z/OS でのブローカー・ディレクトリーの作成

これは、z/OS 上にブローカーを作成するというより大きなタスクの一部です。

始める前に

このステップの開始前に、ブローカーの作成に必要な情報およびブローカー PDSE の作成を完了する必要があります。

TSO コマンド OMVS を使用して OMVS に入ります。 以下のようにしてブローカー・ルート・ディレクトリーを作成します。
 mkdir -p <ComponentDirectory>
ディレクトリーの名前は、JCL 変数 ++COMPONENTDIRECTORY++ と同じにする必要があります。
次のコマンドを使用して、現在は空であるディレクトリーの内容を表示します。
ls -dl /var/wmqi/MQP1BRK
ls -l /var/wmqi/MQP1BRK コマンドを使用して、ディレクトリーの許可を表示します。
カスタマイズを実行している人のユーザー ID が、ディレクトリーのグループに一致するグループを持っていることを確認してください。次のコマンドを実行します。 ここで userid は検査したい ID です。
id userid
ディレクトリーに有効なグループがあること、およびグループに rwx 許可があることを確認してください。それがない場合、次のコマンドを発行してディレクトリーのグループを設定します。
chgrp group pathname
以下に例を示します。
chgrp WMQI /var/wmqi/MQP1BRK
このコマンドを発行するためには、グループの所有者であるかスーパーユーザー権限を持っている必要があります。
グループに READ、WRITE、および EXECUTE 権限を付与するには、以下のコマンドを発行します。
chmod g=rwx <pathname>
以下に例を示します。
chmod g=rwx /usr/wmqi/MQP1BRK 
使用されるスペースおよび使用可能なスペースの量を表示するには、以下のコマンドを使用します。
df -P /var/wmqi/MQP1BRK
関連概念
ブローカー
ブローカー・ドメイン
関連タスク
z/OS でのブローカーの作成
ブローカー PDSE の作成
z/OS でのブローカー・ランタイム環境の作成
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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