cciUserTraceW を使用して、メッセージ・カタログからのメッセージ (挿入あり) をユーザー・トレースに書き込みます。 サービス・トレースがアクティブである場合、メッセージはサービス・トレースにも書き込まれます。
ユーザー・トレースに書き込まれるメッセージは、以下の形式になります。
<date-time stamp> <threadNumber> UserTrace <Message text with inserts> <Message Explanation>
void cciUserTraceW( int* returnCode, CciObject* object, const CciChar* messageSource, int messageNumber, const CciChar* traceText, ... );
現行のブローカー・メッセージ・カタログを使用するには、
すべてのオペレーティング・システムで BIPv600 を指定します。
あるいは、独自のメッセージ・カタログを作成することもできます。
トレースをフォーマット設定する場合は、このカタログの NLS バージョンからのメッセージが書き込まれます。
使用されるロケールは、トレースをフォーマット設定する環境のロケールです。 1 つのプラットフォームでブローカーを実行し、そのプラットフォームでログを読み、 それから別のプラットフォームでそのログをフォーマット設定することができます。 例えば、ブローカーを Linux、UNIX、または z/OS で実行しているものの、 そこには使用可能な .cat ファイルがない場合、 ユーザーはログを読んでからそれを Windows に転送し、 .properties ファイルを使ってログをフォーマット設定できるかもしれません。
このパラメーターが NULL の場合は、空ストリングを指定したときと同じ結果になります。すなわち、他のすべての情報がログに書き込まれ、カタログ・フィールドには空ストリング値が入ります。 そのため、ログ・フォーマッターはメッセージ・ソースを見つけることができずに、このエントリーのフォーマット設定に失敗します。
このリストの最後の引数は、 (CciChar*)0 でなければなりません。
const CciChar* myMessageSource=CciString("SwitchMSG",BIP_DEF_COMP_CCSID); const CciChar* text = CciString("propagating to add terminal", BIP_DEF_COMP_CCSID); const CciChar* insert = CciString("add", BIP_DEF_COMP_CCSID); CciNode* thisNode = ((NODE_CONTEXT_ST*)context)->nodeObject; int rc = CCI_SUCCESS; cciUserTrace(&rc, (CciObject*)thisNode, myMessageSource, 1, text, insert, (CciChar*)0); checkRC(rc);