メッセージ・マップにメッセージ・ヘッダーまたは LocalEnvironment を明示的にマッピングしないことを選択した場合、出力メッセージには入力メッセージと同じメッセージ・ヘッダーが付けられて作成されます。 メッセージ・マップにデータを追加する際に、ソースおよびターゲットの Properties フォルダーがメッセージ・マップに表示されます。このとき、ターゲット・メッセージに基づいて MessageSet と MessageType が最初から設定されています。
パーサー・ドメインが MRM の場合、MessageFormat はメッセージ・セットのデフォルトのワイヤー形式に設定されます。初期状態では、他のプロパティーはブランクで、メッセージ・ヘッダーは入力メッセージからコピーされます。
あるいは、メッセージ・マップにメッセージ・ヘッダーまたは LocalEnvironment をマッピングすることを選択した場合は、入力メッセージからメッセージ・ヘッダーがコピーされることはありません。 これらのヘッダーにマッピングを追加して、有効な出力メッセージを作成するために、ターゲット・メッセージに適切なヘッダーが含まれるようにしてください。
メッセージ・マップにメッセージ・ヘッダーまたは他のフォルダーを追加するには、次のようにします。
ヘッダーの複数のインスタンスをマップできます。そのためには、メッセージ・マッピング・エディターの 「スプレッドシート」ペイン内のヘッダーを右クリックして、「前に挿入」または「後に挿入」を選択します。「ステートメントの挿入」ダイアログからヘッダーを選択します。