パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーのデプロイ

パブリッシュ/サブスクライブ トポロジーを変更した場合、それらの変更はブローカー・ドメインにデプロイされる必要があります。

始める前に:

ブローカー・ドメインを構成したことを確認します。

パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジー・デプロイメントの概要は、トポロジーをいつデプロイすればよいのか、および完全デプロイメントと差分デプロイメントの違いを説明しています。
トポロジー情報は、以下の 3 つの方法でデプロイできます。

パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーをデプロイしたあと、$SYS_mqsi と呼ばれる余分の実行グループ・プロセスが、プロセス・リストか、または mqsilist コマンドからの出力に表示されます。パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジーを初めてデプロイする場合、パブリッシュ/サブスクライブ・メッセージを処理するための新規の実行グループ・プロセスがブローカーで開始されます。この実行グループは内部でのみ使用されます。ワークベンチには表示されず、メッセージ・フローをこれにデプロイできません。1 つ以上の独自のフローを別の実行グループにデプロイすると、ブローカーが後に再始動したときに $SYS_mqsi が除去されます。

Message Brokers Toolkit の使用

トポロジー情報が変更後に自動的にデプロイされるように、ワークベンチを構成できます。 「ブローカー管理」のプリファレンスの変更を参照してください。

以下のステップに従って、ワークベンチを使用して、トポロジー構成を手動でデプロイします。

  1. 「ブローカー管理」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「ドメイン」ビューで、デプロイを実行するドメインを展開します。
  3. 「ブローカー・トポロジー」階層を右クリックします。
  4. 「トポロジー構成のデプロイ」をクリックします。
  5. 変更された項目だけをデプロイする場合は「デルタ」を、あるいは構成全体をデプロイする場合は「完全」をクリックします。

    あるいは、「ブローカー管理」パースペクティブでトポロジー文書を変更し、変更を保管してから、「差分」を選択することができます。 この動作は、ワークベンチのプリファレンス・ダイアログで変更できます。

トポロジーがデプロイされ、構成マネージャーはそれをドメイン内のブローカーに配布します。

mqsideploy コマンドの使用

以下のステップに従って、mqsideploy コマンドを使用して、トポロジー構成をデプロイします。

  1. ご使用の環境に合わせて構成したコマンド・ウィンドウを開きます。
  2. 以下の例を使用して、適切なコマンドを 1 行で入力します。
    z/OS platform z/OS の場合:
    /f MQ01CMGR,dp l=yes

    このコマンドでは、差分デプロイメントが実行されます。m=yes パラメーターを追加して、構成全体をデプロイします。 MQ01CMGR構成マネージャー・コンポーネントの名前です。

    その他のプラットフォームの場合:
    mqsideploy –i ipAddress –p port –q qmgr –l

    このコマンドでは、差分デプロイメントが実行されます。-m パラメーターを追加して、構成全体をデプロイします。

    -i (IP アドレス)、-p (ポート)、および -q (キュー・マネージャー) パラメーターは、キュー・マネージャー・ワークステーションの接続の詳細を表します。

構成マネージャー・プロキシーの使用

TopologyProxy クラスの deploy メソッドを使用します。デフォルトで、デプロイ・メソッドは増分 (差分) デプロイメントを実行します。 完全階層をデプロイするには、メソッドのうち、Boolean 型 isDelta パラメーターを含むものを使用し、そのパラメーターを false に設定します。 このパラメーターを true に設定すると、増分デプロイメントを示します。

完全デプロイメントを実行するには、例えば次のようにします。
import com.ibm.broker.config.proxy.*;

public class DeployTopology {
  public static void main(String[] args) {
    ConfigManagerConnectionParameters cmcp =
            new MQConfigManagerConnectionParameters
                ("localhost", 1414, "QM1");
    try {
      ConfigManagerProxy cmp =
            ConfigManagerProxy.getInstance(cmcp);
      TopologyProxy t = cmp.getTopology();
      t.deploy(false);
    }
    catch (ConfigManagerProxyException e) {
      e.printStackTrace();
    }
  }
} 
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最終更新 : 2009-02-20 12:43:46

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