プログラムのセクションのジャンプ

注: デバッグ・エンジンによっては、 プログラムのセクションのジャンプをサポートしないものもあります。

エディターで、カーソルの位置までジャンプしたり、エディター・ルーラーで選択した ロケーションまでジャンプすることができます。 いずれかのアクションで、コードのセクションをスキップオーバーして、 特定のステートメントが実行されないようにしたり、特定のステートメントが再度実行されるような ロケーションに移動することができます。

あるロケーションへジャンプすることは、あるロケーションまで実行することとは異なります。 あるロケーションまで実行すると、現行ロケーションから実行終了ロケーションまでのすべてのステートメントが実行されます。ジャンプすると、 命令ポインターがジャンプする新しいロケーションまで移動し、その間にあるコードは一切実行されません。

注: ジャンプで変更されるのは、命令ポインターの値のみです。 別の関数へのジャンプは可能ですが、デバッグ対象の振る舞いのエラーになります。 スタック・ポインター (C の alloca() 呼び出しなどの) を変更する演算命令全体でのジャンプも、デバッグ対象の振る舞いのエラーになります。

エディター・カーソルの位置へジャンプするには、次のようにします。

  1. 次の実行時にプログラム実行を開始したい行までスクロールします。
  2. エディター・カーソルがその行にあることを確認します。 その行を右マウス・ボタン・クリックして、 ポップアップ・メニューで「ジャンプ先のロケーション」を選択します。

エディター・ルーラーで選択した位置へジャンプするには、次のようにします。

  1. 次の実行時にプログラム実行を開始したい行のルーラー・ロケーションまでスクロールします。
  2. そのルーラーを右マウス・ボタン・クリックして、 ポップアップ・メニューで「ジャンプ先のロケーション」を選択します。
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