EJB 注釈タグの追加

注釈ベースのプログラミング・タグは、 対象の EJB 内でメタデータのプロバイダーとして使用され、さらに、メタデータが、 必要に応じてその他のアプリケーションの成果物を生成するために使用されます。 これらのタグは、Javadoc コメントを追加する方法と同様の方法で、対象のコードに追加します。

注釈ベースのプログラミング・タグは、 エンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトの一部を形成します。
  1. クラス・レベルの注釈の追加は、 「新規 EJB プロジェクト」ウィザードを使用して行います。 「新規 EJB プロジェクト」ページで、 「拡張を表示 >>」プッシュボタンをクリックします。 「注釈付き Java クラスのサポートの追加」チェック・ボックスを選択します。



  2. 注釈付き Bean クラスの生成は、 「Enterprise Bean の作成」ウィザードを使用して自動的に生成できます。 「注釈付き Bean クラスの生成」チェック・ボックスを選択すると、デフォルトの注釈付き Bean クラスが作成されます。 注釈付き Bean クラスのコードは次のようになります。



このデフォルトの注釈付き Bean クラスは、 注釈プログラミングの以下の 3 つの基本部分を表します。
  • 最初のエレメントは次の句です。
    * Session Bean の MyBean 用の Bean 実装クラス

    この句は、このクラスの機能/目的を説明するソース・コード・コメントを表します。

  • 2 番目のエレメントには、次のアスタリスクと @ 記号が含まれています:
    * @

    "@" 記号は、この後に、処理する必要がある注釈が続くという意味です。

  • 3 番目のエレメントは、以下に示す、注釈タグの本体です。
    * @ejb.bean
    *  name="myBean"
    *  type="Stateless"
    *  jndi-name="ejb/ejbs/MyBeanHome"
    *  local-jndi-name="ejb/ejbs/MyBeanHome"
    *  view-type="both"
    *  transaction-type="Container"
    *

    このコードには、 追加の成果物を生成するために使用される注釈が入っています。 この場合、注釈は、コードが ejb.bean 型であり、 このタイプによって、エンタープライズ Java™ Bean に関連するデータが定義されることを指定します。 また、このタグは、パラメーターの 名前タイプJNDI 名ローカル JNDI 名ビュー・タイプ、 および トランザクション・タイプの値も指定します。

注釈タグによって指定された成果物は、実行時に生成されます。

関連参照

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