ページ・テンプレートとスタイル・シートは Web サイトの共通のルック・アンド・フィールをまったく異なる方法でコントロールしますが、ページ・テンプレートとスタイル・シートを、互いに補完する形で使用することができます。 例えば、ページ・テンプレートをサイトのレイアウトとコンテンツ領域をコントロールするために使用し、スタイル・シートをフォント・サイズや色といったタグの表示のコントロールに使用することができます。通常、 ページ・テンプレートは、ページのデータのロケーション をコントロールし、 スタイル・シートはデータの外観 をコントロールします。
ページ・テンプレートは、他のページのモデルとして使用されます。 テンプレートを作成するには、まず通常の Web ページを作成し、このページにピクチャー、テキスト、 テーブルなどのエレメントを追加します。 テンプレート上に配置されたすべてのエレメントが、テンプレートにリンクされた個々のページに表示されます。 これにより、各ページは必ず同じ外観になります。
次に、テンプレートにコンテンツ領域 を追加します。 コンテンツ領域とは、テンプレートで、個々のページそれぞれが独自のコンテンツを持つ部分のことです。 テンプレートにリンクされているページを開いた場合、テンプレートのコンテンツ領域内のみを編集することができます。
スタイル・シートは、Web ページ上のテキスト、テーブル、イメージなどのエレメントの外観をコントロールします。 例えば、サイトのすべての 1 次レベル見出しの色、サイズ、およびフォントを同じ設定にすることができます。 スタイル・シートで 1 次レベル見出しのテキストの定義を変更すると、各ページ上の一致するテキストがそれに合わせて変更されます。