「WSDL 定義の生成」ウィザード、「SOAP/JMS のバインディング・プロパティーを指定してください (オプション)」の参照資料。
「WSDL の生成」ウィザード
以下のパネルは、「WSDL の生成」ウィザードによって表示されます。
パネル・プロパティー
- 宛先スタイル
- このフィールドは、「キュー」として事前定義されており、編集できません。
- 初期コンテキスト・ファクトリー
- SOAP クライアントまたはサーバーが、特定のタイプのリポジトリーへの標準 JNDI インターフェースを介して、命名およびディレクトリー・サービス機能を実行できるようにする Java クラスの名前です。
以下の事前定義 Java クラスが提供されます。あるいは、ユーザーが独自に入力することもできます。
- com.ibm.websphere.naming.WsnInitialContextFactory - これは、リポジトリー・タイプ WebSphere® Application
Server Common
Object Services Name Server (CORBA 標準の一部) に対応します。
- com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory - リポジトリー・タイプは LDAP
(Lightweight Directory Access Protocol) です。
- com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory - ファイル・システム・リポジトリー・タイプです。
この WSDL バインディングを使用する SOAP クライアントまたはサーバーの classpath 上で、名前付きクラスが使用可能でなければなりません。
このいずれかが選択されている場合、対応する JNDI プロバイダー・タイプが自動的に選択されます。
ユーザー定義の値が初期コンテキスト・ファクトリー用に提供されている場合、「プロバイダー・タイプ」フィールドはデフォルトの LDAP になります。
注: このフィールドの値は、「プロバイダー・タイプ」と、このウィザード・パネルの「JNDI プロバイダー・タイプ・プロパティー」セクションに提供する必要があるその他の情報を指示します。
- JNDI 接続ファクトリー
- JMS 接続ファクトリーにバインドするために使用される JNDI 名で、JMS 構成と一致していなければなりません。
- JNDI 宛先名
- JMS 宛先ファクトリー用の JNDI 名で、JMS 構成と一致していなければなりません。
- JMS ベンダー URI
- JMS ベンダー URI は、JMS インプリメンテーションを一意的に識別するストリングです。
このフィールドは編集できません。
- プロバイダー・タイプ
- 「プロバイダー・タイプ」は、JMS が必要な情報を取得するためのプロトコルを定義します。
「初期コンテキスト・ファクトリー」と「プロバイダー・タイプ」は、ウィザードの「JNDI プロバイダー・タイプ・プロパティー」セクションに提供する必要があるその他の情報を指示します。
「初期コンテキスト・ファクトリー」オブジェクトが設定されるときに、このオブジェクトが設定されます。
以下に設定することができます。
ldap に設定されている場合は、以下の情報も提供する必要があります。
- ホスト名
- LDAP コンテキスト名
- JNDI プロバイダー URL
iiop に設定されている場合は、以下の情報も提供する必要があります。
- ホスト名
- ポート番号
- ターゲット・コンテキスト
- JNDI プロバイダー URL
file に設定されている場合は、以下の情報も提供する必要があります。
- ファイル・パス
- ドライブ名
- JNDI プロバイダー URL
JNDI プロバイダー・タイプ・プロパティー
このセクションに表示されるプロパティーは、「初期コンテキスト・ファクトリー」および「プロバイダー・タイプ」の設定に従属しています。
- ホスト名
- JNDI プロバイダーをホストするマシンのホスト名または IP アドレス。
- ポート番号
- JNDI プロバイダーを接続できるホスト・マシン上のポート番号。
- ターゲット・コンテキスト
- 検索の実行対象となる JNDI コンテキスト。
- LDAP コンテキスト名
- 検索の実行対象となる JNDI コンテキスト。
- ファイル・パス
- JMS 定義が入っているファイルの名前 (パスを含む)。
- ドライブ名
- JNDI プロバイダー URL を修飾するドライブ名。
これは、パスを修飾するためにドライブ名が使用されているシステムでのみ適用できます。
- JNDI プロバイダー URL
- JNDI によって使用される生成された URL で、読み取り専用です。
ホスト名、ポート番号、およびターゲット・コンテキスト (オプション) で構成されます。
例えば、次のようになります。
iiop://hostname[:port] /[?TargetContext=ctx] (ここで、[] はオプションであることを示します。ストリングに大括弧を含めないでください。)