「ページ・データ」ビューは、普通、ワークベンチの左下隅にあります。見つけられない場合は、メニュー・バーから「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」>「ページ・データ」と順にクリックします。一般に、「ページ・データ」ビューは動的 Web ページを作成するときにのみ使用します。
「ページ・データ」ビューは、関連レコードまたは関連レコード・リストといったデータ・オブジェクトの形式で、データベースのようなデータ・ソースへの関連付けを保管しています。これらのデータ・オブジェクトはデータ・ソース自体も、あるいは、ページ上のいずれのコンポーネントも表していません。データ・オブジェクトは、それらを表すのではなく、プロジェクトとデータ・ソースの間の接続を表します。この接続が作成されると、「ページ・データ」ビューからデータ・オブジェクトを Web ページにドラッグして、この接続を完成させ、データ・ソースの情報を Web ページに表示できます。たとえば、次に示すのは、このチュートリアルで作成された関連レコード・リストを示す「ページ・データ」ビューの図です。
![]() |
この図には、all_recordlist (ADS) 関連レコード・リストと、それに続いて、この関連レコード・リストにあるすべての列を見ることができます。ひとたびこのデータ・オブジェクトが定義されたならば、データベースに再接続せずに「ページ・データ」ビューで何回でも、これらの列を Web ページの入力コンポーネントにドラッグすることができます。 たとえば、説明 (DESCRIPTION) 列の値を Web ページに表示したい場合、最初にテキスト出力フィールドをページにドラッグし、次に「ページ・データ」ビューの「説明 (DESCRIPTION)」列をそのテキスト出力フィールドにドラッグします。このことを「列を出力フィールドにバインドする」と表現します。 |
あるいは、ユーザーにデータベースの説明 (DESCRIPTION) 列のための新規の値を入力させたい場合は、テキスト入力フィールドをこのページにドラッグすることもできます。次に、「説明 (DESCRIPTION)」列をそのテキスト入力フィールドにドラッグします。