CICS のセグメント化されたプログラムの振る舞い

CICS® 上では、EGL のセグメントされたプログラムは、ユーザーが最初に呼び出したときに次のように動作します。
  1. 初期化作業を実行。ユーザーの最初の呼び出しであることの判別を含みます。
  2. プログラム・ロジックの開始点に制御を渡す
  3. 次ように、各 EGL converse 文を実装
    1. 作業データベースを使用して、 ユーザーとプログラムの会話の現行状況を反映するユーザー指定値のセットであるプログラム状態を保存。すべてのレコードおよび書式のデータが含まれます。 また、適切な行からプログラムを実行するために必要な情報も含まれます。
    2. データベースおよびリカバリー可能リソースをコミット
    3. すべてのロックの解放
    4. データベース・オープン文に withHold オプションを含む場合でも、データベース位置を保存しない
    5. 書式との交信
    6. 終了
ユーザーがアクション (ビジネス・データを更新するなど) を実行すると、CICS では、プログラムがメモリーにリストアされます。 プログラムが 再び最初から開始されます。セグメント化されたプログラムは、自動的に次のように動作します。
  1. 初期化作業を実行。呼び出しがこのユーザーの処理の継続であることの判別を含みます。
  2. プログラム状態のリストア。すべての書式およびレコードについてのデータ、 およびプログラムで実行された converse 文に関する情報を含みます。
  3. ユーザーの入力の読み取りおよび編集の実行
  4. 次の converse 文を実装する場合のサイクルの続行
    1. プログラム状態の保管
    2. データベースおよびリカバリー可能リソースをコミット
    3. すべてのロックの解放
    4. データベース・オープン文に hold オプションを含む場合でも、データベース位置を保存しない
    5. 書式または UI レコードとの交信
    6. 終了

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