containerContextDependent

レコードおよび関数パーツのプロパティー containerContextDependent を指定すると、このプロパティーを含むレコードまたは関数パーツ内からの関数またはパーツ参照を解決するために使用される名前空間を拡張することができます。有効な値は no (デフォルト) と yes です。

新規コードを作成する場合は、この機能を使用されないことをお勧めします。このプロパティーは主に、VisualAge® Generator からのプログラムのマイグレーションに使用できます。ただし、このプロパティーを yes に設定すると、以下のような影響が出ます。
  • 名前検索の通常のステップで、編集時に参照が解決されなくても、EGL エディターは、解決されない参照をエラーとしてフラグを立てません。
  • 名前検索の通常のステップで、生成時に参照が解決されない場合は、 そのレコードまたは演算部を含んでいるプログラム、ライブラリー、または PageHandler の名前空間を検討することによって検索が続行されます。
  • 関数をコンテナー (プログラム、PageHandler、またはライブラリー) の物理的な内部でなく、EGL ソース・ファイルのトップレベルで宣言した場合、その関数がライブラリー関数を呼び出すことができるのは、以下の状態の場合だけです。
    • コンテナーに、ライブラリーを参照する use 文が含まれている
    • 呼び出し側関数内で、containerContextDependent プロパティーが yes に設定されている
  • プロパティーがレコード・パーツ内にある場合、しかもそのレコード・パーツが Java™ 用に生成される場合、そのレコード・パーツは、プログラムのパッケージ内にクラスとして生成されます。そのレコード・パーツが存在するファイルの中で指定されたパッケージ内には生成されません。

関連する概念
パーツの参照

ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2005.