プログラム実行のフェーズの識別

プログラム実行中の計算期間およびアクティブでない期間は、プロファイル・ツールの「実行フロー」ビューを使用して、簡単に識別することができます。 前提条件:

「実行フロー」ビューを開くには、次のようにします。

  1. 「プロファイル・モニター」ビューで、モニター・リソースまたはエージェント・リソースの いずれかを選択します。 
  2. 右クリックして、「アプリケーションから開く」>「実行フロー」と選択します。「実行フロー」ビューが開きます。

非アクティブ期間の識別

非アクティブ期間とは、アクティブ・スレッドのない期間を指します。 非アクティブ期間は、グラフ上では色の付いていないバーで示されます。 右側に、読み取り時間 (秒単位) が示されます。 読み取り時間は状況表示行で調べることもできます。

下部に大きなオープン・エリアがある 3 つのバー (右側に表示される数字は、9、9.5、10、10.5、11、11.5、12、12.5、13.0 と増分して読み取られる)

プログラムのシャットダウンは、(プログラムがまだモニターされている場合には) main に対応するバーの下部で示されます。

計算の識別

計算の間の実行のフローを調べる手順は、以下のとおりです。

  1. 「ズームイン」ツール  「ズームイン」アイコン をクリックして使用可能にし、このツールを使用して main 内のメソッド呼び出しのシーケンスを拡大します。
  2. あるいは、「ズームの選択」ツール 「ズームの選択」アイコン を クリックして、マウス・ポインターをクリックおよびドラッグし、エリアを拡大することもできます。
  3. 任意のメソッドのストライプ上でカーソルを移動させると、状況表示行にそのメソッドに関する詳細が表示されます。

関連概念
プロファイル・ツールの概説
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関連タスク
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アクティブ・スレッドの識別
チュートリアル: Java プロセスのプロファイル・データの分析