XSLT にはさまざまな関数があり、これらの関数を使用して、ストリングを操作したり、数値の演算を行ったりすることができます。
次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。
マッピングのために関数を定義するには、以下のようにします。
次の表は、関数リストで選択可能な関数を解説しています。
ストリング関数関数 | 定義 |
---|---|
concat | 引き数を連結して戻します。 |
contains | 1 番目の引き数ストリングが、2 番目の 引き数ストリングのストリングを含んでいる場合は true、含んでいない場合は false を戻します。 |
substring | 1 番目の引き数のサブストリングで、しかも 2 番目の引き数で指定された開始位置から、 3 番目の引き数で指定された長さのサブストリングを生成します。 |
substring-before | 1 番目の引き数ストリングのサブストリングで、 しかも 2 番目の引き数ストリングが 1 番目の引き数ストリングの中に最初に現れる位置までのサブストリングを生成します。 |
substring-after | 1 番目の引き数ストリングのサブストリングで、 しかも 2 番目の引き数ストリングが 1 番目の引き数ストリングの中に最初に現れた位置以降のサブストリングを生成します。 |
string | すべての値をストリングに変換する。 |
string-length | ストリング内の文字数を戻します。 |
starts-with | 1 番目の引き数ストリングが、2 番目の引き数ストリングで始まっている場合は true、 それ以外の場合は false を戻します。 |
translate | 2 番目の引き数ストリングの文字の出現が、 3 番目の引き数ストリングの対応する位置の文字で置換された、1 番目の引き数ストリングを戻します。 |
関数 | 定義 |
---|---|
ceiling | 引き数より小さくない最小の整数を戻します。 |
count | 引き数のノード・セット内のノード数を計算します。 |
floor | 引き数を超えない最大の整数を戻します。 |
number | 引き数を数値に変換します。 |
round | 引き数に一番近い整数を戻します。 |
sum | 複数の引き数の合計を戻します。 |
+ | 引き数を加算します。 |
- | 引き数を減算します。 |
* | 引き数を乗算します。 |
div | 引き数を除算します。 |
選択された入力値に対するブール値を戻す関数を定義します。
関数 | 定義 |
---|---|
boolean | 引き数をブール値に変換します。 |
not | 引き数が false の場合は true、true の場合は false を戻します。 |
< | 1 番目の数値引き数が、2 番目の数値引き数より小さい場合は true を戻します。 |
<= | 1 番目の数値引き数が、2 番目の数値引き数より小さいか、等しい場合は、true を戻します。 |
> | 1 番目の数値引き数が、2 番目の数値引き数より大きい場合は true を戻します。 |
>= | 1 番目の数値引き数が、2 番目の数値引き数より大きいか、等しい場合は、true を戻します。 |
= | 1 番目の数値引き数が、2 番目の数値引き数と等しい場合は true を戻します。 |
!= | 1 番目の数値引き数が、2 番目の数値引き数と等しくない場合は true を戻します。 |
XPath は XSLT のサブセットです。 XPath 式ページ上で、 パラメーターに値を入力するか、リストから XPath 式の 1 つを選択します。
「アドバンスト (Advanced)」ボタンをクリックし、 「XPath 式 (XPath expression)」ウィザードを使用して XPath 式を作成します。
カスタム Java™ Bean使用する Bean は、ワークベンチの Java プロジェクト内に存在していなければなりません。以下のステップを実行して Bean を追加します。
JavaScript 関数を追加するには、以下のようにしてください。