汎用ログ・アダプターは、ユーザーがアプリケーション・ログ・ファイルを処理し、その内容を 共通ベース・イベント・フォーマットに変換するためのフレームワークを提供します。このフォーマットは、 ロギング、管理、問題判別、およびオートノミック・コンピューティングに使用できます。 アプリケーション・ログ・ファイルの処理に使用されるカスタム・コンポーネントを作成することによって、 このフレームワークを拡張することができます。
汎用ログ・アダプターによる変換は、コンテキストおよびログ・ファイルを処理する一連のコンポーネント によって行われます。ログ・ファイルの処理をカスタマイズできるようにするために、センサー、 抽出、パーサー、フォーマッター、アウトプッターなどのコンポーネントが提供されています。 汎用ログ・アダプターが提供するコンポーネントがユーザーの要件と完全には一致しない場合、 要件に適合するように汎用ログ・アダプターを拡張できます。カスタム・コンポーネントを作成し、 コンテキストに入れることができます。カスタム・コンポーネントは、既存のコンポーネントに追加して 使用できます。また、既存のコンポーネントの代わりに使用することもできます。
以下のステップに従って、汎用ログ・アダプターを拡張します。
関連概念
Hyades 汎用ログ・アダプターの概説
共通ベース・イベント・フォーマットの仕様
関連タスク
プラグイン・マニフェスト・ファイルの構成
ログ・パーサーの作成
規則ベース・アダプターの作成
関連参照
アダプター構成ファイルの構造
アダプター構成エディター
正規表現グラマー
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