basicLibrary タイプのライブラリー・パーツには、プログラム、PageHandler、または他のライブラリーから使用できる一連の関数、変数、および定数が格納されます。ライブラリーを使用して、共通コードおよび値を、最大限再利用することをお勧めします。
タイプ指定 basicLibrary は、そのパーツがコンパイル可能単位内に生成され、ローカル実行用の EGL の値とコードを含んでいることを示しています。このタイプは、キーワード type が指定されなかったときのデフォルトです。 EGL で生成された Java™ プログラムからネイティブ DLL にアクセスするためのライブラリーを作成する方法の詳細については、『nativeLibrary タイプのライブラリー・パーツ』を参照してください。
ライブラリーは、そのライブラリーを使用するパーツとは別に生成されます。EGL ランタイムは、ライブラリー・パーツにアクセスする場合、ライブラリー・プロパティー alias の設定値を使用します。このプロパティーのデフォルト値は、EGL ライブラリー名です。
実行時には、ライブラリーは最初に使用されるときにロードされ、そのライブラリーにアクセスしたプログラムまたは PageHandler が (実行単位が終了したときのように) メモリーから離れたときにアンロードされます。実行時には、ライブラリーは最初に使用されるときにロードされ、実行単位が終了したときか、プログラム (セグメント化されている場合) が converse または forward 文を発行したとき、あるいは (CICS® において) あるトランザクションが別のトランザクションに制御を渡したときにアンロードされます。
PageHandler は、ロードされるたびにライブラリーの新しいコピーを取得します。また、別のライブラリーによって呼び出されたライブラリーは、呼び出し元のライブラリーが存続している間はメモリー内に存続します。
定数はそれを参照するプログラムおよび PageHandler でリテラルとして生成されるため、EGL 生成の Java コードでは、定数専用のライブラリーは、実行時にロードされません。