JAAS (Java™ Authentication and Authorization Service) バージョン 1.0 は、
Java 2
プラットフォームの Java 2 セキュリティー・アーキテクチャーを拡張して認証およびユーザーへのアクセス・コントロール強制機能を追加したものです。開発環境は JAAS アーキテクチャーをサポートし、アクセス・コントロール・アーキテクチャーを拡張して、サーブレット、JSP、および EJB コンポーネントなどの J2EE リソースに関する役割ベースの許可をサポートします。JAAS により認証済み
WebSphere® ユーザー ID が指定されたバックエンド EIS (エンタープライズ情報システム)
のユーザー認証データ・セット (ユーザー ID とパスワード) にマップされます。
注: JAAS 認証は、WebSphere Application
Server v5.x にのみ追加できます。
JAAS 認証を追加するには、以下のステップを実行します。
- 「サーバー」ビューで、WebSphere Application Server v5.x をダブルクリックして開く。
サーバー・エディターが開きます。
- エディターの下部の「セキュリティー」タブをクリックする。
- 「JAAS 認証エントリー」リスト・テーブルの横にある「追加」ボタンをクリックする。 「JAAS 認証エントリーの追加」ダイアログ・ボックスが開きます。
- ダイアログ・ボックスで、別名、ユーザー ID、パスワード、および認証エントリーの説明を入力する。 例えば、
DB2® データベースにアクセスする、
別名、DB2 ユーザー ID、
および DB2 パスワードを入力できます。このダイアログ・ボックスのフィールドについて詳しくは、
フィールドを選択し、F1 キーを押してください。
「OK」をクリックする。
- 変更内容を保管して、エディターを閉じる。 JAAS 認証別名がサーバーに追加されています。