メンテナンス更新およびプログラム修正をランタイム・コンポーネントに適用します。
プログラムは FixPackLauncher と呼ばれ、 その名前は V.R.M-prod-platform-fixpack.exe の形式になります。V.R.M-prod は製品のバージョン、リリース、および修正レベルを表し、 -platform はプラットフォームを示し、 -fixpack はフィックスパックを示します。
例えば、ファイル名 6.0.0-WS-MB-WIN32-FP0006.exe は、Windows 上の WebSphere Message Broker バージョン 6.0.0 に対する Fix Pack 6 のファイルを示します。インストール方法、および指定可能な他のオプションの詳細については、インストールおよびアンインストールのモードを参照してください。
ファイルが保存された場所以外のディレクトリーからこのプログラムを開始する場合、 ファイルの完全修飾パスとその名前を含める必要があります。
FixPackLauncher -a -gui
-gui は、インストール・プログラムをグラフィカル・モードで実行するように指定します。 グラフィカルは、FixPackLauncher だけを指定した場合のデフォルト・モードです。
例えば、以下のいずれかのコマンドを使用します。
6.0.0-WS-MB-WIN32-FP0006.exe
6.0.0-WS-MB-WIN32-FP0006.exe -a -gui
FixPackLauncher -a -console
-console は、インストール・プログラムをコンソール・モードで実行するように指定します。 インストール済み環境がこのモードで実行するようにするためには、このオプションを指定する必要があります。
以下に例を示します。
6.0.0-WS-MB-WIN32-FP0006.exe -a -console
FixPackLauncher -s -a -options "path" -silent
-s は、抽出をサイレント・モードで実行するように指定します。 抽出がこのモードで完了するようにするためには、このオプションを指定する必要があります。
-a は、ユーザーがインストール・プログラムにオプションを渡すように指定します。
-options "path" は、サイレント・インストールの応答ファイルへのパスを指定します。
-silent は、インストール・プログラムをサイレント・モードで実行するように指定します。
応答ファイルを指定しない場合、提供された応答ファイルにあるデフォルト・オプションが使用されます。 オプションがインストール要件に適するように調整するには、独自の応答ファイルを作成して、コマンドでその場所を指定します。
例えば、抽出プログラムと WebSphere Message Broker インストール・プログラムの両方を、応答ファイルを使用してサイレントで実行するには、次のコマンドを入力します。
FixPackLauncher -s -a -options "C:¥response1.txt" -silent
ホーム・ディレクトリーの場所は通常、Windows XP および Windows Server 2003 では C:¥Documents and Settings¥UserID。
ホーム・ディレクトリーが不明な場合、コマンド行に echo %HOMEPATH% と入力してください。ホーム・ディレクトリーが表示されます。