メッセージ・フローをプログラムする方法

新規ユーザー: このトピック内のリンクを使用すると、 メッセージ・フローのプログラミングに関連した概念およびタスクに関する情報が得られます。

このトピックには、以下のセクションが含まれています。

メッセージ・マッピングを使用する方法

メッセージ・マッピングは、 ドラッグ・アンド・ドロップ・インターフェースを使用してメッセージを作成および変換します。 条件付きロジック、ESQL 機能、および XPath 機能を使用して、複雑なマッピングおよび変換を作成できます。 また、メッセージ・マッピングを使用して、データベース表内のデータの選択および取り扱いができます。 メッセージ・マッピングに含めるメッセージ用に、メッセージ定義を作成する必要があります。 メッセージ・マップ・ファイルは、メッセージ・フロー・プロジェクト内に保管されます。
  • メッセージ・マップ・ファイルの作成方法

    「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブ でメッセージ・マップを作成する方法の指示を読むには、このリンクをたどってください。 また、以下を含むメッセージ・マッピングをサポートするノードから、 メッセージ・マップを作成することもできます。
  • メッセージ・マッピング・エディターの外観

    メッセージ・マッピング・エディターで、メッセージ・マッピングを作成および変更します。 このリンクを使用して、メッセージ・マッピング・エディターについて学べます。
  • メッセージ・マッピングの構成方法

    メッセージ・マッピングを構成するとき、ソースからターゲットにコンテンツをドラッグできます。 ここでソースとなり得るのは、メッセージ、データベース、またはその両方で、 ターゲットとなり得るのは、メッセージ、データベース表、またはその両方です。 ターゲットがデータベースの場合、表に対して実行するデータベース操作 (挿入、更新、または削除) を選択できます。 ターゲットの値が定数となるように設定することができ、関数または式を使用して値を生成することもできます。 さらに、条件付きマッピングを構成して、ソースの内容に基づくさまざまな値をターゲットに設定したり、 ソースとターゲット内の反復エレメントを処理したりすることができます。 このリンクをたどると、メッセージ・マッピングについてさらに詳しく学べます。
  • メッセージ・マッピング構文

    式を使用してターゲットの値をメッセージ・マップ内に設定するとき、 その式は XPath 形式でなければなりません。
  • サブマップおよびルーチンを作成して呼び出す方法

    サブマップを使用して、さまざまなメッセージ・フローおよびメッセージ・フロー・プロジェクトの間でメッセージ・マップを再利用することができます。 また、サブマップを使用して、例えば SOAP メッセージから適切な本体エレメントを選択するなどのために、 ワイルドカード・ソースのメッセージ・マッピングを作成して置換エレメントを選択できるようにすることもできます。 メッセージ・マップからサブマップを呼び出すことに加えて、 ESQL からもサブマップを呼び出すことができます。 また、ESQL ルーチンをメッセージ・マップから呼び出すこともできます。 このリンクを使用して、サブマップおよびESQL ルーチンの作成および使用方法に関する詳細を学べます。

ESQL の使用方法

拡張構造化照会言語 (ESQL) は、 DB2® などのリレーショナル・データベースを処理するために共通に使用される構造化照会言語 (SQL) に基づいたプログラム言語です。 ESQL は SQL 言語の構成を拡張して、メッセージおよびデータベースの両方の内容を処理できるようにします。 ESQL は、ComputeDatabase、および Filter ノードで使用可能です。 WebSphere® Message Broker サンプルの多くは、 メッセージ・フロー内で ESQL を使用する方法を例示しています。 サンプルは、Message Brokers Toolkit と統合されているインフォメーション・センターを使用する場合にのみ表示できます。 以下のサンプルには、ESQL のコード例が含まれています。 以下のリンクを使用して、 メッセージ・フロー内で ESQL を使用する方法を学べます。

Java の使用方法

JavaCompute ノードのための Java™ クラス・ファイルを作成したり、ノードの動作を調整するための Java 関数をコーディングしたりすることができます。 有効な Java コードを JavaCompute ノードに追加し、 Java ユーザー定義のノード API を使用してメッセージを処理できます。 Java ファイルを管理するには、Java パースペクティブを使用します。

