 公開サーバー4
  • 静的 Web 公開サーバー5

アプリケーションの公開は、自動で行うことも、手動で行うこともできます。 「サーバー設定」ページ (「ウィンドウ」>「設定」>「サーバー」) の「サーバーが開始する前に自動的に公開」チェック・ボックスが選択されている場合、 サーバー・ツールは、サーバー上にあるプロジェクトおよびファイルが同期状態であるかどうかを検査します。 同期状態でない場合、プロジェクトとファイルは、サーバーの始動時、または再始動時に自動的に更新されます。

サーバー・ツールには、ユーザーがプロジェクトやファイルを公開する時に使用する、いくつかの公開メソッドが準備されています。

「サーバー設定」ページによって、ユーザーは使用する公開方法を変更することができます。

アプリケーションを手動で公開するには、「サーバー」ビューで、以下のいずれかを行います。

WebSphere サーバー、Tomcat ローカル、J2EE 公開サーバー、および 静的 Web 公開サーバー環境内で、「サーバーに公開」をクリックすると公開可能なファイルがワークベンチの外に転送されます。 公開をこれらのサーバーの 1 つに対して行う場合、ファイルを直接 (WebSphere または Tomcat) コピーするすることも、FTP (WebSphere のみ) でファイル転送することもできます。

選択したサーバーに関連しているサーバー構成で定義されているプロジェクトがすべて公開されます。 公開されるプロジェクトのリソースは、そのサーバーによって定義されているロケーションに転送されます。

「詳細の公開 (Publishing Details)」ダイアログ・ボックスが表示され、 公開されているプロジェクト、およびファイルの状況を表示することにより、 それらをモニターできるようにします。「詳細」をクリックすると、 このダイアログの下部にスクロール可能なボックスが現れ、その中に詳細な情報が表示されます。 「詳細の公開 (Publishing Details)」ダイアログ・ボックスは、 公開が完了すると自動的に閉じます。 公開が完了してもこのダイアログを開いたままにしておきたい場合には、 「サーバー設定」ページの「公開後に公開ダイアログを開いたままにする」チェック・ボックスを選択します。

1 WebSphere テスト環境は WebSphere Application Server Toolkit では利用不能です。
2 Tomcat テスト環境は WebSphere Application Server Toolkit では利用不能です。
3 Tomcat サーバーのサポートは WebSphere Application Server Toolkit では利用不能です。
4 J2EE 公開サーバーは WebSphere Application Server Toolkit では利用不能です。
5 静的 Web 公開サーバーは WebSphere Application Server Toolkit では利用不能です。
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