checkType

ビルド記述子オプション checkType は、検証時にレコード内のプリミティブ型の矛盾をどれだけ詳しく検査するかを指定します。例えば、CHAR 型の構造体項目の副構造が DECIMAL 型の構造体項目である場合は、情報メッセージを出すことができます。こうした矛盾があると、ランタイム・エラーが発生します。

有効な値は以下のとおりです。
NONE
副構造項目のプリミティブ型の矛盾を検査しない場合は、NONE (デフォルト) を指定します。
LOW
プリミティブ型の矛盾をトップレベルの構造体に従属する項目のみで検査する場合は、LOW を指定します。以下の例を考えてください。
  10 ItemA
        15 ItemB
            20 ItemC
                30 ItemD

LOW を指定した場合、ItemA と ItemB は比較されませんが、ItemB と ItemC、および ItemC と ItemD は比較されます。

ALL
副構造付きデータ項目のすべてのレベルでプリミティブ型の矛盾を検査する場合は、ALL を指定します。

NONE 以外の値を指定すると、検証に要する時間が長くなり、出されるメッセージの数も増えます。

関連する参照項目
ビルド記述子オプション

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