EGL Java ランタイムのメッセージ・カスタマイズ

Java™ ランタイムにエラーが発生すると、 デフォルトで EGL システム・メッセージが表示されます。しかし、これらのシステム・メッセージごとに、またはサブセットに対して、 カスタマイズされたメッセージを指定することができます。

メッセージが必要な場合、EGL はまず、Java ランタイム・プロパティー vgj.messages.file で識別するプロパティー・ファイルを検索します。参照されるファイルの形式は、『プログラム・プロパティー・ファイル』および現行のトピックに説明されているように、 任意の Java プロパティー・ファイルと同じです。

多くの場合、システム・メッセージには、EGL が実行時に検索するメッセージ挿入用のプレースホルダーが含まれています。例えば、ご使用のコードがシステム関数に無効な日付マスクを提示する場合、メッセージには 2 つのプレースホルダーがあります。 1 つは、日付マスク自体用のプレースホルダー 0 であり、 もう 1 つは、システム関数の名前用のプレースホルダー 1 です。プロパティー・ファイル形式では、デフォルト・メッセージのエントリーは次のとおりです。
  VGJ0216E = {0} is not a valid date mask for {1}.
メッセージの語句を変更して、すべてまたは一部のプレースホルダーを任意の順序で組み込むことができますが、 プレースホルダーを追加することはできません。 有効な例は、次のとおりです。
  VGJ0216E = Function {1} was given invalid date mask {0}.

  VGJ0216E = Function {1} was given an invalid date mask.

プロパティー vgj.messages.file で識別されるファイルを開けない場合は、 致命的エラーが発生します。

メッセージ番号とその意味の詳細については、『EGL Java ランタイム・エラー・コード』を参照してください。

その他の詳細情報は、Java 言語資料で入手できます。

関連する概念
プログラム・プロパティー・ファイル

関連する参照項目
EGL Java ランタイム・エラー・コード
Java ランタイム・プロパティー (詳細)

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