Message Brokers Toolkit は、Eclipse プラットフォームに基づいた、統合開発環境およびグラフィカル・ユーザー・インターフェースです。
アプリケーション開発者は、メッセージ・フローに関連付けられたリソースを作成する際、 Message Brokers Toolkit の別個のインスタンスで作業します。 Message Brokers Toolkit はまた、構成マネージャー (1 つ以上) と通信し、ブローカー・ドメインを管理するために使用できます。
Message Brokers Toolkit を、Windows® および Linux®(x86) 上にインストールできます。
Message Brokers Toolkit を開始すると、単一ウィンドウが表示されます。 このウィンドウは、1 つ以上のパースペクティブから成るワークベンチです。
パースペクティブとは、特定のタスクの遂行や、特定のタイプのリソースの処理で使用できるビューおよびエディターの集合のことです。 Message Brokers Toolkit の初回開始時に「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブは表示されます。 ワークベンチで作業する際には、パースペクティブを頻繁に切り替えることになるでしょう。
以下の図は、Windows 上のメッセージ・フロー・エディターでメッセージ・フローが開かれている「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブを示しています。
Infopops は Message Brokers Toolkit 全体で提供されます。 infopop は、小さなポップアップ・ウィンドウで、コンテキスト・ヘルプを表示し、インフォメーション・センター内のより詳しい情報へのリンクを提供します。 ユーザー・インターフェースの大半の局面 (例えば、メッセージ・フロー・エディター、またはプロパティー・ページ) で InfoPop を起動することができます。それには、オブジェクトにフォーカスを置いて、F1 (Windowsの場合) または SHIFT+F1 (Linux の場合) を押します。
以下の図は、メッセージ・フロー・エディターのノード・パレットにある MQInput ノード上で F1 を押した場合に表示される InfoPop を示しています。