EGL ライブラリー ReportLib

EGL レポート・ライブラリー ReportLib は、JasperReports ライブラリーとの相互作用に必要なすべてのコンポーネントが含まれているフレームワークを確立するシステム・ライブラリーです。 EGL レポート・ライブラリーには、次のコンポーネントが含まれています。

レポート・ライブラリーには、次の関数が含まれています。

システム関数/呼び出し 説明
addReportParameter(report, parameterString, parameterValue) レポートのパラメーター・リストに値を追加します。
fillReport(report, source) 指定されたデータ・ソースを使用してレポートを埋め込みます。
exportReport(report, format) 埋め込まれたレポートを指定の形式でエクスポートします。
resetReportParameters(report) 特定のレポートに使用されるパラメーターをすべて除去します。

以下の関数は、レポート・ハンドラー内でのみ呼び出されます。

システム関数/呼び出し 説明
addReportData(rd, dataSetName) 指定された名前を持つレポート・データ・オブジェクトを、 現在のレポート・ハンドラーに追加します。
result = getReportData(dataSetName) 指定された名前を持つレポート・データ・レコードを検索します。戻り値は、型 ReportData です。
result = getReportParameter(parameter) データを記録中のレポートから、指定のパラメーターの値を戻します。
result = getFieldValue(fieldName) 現在処理中の行について、指定のフィールド値を戻します。戻り値は、型 ANY です。
result = getReportVariableValue(variable) データを記録中のレポートから、指定の変数の値を戻します。戻り値は、型 ANY です。
setReportVariableValue(variable, value) 指定の変数の値を、提供された値に設定します。

レポート・ライブラリーには、次の Java™ メソッドも含まれています。 このメソッドは、JasperReports XML ソース・ファイルからのみ呼び出すことができます。

システム関数/呼び出し 説明
getDataSource() (datasource ); レポート設計ファイル内で、以前に JRDataSource オブジェクトの書式で保管した ReportData データ・レコードを検索します。
注: EGL レポートを削除する場合、 そのレポートのすべての参照を除去する必要があります。

関連概念
EGL レポート作成プロセスの概要
EGL レポートの概要

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