構成タスクの許可

許可は、システム・リソースへのアクセスを認可したり拒否したりするプロセスです。 WebSphere Event Broker の場合、許可は WebSphere Event Broker リソースへのアクセス許可を誰が持つかを制御すること、および これらのリソースを使って作業しようとするユーザーに、それを行うために必要な権限を持つかどうか を確認することが関係しています。

許可が必要なタスクの例は、次のとおりです。

既存のリソースに応じた許可

システム管理者は、ローカル・グループmqbrasgnmqbrdevtmqbrops、および mqbrtpic との作業を継続する決定を下し、ワークベンチからリソースへのアクセスを保護するかもしれません。 バージョン 6.0 のセキュリティー機能を使用する場合、すでに存在するリソースへのアクセスが必要であれば、作業するユーザー ID をそのリソースのアクセス制御リスト (ACL) に含めなければなりません。

リソース、例えばブローカーを作成する許可を得るには、Administrator ローカル・グループのメンバーでなければなりません。

WebSphere Event Broker のセキュリティー・アーキテクチャーは、プラットフォームに依存しません。 異機種混合の環境で作業中である場合、WebSphere Event Broker タスクに定義するすべてのプリンシパルを、必ず 8 文字以下に制限してください。 Windows 専用環境の場合は、最大 12 文字でプリンシパルを作成することができますが、8 文字より長い名前を使用するのは、後で WebSphere Event Broker ネットワークに LinuxUNIX、または z/OS システムを含めないことが確実な場合のみにしてください。

関連概念
ランタイム・リソースのセキュリティー
関連タスク
ブローカー・ドメインのセキュリティーのセットアップ
トピック・ベースのセキュリティーの使用可能化
関連資料
管理用タスクでのセキュリティーの要件
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 10/31/2005
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