最も簡単な方法は、Page Designer で JSP ファイルをカスタマイズして PageHandler を作成する方法です。 詳しくは、『EGL の Page Designer サポート』を参照してください。
PageHandler そのものには、変数と、以下のようなロジックが組み込まれます。
PageHandler パーツはシンプルにする必要があります。 パーツには、範囲検査のような単純なデータ妥当性検査が組み込まれる場合がありますが、 他のプログラムを呼び出して、複合ビジネス・ロジックを実行することをお勧めします。 例えば、データベース・アクセスは、呼び出し先プログラムに対して予約される必要があります。
PageHandler の生成時に、EGL が JSP ファイルを上書きすることは決してありません。
パーツ・ハンドラーによって使用されるすべてのデータ・テーブルおよびレコードも生成されます。
JSP ベースの JSF タグがデータ変換、検証、またはイベント処理を行う場合、 JSF ランタイムは、ユーザーが Web ページを処理依頼するとすぐに必要な処理を行います。 エラーが検出された場合、JSF ランタイムは、PageHandler に制御を渡さずに、ページを再表示します。 ただし、PageHandler が制御を受け取ると、PageHandler は一連の EGL ベースの検証を行うことがあります。
PageHandler フィールド・プロパティー validationOrder は、 個々の入力フィールドが編集される順序、 およびフィールド・バリデーター関数が呼び出される順序の両方を定義します。
validationOrder プロパティーが指定されない場合、デフォルトは、 PageHandler に定義されたフィールドの順序 (上から下) になります。 PageHandler のフィールドの一部で (すべてではなく) validationOrder が指定されている場合、 最初に validationOrder プロパティーを使用する全フィールドの検証が指定順で行われます。 続いて、validationOrder プロパティーを使用しないフィールドの検証が、 PageHandler のフィールド順 (上から下) で行われます。
EGL ランタイムがバリデーター関数の外部でエラーを検索した場合は、 JSF ランタイム・コードが、埋め込まれたエラー・メッセージのある同じ Web ページを再表示します。 バリデーター関数がエラーを検索した場合、 この関数は制御を別の Web ページに転送することもできますが、 デフォルトの振る舞いは、同じ Web ページを再表示することです。
このセクションでは、 ユーザーと Web アプリケーション・サーバーとの実行時の対話についての技術的概要を示します。