事前定義の疑似 JCL 置換変数

次の 2 つの表に、出荷されている EGL ビルド・スクリプト内で定義されている置換変数またはビルド・サーバーによって定義されている置換変数を示します。

EGL ビルド・スクリプト内で事前定義されている疑似 JCL 置換変数
名前 説明 デフォルト値
CCUEXTB ビルド・クライアントへ戻される、データベース・バインド印刷出力用のビルド・サーバー DD 文拡張子 1 CCUOUT
CCUEXTC ビルド・クライアントへ戻される、コンパイラー印刷出力用のビルド・サーバー DD 文拡張子 1 CCUOUT
CCUEXTL ビルド・クライアントへ戻される、リンケージ・エディター印刷出力用のビルド・サーバー DD 文拡張子 1 CCUOUT
CCUEXTP ビルド・クライアントへ戻される、SQL プリプロセッサー印刷出力用のビルド・サーバー DD ステートメント拡張子 1 CCUOUT
CCUEXTT ビルド・クライアント 1 へ戻される、CICS® 変換プログラム印刷出力用のビルド・サーバー DD 文拡張子 CCUOUT
EZEPID COBOL 生成用の ユーザー・データ・セットの高位修飾子。デフォルト値は、生成プログラムがビルド・サーバーに渡す EZEPID 環境変数によって オーバーライドされます。 USER
COBCICS LE CICS ランタイム・ライブラリーの名前 SYS1.SCEECICS
COBCOMP COBOL コンパイラー・ライブラリーの名前 SYS1.IGY.SIGYCOMP
COBLIB LE リンク・エディット・ライブラリーの名前 SYS1.SCEELKED
DATA 作業用ストレージに 24 ビットまたは 31 ビット・アドレッシングを使用するための、コンパイラーおよびリンケージ・エディターのオプション 31
DFHLOAD CICS ロード・ライブラリーの名前 CICS.CICS410.PD09850.SDFHLOAD
DSNEXIT DB2® DSNEXIT ライブラリーの名前 DSN6.DSNEXIT
DSNLOAD DB2 DSNLOAD ライブラリーの名前 DSN6.DSNLOAD
ELA Enterprise Developer Server の ランタイムの高位修飾子 ELA.VSR0M0
MBR 生成される出力およびそこから構築されるランタイム・パーツに使用する外部 (システム依存) 名 TEMPNAME
RGN 領域サイズ 4096K
SOUT SYSOUT 割り当て *
SPOPT CICS/ESA® システム・プログラミングの変換プログラム・オプション &COMMA.SP
SUFF CICS プログラム名接尾部 1$
SYSTEM COBOL 生成ユーザー・データ・セット名の中間修飾子。これは、生成ターゲット環境の名前と同じである必要があります。 ZOSCICS
WSPC 1 次および 2 次スペース割り振り 2500
注:
  1. 有効な値は以下のとおりです。
    CCUOUT
    external_name.step_name.DD_name というファイルとしてクライアントへ戻される
    CCUSTD
    標準出力としてクライアントへ戻される
    CCUERR
    標準エラーとしてクライアントへ戻される
ビルド・サーバーによって事前定義された疑似 JCL 置換変数
名前
COMMA コンマ (,)。 コンマは割り当てリストの区切り文字なので、置換変数に使用することはできません。
DEP 従属ファイル の名前 (例えば、myprogram.led myprogram.ppt)
INPUT 入力ファイル の名前 (パスと拡張子を廃棄して z/OS に準拠する名前に変換した後)。例えば、src/hello.obj hello1.obj と入力した場合、実際の入力データは HELLO HELLO1 になります。
OUTPUT 出力ファイルの名前
PARM NULL。 (EGL 生成プログラムを実行した場合、この変数は設定されません。)
SP シングル・スペース文字

ビルド・サーバーによって設定された疑似 JCL 変数はオーバーライドしないでください。

関連する概念
ビルド
ビルド・スクリプト
ビルド・サーバー
疑似 JCL 置換変数

関連するタスク
z/OS 用の EGL ビルド・スクリプトの変更
疑似 JCL 置換変数の設定と組み込み

関連する参照項目
EGL 生成用の事前定義シンボリック・パラメーター
疑似 JCL 構文
シンボリック・パラメーター

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