コンソール・ユーザー・インターフェース

コンソール・ユーザー・インターフェース (ConsoleUI) は、Windows または UNIX 画面上において、テキスト・ベース形式でデータを表示するテクノロジーです。このテクノロジーは、EGL 生成の Java プログラムでのみ使用可能であり、PageHandler では使用できません。このテクノロジーは、EGL 生成の Java プログラムでのみ使用可能であり、PageHandler または COBOL プログラムでは使用できません。

ConsoleUI により作成したインターフェースは、Windows 2000/NT/XP または UNIX X-windows 上で、ローカルにも、リモート端末セッションでも表示が可能です。

ConsoleUI は、テキスト・ユーザー・インターフェース (TextUI) とは明らかに異なり、この 2 つは同じプログラムで動作することはできません。

ConsoleUI の使用に際しては、基本的にプログラムを以下のようにコード化します。
  1. ConsoleUI パーツの基本となる変数のセット (常に利用可能なもの) を宣言する。ここで、ConsoleUI 特有のパーツを定義する必要はありません。
  2. 適切な EGL 関数を呼び出すときに引数として ConsoleUI 変数をインクルードすることで、 書式などのビジュアル・エンティティーを開く。代わりに、実行時に認識される名前を受け取る、displayFormByName のような EGL 関数を呼び出してビジュアル・エンティティーを開くこともできます。
  3. 特定のイベント (例えば、ユーザーのキー・ストロークなど) を特定のロジックに結合することで、ユーザーの相互作用を可能にする、EGL の openUI ステートメントのビジュアル・エンティティーを参照する。

ConsoleUI アプリケーションのユーザーは、任意のキーを押すことによって、スクリーン内の表示 と相互作用できますが、マウス・クリックは効きません。

ConsoleUI は、フィールドへのユーザー入力を受け取りますが、入力フィールドとプリミティブ型の変数間の対応である、 バインディング を指定した場合のみに限られます。EGL ランタイムの動作は、以下のとおりです。
ConsoleUI では、コードが一度に 1 行だけ読み書きする処理モードである行モード にあるユーザーと相互作用するも可能です。行モードの含意は、以下のとおりです。

ConsoleUI は、Informix 4GL 製品のユーザー・インターフェース・テクノロジーに相当します。

関連するタスク
consoleUI を持つインターフェースの作成

関連する参照項目
ConsoleUI パーツおよび関連する変数
UNIX 用の ConsoleUI 画面オプション
EGL ライブラリー ConsoleLib
openUI
ConsoleUI での new の使用

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