エクササイズ 1.1: VIDEOS データベースの作成、および VIDEOS データベースへの接続
ここでは、VIDEOS データベースを作成し、データベースに接続してから、
ワークスペースにデータベースのコピーをインポートします。
VIDEOS データベースの作成
このチュートリアルのエクササイズでは、VIDEOS データベースのテーブルを使います。バッチ・ファイルを
実行すると、データベースを作成することができます。 VIDEOS データベース・テーブル用のデータを
含むバッチ・ファイルとソース・ファイルは、次のディレクトリーにある createVideos.zip
ファイルに含まれています:
installdir¥rwd¥eclipse¥plugins¥com.ibm.etools.sqlbuilder_version¥samples
ここで、installdir は、ユーザーのインストール・ディレクトリーです。
このチュートリアルでは、VIDEOS データベース作成のためのスクリプトで、Linux
オペレーティング・システム向けのものは提供しておりません。エクササイズのほとんどのステップに従って、
データベースとステートメントに必要に応じて調整を加えることによって、
ユーザー独自のデータベースを作成することができます。
- createVideos.zip ファイルを開き、新規ディレクトリーにファイルを解凍します。
- DB2 コマンド・ウィンドウを開きます。「スタート」>
「プログラム」>「IBM DB2」>「コマンド行ツール (Command Line
Tools)」>「コマンド・ウィンドウ (Command Window)」とクリックします。
- DB2 のコマンド・ウィンドウでは、ファイルを解凍したディレクトリーに変更します。
- 次のコマンドを入力します: createVideoStore.bat
データベース作成が進行中とのメッセージが表示された後、次のメッセージが表示されます。
DB200001 SQL コマンドは正常に完了しました。
(The SQL command completed successfully)
- VIDEOS データベースの作成をテストするには、次のコマンドを DB2 コマンド・ウィンドウに入力します。
db2 connect to videos
db2 select * from xmltest.rentals
xmltest.rentals テーブル (VIDEOS データベースの一部) の値がリストされ、
データベースが正常に作成されたことを示します。
データベースへの接続
SQL 照会を作成する前に、VIDEOS データベースに接続しておく必要があります。その後で、
ユーザーがローカルで作業できるようにデータベースのコピーをワークスペースにインポートします。
- 「データ」パースペクティブ (「ウィンドウ」>「パースペクティブを開く」
>「データ」) に切り替えます。
- 「データベース・エクスプローラー」ビュー内で右クリックして、ポップアップ・メニューの
「新規接続」をクリックします。
- 「新規データベース接続」ウィザードの先頭ページで、「DB2
別名の選択」をクリックしてから、「次へ」をクリックします。
- 「接続パラメーターの指定」ページで、ご使用のデータベース接続の情報を指定します。
- 使用したい JDBC ドライバーを選択します。
- 「別名」リストで、「VIDEOS」をクリックします。
- ご使用のオペレーティング・システムのユーザー ID
とパスワード (これがデフォルトです) を使用したくない場合は、そのチェック・ボックスをクリアしてから、使用したいユーザー
ID とパスワードを指定します。
- 「終了」をクリックします。
「データベース・エクスプローラー」ビューに、先ほど作成した VideoStore
接続が表示されます。
- データベース・メタデータをプロジェクトにコピーするようにプロンプトが出されたら、「はい」をクリックします。
データベースをローカルで処理するには、データベースのコピーをワークスペースにインポートする必要があります。
- 「プロジェクトにコピー」ウィンドウで、フォルダー名に
VideoStoreProject と入力してから、「終了」をクリックします。
- フォルダーを作成するようにプロンプトが出されたら、「はい」をクリックします。
- 「データ定義」ビューで、VideoStoreProject フォルダーと、ツリーでその下にある項目を展開します。
VIDEOS データベースは、VideoStoreProject プロジェクトの一部として表示されます。

これで、エクササイズ
1.2: テーブルを使った SELECT ステートメントの作成を始める準備完了です。