メッセージ・フィールドにデータベース情報を取り込む

このタスクを完了する前に、ツールを使用することにより、またはメッセージ構造ファイル (たとえば C ヘッダーまたは XML スキーマ定義ファイル) をインポートすることにより、適切なメッセージ・モデルを作成してください。 また、以下の構造を持つメッセージ・フローも作成します。
MQInput > Mapping ノード > MQOutput
入力メッセージには、データベース・キーに対応するフィールド、およびキー値に対応するデータベースからのデータを取り込むフィールドが含まれます。 この例で使用されるメッセージ・モデルは、以下のとおりです。
simple   (message)
 int   (xsd:int)
 str   (xsd:str)
この例で使用されるデータベースは、以下のとおりです。
名前 (別名)  MAPDB  (ODBC 使用可能)

表   MAPTEST
  列       NAME  varchar(20)
  列       VALUE integer
このタスクでは、データベースをシステムに定義した後、マッピングをセットアップする必要があります。
  1. 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブに切り替えます。
  2. データベースをシステムに定義します (ステップ 3 から 8):
  3. メニューで「ファイル」 > 「新規」 > 「RDB 定義ファイル」をクリックします。
  4. 最初のダイアログで、「接続名」をデータ・ソース名 MAPDB に設定し、「次へ」をクリックします。
  5. 「別名」ドロップダウンから MAPDB を選択し、正確なユーザー名およびパスワード (ブローカーが使用するもの) を入力します。
  6. 「接続のテスト」をクリックします。 「OK」をクリックしてから、「完了」をクリックします。 ポップアップ・メッセージ Connection to MAPDB is successful (MAPDB への接続が成功しました) が表示されます。
  7. 「OK」をクリックしてから、「完了」をクリックします。 指定されたフォルダーへ定義をコピーするためのダイアログが表示されます。
  8. 「ブラウズ」をクリックし、ご使用のフローを含むフォルダーを選択して、「完了」をクリックします。
  9. マッピングをセットアップします (ステップ 10 から 26):
  10. Mapping ノードに関して、メニューから「マップをオープン」を選択します。
  11. デフォルトのプロジェクトおよび名前を受け入れて、「次へ」をクリックします。
  12. デフォルトの使用法を受け入れて、「次へ」をクリックします。
  13. デフォルトの設定値を受け入れて、「次へ」をクリックします。
  14. ソース・ペインで、メッセージ simple を選択し、ターゲット・ペインで simple を選択して、「完了」をクリックします。
  15. マップ・スクリプト | 値表 (下) で、$target を選択し、右クリックして、メニューから「データ・ソースの選択」をクリックします。
  16. ダイアログから MAPDB を選択し、「完了」をクリックします。
  17. 接続ペイン (上部) で、+ ボックスをクリックすることによって、ソースおよびターゲットのツリーをオープンします。
  18. ソース・ペインで simple ツリーをオープンします。
  19. ターゲット・ペインで simple ツリーをオープンします。
  20. ソース・ペインで str を選択し、それをターゲット str までドラッグします。 接続が表示されます。
  21. ソース・ペインで $db:select をオープンし、 次いで MAPDB ツリー、次いでスキーマ (おそらくご使用のユーザー ID) ツリー、さらに表 (MAPTEST) ツリーをオープンします。
  22. ソース・ペインで VALUE を選択し、それを int までドラッグします。 接続が表示されます。
  23. マップ・スクリプト | 値表 (下) で、$db:select + ボックスをクリックすることによって、ツリーをオープンします。
  24. for 項目が値 $db:select を伴って表示されます。これは、データベースから選択された値を繰り返し、これをオープンした後、$target をオープンすることを意味します。
  25. simple ツリーをオープンします。 int フィールドには値 $db:select.MAPDB.MQSI.MAPTEST.VALUE があります。これは、MAPTEST 表内の VALUE 列からのデータを識別します。
  26. $db:select 項目には、値 fn:true() があります。 これを $db:select.MAPDB.MQSI.MAPTEST.NAME=$source/simple/str に設定して、NAME 列が入力 str1 フィールドと同じである項目だけが、データベースから選択されるようにします。
  27. たとえば、「ファイル」 > 「保管」をクリックするか、または「ディスク」アイコンをクリックすることによって、マッピングを保管します。
現在、入力メッセージには、データベース・キーに対応するフィールド、およびキー値に対応するデータベースからのデータが取り込まれたフィールドが含まれています。
関連概念
メッセージのソースおよびターゲット
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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