メッセージ・フローに Oracle データベースとの対話が含まれている場合、 メッセージ・フロー内の他のアクションとの間でデータベース更新を調整するには、 ブローカーを構成してそれらの更新を管理します。
始める前に:
このタスクを完了するには、以下のタスクを完了している必要があります。
Export EXTSHM=ON
db2set DB2ENVLIST=EXTSHM
db2stop
db2start
ブローカーを停止します。すべてのブローカー環境のプロファイルで Export EXTSHM=ON を指定します。
ブローカーを再始動します。
XAOpenString に指定される TOC (Thread of Control) は、リソース・マネージャー (DB2) が実行するモードを決定します。 ThreadOfControl スタンザは、トランザクション・マネージャー (WebSphere MQ) が実行するモードを指定します。 どちらも確実に THREAD モードで実行させるには、明示的な値を指定してください。
整合トランザクションで DB2 を使用したい場合には、以下のようにします。
独自のファイルを作成したい場合は、 「WebSphere MQシステム管理ガイド」の『DB2 構成』セクションにある指示に従ってください。 本書の中にも、XA リソース定義の構成方法に関する詳しい情報があります。
次の例は、UNIX システム上の qm.ini ファイル内の XAResourceManager スタンザに何を組み込まなければならないか、および Windows の場合のこれに相当する情報を示しています。
UNIX (AIX、HP-UX、Linux (x86 プラットフォーム)、および Solaris) の場合:
XAResourceManager: Name=DB2 SwitchFile=install_dir/sample/xatm/db2swit XAOpenString=db=yourdatabase,uid=youruserid,pwd=yourpassword,toc=t XACloseString= ThreadOfControl=THREAD
Windows 上では、ご使用の WebSphere MQ キュー・マネージャーのプロパティー・ダイアログの「リソース」ページに、次の値を設定します。 この例では、WebSphere Message Broker をディレクトリー C:¥WMQI にインストールしたと想定しています。
SwitchFile: C:¥wmqi¥sample¥xatm¥db2swit.dll XAOpenString=db=yourdatabase,uid=youruserid,pwd=yourpassword,toc=t ThreadOfControl=THREAD
次の例は、UNIX システム上の qm.ini ファイル内の XAResourceManager スタンザに何を組み込まなければならないか、および Windows の場合のこれに相当する情報を示しています。
UNIX (AIX、HP-UX、Linux (x86 プラットフォーム)、および Solaris) の場合:
ln –s install_dir/sample/xatm/db2swit /var/mqm/exits/db2swit
以下のコードを qm.ini ファイルの XAResourceManager スタンザに組み込みます。
XAResourceManager: Name=DB2 SwitchFile=db2swit XAOpenString=db=yourdatabase,uid=youruserid,pwd=yourpassword,toc=t XACloseString= ThreadOfControl=THREAD
Windows 上では、ご使用の WebSphere MQ キュー・マネージャーのプロパティー・ダイアログの「リソース」ページに、次の値を設定します。 この例では、WebSphere Message Broker をディレクトリー C:¥WMQI にインストールしたと想定しています。
SwitchFile: C:¥wmqi¥sample¥xatm¥db2swit XAOpenString=db=yourdatabase,uid=youruserid,pwd=yourpassword,toc=t ThreadOfControl=THREAD
整合トランザクションで DB2 を使用したい場合には、以下のようにします。
独自のファイルを作成したい場合は、 「WebSphere MQシステム管理ガイド」の『DB2 構成』セクションにある指示に従ってください。 本書の中にも、XA リソース定義の構成方法に関する詳しい情報があります。
次の例は、UNIX システム上の qm.ini ファイル内の XAResourceManager スタンザに何を組み込まなければならないかを示しています。
UNIX (AIX、HP-UX、および Solaris) の場合:
ln –s install_dir/sample/xatm/db2swit64 /var/mqm/exits64/db2swit64
以下のコードを qm.ini ファイルの XAResourceManager スタンザに組み込みます。
XAResourceManager: Name=DB2 SwitchFile=db2swit64 XAOpenString=db=yourdatabase,uid=youruserid,pwd=yourpassword,toc=t XACloseString= ThreadOfControl=THREAD