構成マネージャー・プロキシー

構成マネージャー・プロキシー (CMP) とは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの一種で、アプリケーションでこれを使用すると、構成マネージャーへのリモート・インターフェースによりブローカー・ドメインを制御できます。

CMP を構成する Java クラスのセットにより、構成マネージャーの機能やリソースへの完全アクセス権がアプリケーションに与えられます。 たとえば、CMP を使用すると、構成マネージャーと対話して以下のことを行えます。
CMP は、ユーザー・アプリケーションの Java 仮想マシン (JVM) の内部で、論理的にユーザー・アプリケーションと構成マネージャーの間に位置する Java クラスの軽量セットです。機能させるためには、以下に示されている Java の WebSphere MQ クラスが必要になります。


CMP アプリケーションは、構成マネージャー (WebSphere MQ Java バインディング・トランスポートを使用するキュー・マネージャーへの JNI) と同じ物理マシン上に置くこともできますし、TCP/IP ネットワーク上 (WebSphere MQ Java クライアント・トランスポートを使用する WebSphere MQ SVRCONN チャネル) に分散して置くこともできます。

CMP は、同じアプリケーション内から複数の構成マネージャーと通信することが可能です。


API を使用すると、以下の製品の構成マネージャーへの接続および操作が可能になります。

バージョン 5.0 の構成マネージャーにより制御されるドメインは、バージョン 2.1 とバージョン 5.0 のブローカーを含めることができ、いずれのバージョンに対しても CMP でデプロイできます。さらに、物理マシンごとにバージョン 5.0 の構成マネージャーを 1 つだけしか実行できませんが、単一の CMP アプリケーションが複数のバージョン 5.0 の構成マネージャーに接続することは可能です。

関連概念
構成マネージャー
関連タスク
構成マネージャー・プロキシー Java API を使用するアプリケーションの開発
関連情報
WebSphere Message Brokers 構成マネージャー・プロキシー API
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 10/31/2005
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