ブローカー・アーカイブへのファイルの追加

ファイルを実行グループにデプロイするには、まずそれらをブローカー・アーカイブに組み込む必要があります。

始める前に:

デプロイする各構成ごとに、ブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルを作成します。

メッセージ・フローおよびメッセージ・セットは、プロジェクト・レベルでのみ BAR ファイルに追加できます。 しかし、プロジェクトを BAR ファイルに追加した後は、「除去」をクリックして、個々のメッセージ・フローとメッセージ定義を除去することができます。 同様に、「ソース・ファイルの組み込み」を選択すると、プロジェクト内のすべてのメッセージ・フローまたはメッセージ・セットのソース・ファイルが組み込まれます。必要のないリソースに関しては手動で除去できます。

ブローカー・アーカイブに組み込み可能なファイルの詳細については、ブローカー・アーカイブを参照してください。

XML、XSL、および JAR ファイルをブローカー・アーカイブ内にデプロイするには、接続された構成マネージャーとターゲット・ブローカーがバージョン 6.0 以降でなければなりません。

「追加」ダイアログに親フローとサブフローが表示されている場合、サブフローは自動的に追加されるので、ユーザーは親フローだけを追加すればよいことになります。

以下のステップに従って、XML、XSL、および JAR ファイルを手動で追加できます。しかし、 メッセージ・フロー内で JavaCompute ノードによって必要とされる JAR ファイルは、メッセージ・フローを 追加するときに Java プロジェクトから自動的に追加されます。同様に、XML および XSL ファイルは、フローで必要とされる場合に自動的に追加されます。

デプロイされたファイルをブローカー実行グループから読み取ることはできません。 したがって、デプロイされた BAR ファイルかその中にある個々のファイルのコピーを保持してください。

以下のステップに従って、ワークベンチ を使用して、ブローカー・アーカイブにファイルを追加します。

  1. 「ブローカー管理」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「ブローカー管理ナビゲーター」ビューで、BAR ファイルをダブルクリックして開きます。 BAR ファイルの内容が「内容」エディターに表示されます。 (BAR ファイルが新規の場合、このビューは空です。)
  3. 「追加」をクリックします。
  4. 組み込みたいメッセージ・フロー、メッセージ・セット、およびその他のファイルを選択します。(BAR ファイル内での重複は自動的に削除されます。)
  5. オプション: ソース・ファイルを組み込む場合は、「ソース・ファイルの組み込み」を選択します。
  6. オプション: ESQL が バージョン 2.1 ブローカーと互換となるようにするため ESQL をコンパイルする場合、「ブローカー・バージョン 2.1 用に ESQL を構築」を選択します。
  7. 「OK」をクリックします。

「内容」エディターに、現在 BAR ファイルにあるファイルのリストが表示されます。 「内容」エディター・ペインの下部にある「ソース・ファイルを表示する」ボックスをクリアすることにより、メッセージ・フローとメッセージ・セットのソース・ファイルが表示されないようにすることもできます。

次に行う事柄:

構成可能プロパティーを使用する場合は、構成可能プロパティーの編集を参照してください。

構成可能プロパティーの異なる値を持つフローの複数インスタンスを持つ場合には、ブローカー・アーカイブへのメッセージ・フローの複数インスタンスの追加を参照してください。

BAR ファイルにさらに変更を加えるには、ブローカー・アーカイブ・ファイルの手動での編集を参照してください。

BAR ファイルが完了した場合、次のタスクはブローカー・アーカイブ・ファイルのデプロイです。

関連概念
メッセージ・フロー・アプリケーションのデプロイメント
ブローカー・アーカイブ
関連タスク
ブローカー・アーカイブの作成
ワークベンチ 使用時の問題の解決
メッセージ・フローまたはメッセージ・セットのデプロイ時の問題の解決
関連資料
ブローカー・アーカイブ・エディター
「ブローカー管理」パースペクティブ
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:46

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