多対多のカーディナリティー

多対多マップは、多数のソースと多数のターゲット間の関連であり、ソースをデータベースにマップする際に使用されます。

このタイプのマッピングは、単一の行統一とともにバインドされる関連エレメントのグループに対して、アクションを実行させます。このタイプのマップでは、各ターゲットとそのソース (それぞれのターゲットには同数でないソースがあり得る) 間の関連を明確にする操作を指定することが必要です。 多対多マップは、WHERE 文節を使用して、メッセージをデータベースに関連付ける 1 つの方法です。 DataUpdate ノード ノードと DataInsert ノード ノードは、多対多マッピングをサポートします。

多対 1 または多対多マップの作成時に、複数のエレメントを処理して 1 つのターゲット・エレメントに挿入する方法を定義する必要があります。 たとえば、複数のソース・エレメントを連結したり、数学関数 (または式) をそれらに適用する必要があることがあります。

以下に例を示します。

UPDATE Tbl
	SET col1 = Op1(a, b, c);
	SET col2 = Op2(a, b, c);
	SET col3 = Op3(a, b, c):

WHERE Condition(a, b, c);
ソース (メッセージ) ターゲット (データベース表の行)
Msg
  • a
  • b
  • c
  • col1
  • col2
  • col3

この例では、Op1、Op2、および Op3 はフィールド a、b、および c で実行される任意の操作です。

このマップは、複数の多対 1 マッピングを使用し、WHERE 文節をコピーすることによっても定義できます。

関連概念
メッセージのソースおよびターゲット
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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