JavaCompute Node サンプル は、JavaCompute ノードの使用方法を例示するメッセージ・フローの集合を提供します。 サンプルは、Message Brokers Toolkit と統合されているインフォメーション・センターを使用する場合にのみ表示できます。
  • JavaCompute ノードの使用方法

    JavaCompute ノードを使用して、入力メッセージの内容の検討、 メッセージの変換、および新規メッセージの作成を行うことができます。 このリンクをたどると、 メッセージ・フロー内で JavaCompute ノードを使用および構成する方法を学べます。
  • JavaCompute ノードに対する Java コードの作成方法

    「JavaCompute ノード」ウィザードを使用して、 Java クラス・ファイルを作成する方法を学びます。 「JavaCompute ノード」ウィザードは、 ウィザードで選択したオプションに基づくスケルトン Java コードを持つ Java クラスを作成します。 その後、スケルトン・コードを変更して独自の処理を実行できます。
  • 既存の Java ファイルを開く方法

    Java プロジェクト内に作成した既存の Java コードは、変更することができます。
  • Java ファイルの保管方法

    Java ファイルの保管方法を学びます。
  • メッセージ・フロー・アプリケーションの Java の記述方法

    メッセージ・ツリーを扱う方法、データベースにアクセスする方法、エラーを処理する方法、 ブローカー・プロパティーにアクセスする方法など、メッセージ・フロー・アプリケーション用に Java コードを記述する方法についての概要を知ることができます。
  • Java のプログラミングで使用するビューおよびエディター

    Java で作業するためのエディターおよびビューに関連した概念、タスク、 および参照トピックのリストがあります。 このリンクは、Message Brokers Toolkit からインフォメーション・センターにアクセスしているときにのみ機能します。

  • Java をプログラミングする際の支援はどこで得られるか

    コード・アシストを使用して、選択してエディターに挿入できる使用可能なコマンド完了のリストを提供できます。 また、コマンド・アシストを使用して、Java エディター内のコードに関して Javadoc 情報にアクセスできます。 このリンクは、Message Brokers Toolkit からインフォメーション・センターにアクセスしているときにのみ機能します。

  • Java コードの依存関係の追加方法

    JavaCompute ノード・コード内に、他の Java プロジェクトおよび JAR ファイルに対する参照を組み込む方法を学びます。
  • Java ユーザー定義ノード API をどこで見つけることができるか?

    Java ユーザー定義ノードを作成するには、このリンクをたどって JavaCompute ノードのコーディングにも使用できる WebSphere Message Broker クラスの Java API を参照してください。

XML 変換の使用方法

XMLTransformation ノードを使用して、XSL (Extensible Stylesheet Language) スタイル・シートで規定されている規則に従って、XML メッセージを別の形式の XML に変換することができます。 以下の 3 つの方法で、この変換に適用されるスタイル・シートの位置を指定することができます。
  • メッセージ自体内の XML データの内容を使用する。これにより、メッセージ自体が定義するスタイル・シートに従ってメッセージが変換されます。
  • LocalEnvironment フォルダー内に値を設定する。
  • ノード・プロパティーを使用する。これにより、この単一スタイル・シートで定義されている変換がこのノードで処理されるすべてのメッセージに確実に適用されます。
このセクションには、XML 変換の使用方法に関する情報へのリンクがあります。
  • XML 変換を例示するサンプル・アプリケーションはどこにあるか

    Message Brokers Toolkit をインストールした後、このリンクを使用して XMLT サンプルをサンプル・ギャラリーで表示できます。 XMLT サンプルは、メッセージ・フローを使用し、XSL スタイルシートによって提供される規則に従って、XML メッセージを別の形式の XML メッセージに変換する方法を示す、メッセージ・フロー・サンプル・アプリケーションです。サンプルは、Message Brokers Toolkit と統合されているインフォメーション・センターを使用する場合にのみ表示できます。
  • XMLTransformation ノードの使用方法

    このリンクをたどると、XML メッセージを別の形式の XML に変換するために、XMLTransformation ノードを使用および構成する方法を学べます。
  • XSL 変換に関する情報をどこで見つけることができるか?

    XML 変換について詳しく学ぶには、このリンクをたどって、XML 文書を別の XML 文書に変換する XSL 変換言語の構文および意味に関する W3C 規格を参照してください。
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:42:31

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