統一モデリング言語 (UML) シーケンス図では、非同期メッセージの送信ポイントおよび受信ポイントをライフラインの間で移動して、送信イベントと受信イベントの間の時刻遅延を操作することができます。送信ライフラインと受信ライフラインの間に複数のメッセージが発生することがあります。
非同期メッセージをもつライフラインが含まれたシーケンス図を、図エディターで開く必要があります。
非同期メッセージの受取を遅らせるには、次のようにします。
- パレットで、「非同期メッセージ」をクリックします。
- メッセージを開始させたいソース・ライフラインをクリックし、そのメッセージを既存のメッセージと交差させてメッセージを終了させたいターゲット・ライフラインまで、最初は横方向に、次に縦方向にドラッグします。
- 次のいずれかのステップを実行します。
- ターゲット・ライフラインがクラスなどの構造分類子タイプのインスタンスを表している場合は、その操作の名前を入力し、「OK」をクリックします。
- ターゲット・ライフラインがアクターなどの非構造分類子タイプのインスタンスを表している場合は、選択されたメッセージを名前変更し、「OK」をクリックします。
ソース・ライフラインはブロックされず、送信イベントと受信イベントのポイントの間で相互作用が発生することがあります。