バージョン 6.0.1 では次の変更が行われました。
- 他のアプリケーション・コンポーネントで利用できる一連の関数であるサービスを定義するのに、EGL 構文が使用できるようになりました。
サービスをデプロイする方法は、次のどちらかを選択できます。
- 任意のコードから HTTP 接続を経てアクセスできる Web サービスとしてデプロイする
- EGL コードから直接または TCP/IP 接続を経てアクセスできる EGL サービスとしてデプロイする
- EGL コード内から外部コードにアクセスできます。
- EGL インターフェース・テクノロジーにより、ライブラリー関数へのアクセスに使用する構文で、様々な種類のコードにアクセスできるようになりました。
EGL サービス、Web サービス (EGL で書かれているかいないかにかかわらず)、または Java™ コードに
アクセスできます。
このテクノロジーの中心となるのはインターフェース・パーツであり、ユーザーはこのパーツを手動でコーディングできます。
また、新規ウィザードでは EGL サービスからでも Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルからでもインターフェース・パーツを作成できます。
- EGL によって、ユーザーは Web ブラウザーに表示される JSF コントロールの外観を動的に更新できます。
例えば、ユーザーの入力に応じてテキスト・ボックスの色を変更したり、コントロールの追加や削除をすることができます。
こうした変更は Web アプリケーション・サーバー上で起こり、JSP が利用できる情報に影響を及ぼし、JSP はその情報を使って Web ページを表示します。
新しいソース・アシスタントがこれらの動的な変更のコーディングを支援します。
まず、このアシスタントはユーザーの JSP ファイルに JSF コントロールの階層リストを表示します。
次に、ユーザーがコントロールの 1 つを選択したあとで、アシスタントはソース・ファイルにコントロール固有のコードを置きます。
- ユーザー・インターフェースの他の外観が一新されました。
- EGL パーツ・リスト・ビューでは、表示中のテーブルにパーツが示されており、これを名前、パーツの型、ロケーション、ファイル名、およびパッケージでソートできます。
このビューから、パーツの生成、参照および宣言のサブセットの表示、そして EGL エディターや EGL パーツ参照ビューでパーツを開くといった、パーツに関する様々な操作を実行することができます。
- 新しいソース・アシスタントはプロパティー値の入力を促し、選択の検証を行って、データ項目パーツの作成を助けます。
- また、新しいプログラム・タイプ (VGWebTransaction) が使用できるように
なり、基本的に、VisualAge® Generator からの Web トランザクションの
マイグレーションをサポートするようになりました。
- EGL により、IMS™ のランタイムのプラットフォーム
および DL/I データベースにアクセスするコードを開発できるようになりました。このコードを生成するには、EGL COBOL 生成機能が必要ですが、
これは WebSphere® Developer for zSeries® でのみ使用可能です。
- EGL により、EGL で生成した Java プログラムから IMS プログラムを呼び出すこともできます。
- 新しい consoleUI 関数である updateWindowAttributes は、アクティブな consoleUI ウィンドウの外観を更新します。
- EGL 構文には次の項目をはじめ、様々な追加が行われました。