「クイック編集」ビュー

「クイック編集」ビューを使えばユーザーの HTML ファイルと JSP ファイルに短いスクリプトを追加できます。たとえば、JSP ページ上のボタン・タグを選んで、このボタンにクリック・イベントを関連付けてそれにスクリプトを追加します。

もし、「クイック編集」ビューがまだ開かれていない場合は「項目」を選択して開き、そしてポップアップ・メニューから「イベントの編集 (Edit Events)」 を選択します。 左側には、選択済みタグに関連付けられた「起こりうるイベント」のリストが表示されます。右ペインはスクリプト・エディターです。左側でイベントを選択した後で、そのイベントのためのスクリプトを次の方法の 1 つで追加することができます。
ヒント: 項目やテキストを「断片」ビューから「クイック編集」ビューにドラッグ・アンド・ドロップする前に、 「クイック編集」ビューの「コードの断片の挿入」命令がクリアされていることを確認してください。 この命令は、「スクリプト・エディター」ペイン内でクリックすることによりクリアすることができます。
ビュー・メニューからは以下のアクションを追加して行うことができます。

以下のアイコンは「クイック編集」ビュー内で使用される。

アイコン 名前 説明
「非スクリプト化クライアント・サイド・イベントのピクチャー」のアイコン 非スクリプト化クライアント・サイドのイベント (現在コードは存在しない) クライアント・サイド (Web ブラウザー) で実行されるであろうコード、たとえば、onclick、または onmouseover の JavaScript™
「スクリプト化クライアント・サイド・イベントのピクチャー」のアイコン スクリプト化クライアント・サイドのイベント (既にコードは存在する) クライアント・サイドで実行されるであろうコード、たとえば、onclick、または onmouseover の JavaScript
「非スクリプト化サーバー・サイド・イベントのピクチャー」のアイコン 非スクリプト化サーバー・サイドのイベント (現在コードは存在しない) サーバー・サイド (ホスト・サーバー) で実行されるであろうコード、たとえば、JSP スクリプトレット、JSF コマンド、値の変更されたイベント。
「スクリプト化サーバー・サイド・イベントのピクチャー」のアイコン スクリプト化クライアント・サイドのイベント (既にコードは存在する) サーバー・サイド (ホスト・サーバー) で実行されるであろうコード、たとえば、JSP スクリプトレット、JSF コマンド、値の変更されたイベント。

クライアント・サイドのイベントの場合、これらのイベントはユーザーが編集中のページに書き込まれます。サーバー・サイドの JSF イベントの場合、イベントはページ・コード・ファイルに書き込まれます。

「クイック編集」ビューでスクリプトを追加または変更するに従って HTML ファイルまたは JSP ファイルは即時に更新されます。ただし、JSF サーバー・サイド・コード・スクリプトを編集して、それから JSP ファイルを閉じた場合は変更が保管されない場合があります。 JSF サーバー・サイド・コードの変更が保管されていることを確認するために、スクリプトを編集するときに JSF サーバー・コードを含むファイルを開いてください。 スクリプトを開くためには、ポップアップ・メニューから「ページ・コードの編集 (Edit Page Code)」を選択します。

スクリプト記述イベントのほかに「クイック編集」ビューを使用して SCRIPT、jsp:scriptlet、jsp:expression、および jsp:declaration スクリプトを変更することができます。

関連概念
動的 Web プロジェクトおよびアプリケーション
Web パースペクティブ
Page Designer
プロパティー・ビュー
関連タスク
Web ページにスクリプト・イベントを追加する
「クイック編集」ビュー内に断片を追加する
「断片」ビューから断片を追加する。
スクリプト、コントロール、およびエフェクトを Web ページに追加する
Web ページにフォームを追加する
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2005.