Java ユーザー定義ノードが PAR ファイルとしてパッケージされている場合、Java ユーザー定義ノードは別個のクラス・ローダーにロードされます。
そのクラス・ローダーは、デプロイされた PAR ファイル内にパッケージされているあらゆるクラスをロードします。JAR ファイルに置かれているクラスは、共用クラス・ディレクトリー内、または CLASSPATH 環境変数内にある、あらゆるクラスをオーバーライドします。デプロイされた PAR ファイルに複数のノード・タイプが含まれている場合、それらのノードは同じクラス・ローダーを共用します。そのため、静的データを共用するユーザー定義ノードのセットは、単一の PAR ファイルにパッケージしなければなりません。
単純な JAR ファイルとしてパッケージされる Java ユーザー定義ノードは、同じクラス・ローダーにロードされます。 クラスおよびそれらのロード元のロケーションはユーザー・トレースに書き込まれるため、 この情報を使用して、正しいクラスがロードされていることを確認できます。
ブローカーは、以下のクラス・ローダー・ツリーを使用します。
Shared クラス・ローダーは、コンテキスト・クラスもロードします。
これは CLASSPATH および WorkPath/shared-classes/ ディレクトリーを使用して、クラスを検索します。
Broker クラス・ローダーと Shared クラス・ローダーは、Common クラス・ローダーの子です。 そのため、Shared クラス・ローダーの内容は、Broker クラス・ローダーからは見えません。 以下のリソースをこのディレクトリーに保管しないでください。
PAR ファイル内のユーザー定義ノードのパッケージ
JAR ファイル内のユーザー定義ノードのパッケージ
推奨規格オーバーライド機構を使用すると、JRE 内で以下の標準パッケージをオーバーライドすることができます。
これらのパッケージをブローカー内でオーバーライドするには、API 標準用の JAR ファイルを、PAR ファイルの /lib ディレクトリーに置いてください。