XML ファイルから XML スキーマを生成する

XML ファイルに XML スキーマがない場合は、XML ファイルを使用してその XML スキーマを作成できます。ユーザーの XML ファイルから XML スキーマを生成することは、ユーザーの XML ファイルと作業する XML スキーマを作成すること、およびユーザーの XML ファイルに あったエレメントを含むことにより、ユーザーの時間を節約します。

XML ファイルは整形式であることが必要です。そうでなければ、スキーマを作成する際にエラー・メッセージが出され、 スキーマは作成されません。 XML ファイルを整形式にするには、XML 1.0 勧告に記述されている特定の仕様に準拠する必要があります。これらの仕様について詳しくは、W3C (XML 1.0 recommendation) を参照してください。

次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。 

XML ファイルから XML スキーマを作成するには、次の手順で行います。

  1. XML スキーマ・ファイルを含めるためのプロジェクトを作成する。 XML スキーマから Java™ Bean を生成する場合は、Java ソースを 処理するように構成されたプロジェクトを作成して、XML と Bean の両方を格納することをお薦めします (Bean は Java ソースで作業するように構成されたプロジェクトに含まれていなければなりませんが、XML はその必要はありません)。 それ以外の場合は、作成するプロジェクトの種類はどのようなものでも構いません。
  2. XML スキーマを作成する元の XML ファイルを選択する。ファイルを右マウス・ボタンでクリックして、 「生成」 > 「XML スキーマ (XML Schema)」をクリックする。
  3. スキーマを含めるフォルダーまたはプロジェクトを選択する。「ファイル名 (File name)」フィールドに、スキーマ名、 例えば MyXMLXSD.xsd と入力する。 スキーマ名の末尾に .xsd を付ける必要があります。
  4. 完了」をクリックする。
  5. ダイアログ・ボックスが開いて、XML スキーマが正常に生成されたことを示します。

スキーマが自動的に XML スキーマ・エディターで開きます。スキーマ・ファイルには、スキーマの作成に使用した XML ファイルにあるすべてのエレメントが取り込まれます。新規エレメントの追加などを行って、スキーマをさらにカスタマイズできます。

関連概念
XML スキーマ・エディター
関連タスク
リレーショナル表から XML スキーマ・ファイルを生成する
XML スキーマ・プロパティーの編集
XML スキーマから Java Bean を生成 
XML スキーマ・ファイルから HTML 文書を生成
XML スキーマからデータ定義言語 (DDL) ファイルを生成する
XML スキーマの検証
関連情報
DTD ファイルから XML スキーマを生成
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