save コマンド

save コマンドは、現行の文書を保管するために使用します。

構文

save [ prompt
     | visible
     | trim
     | noTrim
     | textLimit n
     | encoding charEncoding
     | lineSeparator { CRLF | CR | LF }
     ] [...]
     [ "filename" ] 

パラメーター

prompt オプションの prompt パラメーターを使用して、 この文書を保管するファイル名のユーザー入力を求めるプロンプトを出します。
visible オプションの visible パラメーターを使用して、可視エレメントのみを保管することを指示します。
trim オプションの trim パラメーターを使用して、文書のすべての行を末尾スペースでトリムすることを指示します。 trim または noTrim が指定されないと、current.save.trim パラメーターの現在の設定のオプションが使用されます。
noTrim オプションの noTrim パラメーターを使用して、文書の行がトリムされないようにします。 trim または noTrim が指定されないと、current.save.trim パラメーターの現在の設定のオプションが使用されます。
textLimit n オプションの textLimit パラメーターを使用して、行の最大長を指示します。 n は、ゼロ以上の整数でなければなりません。 n がゼロの場合は、行の最大長は強制されません。文書の中の n より長い行は、切り捨てられます。textLimit が指定されないと、 current.save.textLimit パラメーターの設定が使用されます。
encoding charEncoding オプションの encoding パラメーターを使用して、保管されたファイルの文字エンコードを指定します。 encoding が指定されないと、元のファイルのロードに使用された文字エンコードが使用されます。
lineSeparator オプションの lineSeparator パラメーターを使用して、保管に使用する行区切り文字を指定します。 次のいずれかを指定できます。
  • CRLF - "¥r¥n" (0x0D, 0x0A)
  • LF - "¥n" (0x0A)
  • CR - "¥r" (0x0D).
lineSeparator が指定されないと、プラットフォームのデフォルトの行区切り文字が使用されます。
filename filename パラメーターを使用して、この文書の保管に使用するファイル名を指定します。 これが指定されないと、文書は、name 設定で指定された名前で保管されます。

状況

status パラメーターは、次のいずれかに設定されます。
null 保管が正常に行われたことを示します。
save.failed 保管が正常に行われなかったことを示します。
save.cancelled 保管がユーザーによって取り消されたことを示します。

説明

別のファイル名で保管する場合は、trim および textLimit 設定は使用されません。

注: エディター・アプリケーションでの保管操作の実装は、ここで説明する基本エディターの振る舞いと異なる場合があります。

save save "test.java" 
関連概念
エディター・コマンド、アクション、およびパラメーター

関連
length パラメーター
name パラメーター
save.lineSeparator パラメーター
save.textLimit パラメーター
save.trim パラメーター
visible パラメーター
save アクション
saveAs アクション
saveToWriter アクション
デフォルト・エディター・コマンド