トピック

概論To top of page

これらのガイドラインでは、JSP カスタム・タグを使用するタイミング、モデリングの方法、関連する設計上の考慮事項について説明します。

JSP カスタム・タグについて詳しくは、『概念: Java Server Page カスタム・タグ』を参照してください。

JSP カスタム・タグの識別 To top of page

JSP カスタム・タグは、Java 実装と JSP ページの間の接着剤の役割を果たすシンプルな Java クラスです。カスタム・タグは、JSP ページでの Java コードの使用を最小限にする方法です。Java 開発と Web 設計の分離が必要なプロジェクトでは、JSP カスタム・タグを使用すると、JSP ページから Java コードが減り、Web 設計者から Java コードを隠すことができます。

JSP カスタム・タグのモデリング To top of page

JSP カスタム・タグはシンプルな Java クラスとしてモデリングされます。UML では、ステレオタイプ <<JSPTag>> によって、ほかの Java クラスと区別します。

JSPTag を表す UML ダイアグラムの例

並行性To top of page

タグ・ハンドラーは、(サーブレットなどとは異なり) 一度に 1 つのスレッドから使用されます。ただし、カスタム・タグの異なるインスタンス上で動作する複数のスレッドが存在する可能性があります。開発者は、並行性の問題を避けるため、共有リソース (静的データなど) へのアクセスは慎重に行う必要があります。

クリーンアップTo top of page

タグ・ハンドラーは、Web コンテナーでプールして再利用できます。タグ・ハンドラーは、リソースが必要になると、doStartTag() で作成されます。開発者は、再利用の前に release() を実装し、リソースをクリーンアップする必要があります。




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Rational Unified Process   2003.06.15