Java™ ランタイム時にエラーが発生すると、EGL は、システム変数 sysVar.errorCode にエラー・コードを入れ、大部分の場合、そのエラー・コードと同じ ID を持つメッセージを提示します。この EGL メッセージの代わりに、カスタマイズしたメッセージを表示することができます。詳細については、『EGL Java ランタイムのメッセージ・カスタマイズ』を参照してください。
エラー状況は次のとおりです
この場合、メッセージ ID は VGJ で始まります。
次の表に、Java アクセス関数で割り当てられたエラー・コードを示します。他のエラー・コードは、以下のセクションで示します。
次の表に、Java アクセス関数で割り当てられたエラー・コードを示します。
sysVar.errorCode の値 | 説明 |
---|---|
00001000 | 呼び出されたメソッドによって、 またはクラスの初期化の結果として、例外がスローされました。 |
00001001 | オブジェクトが NULL でした。 または指定された ID がオブジェクト・スペース内にありませんでした。 |
00001002 | 指定した名前の public メソッド、フィールド、またはクラスが存在しないか、ロードできません。 |
00001003 | EGL プリミティブ型が、Java で予期される型と一致しません。 |
00001004 | メソッドが NULL を戻したか、メソッドが値を戻さないか、 またはフィールドの値が NULL でした。 |
00001005 | 戻り値が戻り項目の型に一致しません。 |
00001006 | NULL へキャストする引数のクラスをロードできませんでした。 |
00001007 | メソッドまたはフィールドに関する情報取得の試行中に、SecurityException または IllegalAccessException がスローされました。 または、final 宣言されたフィールドの値を設定しようとする試みがなされました。 |
00001008 | コンストラクターを呼び出すことができません。 クラス名はインターフェースまたは抽象クラスを参照しています。 |
00001009 | クラス名ではなく、ID を指定する必要があります。メソッドまたはフィールドが静的ではありません。 |
他のエラー・コードの詳細は、 現行のトピックの下にあるヘルプ・システム・ナビゲーションを検討すると入手できます。 CSO、EGL、または VGJ で始まる特定のエラー・コードの詳細を見つける場合、ヘルプ・システム検索機能を使用してください。
関連する参照項目
入出力エラー値
EGL Java ランタイムのメッセージ・カスタマイズ
errorCode