データベース・アクセス用の JSP アクション

Rational® Developer には、データベース・アクセス用の JSP アクションのタグ・ライブラリーが提供されています。このアクションは JSP 1.1 構文に準拠します。本書では、x: は JSP アクションの接頭部として使用されています。 JSP ファイルの中に実際に現れる接頭部は、taglib ディレクティブを介してユーザーが指定することができます。

アクション

ライブラリー内のアクションには以下のものがあります。 一般的な規則として、以上のアクションの説明の中では、属性値の大/小文字の区別はされません。 区別の必要があれば、その旨が述べられています。この規則の例外が起こるのは通常、属性値が Java™ 識別子としての役割をもつ場合です。
データベース・アクセス用に事前に提供される JSP タグの機能の他に、 上記アクションが提供する主要な機能に以下のものがあります。
  • パラメーター・マーカーを含む SQL ステートメントを実行し、パラメーター値を設定する能力。
  • ストアード・プロシージャーを実行し、出力パラメーター値を得て、戻される結果セットにアクセスする能力。
  • 結果セットを生成する JSP SQL アクションの場合は、その結果セットの中の行を更新または削除する能力。更新または削除を行う別個の SQL ステートメントを作成する必要はありません。 単にターゲット行に位置付けて、必要な値を変更してから、その行を更新または削除してください。 別個に SQL ステートメントを作成することなく、新しい行を結果セットに挿入することもできます。

JSP タグは、一連の Bean の上部に作成されて、DB Bean として参照され、パッケージ com.ibm.db.beans の中で使用することができます。このパッケージの中の主要な Bean は、DBSelect、DBProcedureCall、および DBModify です。これらの Bean は、JSP SQL タグを介した間接使用ができるほか、作成するプログラムの中で直接に使用することもできます。

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