システム分析者 の役割は、システムの機能の概要やシステムの範囲を決定して、要求の抽出とユース ケース モデリングを指揮、調整します。たとえば、どのようなアクターが存在するかを識別したり、これらのアクターがシステムとやり取りを行うときにどんなユース ケースを必要とするかを判断します。


トピック

 
用語集
用語集


利害関係者の要望
利害関係者の要望


絵コンテ
絵コンテ


開発構想
開発構想


補足仕様書
補足仕様書


ユース ケース モデル
ユース ケース
モデル

 
担当業務
 

システム分析者
システム分析者

開発構想の作成
開発構想の作成


利害関係者の要望の顕在化
利害関係者の要望の顕在化


共通語彙の把握
共通語彙の把握


アクターとユース ケースの獲得
アクターとユース
ケースの獲得


ユース ケース モデルの構成
ユース ケース
モデルの構成

 
 
 
修正する
 
ユース ケース
ユース ケース


アクター
アクター


ユース ケース パッケージ
ユース ケース
パッケージ

     


説明 ページの先頭へ

関連情報 ページの先頭へ

以下に、この役割に関連する追加情報へのリンクを示します。

 

要員配置 ページの先頭へ

スキル ページの先頭へ

システム分析者 の役割を担当するメンバーは、第一に、問題や機会を識別し、理解する専門家である必要があります。 これには、解決すべき主な問題や、実現すれば利益が得られる機能などに関する要望を、明確に表現する能力も含まれます。

これに加え、よい進行役であることや、平均以上のコミュニケーション能力を備えていることも必要です。 ビジネスと技術に関する知識は、この役割を担当する際に役に立つ追加のスキルですが、 チーム内の各個人が新しい情報をすばやく吸収して理解する能力を備えている場合は、これらのスキルをそれほど重要視する必要はありません。 プロジェクト チームの中心的な役割として、この役割の担当者には、ほかのチーム メンバーと効果的に協調作業できる素養も要求されます。

役割の割り当て方法 ページの先頭へ

システム分析者 の役割は、次のように割り当てられます。

  • 1 人または複数のメンバーを割り当て、システム分析者 の役割だけを担当させます。 これは、一般的に採用される方法で、大規模なチームや、要求が特に複雑で顕在化が困難な場合、開発構想書の定義や管理が非常に難解である場合に適しています。
  • 1 人のメンバーを割り当て、システム分析者 と、テスト管理者または導入管理者の両方の役割を担当させます。 この方法は、小規模で要員が限られたテスト チームに適しています。 これらの両方の役割を担当するメンバーは、管理と統率に関する十分なスキルを備えている必要があります。また、対象領域に関する事前知識があり、その理解を広げていく能力も必要です。

補足資料 ページの先頭へ

詳細については、参考資料のページを参照してください。



Rational Unified Process   2003.06.15