データベースの静止

データベース静止時に WebSphere® Message Broker がどのように動作するかを説明します。

データベースに対する静止指示は、ブローカーの機能ではなく、データベース管理者が発行します。

このトピックでは、静止されるデータベースについて以下の 3 つの前提事項があります。
  • データベースを静止できます。
  • データベースの静止時に、データベースに対する新規接続はデータベースによってブロックされます。
  • データベースを使用するメッセージ・フローは最終的にアイドル状態になります。
以下のリストは、データベースの静止中に予期される動作を示しています。
  1. データベースに静止するよう指示します。データベースに静止するよう指示すると、使用中の接続は引き続き使用されますが、直ちにデータベースに対する新規接続は許可されなくなります。
  2. メッセージの処理。データベースに対する既存の接続を使用しているメッセージは、接続がアイドル状態になるまでこれらの接続を引き続き使用します。引き続きメッセージが処理されると、長時間かかることがあります。確実にメッセージが処理されなくなるようにするには、メッセージ・フローを停止してください。メッセージ・フローを停止すると、処理されているメッセージが停止し、フローが使用していたデータベース接続が解放されます。したがって、フローが保持するデータベース接続が確実にアイドル状態になります。
  3. メッセージ・フローに関するデータベース接続がアイドル状態になります。その結果、メッセージ・フローが使用しているユーザー・データベースに対する接続が、ブローカーによって解放されます。ブローカーおよびデータベースを使用している他のアプリケーションからデータベースへの接続がすべて解放されると、そのデータベースは静止機能を完了できます。

変更の始まり詳しくは、ユーザー・データベース接続を参照してください。変更の終わり

関連概念
ユーザー・データベース接続
関連タスク
Windows での DB2 データベースの作成
Linux および UNIX システムでの DB2 データベースの作成
DB2 ブローカー・データベースでデータベース・ヒープ・サイズを変更する操作
データベースへの ODBC 接続の使用可能化
ブローカー・データベースとユーザー・データベースに対するアクセス権限を与える操作
関連資料
サポートされるデータベース
ブローカーが保持するデータベース接続のリスト
WebSphere MQ 接続
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:04

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