メッセージ・モデルでのスキーマの拡張機能

メッセージ・モデルは、XML スキーマ 1.0 仕様で指定されていないいくつかの機能を提供します。

メッセージ

メッセージは、メッセージ全体を表すグローバル・エレメントです (メッセージ内の構造ではありません)。 メッセージ定義ファイル内で、メッセージは、WebSphere® Message Broker により必要とされる追加情報を持つ特別なグローバル・エレメントにより表されます。

構成

メッセージ・モデルは、XML スキーマ 1.0 仕様以上の以下の追加の構成を追加します。

message
choice を改良したもの。 同じメッセージ・セット内のメッセージへの 1 セットの参照だけを含むことが許可されています。 message の構成を持つグループおよび複合タイプは、 複数パーツ・メッセージのモデル化の際に使用されます。
orderedSet
リストされている順序で現れる必要があるエレメントのセット。 グループは orderedSet 内では許可されません。 エレメントは繰り返すことができますが、重複エレメントは許可されません。
unorderedSet
任意の順序で現れるエレメントのセット。 グループは unorderedSet 内では許可されません。 all グループとは異なり、unorderedSet 内のエレメントは繰り返しが許可されています。 しかしながら、重複エレメントは許可されていません。

構成 orderedSet および unorderedSet により、この製品の以前のバージョンで作成されたメッセージ・モデルをサポートできます。

物理形式の情報

1 つ以上の物理形式がメッセージ・セットに対して定義されている場合、そのメッセージ・セット内の XML スキーマ・オブジェクトは、それらの物理形式を解析して逐次化する方法についての追加の情報を保持できます。

XML スキーマに関する詳細情報

XML スキーマに関する詳細は、World Wide Web Consortium (W3C) Web サイトの XML Schema Part 0: Primer を参照してください。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:15

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