destDirectory

ビルド記述子オプション destDirectory は、 準備の出力を保管するディレクトリーを指定します。このオプションは、プロジェクト内ではなく、ディレクトリー内に生成する場合にのみ有効です。

完全修飾ファイル・パスを指定するときは、最後のディレクトリー以外はすべて存在していなければなりません。例えば、Windows® 2000 上で c:¥buildout を指定した場合、buildout ディレクトリーが存在しないときは、EGL によって buildout ディレクトリーが作成されます。しかし、c:¥interim¥buildout を指定したときに interim ディレクトリーが存在しない場合は、準備が失敗します。

相対ディレクトリー (USS 上の myid/mysource など) を指定した場合、出力は、最下位のディレクトリーに格納されます。これは、次に説明するデフォルト・ディレクトリーを基準とした相対ディレクトリーとなります。

destDirectory のデフォルト値は、ビルド記述子オプション destHost の状況の影響を受けます。

ビルド記述子オプション destUserID で指定されたユーザーは、準備の出力を受け取るディレクトリーに対して、書き込み権限を持つ必要があります。

UNIX® 変数 ($HOME など) を使用して、USS 上のディレクトリー構造のパーツを識別することはできません。

関連リファレンス
ビルド記述子オプション
destHost
genProject

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