新規ユーザー: このトピック内のリンクを使用すると、ブローカー・ドメインを計画および構成する方法について学べます。
デフォルト構成ウィザードを使用して、
Message Brokers Toolkit マシン上にテスト目的の簡単なブローカー・ドメインを作成できます。
Windows または Linux (x86 プラットフォーム) 以外のプラットフォームでテストするため、
または実動目的のためにブローカー・ドメインを作成する準備ができたなら、
WebSphere® Message Broker インフォメーション・センターで提供される情報を使用して
ブローカー・ドメインを注意深く計画する必要があります。
ブローカー・ドメインに関する必要な知識
ブローカー・ドメインは、ブローカーを制御する単一の構成マネージャーと共に、共通構成を共用する 1 つ以上のブローカーです。
このセクション内のリンクを使用すると、ブローカー・ドメインを計画および設計する前に、役立つと思われる情報を見つけることができます。
- ブローカーとは何か
ブローカーは、未完了メッセージを経路指定し、変換し、豊かにするために 1 つ以上のメッセージ・フローをホストする実行プロセスのセットです。このリンクをたどると、ブローカー、およびブローカーの作成と構成に必要なリソースについての情報を入手できます。
- 構成マネージャーとは何か
構成マネージャーは、ワークベンチおよびブローカーの実行セットとの間のインターフェースです。
これはブローカーに初期構成を提供し、それ以降の変更によってブローカーを更新します。
また、ブローカー・ドメイン構成を保守する。
構成マネージャーが、すべてのブローカー・プラットフォームでサポートされています。このリンクをたどると、構成マネージャー の主な機能、および構成マネージャーの作成と構成に必要なリソースについての情報を入手できます。
- ユーザー・ネーム・サーバーとは何か
ユーザー・ネーム・サーバーは、パブリッシュ/サブスクライブ操作を実行するユーザーおよびグループの認証を提供する、
オプションのランタイム・コンポーネントです。
このリンクをたどると、ユーザー・ネーム・サーバーについての情報を入手できます。
- パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーとは何か
パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーは、
ブローカー・ドメイン内のパブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションをサポートするブローカー、
集合、およびそれらの間の接続で構成されます。
このリンクをたどると、ブローカー・ネットワークおよびパブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーの概要を入手できます。
- データベースに関する必要な知識
WebSphere Message Broker はデータベースを使用して、
ブローカーについての内部データを保管します。
ブローカーを作成するには、まず、ブローカー・データベースを作成および構成する必要があります。このリンクをたどると、
ブローカー・データベース、およびそれに対する接続の作成方法について詳しく学べます。
許可およびセキュリティーに関する必要な知識
各ブローカー・ドメインは、ドメインの構成を管理する 1 つの構成マネージャー、
および 1 つ以上のブローカーを含む必要があります。
ブローカー・ドメインに組み込むブローカーの数は、
パフォーマンス要件やブローカー・ドメイン内のアプリケーションのタイプなど、いくつかの要素によって決まります。
ブローカー・ドメインをパブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションと共に使用する場合、
ユーザー・ネーム・サーバーを組み込んでトピックへのアクセスを管理できます。
このセクション内のリンクをたどって、ブローカー・ドメインの許可、アクセス制御、およびセキュリティーについての情報を入手できます。
- タスクの構成に必要な権限
許可は、システム・リソースへのアクセスを認可したり拒否したりするプロセスです。
このリンクを使用して、許可の必要な WebSphere Message Broker 内のタスクの例を入手できます。
以下のリンクを使用して、さまざまなプラットフォームでの管理用タスク用のセキュリティー要件について
詳しく学べます。
- ランタイム・リソースにアクセスするために必要な権限、およびアクセス制御リストの使用方法
アクセス制御リスト(ACL) 項目に基づいて、オブジェクトへのユーザーのアクセスが許可または拒否されます。
このリンクをたどると、アクセス制御リストの項目を使用して
どのユーザーがブローカー・ドメイン内のオブジェクトを操作できるかを管理する方法の例を入手できます。
アクセス制御リストの許可について詳しくは、
ACL 許可を参照してください。
- パブリッシュ/サブスクライブのセキュリティーについて
このリンクをたどると、パブリッシュ/サブスクライブのセキュリティーに関する概要を入手できます。
ブローカー・ドメインを計画して前提条件を構成する方法
以下のリンクを使用して、ブローカー・ドメインの計画方法を学べます。
また、ブローカー・ドメインを構成する前に完了する必要のあるタスクについても学べます。
- ブローカー・ドメインの計画方法
このリンクをたどると、ブローカー・ドメインを計画する際に検討する必要のある事柄について学べます。
- ブローカー・ドメインのセキュリティーのセットアップ方法
このリンクをたどると、ブローカー・ドメインのためのセキュリティーをセットアップする方法に関する情報を入手できます。
各リンクは、ブローカー構成に関して考慮すべきセキュリティー・タスクについての覚え書または質問のリストを構成しています。
この質問に回答することによって、WebSphere Message Broker のコンポーネントを構成するために必要なセキュリティー情報と、デプロイできるその他のセキュリティー管理に関する情報が明らかになります。
