IE (Information Engineering) および IDEF1X (Integration Definition for Information Modeling) 表記のデータ図には、特定の仕様に合ったセマンティクスおよび表記があります。
IE および IDEF1X 表記のデータ図を使用すると、既存のデータベース・アプリケーションを検査、理解、および変更することができ、また新しいデータベース・アプリケーションを設計することができます。
たとえば、既存データベース・アプリケーションの IE および IDEF1X 表記のデータ可視化図をソース・コードから作成すると、データベース管理者が作成したスキーマの理解が可能になり、また Enterprise JavaBeans™ (EJB) のエンティティー Bean がどのようにデータベース・テーブルにマップされるかを理解することができます。 IE および IDEF1X 表記のデータ図を使用すると、アプリケーション内の既存データ・オブジェクトのサブセットを使用して独自のコンテキストを作成し、理解、コラボレーション、および設計に役立てることができます。 IE および IDEF1X 表記図の中の既存データ・オブジェクトを変更し、基礎となるソース・コードを図エディターから更新することができます。また、IE および IDEF1X 表記のデータ図を作成して、新しいデータベース・アプリケーションを開発することもできます。