デバッグ: ソース・コードのステップスルー

メッセージ・フロー処理が、ESQL コード、Java コード、またはマッピングを含むノードへの入り口にあるブレークポイントで一時停止したとき、そのコードにステップスルーできます。

始める前に:

メッセージ・フローに 1 つ以上のブレークポイントを追加します。 フロー・デバッガー内でのブレークポイントの追加を参照してください。

変更の始まりESQL コード、Java コード、またはマッピングを含むことができるノードは、フロー・デバッガーの概要にリストされています。 以下のようにして、ブレークポイントを適切に追加します。
  • ESQL コードの場合、ESQL コード内にブレークポイントを追加します。
  • Java コードの場合、Java コード内にブレークポイントを追加します。
  • マッピング:「マップ・スクリプト」パネルを使用してブレークポイントをマップに追加します。 マッピング・ルーチンは ESQL でインプリメントされることに注意してください。マッピングではなく、ESQL コードをステップスルーすることを選択できます。
変更の終わり

ソース・コードをステップスルーするには、以下のようにします。

  1. 「デバッグ」パースペクティブに切り替えます。
  2. ソース・コードにステップイントゥします。 「デバッグ」ビューで、以下のようにします。
    • ツールバーにある「ソース・コードのステップイントゥ」コードへのステップイントゥをクリックします。
    • またはフロー・スタック・フレームを右クリックして、「ステップイントゥ」ステップイントゥをクリックします。
  3. メッセージ・フロー処理が ESQL コード、Java コード、またはマッピング内のブレークポイントで一時停止したとき、ソース・コードを行ごとにステップスルーできます。 このステップは必要に応じて何度でも繰り返します。 「デバッグ」ビューで、以下のようにします。
    • ツールバーにある「ステップオーバー」ステップオーバーをクリックします。
    • または、フロー・スタック・フレームを右クリックして、「ステップオーバー」ステップオーバーをクリックします。
    ソース・コードの 1 つの行が実行され、フローがコードの次の行で一時停止します。 ノードに含まれているコードのタイプによって、ここで何が行えるかが決まります。 以下を参照してください。

    ステップオーバーしたときにデバッガーがコードの最終行よりも前で一時停止している場合、コードの最終行が実行され、メッセージ・フロー処理は、現行メッセージの論理処理内の次のブレークポイントまで続行されます。 フロー・インスタンスを一時停止できる使用可能なブレークポイントがそれ以上ない場合、処理は実行されて完了し、フロー・インスタンスは「デバッグ」ビューから除去されます。

  4. 最後のブレークポイントの前にコードまたはマッピングの参照が完了している場合は、メッセージ・フローの処理を続行できます。 「デバッグ」ビューで、以下のようにします。
    • ツールバーにある「ステップ・リターン」ステップ・リターンをクリックします。
    • またはフロー・スタック・フレームを右クリックして、「ステップ・リターン」ステップ・リターンをクリックします。
    ソース・コードは現行のブレークポイントから完了するまで実行し、メッセージ・フロー処理は現行メッセージの論理処理内に設定された次のブレークポイントまで継続します。フロー・インスタンスを一時停止できる使用可能なブレークポイントがそれ以上ない場合、処理は実行されて完了し、フロー・インスタンスは「デバッグ」ビューから除去されます。

次に行う事柄:

このメッセージ・フローのデバッグが完了したら、ブレークポイントを除去するか、またはデバッグ・セッションを終了できます。
関連概念
フロー・デバッガーの概要
「デバッグ」パースペクティブ
関連タスク
デバッグ: 完了まで実行
関連資料
フロー・デバッガーのショートカット
フロー・デバッガーのアイコンおよびシンボル
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:48

ag11330_