課題 1.4: ストアード・プロシージャーのデバッグ

始める前に、『課題 1.3: SQL ストアード・プロシージャーの作成およびビルド』を完了しておく必要があります。

ワークベンチには統合 SQL ストアード・プロシージャー・デバッガーが組み込まれています。 デバッグ・モードで実行中にコードをステップスルーしてその結果を表示することによって、ストアード・プロシージャーの問題を発見して必要な変更を行うことができます。

ストアード・プロシージャー・デバッガーは SQL ストアード・プロシージャーのデバッグのみをサポートします。 ただし、ご使用のオペレーティング・システムと DB2(R) Universal Database(TM) のバージョンによってはその他にも制限があります。 詳細については、インフォメーション・センターの SQL ストアード・プロシージャー・デバッガーのヘルプ・トピックを参照してください。

ストアード・プロシージャーのデバッグ方法は次のとおりです。

  1. エディターで、左方の垂直マージンをクリックして行ブレークポイントを設定する。
  2. 「データ定義 (Data Definition)」ビューで、 ストアード・プロシージャーを右クリックして「デバッグ (Debug)」を選択する。 「デバッグ (Debug)」ウィンドウが開きます。
  3. 構成」リストで SPEmployee ストアード・プロシージャーを選択する。
  4. 編集」をクリックする。 「ストアード・プロシージャー引き数」ウィンドウが開きます。
  5. DEPT の「値」フィールドに D11 と入力する。

    D11 は EMPLOYEE テーブル内の部門 (EMPLOYEE.WORKDEPT) の ID です。 この値を入力すると、ストアード・プロシージャーはこの部門 ID と一致する行を戻します。

  6. 「ストアード・プロシージャー引き数」ウィンドウで「OK」をクリックし、 次に「デバッグ」ウィンドウで「デバッグ」をクリックする。
  7. デバッグ・パースペクティブに切り替えるようかを尋ねるプロンプトが出されたときには、 「OK」をクリックする。

    「デバッグ」パースペクティブでストアード・プロシージャーが開きます。

  8. 実行 (Run)」メニューで、デバッグ・モードで実行するために「再開 (Resume)」、「ステップイントゥ」、または「ステップオーバー (Step over) 」を選択する。
  9. ストアード・プロシージャーが望ましい結果を戻すまでデバッグ・モードでの実行を続行し、 (望ましい結果を得られたら) デバッグ・パースペクティブを閉じて、「データ」パースペクティブに切り替える。

これで『課題 1.5: SQL ストアード・プロシージャーの実行』を開始する準備が完了しました。

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