データベース選択操作の追加

始める前に:
このトピックでは、データ・ソースから修飾選択を行うデータベース選択操作を追加する方法について説明します。スプレッドシート・ペイン内で、$db:select ステートメントのデフォルト値は fn:true() です。これにより、表内のすべての項目が戻されます。したがってこの値を、例えば以下のような、選択を限定する値に置き換えなければなりません。
$db:select.LAB13STA.ARGOSTR.XREF.STATE=$source/AirlineRequest/Purchase/Customer/State

この例の XPath は、データベースの中から、各レコードの STATE 列の値が入力メッセージの State 入力フィールドの値と一致するレコードだけを選択します。 スプレッドシート・ペインで、$db:select ステートメントは、ターゲット・メッセージのマッピングの繰り返しを行う For 項目と関連付けられます。 $db:select ステートメントと一致するデータベース内の各行ごとに、マッピングによって、ターゲット・メッセージが $target の下に個別に作成されます。

以下のステップでは、入力メッセージの内容と一致するデータベース内のレコードに基づいてターゲット・メッセージを生成するメッセージ・マッピングの作成方法を説明します。

  1. スプレッドシート・ペインで、既存値 fn:true() をデータベース内の一致する値 (例えば、上記の例で示されている入力メッセージ内のフィールド) で置き換えます。
  2. 「ソース」ペインのデータベース・フィールドから、ターゲット・メッセージに組み込むためのマッピングを作成します。 これは、そのフィールドをソース・ペインからターゲット・エレメントにドラッグすることによって行います。 スプレッドシート・ペイン内の値列に $db:select ステートメントが追加されます (例えば、$db:select.AIRLINEDB.AIRLINE_SCHEMTREE.XREF.ABBREV)。
  3. 必要に応じて、ソース・メッセージからターゲット・メッセージへのマッピングをさらに作成します。
  4. 「ファイル」 > 「保管」をクリックしてマッピングを保管します。
  5. メッセージ・フローを保管します。
  6. 「問題」ビューでエラーがないか検査します。
これで、データベースからの限定された選択をし終えました。
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関連資料
メッセージ・マッピング
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:44:29

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