メッセージ・マッピングは、メッセージ・フロー内のマッピング・ノードに到達するメッセージの変換要件を定義します。変換は、メッセージ内のエレメントが出力用に変換される方法を決定します。メッセージ・マッピングは、
メッセージ・マッピング・エディターで定義されます。

- ソース・ペイン: メッセージまたはデータベース表を表示します。
- ターゲット・ペイン: メッセージを表示します。(データベースは、マッピング・ノードの入力としてのみ可能です。)
各ターゲット・フィールドは、スプレッドシート行に含まれます。
ソース・ペインからエレメントをドラッグし、それらをターゲット・ペインのエレメントにドロップします。
これを行うと、その 2 つの間に線が現れ、編集ペインが XPath フォーマットの項目を取り込みます。
その後は編集ペインでも、式エディターでも項目を編集できます (両方のエディターは同期されます)。
ターゲット・ツリー内で「式編集」メニューを選択すると、ターゲット・エンティティーに対応する最初の編集ツリー行が現れて選択されるとともに、キーボードのフォーカスが「式」ペインに移ります。これにより、編集ツリー内の対応するターゲット行を手動で検索する代わりに、ターゲット・ツリー内の位置から編集ツリー内のその式まで、1 つのアクションで移動できます。
- 式エディター・ペイン: 作成するマッピングを表示します。これは、情報を変更する作業域です。
式エディターは、XPath 式を編集するのに好都合な場所です (ESQL は入力できません)。
編集ペインの値列は、同じ式に対して作用する別のエディターを提供します。
編集ペインは、オープン時は空で、その内容は最小レベルに保持されています。
これによって、マップ・ファイルが可能な限り小さくなります。
「拡張」コンテキスト・メニューを使用する (右クリックし、ドロップダウン・メニューから「拡張」を選択する) ことにより、マッピングを行う前に、何が起きるかを参照できます。
- マップ・スクリプト・スプレッドシート・ペイン: マッピングの要約を、スプレッドシート形式で表示します。
メッセージ・マッピングの使用例として挙げられるのは、ターゲット値を計算したり、または複数のソースからターゲット値を集約したりする場合です。ソースはメッセージまたはデータベース表とすることができ、マッピングは多対 1 ベースでも多対多ベースでもかまいません。
メッセージ・マッピングを作成する前に、適切なメッセージを持つメッセージ・セットを定義して、そのメッセージ・セットをワークスペースにインポートしなければなりません。メッセージ・マッピングにデータベースが関係している場合、データベース表をワークスペースにインポートしなければなりません。メッセージまたは表をインポートする前に、メッセージ定義およびデータベース表に対する変更をコミットすることも重要です。
メッセージ・マッピング・エディターによってサポートされる機能に関する参照情報は、オンラインの内容アシストの形で提供されます。