Java ユーザー定義ノードのコンパイル

Java™ ユーザー定義ノード用にコードを作成したら、それをご使用のオペレーティング・システム用にコンパイルする必要があります。

始める前に

まず、Java で作成したユーザー定義ノードがなければなりません。このノードは サンプル・ノード・ファイルに記述してある、提供されているサンプル・ノードか、 Java でのメッセージ処理ノードまたは出力ノードの作成またはJava での入力ノードの作成の指示を利用して独自に作成したノードのいずれかにすることができます。

Java ユーザー定義ノードは、コマンド行か、ワークベンチ内のプロジェクト自体からコンパイルできます。両方のオプションについて、以下に説明します。

いずれかのプラットフォームのコマンド行から Java ユーザー定義ノードをコンパイルする際には、互換性のある IBM® Software Developer Kit for Java が必要です。 サポートされる Java バージョンについての詳細は、追加のソフトウェア要件を参照してください。

ワークベンチ からの Java ユーザー定義ノードのコンパイル

以下の手順に従って、 ワークベンチ から Java ユーザー定義ノードをコンパイルします。

  1. Java 開発パースペクティブに切り替えます。
  2. Package Explorer で、ノード・プロジェクト内の /src ディレクトリーを選択し、「ファイル」 > 「エクスポート」をクリックします。
  3. 表示されたリストから、JAR ファイルを選択します。「次へ」をクリックします。 JAR ファイルとしてエクスポートできるリソースがリストされます。
  4. 「生成したクラス・ファイルおよびリソースをエクスポートする」にチェックが付いていることを確認してください。
  5. 自分の JAR ファイルの名前と場所を指定します。 ファイルをノード・プロジェクトのルート・ディレクトリー内に置き、プロジェクトと同じ名前 (拡張子は .jar) を付けます。その他のオプションについては、デフォルト値を使用できます。 「完了」をクリックします。
作成した .jar ファイルは、ノード・プロジェクトに表示され、ブローカー・ドメイン (ユーザー定義の拡張ランタイム・ファイルをブローカーにインストールするを参照) にインストールまたは配布用にパッケージ (ユーザー定義ノードのワークベンチ・プロジェクトのパッケージ化を参照) できる状態になっています。

コマンド行からの Java ユーザー定義ノードのコンパイル

以下の手順に従って、コマンド行から Java ユーザー定義ノードをコンパイルします。

  1. jplugin2.jar の場所を CLASSPATH に追加します。それぞれのプラットフォームの jplugin2.jar ファイルの場所は、以下のとおりです。

    Windows platform install_dir¥classes¥jplugin2.jar

    Linux platform install_dir/classes/jplugin2.jar

    UNIX platform install_dir/classes/jplugin2.jar

    z/OS platform install_dir/classes/jplugin2.jar

  2. Java ユーザー定義ノード・クラスを以下のディレクトリーに置きます。

    Windows platform install_dir¥sample¥extensions¥nodes

    Linux platform install_dir/sample/extensions/nodes

    UNIX platform install_dir/sample/extensions/nodes

    z/OS platform install_dir/sample/extensions/nodes

  3. ユーザー定義ノード・クラスを置いたディレクトリーに移動します。
  4. javac コマンドを使用して、.java ファイルをコンパイルします。例えば、次のようにします。
    javac nodename.java
  5. 生成される .class ファイルを .par ファイルにパッケージします。Java ユーザー定義ノードのパッケージ化を参照してください。

作成された .par ファイルは、ブローカー・ドメイン (ユーザー定義の拡張ランタイム・ファイルをブローカーにインストールするを参照) または配布用パッケージ (ユーザー定義ノードのワークベンチ・プロジェクトのパッケージ化を参照) にインストールできる状態になっています。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:44:40

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