IBM SOAP ランタイム環境によって生成される WSDL ファイル

IBM® SOAP ランタイム環境を使用する場合、本製品に含まれるデフォルト時の各種 Web サービス・ツールは、 Java™ Bean、EJB、および URL から Web サービスを生成する際、3 つの個別の XML 文書にエレメントを保管します。 この 3 つの XML 文書とは、WSDL バインディング文書、WSDL サービス文書、WSDL インターフェース文書です。 デフォルトでは、XSD ファイルは、インターフェースでインラインでない複合型が使用される場合にも生成されます。 Web サービスを DADX ファイルから生成する場合、WSDL 文書が 1 つ生成されます。

いくつかある WSDL 文書すべてが一体となって、Web サービスのデプロイされる場所と、 そのサービスで提供される処理とが記述されます。 インターフェース文書は、特定の portType で定義される操作およびメッセージのメッセージ・フォーマットを定義します。 サービス文書は、1 つ以上のサービス・インターフェースの実装法を記述します。 バインディング文書は、特定のポート・タイプの具象プロトコル、およびデータ・フォーマットの仕様です。 バインディング情報には、各操作ごとのプロトコル名、起動スタイル、 サービス ID、およびエンコード方式が含まれます。 Java または EJB バインディング文書には、 Rational Developer 製品で使用される Java または EJB バインディング情報が入っています。

IBM SOAP ランタイム環境によって生成された以下のサンプル WSDL 文書は、 StockQuoteService または Temperature Conversion サンプルに基づいています。
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