ユーザーの XML スキーマ・ファイルに基づいて XML ファイルを素早く作成したい場合には、XML スキーマから XML ファイルを生成することができます。 ユーザーの XML スキーマから XML ファイルを生成することは、既にユーザーの XML スキーマと関連付けられている XML ファイルを作成すること、および少なくともいくつかのエレメント と属性をユーザーの XML スキーマに含むことから、時間の節約になります。
XML ファイルを生成した後には、さらに XML エディター内でカスタマイズすることができます。
次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。
スキーマ・ファイルから XML ファイルを生成するには、以下のステップに従ってください。
XML ファイルがナビゲーター・ビューに表示され、デフォルトで自動的に XML ソース・ページ・エディター内で開かれます。 XML ソース・ページ・エディターは XML エディターに比較して限定された機能性しか提供できないため、 ファイルの編集の前にこれをクローズして、ナビゲーター・ビューでファイルを右クリックし、 そして「アプリケーションから開く (Open With) > XML エディター (XML Editor)」をクリックして XML エディターでファイルを開きます。
「XML エディター」を「XML ファイル」のデフォルトのエディターにするために、 「ウィンドウ (Window) > 設定 (Preferences) > ワークベンチ (Workbench) > ファイル関連 (File Associations) 」と選択して、 そして「関連エディター・リスト」から「*.xml」および「XML エディター (XML Editor)」を選択します。 「デフォルト」をクリックし、「OK」をクリックする。
XML ファイルには、選択されたルート・エレメント、 およびそのルート・エレメントに含まれているすべてのエレメントまたは属性が含まれます。 このファイルには、XML ファイルのネーム・スペースおよびロケーションの情報も含まれています。 これによって XML ファイルにエレメントおよび属性を追加できます。
注: あるケースでは、XML ファイルが複雑な XML スキーマ・ファイルから生成される際に、 その XML ファイルが有効でない場合があります。 この場合は、XML エディターでこの生成ファイルを開き、 発生しているエラーを訂正します。 通常は、修正すべきエラーはそんなに多くはありません。 以下の XML スキーマ構成体には、問題がある場合があります。