SQL データベース接続のページは、以下の理由で使用します。
- J2EE の外側でアクセスするデータベースへの宣言時アクセスとデバッグ時アクセスを使用可能にすることができる。
- ビルド記述子オプション sqlJNDIName に値を設定する。
このオプションは、JNDI レジストリーでデフォルト・データ・ソースをバインドする名前を指定します
(例: java:comp/env/jdbc/MyDB)。
このオプションは、以下の状況で作成されるビルド記述子に含まれています。
- 『EGL を処理するプロジェクトの作成』で説明されているように、EGL Web
プロジェクト・ウィザードを使用する。
- このウィザードで作業を行うときに、ビルド記述子を作成するよう要求する。
以下のようにします。
- 「ウィンドウ」>「設定」をクリックする。
- 設定リストが表示された後、「EGL」を展開し、「SQL データベース接続」をクリックする。
- 「接続 URL」フィールドに JDBC
を介したデータベースへの接続に使用している URL を入力する。
- Windows® 用の IBM® DB2® Universal
Driver および IBM DB2 APP
DRIVER の場合、URL は jdbc:db2:dbName となります
(ここで、dbName はデータベース名です)。
- Oracle JDBC シン・クライアント・サイド・ドライバーの場合、URL
は、データベース・ロケーションごとに異なります。
データベースがご使用のマシンに対してローカルな場合は、URL は
jdbc:oracle:thin:dbName
になります (ここで、dbName はデータベース名です)。
データベースがリモート・サーバーにある場合は、URL は
jdbc:oracle:thin:@host:port:dbName になります
(ここで、host はデータベース・サーバーのホスト名、port はポート番号、dbName はデータベース名です)。
- Informix®
JDBC NET ドライバーの場合、URL は次のようになります (実際には 1 行に結合されます)。
jdbc:informix-sqli://host:port
/dbName:informixserver=servername;
user=userName;password=passWord
- host
- データベース・サーバーが配置されているマシンの名前。
- port
- ポート番号
- dbName
- データベース名
- serverName
- データベース・サーバーの名前
- userName
- Informix ユーザー
ID
- passWord
- ユーザー ID に関連したパスワード
- SQL Server 用 DataDirect SequeLink JDBC ドライバーの場合、URL は次のようになります (実際には 1 行に結合されます)。
jdbc:sequelink://host:port;
SelectMethod=cursor;DatabaseName=dbName
- host
- データベース・サーバーが配置されているマシンの名前。
- port
- ポート番号
- dbName
- データベース名
- SQL Server 用 Microsoft® JDBC ドライバーの場合、URL は次のようになります (実際には 1 行に結合されます)。
jdbc:microsoft:sqlserver://host:port;
SelectMethod=cursor;DatabaseName=dbName
- host
- データベース・サーバーが配置されているマシンの名前。
- port
- ポート番号
- dbName
- データベース名
- 「データベース」フィールドにデータベースの名前を入力する。
- 「ユーザー ID」フィールドに接続用のユーザー ID を入力する。
- 「パスワード」フィールドにユーザー ID
のパスワードを入力する。
- 「Database vendor type (データベース・ベンダー型)」フィールドで、JDBC
接続で使用しているデータベース製品とバージョンを選択する。
- 「JDBC ドライバー」フィールドで、JDBC
接続で使用している JDBC ドライバーを選択する。
- 「JDBC ドライバー・クラス」フィールドに、
選択したドライバーのドライバー・クラスを入力する。
- IBM DB2 Universal Driver の場合、ドライバー・クラスは
com.ibm.db2.jcc.DB2Driver。
- Windows 用の IBM DB2 APP
DRIVER の場合、ドライバー・クラスは COM.ibm.db2.jdbc.app.DB2Driver。
- Oracle JDBC シン・クライアント・サイド・ドライバーの場合、ドライバー・クラスは oracle.jdbc.driver.OracleDriver。
- Informix
JDBC NET ドライバーの場合は、ドライバー・クラスは com.informix.jdbc.IfxDriver。
- SQL Server 用 DataDirect SequeLink JDBC ドライバーの場合、ドライバー・クラスは com.ddtek.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver。
- SQL Server 用 Microsoft JDBC ドライバーの場合、ドライバー・クラスは com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver。
- その他のドライバー・クラスについては、各ドライバーの資料を参照してください。
- 「class location (クラスのロケーション)」には、ドライバー・クラスが含まれている
*.jar ファイルまたは *.zip ファイルの完全修飾ファイル名を入力する。
- IBM
DB2 Universal
Driver の場合は、db2jcc.jar および db2jcc_license_cu.jar ファイルに対して完全修飾ファイル名を入力する。
- Windows 用 IBM DB2 APP DRIVER の場合は、
db2java.zip ファイルに対して完全修飾ファイル名を入力する
(例: d:¥sqllib¥java¥db2java.zip)。
- Oracle THIN JDBC DRIVER の場合、ojdbc14.jar ファイルに対して完全修飾パス名を入力する
(例: d:¥Ora81¥jdbc¥lib¥ojdbc14.jar または、Oracle トレースを必要とする場合は、ojdbc14_g.jar)。
- Informix
JDBC NET ドライバーの場合は、ifxjdbc.jar ファイルに対して完全修飾ファイル名を入力する。
- SQL Server 用 DataDirect SequeLink JDBC ドライバーの場合は、base.jar、 util.jar、および sqlserver.jar ファイルに対して完全修飾ファイル名を入力する。
- SQL Server 用 Microsoft JDBC ドライバーの場合は、msbase.jar、msutil.jar、および mssqlserver.jar ファイルに対して完全修飾ファイル名を入力する。
- その他のドライバー・クラスについては、各ドライバーの資料を参照してください。
- 「接続 JNDI 名」フィールドで、J2EE
で使用するデータベースを指定する。
この値は、JNDI レジストリーでデータ・ソースをバインドする名前です
(例: java:comp/env/jdbc/MyDB)。
上記で説明されているように、この値は、特定の EGL Web
プロジェクトに対して自動的に構成されるビルド記述子内のオプション「sqlJNDIName」 に割り当てられています。
- DB2 UDB を受け入れ、「2 次認証 ID」フィールドに値を指定する場合、
この値は、検証時に EGL で使用する SET CURRENT SQLID 文で使用されます。
値は大/小文字を区別します。
設定値をクリアまたは適用できます。
- デフォルト値を復元するには、「デフォルトの復元」をクリックする。
- 「設定」ダイアログを終了せずに設定を適用するには、「適用」をクリックする。
- 設定を変更し終わったならば、「OK」をクリックする。