mqsilistaclentry コマンドを使用して、定義済みのユーザー・グループ、ユーザー、オブジェクト、またはアクセス制御リストを表示またはリストします。
パラメーターを何も指定しないと、すべてのグループ、ユーザー、およびオブジェクトがリストされます。
GroupName を指定すると、そのグループに関連したアクセス制御リストだけがリストされます。
UserName を指定すると、そのユーザーに関連したアクセス制御リストだけがリストされます。 それには、そのリストに属するすべてのアクセス制御リストも含まれます。
Broker を指定すると、 そのブローカーに関連したグループ、ユーザー、またはアクセス制御リストだけがリストされます。
<principal> - <principaltype> - <accesstype> - <objectname> - <objecttype>ここで、
wrkgrp\ali - USER - F - EXE - BROKER\defaultこれは、ドメイン "wrkgrp" のユーザー "ali" に、ブローカー "BROKER" の実行グループ default に対する完全制御が付与されたことを意味します。
すべてのプラットフォームで、このコマンドの実行に使用するユーザー ID には、表示されるオブジェクトに対するフル・コントロール権限がなければなりません。
Linux および UNIX では、ユーザー ID は mqbrkrs のメンバーでなければなりません。
コンソールを介して実行される z/OS コマンドは、構成マネージャーの開始タスク ID として効果的に実行されます。 そのため、コマンドはフル・コントロールのルート ACL を継承し、すべての操作が実行可能です。 コンソール・コマンドを構成マネージャーに実行依頼する場合は、その構成マネージャーのすべての ACL を変更することができます。