- データベースの構成方法
WebSphere Message Broker は、次の 2 つの目的でデータベースを使用します。
- コンポーネント・データベース。これはブローカーが、内部データを保管するために使用します。
各ブローカーは独自の表集合をデータベース内に持つ必要がありますが、複数のブローカーが同じデータベースを共有することは可能です。
- ユーザー・データベース。これはユーザーが、メッセージ・フロー・アプリケーションによって処理できるビジネス・データを保管するために使用します。
ブローカーを作成するには、まず、ブローカー・データベースまたはサポートされるデータベース・マネージャーを使用するデータベースを手動で作成および構成する必要があります。
ブローカーを作成すると、各ブローカーのテーブルはデータベース内に自動的に作成されます。
このリンクをたどると、ブローカー・データベースまたはユーザー・データベースとして使用するデータベースを
作成および構成する方法についての指示を入手できます。
ブローカー・ドメイン・コンポーネントを作成および構成する方法
ブローカー・ドメインは、1 つ以上のブローカーおよび構成マネージャーを含む必要があります。
ブローカーおよび構成マネージャーが同じキュー・マネージャーを共用する場合、
それらを接続して一緒にするための WebSphere MQ インフラストラクチャーを作成する必要はありません。
より複雑なブローカー・ドメインでは、複数のブローカー (それぞれのキュー・マネージャー上に)、
構成マネージャー、および WebSphere MQ チャネル (または WebSphere MQ クラスター) を作成して、
コンポーネントを接続して一緒にいることができます。
また、各ブローカー上にいくつかの実行グループを作成して、
ブローカーにデプロイするメッセージ・フロー・アプリケーションを管理できます。
パブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーション用にブローカー・ドメインを作成している場合、
オプションでユーザー・ネーム・サーバーを作成して、パブリッシャーおよびサブスクライバーの権限を管理できます。
ブローカー・ドメインを作成するには、以下のタスクを示された順序で完了します。
- ブローカーの作成方法
Windows および Linux(x86) の場合には、
Message Brokers Toolkit でコマンド・アシスタント・ウィザードを使用してもブローカーを作成できます。
代替手段として、または UNIX および z/OS プラットフォームでは、コマンド行からコンポーネントを作成できます。
ブローカーはいくつでも必要な数だけ作成できます。
- 構成マネージャーの作成方法
Windows および Linux(x86) の場合には、
Message Brokers Toolkit でコマンド・アシスタント・ウィザードを使用しても構成マネージャーを作成できます。
代替手段として、または UNIX および z/OS プラットフォームでは、コマンド行からコンポーネントを作成できます。
ブローカー・ドメインごとに構成マネージャーを 1 つだけ作成します。
- オプション: ユーザー・ネーム・サーバーの作成方法
Windows および Linux(x86) の場合には、
Message Brokers Toolkit でコマンド・アシスタント・ウィザードを
使用してもユーザー・ネーム・サーバーを作成できます。
代替手段として、または UNIX および z/OS プラットフォームでは、コマンド行からコンポーネントを作成できます。
ブローカー・ドメインごとにユーザー・ネーム・サーバーを 1 つだけ、
およびパブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションに対するアクセスを管理する場合にのみ、作成します。
- すべてのコンポーネントが正常に作成されたことを検査する方法
mqsilist コマンドを使用して、コンポーネントが正常に作成されたことを確認できます。
- 複数のコンポーネントを結合する方法
キュー・マネージャーを構成マネージャーと共用する単一のブローカーを作成した場合、
そのブローカーと構成マネージャーとは追加の構成なしで通信できます。
ただし、異なるキュー・マネージャー上のコンポーネントが通信するためには、
それらのキュー・マネージャーの間に WebSphere MQ チャネルを作成する必要があります。
これは、すべてのチャネルを手動で作成することによって、
またはクラスター内にキュー・マネージャーを定義することによって、行うことができます。
キュー・マネージャー・クラスターについて詳しくは、WebSphere MQ の文書を参照してください。
- 構成マネージャーの開始方法
このリンクをたどると、
構成マネージャーの開始方法についての指示を入手できます。
- ブローカーの開始方法
このリンクをたどると、ブローカーの開始方法についての指示を入手できます。
- ユーザー・ネーム・サーバーの開始方法
このリンクをたどると、ユーザー・ネーム・サーバーの開始方法についての指示を入手できます。
- ドメイン接続の作成方法
Windows および Linux (x86 プラットフォーム) 上で、
Message Brokers Toolkit を使用してブローカー・ドメインを構成できます。
Message Brokers Toolkit 内の「ブローカー管理」パースペクティブを使用して、ブローカー・ドメインを構成および管理することができます。
- ブローカーをブローカー・ドメインに追加する方法
ブローカー・トポロジーにブローカーを追加すると、構成リポジトリーのブローカーに
参照が作成されます。 Message Brokers Toolkit を使用してブローカーを追加するためには、
物理ブローカーが作成されている必要があります。
このリンクをたどると、ブローカーをブローカー・ドメインに追加する方法を学べます。
ブローカーをブローカー・ドメインに追加すると、デフォルトの実行グループがブローカーに追加されて、
メッセージ・フローおよび関連リソースがそこにデプロイされる準備が整います。