複数エレメントの反復エレメントへのマッピング

このタスクを完了する前に、ツールを使用することにより、またはメッセージ構造ファイル (たとえば C ヘッダーまたは XML スキーマ定義ファイル) をインポートすることにより、適切なメッセージ・モデルを作成してください。 また、以下の構造を持つメッセージ・フローも作成します。
MQInput > Mapping ノード > MQOutput

この例で使用されるメッセージ・モデルは、以下のとおりです。

入力
stype   (message)
 datval  (xsd:dateTime)
 durval  (xsd:duration)
 intval  (xsd:int)
 strval  (xsd:string)
出力
repstr   (message)
  str1  (xsd:string, minOcc=2, maxOcc=4)
  1. 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブに切り替えます。
  2. Mapping ノードに関して、メニューから「マップをオープン」を選択します。
  3. デフォルトのプロジェクトおよび名前を受け入れて、「次へ」をクリックします。
  4. デフォルトの使用法を受け入れて、「次へ」をクリックします。
  5. 「データベース内のレコードに基づく」を選択解除して、「次へ」をクリックします。
  6. ソース・メッセージ stype およびターゲット・メッセージ repstr を選択して、「完了」をクリックします。
  7. 接続ペイン (上部) で、+ ボックスをクリックすることによって、ソースおよびターゲットのツリーをオープンします。
  8. ソース・ペインで stype をオープンし、ターゲット・ペインで repstr ツリーをオープンします。
  9. ソース・ペインの datval を左クリックして、ターゲット・ペインの str1 までドラッグします。 線がそれらを結びます (他のソース・フィールドを単一ターゲットにドラッグすることはできません)。
  10. マップ・スクリプト | 値表 (下) で、$target + ボックスをクリックすることによって、ツリーをオープンします。
  11. repstr ツリーをオープンします。 str1datval へのマッピングが表示されるはずです。
  12. str1 を選択した後、右クリックし、メニューから「インスタンス・グループの追加」を選択します。 「グループ・インスタンスの追加」ダイアログがオープンします。
  13. 「グループ・インスタンスの追加」ダイアログで、「追加されるインスタンス数」フィールドに値 3 を入力し、「OK」をクリックします。 この時点で、表は 4 つの str1 項目を表示しています。
  14. 最初の str1 の値列を選択し、それを xs:string($source/stype/datval) に変更します。 これは、入力 dateTime 値をストリングにキャストします。
  15. 表内の 2 番目の str1 の値列を選択し、xs:string($source/stype/durval) を入力します。 対応する接続が上部ペインに表示されます。
  16. 表内の 3 番目の str1 の値列を選択し、xs:string($source/stype/intval) を入力します。 対応する接続が上部ペインに表示されます。
  17. 表内の 4 番目の str1 の値列を選択し、$source/stype/strval を入力します。 対応する接続が上部ペインに表示されます。
  18. たとえば、「ファイル」 > 「保管」をクリックするか、または「ディスク」アイコンをクリックすることによって、マッピングを保管します。
ソース・メッセージには、ターゲット内の反復エレメントのインスタンスにそれぞれマップされている、いくつかのエレメントが含まれます。
関連概念
メッセージのソースおよびターゲット
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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