メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計の詳細

このトピックでは、メッセージ・フローに関して収集される統計について示します。

使用可能な詳細は、以下のとおりです。

メッセージ・フローの統計
実行グループの各メッセージ・フローごとに 1 つのレコードが作成されます。 それぞれのレコードには、次の詳細情報が含まれています。
  • メッセージ・フローおよび UUID
  • 実行グループ名および UUID
  • ブローカー名および UUID
  • データ収集の開始および終了時刻
  • 収集されたデータのタイプ (スナップショットまたはアーカイブ)
  • メッセージ処理にかかった CPU 時間および経過時間
  • 入力を待機した CPU 時間および経過時間
  • 処理されたメッセージ数
  • メッセージ・サイズの最大、最小、および平均値
  • 使用可能なスレッド数、および同時に割り当てられる最大数
  • コミットおよびバックアウトされたメッセージ数
  • アカウンティング起点
スレッドの統計
メッセージ・フローに割り当てられたスレッドごとに、1 つのレコードが作成されます。 それぞれのレコードには、次の詳細情報が含まれています。
  • スレッド番号 (これには意味はなく、識別のためにのみ使用されます)
  • メッセージ処理にかかった CPU 時間および経過時間
  • 入力を待機した CPU 時間および経過時間
  • 処理されたメッセージ数
  • メッセージ・サイズの最大、最小、および平均値
ノードの統計
メッセージ・フローの各ノードごとに、1 つのレコードが作成されます。 それぞれのレコードには、次の詳細情報が含まれています。
  • ノード名
  • ノード・タイプ (たとえば、MQInput)
  • メッセージ処理にかかった CPU 時間
  • メッセージ処理にかかった経過時間
  • ノードが呼び出される回数
  • 処理されたメッセージ数
  • メッセージ・サイズの最大、最小、および平均値
ターミナルの統計
ノード上の各ターミナルごとに、1 つのレコードが作成されます。 それぞれのレコードには、次の詳細情報が含まれています。
  • ターミナル名
  • ターミナル・タイプ (入力または出力)
  • メッセージがこのターミナルを経由して伝搬される回数

詳細については、関心をお持ちの出力フォーマットに関する説明を参照してください。

関連概念
メッセージ・フローの概要
メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計データ
関連タスク
メッセージ・フローの開発
メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計データの収集
関連資料
mqsichangeflowstats コマンド
mqsireportflowstats コマンド
メッセージ・フローのアカウンティングおよび統計データの形式
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 10/31/2005
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