Automatic Restart Manager の計画

これは、z/OS® 環境のカスタマイズというより大きなタスクの一部です。

WebSphere® Message Broker for z/OS を使用すると、Automatic Restart Manager (ARM) にコンポーネントを登録できます。

コンポーネントをカスタマイズする際、コンポーネントのプロファイルで以下の環境変数を編集して、コンポーネントを ARM に登録します。
説明 名前
ARM が使用されるかどうかを決定するスイッチ (YES または NO) MQSI_USE_ARM
ARM エレメント名 MQSI_ARM_ELEMENTNAME
ARM エレメント・タイプ MQSI_ARM_ELEMENTTYPE

デフォルトでは、コンポーネントは ARM に登録されません。初期設定は MQSI_USE_ARM=NO です。 この設定は、MQSI_USE_ARM=YES を設定して、ARM エレメント名とタイプを指定することによってオーバーライドできます。

MQSI_ARM_ELEMENTNAME の長さは最大 8 文字です。これは、WebSphere Message BrokerSYSWMQI の接頭部を追加するためです。たとえば、値 MQP1BRKARM_ELEMENTNAME に提供すると、ARM ポリシーで定義するエレメントは SYSWMQI_MQP1BRK です。

自動再起動を使用可能にするためには、さらに次のことも行う必要があります。
  • ARM 結合データ・セットのセットアップ。
  • z/OSARM ポリシーで実行させたい自動再始動処置を定義する。
  • ARM ポリシーの始動。
次の資料は、サンプルを含め、ARM 結合データ・セットについての詳細な情報を提供しています。
  • z/OS MVS Programming: Sysplex Services Guide
  • z/OS MVS Programming: Sysplex Services Reference
  • z/OS MVS Setting up a Sysplex
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z/OS 環境のカスタマイズ
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:44

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