COBOL ファイル: 物理プロパティーを選択してください

このトピックで説明されているパネルによって、必要な物理プロパティーを選択できます。

COBOL ファイル

既存の COBOL ファイルから新規メッセージ定義ファイルを作成することを選択すると、以下のパネルが表示されます。

パネル・プロパティー: コンパイラー情報

ソース・プラットフォーム
このプロパティーは、「コード・ページ」「浮動小数点形式」、および「バイト順」にデフォルトを設定します。
  • Win32 - デフォルト
  • AIX®
  • z/OS®
Codepage
このプロパティーは、「ソース・プラットフォーム」プロパティーを使用して設定されたもののデフォルトを表示します。 この値は変更しないでください。
  • ISO8859_1 - デフォルト
浮動小数点形式
このプロパティーは、「ソース・プラットフォーム」プロパティーを使用して設定されたもののデフォルトを表示します。 この値は変更しないでください。
  • IEEE Non-Extended - デフォルト
  • IBM® 390 Hexadecimal

ストレージ・レイアウト

バイト・オーダー
このプロパティーは、「ソース・プラットフォーム」プロパティーを使用して設定されたもののデフォルトを表示します。 この値は変更しないでください。
  • Little endian - デフォルト
  • Big endian
外部小数符号
カスタム・ワイヤー形式 (CWF) の「物理タイプ」「外部 10 進数」に設定し、 「符号の付け方」「先頭」 または「末尾」 (埋め込み符号表記) に設定した 各エレメントの「Sign EBCDIC Custom」を選択します。 この設定は、USAGE DISPLAY PIC S999 SIGN LEADING または USAGE DISPLAY PIC S999 SIGN TRAILING などの COBOL データ項目に対応します。
ASCII コード・ページのインスタンス・メッセージが EBCDIC スタイルの埋め込み符号を使用する場合、 「EBCDIC Custom」を選択してください。 そうでない場合、ASCII または EBCDIC はエレメントの「Sign EBCDIC Custom」を選択しません。 また、実行時に、埋め込み符号のタイプはインスタンス・メッセージのコード・ページから決定されます。
  • ASCII - デフォルト
  • EBCDIC
  • EBCDIC Custom

コンパイル・オプション

QUOTE
このオプションは、COBOL キーワード QUOTE および QUOTES によって作成される文字に影響を与え、デフォルト値としてインポートされるデータ項目の初期値の設定に使用されます。
  • DOUBLE - デフォルト
  • SINGLE
TRUNC
このオプションは、COBOL コンパイラー・オプション TRUNC(STD|OPT|BIN) の効果をインプリメントします。

STD または OPT の場合、COBOL BINARY データ項目 (USAGE COMP、COMP-4、または BINARY を含む) には、その PICTURE 文節に準拠して作成された maxInclusive および minInclusive ファセットがあります (例えば、PIC S999 = min -999, max 999)。

BIN の場合、BINARY データ項目は、USAGE COMP-5 で作成されたかのように振る舞います。 ファセットは作成されません。作成される各エレメントの論理タイプ (例えば、xsd:short) が、処理できる暗黙の最大値と最小値を与えます。
  • STD - デフォルト
  • OPT
  • BIN
NSYMBOL
このオプションは、COBOL コンパイラー・オプション NSYMBOL(NATIONAL|DBCS) に対応し、 PIC N データ項目が national か DBCS 項目かを決定します。
  • DBCS
  • NATIONAL - デフォルト
初期値からデフォルト値を作成
初期値からデフォルト値を作成したい場合は、「初期値からデフォルト値を作成する」を選択します。
可能ならレベル 88 値文節からファセットを作成
最小の包括的ファセット、最大の包括的ファセット、および列挙型ファセットを、 スキーマ xsd:element と関連する単純タイプにインポートされた COBOL レベル 88 値から作成する場合、 「可能ならレベル 88 値文節からファセットを作成する」を選択します。

このオプションによって、「プロパティー階層」の「論理プロパティー」の下に Value Constraints ノードが追加され、実行時に指定される値が連続して妥当性検査に使用されます。

単純タイプに列挙型ファセットに加えて最小、最大両方の包括的ファセットがある場合、最大および最小の包括的ファセットに優先して列挙型ファセットが使用されます。

すべてのフィールドのヌル値を作成
ご使用の COBOL アプリケーションで、COBOL レベル 01 データ構造が特定の文字 (例えば、SPACE、LOW-VALUE、または HIGH_VALUE など) に初期化される場合、「すべてのフィールドにヌル値を作成」を選択できます。

データ構造が特定の文字に初期化されると、結果のメッセージによって構文解析のエラーが生じる可能性があります。これは、一部のフィールドに、そのフィールドのデータ・タイプとして有効ではない値が含まれていることが原因です。 このオプションを選択した場合、特定の文字に初期化されたすべてのフィールドがヌル値として処理され、構文解析は成功します。

「ヌル文字」コントロールを使用して、初期化文字を指定します。デフォルト値はスペース文字です。 これらのコントロールを設定すると、すべてのグローバル・エレメントで「ヌル許可」 プロパティーが選択され、CWF の「ヌルのエンコード方法」プロパティーが NullLiteralFill に設定され、CWF の「ヌルのエンコード値」プロパティーが指定された文字に設定されます。

ヌル文字
「ヌル文字」を、以下のいずれかの方法で設定します。
  • リストから SPACE (デフォルト)、NUL0x00、または 0xFF を選択します。
  • 引用符で囲われた英数字、例えば "c" または 'c' (c は任意の英数字) を入力します。
  • 16 進文字コードを、0xYY (YY は 16 進値) の形式で入力します。
  • 10 進文字コードを、YY (YY は 10 進値) の形式で入力します。
  • ユニコード値を U+xxxx (xxxx は 16 進数で指定されたユニコード値) の形式で指定します。

通常の照合シーケンス規則では、最も小さい値に 0x00 を、最も大きい値に 0xFF を使用します。

ストリングの埋め込み文字
COBOL コピーブックをインポートするときに使用される埋め込み文字を指定します。 リストにある事前定義項目のいずれかから選択するか、またはフィールドに文字を入力します。 値は単一の文字に解決されなければなりません。 この文字は、以下のいずれかの方法によって指定できます。
  • リストから SPACE (デフォルト)、NUL0x00、または 0xFF を選択します。
  • 引用符で囲われた英数字、例えば "c" または 'c' (c は任意の英数字) を入力します。
  • 16 進文字コードを、0xYY (YY は 16 進値) の形式で入力します。
  • 10 進文字コードを、YY (YY は 10 進値) の形式で入力します。
  • ユニコード値を U+xxxx (xxxx は 16 進数で指定されたユニコード値) の形式で指定します。
関連タスク
COBOL コピーブックからのインポート
関連資料
各種の「新規メッセージ定義ファイル」ウィザード
「新規メッセージ定義ファイル」ウィザード: COBOL ファイル
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:30

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