Web 注釈タグの追加

注釈ベースのプログラミング・タグは、 対象の Web プロジェクト内でメタデータのプロバイダーとして使用され、さらに、メタデータが、 必要に応じてその他のアプリケーションの成果物を生成するために使用されます。 これらのタグは、Javadoc コメントを追加する方法と同様の方法で、対象のコードに追加します。

注釈ベースのプログラミング・タグは、 動的 Web プロジェクトの一部を形成します。
  1. クラス・レベルの注釈の追加は、 「新規動的 Web プロジェクト」ウィザードを使用して行います。 「新規動的 Web プロジェクト」ページで、 「拡張を表示 >>」プッシュボタンをクリックします。 「注釈付き Java クラスのサポートの追加」チェック・ボックスを選択します。



  2. 注釈付きサーブレット・クラスの生成は、 「サーブレットの作成」ウィザードを使用して自動的に生成できます。 「注釈付きサーブレット・クラスの生成」チェック・ボックスを選択すると、 デフォルトの注釈付きサーブレット・クラスが作成されます。 注釈付きサーブレット・クラスのコードは次のようになります。



このデフォルトの注釈付きサーブレット・クラスは、 注釈ベース・プログラミングの以下の 3 つの基本部分を表します。
  • 最初のエレメントは次の句です。
    * サーブレット: MyServlet 用のサーブレット・実装クラス (* Servlet implementation class for Servlet: MyServlet)

    この句は、 このクラスの機能 / 目的を説明するソース・コード・コメントを表します。

  • 2 番目のエレメントには、次のアスタリスクと @ 記号が含まれています:
    * @

    @ 記号は、この後に、処理する必要がある注釈が続くという意味です。

  • 3 番目のエレメントは、以下に示す、注釈タグの本体です。
     * @web.servlet
     *   name="myServlet"
     *   display-name="myServlet"
     *
     * @web.servlet-mapping
     *   url-pattern="/myServlet"
     *  

    このコードには、成果物を生成するために使用される注釈が入っています。 この場合、注釈は、コードが web.servlet タイプであり、このタイプによって、 サーブレットに関連するデータが定義されることを指定します。また、このタグは、 パラメーターの名前表示名、 および URL パターンの値も指定します。

注釈タグによって指定された成果物は、実行時に生成されます。

関連参照

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