マッピングのデバッグ

メッセージ・フロー処理が、マッピングを含むノード内のソース・コードに設定したブレークポイントで一時停止した場合、フロー・デバッガーでマッピング・ルーチンを表示して、ユーザー定義変数を変更できます。

始める前に

このタスクを完了するには、以下のタスクを完了している必要があります。

マッピング・ルーチンは ESQL でインプリメントされます。 コードにステップイントゥする場合、ESQL コードをステップスルーするか、マッピングをステップスルーすることを選択できます。

  1. 「デバッグ」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「デバッグ」ビューで、以下のようにします。
    • ツールバーにある「ソース・コードのステップイントゥ」コードへのステップイントゥをクリックします。
    • またはフロー・スタック・フレームを右クリックして、「ステップイントゥ」ステップイントゥをクリックします。
    メッセージ・マッピング・エディターが開き、マッピング・ルーチンが「マッピング・エディター」および「アウトライン」ビュー内の両方で強調表示されます。
  3. マッピング行でブレークポイントを使用するには、以下のようにします。
    1. 「メッセージ・マッピング・エディター」で、使用するマッピング・コマンドの行を選択して、 その隣のスペースを右クリックし、ブレークポイントを追加するか、または使用不可にするかをメニューから選択します。 (代わりに、同じスペースをダブルクリックすると、ブレークポイントの追加または除去が行われます。)
    2. メニューから選択し、フロー・デバッガー内でのブレークポイントでの作業で説明されているように、正規のデバッガー・ブレークポイントと同じ方法でブレークポイントの作成、削除、または制限を行います。

    コメント行またはブランク行には、ブレークポイントを設定できません。

  4. マッピングをステップスルーして、マッピング・ルーチンを検査します。

    「デバッグ」ビューで、スタック・フレームにはマッピング・コマンドおよび現在のコマンドのリストが表示されます。 「変数」ビューは、ユーザー定義のマッピング変数と現行メッセージを表示します。 ユーザー定義の変数の値は変更することができます。

メッセージ・フロー処理は現行メッセージの論理処理内に設定された次のブレークポイントまで継続します。 フロー・インスタンスを一時停止できる使用可能なブレークポイントがそれ以上ない場合、処理は実行されて完了し、フロー・インスタンスは「デバッグ」ビューから除去されます。

次に行う事柄:

デバッグが完了したら、ブレークポイントを除去するか、またはデバッグ・セッションを終了できます。
関連概念
フロー・デバッガーの概要
「デバッグ」パースペクティブ
メッセージ・マッピング・エディター
関連タスク
フロー・デバッガー内でのブレークポイントでの作業
デバッグ: ソース・コードのステップスルー
関連資料
フロー・デバッガーのショートカット
フロー・デバッガーのアイコンおよびシンボル
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:48

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