「メモリー・レンダリング」ビューのマップ・レイアウトによるメモリーの表示

ストレージ・マップによって式、変数、 およびレジスターのメモリーをモニターするには、 「メモリー・レンダリング」ビューを使用します。 このビューで処理する際、「メモリー」ビューはこのビューと 同期化します (例えば、「メモリー・レンダリング」ビューの フィールドを選択すると、 対応するアドレスが「メモリー」ビューで選択されます)。 「メモリー・レンダリング」ビュー に追加したモニターでマップされたメモリーを表示するには、次のようにします。

  1. 必要であれば、モニター内のスクロール・バーを使用して、 「メモリー・レンダリング」ビュー の開始アドレスの上下のフィールドを表示します。 あるいは、モニターで右マウス・ボタン・クリックして、 「フィールドの検索 (Find Field)」ポップアップ・メニュー項目 を選択します。 これで「フィールドの検索」ダイアログ・ボックスが開き、ジャンプ先のフィールドに入力できます。 「メモリー・レンダリング」ビューは、 入力したフィールドの表示に切り替わります。
  2. 必要であれば、型の表示または非表示を行うモニターを設定します。 これを行うには、ストレージ・モニターを右マウス・ボタン・クリックして、 ポップアップ・メニューから「型の表示」 または「型の非表示」を選択します。
  3. 必要であれば、表示するフィールドのストレージの内容の表記を変更します。 これを行うには、フィールドまたはその値を右マウス・ボタン・クリックして、ポップアップ・メニューから「表記」> <表記フォーマット (representation format)> を選択します。

このビューで式をモニターするとき、 式は「メモリー」ビューにも追加され、16 進フォーマットで モニターします。 同様に、式を「メモリー」ビューでモニターするときは、 「メモリー・レンダリング」ビューに、 その式のメモリー・レンダリング選択リストが取り込まれます。 この 2 つのビューは、デバッグの際に同期化します。

メモリー」ビューおよび 「メモリー・レンダリング」ビューの両方で、 複数の変数、式、およびレジスターをモニターでき、かつ複数のマップを 「メモリー・レンダリング」ビューでモニターできます。 「メモリー」ビューでは、追加した各変数、式、またはレジスターはその独自のモニターに表示されます (各モニターは個別のタブにあります)。 「メモリー・レンダリング」ビューでは、「メモリー」ビューで現在選択されているモニターのメモリー・レンダリングのみが表示されます。 「メモリー・レンダリング」ビューにあるときは、「メモリー・モニターの切り替え (Switch Memory Monitor)」アイコンをクリック (このアイコンのクリックで、アクティブなすべてのメモリー・モニターの表示が循環する) するか、その下矢印を選択して (その結果アクティブなメモリー・モニターのリストが表示され、そこからビューに表示するモニターを選択できる)、メモリー・モニター間をすばやく切り替えることができます。

関連タスク
メモリーのマッピング
メモリー・マップのロケーションの設定
式または変数のメモリーのマッピング
レジスターのメモリーのマッピング
マッピング・レイアウトの定義
「メモリー・レンダリング」ビューでのマップされたメモリーの編集
「メモリー・レンダリング」ビューでのマップされたメモリーの除去
複数のストレージ・マップの追加
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