XML スキーマから Java Bean を生成

開発者が XML アプリケーションを迅速に作成できるように、 XML スキーマ・エディターは XML スキーマからの Bean の生成をサポートしています。 これらの Bean を使用すれば、XML スキーマに準拠するインスタンス文書を迅速に作成でき、インスタンス文書をロードすることもできます。

次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。 

XML スキーマから Bean を生成するには、次の手順で行います。

  1. Java™ ソース・コードを処理するように構成されたプロジェクトを作成する。 XML スキーマから生成する Bean は、Java ソース・コードを処理するように構成されたプロジェクトに保管されていなければなりません。Java、Web、またはフラグメント・プロジェクトなどのプロジェクトは、すべて Java ソース・コードを処理するように構成されます。Java ソースを処理するために構成されたプロジェクトに XML スキーマ・ファイルを保管する必要はありませんが、そうすることをお薦めします。
  2. ナビゲーター・ビューで、XML スキーマ・ファイルを右マウス・ボタンでクリックして、「生成 > Java (Generate > Java)」をクリックする。 Java 生成ウィザードが開きます。
  3. ユーザーの Bean を生成するために使用できる 3 つのジェネレーターがあります。 ユーザーが 生成プログラム フィールドで選択するたびに、 それらの詳細記述が「記述 (Description)」フィールドに表示されます。
    • XSD Beans 生成プログラム - 単純、軽量の Java Beans を生成する。
    • SDO 生成プログラム - より堅固な Java Beans を生成する。
    • DOM ベースの XSD Beans 生成プログラム (推奨されない) - DOM オブジェクトをカプセル化する、単純な Java Beans を生成する。
  4. 使用したい 生成プログラム を選択する。
  5. コンテナー」フィールドで、Java Bean を含むためのユーザーのプロジェクト、またはフォルダーを指定する。「ブラウズ」をクリックして、ワークベンチに存在するすべての有効なプロジェクトとフォルダーのリストから選択する。
  6. パッケージの名前を入力する。 このステップは、DOM ベースの XSD Beans 生成プログラム (推奨されない) オプションを選択したときにのみ必要となります。 他の 2 つの生成プログラムには、別のメカニズム (ネーム・スペース URI) を使用するのでパッケージは不要です。
  7. 完了」をクリックする。
  8. Bean とクラスがナビゲーター・ビュー内の指定場所に表示されます。 ダブルクリックして、Java またはクラス・エディターで編集します。
関連資料
XML スキーマ・ファイルからの Java Bean のためのデータ・バインディング規則
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