分散システムでは、ランタイム・コンポーネントに対してコマンドを呼び出す前に、環境を初期化する必要があります。 この初期化により、発行するすべてのコマンドがコードの正しいインストールと相互作用するようになります。
ブローカーの作成または開始を予定している場合、ブローカーはブローカー・データベースへのアクセスと、デプロイ済みのメッセージ・フローからアクセスされるユーザー・データベースへのアクセスを必要とします。 ブローカーおよびユーザー・データベースへのアクセスは ODBC を介して行われるため、それらのデータベースによって必要とされる ODBC 接続を作成しており、その接続にアクセスするための環境を設定する必要があります。 詳細については、データベースへの接続を参照してください。
この製品の前のバージョンを同じシステムにインストールしており、バージョン 5 またはバージョン 2.1 だけでなくバージョン 6 用のブローカーを含むブローカー・ドメインを定義している場合、バージョンが異なるコンポーネントは別々のユーザー ID で処理することをお勧めします。 バージョンとユーザー ID が対応している適切なプロファイルを実行してください。
バージョン 5 およびバージョン 2.1 のプロファイルがプラットフォームごとに提供され、profile.hpux またはそれに類似した名前が付けられています。 作業しているインストールおよび環境に対応するプロファイルを実行していることを確認してください。
同じユーザー ID を使用して、複数のプロファイルを実行する場合、予期しない結果になる可能性があります。 2 番目のプロファイルを実行する前に、ログオフしてから、再度ログインしてください。
それぞれの異なるバージョン (バージョン 2.1、バージョン 5、およびバージョン 6) には、そのバージョンに固有の ODBC 定義があります。 同じ ODBC ファイルを使用することはできません。