トピック

説明

依存関係の重要な用途は、コンパイル依存関係を表現することです。コンパイル依存関係は、ある要素から、それをコンパイルするために必要な要素に対して存在しています。たとえば、C++ では、コンパイル依存関係は #include 文で示します。Ada では、コンパイル依存関係は with 節で示します。Java では、コンパイル依存関係は import 文で示します。一般に、循環的なコンパイル依存関係が存在してはなりません。

例 1:

次のコンポーネント図は、ソース ファイル間のコンパイル依存関係を示します。Invoicing_UI (先頭) をコンパイルするには Invoice が必要であり、Invoice は Order を必要とします。

図 1: コンパイル依存関係の例 (一般的)



Rational Unified Process   2003.06.15