Windows® システム: JMS リソースの調整のためのキュー・マネージャーの構成

WebSphere® MQ Explorer (WebSphere MQ バージョン 6.0 を使用する場合) または WebSphere MQ Services (WebSphere MQ バージョン 5.3 を使用する場合) を使用して、キュー・マネージャーの XA リソース・マネージャーを構成します。

以下のステップを実行します。

  1. WebSphere MQ エクスプローラー、または WebSphere MQサービスを開きます。
  2. ブローカーのキュー・マネージャーを選択し、「プロパティー」をクリックします。
  3. 左側のペインで「XA リソース・マネージャー」を選択し、「追加」をクリックします。
  4. 新しいリソース・マネージャーを定義するために、フィールドに入力します。
    • 「名前」: リソース・マネージャーの名前を入力します。例えば WBIWMQJMS と入力します。
    • SwitchFile: スイッチ・ファイルの絶対パスを入力します。例えば install_dir¥bin¥JMSSwitch.dll と入力します。
    • XAOpenString: コンマで区切られ、かつ定位置の、以下の値を入力します。後で他のパラメーターをストリングに組み込んだ場合、存在しないオプション・パラメーターをコンマで表します。
      Initial Context Factory
      JMS プロバイダーの初期コンテキスト・ファクトリーの ID です。この値は必須です。
      Location of JNDI bindings
      これは、バインディング・ファイルへのファイル・パス、または JMS 接続の初期コンテキスト・ファクトリーを作成するために使用できる JNDI 管理対象オブジェクトの LDAP ディレクトリー・ロケーションのどちらかです。 バインディング・ファイルへのファイル・パスを入力する場合は、ファイル名を含めないでください。 JNDI 管理対象オブジェクトの作成方法について詳しくは、JMSInput または JMSOutput ノードを参照してください。この値は必須です。
      LDAP Principal
      オプション: JNDI 管理対象オブジェクトの保持に、LDAP データベースが使用されるときに必要になるプリンシパル (ユーザー ID)。
      LDAP Credentials
      オプション: JNDI 管理対象オブジェクトの保持に、パスワードで保護された LDAP データベースが使用されるときに必要になる信任状 (パスワード)。
      Recovery Connection Factory Name
      オプション: 非デフォルト名が必要とされるときの、リカバリー目的の JNDI 管理対象オブジェクト内の「キュー接続ファクトリー」オブジェクトの名前。
      JMS Principal
      セキュア JMS 接続ファクトリーを使用して JMS プロバイダーに接続するために必要なユーザー ID。
      JMS Credentials
      同じ JMS プロバイダーに接続するために JMS プリンシパルとともに必要とされるパスワード。

      初期コンテキスト・ファクトリーの値とスタンザ内での JNDI バインディングのロケーションは、メッセージ・フロー内の JMSInput または JMSOutput ノードに指定された値と一致しなければなりません。

      すべての LDAP パラメーターは、mqsicreatebroker または mqsichangebroker コマンドで指定した値と一致しなければなりません。

      リカバリー・ファクトリー名は、JNDI 管理対象オブジェクト内に作成されたキュー接続ファクトリー名と一致しなければなりません。名前を指定しない場合には、recoverXAQCF と呼ばれるデフォルトのファクトリーが使用されます。 いずれの場合でも、この値は既に作成済みの JNDI 管理対象オブジェクトを参照する必要があります。

      JMS プリンシパルおよび JMS 信任状を一緒に構成する必要があります。

    • XACloseString: このフィールドはブランクのままにします。
    • ThreadOfControl: 値を Thread に設定します。
  5. 「OK」をクリックして、XA リソース・マネージャーの定義を完了します。
  6. 「OK」をクリックして、キュー・マネージャー・プロパティー・ダイアログを閉じます。
  7. 「ファイル」 > 「終了」の順にクリックして、WebSphere MQ Explorer または WebSphere MQ Services を閉じてください。
  8. スイッチ・ファイル (例えば JMSSwitch.dll) をWebSphere MQインストール・ディレクトリー内のサブディレクトリー ¥exits にコピーしてください。
変更の始まり次へ: キュー・マネージャー権限の変更変更の終わり
関連タスク
グローバル・トランザクションをサポートするための JMSInput および JMSOutput ノードの構成
Windows システム: キュー・マネージャー権限の変更
関連資料
mqsicreatebroker コマンド
mqsichangebroker コマンド
JMSInput ノード
JMSOutput ノード
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最終更新 : 2009-02-20 12:43:01

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