テスト・クライアント「イベント」タブ

テスト・クライアント「イベント」タブを使用して、テスト・メッセージのプロパティーおよび内容を編集できます。 また、テストを実行するときに、「イベント」タブにテスト・イベントを表示することもできます。

目的

「イベント」タブを使用して、テスト・メッセージを編集して送信し、テストの結果をモニターすることができます。

「メッセージ・フロー・テスト・イベント」

「イベント」タブの「メッセージ・フロー・テスト・イベント」セクションには、テスト実行の状況および履歴が表示されます。
メッセージ・フローの起動
「メッセージ・フローの起動」イベントは、選択したメッセージ・フローを開始します。 メッセージ・フローの選択は、選択したメッセージ・フローの入力ノードによって定義されます。 「メッセージ・フローの起動」から、空のテスト・メッセージを使用して新しいテスト実行を開始することもできます。 メッセージ内容を入力して、実行を開始できます。
開始
開始イベントは、テストの実行開始を示します。
メッセージの送信
「メッセージの送信」イベントは、メッセージが送信中であることを示します。
モニター
「モニター」イベントは、メッセージを出力ノード・モニターで受け取ったことを示します。
停止済み
「停止済み」イベントは、テスト実行が停止されたことを示します。 テストの実行は、テスト・クライアントまたはユーザーのどちらかが停止させることができます。

「イベント」タブ・アクション

「メッセージ・フロー・テスト・イベント」を右クリックすることにより、以下のアクションを「イベント」タブ上で開始できます。

起動
現在のメッセージを再開します。 以前に開始されたテスト・メッセージを再開するには、メッセージ・フローを右クリックして、「起動」をクリックします。
再呼び出し
現在のメッセージを複写します。 以前に開始されたテスト・メッセージを複写するには、メッセージ・フローを右クリックして、「再呼び出し」をクリックします。

「イベント」タブのボタン

以下のようないくつかのボタンが、「イベント」タブの右上部にあります。
起動
新規のメッセージ・フローの起動イベントを開始します。このイベントでは、要求メッセージに入力してテスト実行を開始できます。
変更の始まり保存されたメッセージ変更の終わり
変更の始まりデータ・プール・エディターを表示するので、このエディター内で前述のテスト・セッションで使用した値を選択できます。 データ・プール・エディターを使用して、テスト中に使用するために値を保存したり取り出したりできます。 データ・プール・エディターを使用して値を保存したり取り出したりすると、値はワークスペース中のグローバル・データ・プールに保存されます (またはこのプールから取り出されます)。「保存済みメッセージ」を選択すると、テスト中に使用するテスト・クライアント・インスタンスやテスト構成の数にかかわらず、常に同じ値のセットを確実に処理できます。変更の終わり
停止
現在のテストを停止します。

詳細プロパティー

「詳細プロパティー」セクションは、「メッセージ・フロー・テスト・イベント」ペインで選択されたそれぞれのイベントに応じて異なります。 「詳細プロパティー」セクションには、現在のイベント・タイプに関する詳細が表示されます。 デフォルトの詳細情報は、以下のとおりです。
  • メッセージ・フロー。テスト中のメッセージ・フローの名前。
  • 入力ノード。テスト・メッセージの送信先である入力ノード。
メッセージ内容
メッセージ内容は、テスト・メッセージまたは出力メッセージのどちらかをテスト・イベントから表示します。 新しいテスト・メッセージを作成している場合、XML 構造エディターまたはソース・エディターのどちらかを選択して、テスト・メッセージを編集できます。 XML 構造エディターが使用可能となるのは、メッセージ・フロー上で選択された入力ノードが XML メッセージを予期していて、既存のメッセージ定義がメッセージ・フローに関連付けられている場合だけです。
XML 構造エディター

XML 構造エディターを使用して、関連付けられているメッセージ定義から派生した XML テスト・メッセージを表示および編集します。 「値」列の項目を編集して、メッセージの内容を変更できます。 右クリックすると、エレメントの追加や除去を含む、XML 構造の内容を変更するためのオプションがあるメニューが表示されます。 生成されたソース・コードを表示するには、「生成されたソースの表示」をクリックします。「保存されたメッセージ」をクリックすると、保存されたエラー・メッセージのリストが表示されます。

ソース・エディター
テスト・メッセージをインポートしたい場合、またはテスト・メッセージが XML 形式ではない場合、ソース・エディターを使用してテスト・メッセージを作成および送信します。 テスト・メッセージをファイルからインポートするには、「ソースのインポート」をクリックします。
関連タスク
メッセージ・フローのテスト
関連資料
テスト・クライアント
テスト・クライアントの「構成」タブ
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:47

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