Java のデバッグ

メッセージ・フロー処理が、Java コードを含むノード内のソース・コードに設定したブレークポイントで一時停止した場合、フロー・デバッガーで Java 変数を調べて変更できます。

変更の始まり
  1. 「ブローカー管理」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM WebSphere Message Brokers 6.1」 > 「コマンド・コンソール」をクリックして、コマンド・コンソールを開きます。
  3. コマンド・コンソールで mqsistart コマンドを実行して、ブローカーを開始します。
  4. コマンド・コンソールから、mqsichangeproperties コマンドを (すべてを 1 行で) 実行して、Java™ デバッグ・ポートを設定します。
    mqsichangeproperties broker_name -e execution_group_name
    -o ComIbmJVMManager -n jvmDebugPort -v port_number
    以下に例を示します。
    mqsichangeproperties TEST -e default
    -o ComIbmJVMManager -n jvmDebugPort -v 3920
  5. mqsistop コマンドおよび mqsistart コマンドを実行して、ブローカーを停止および再始動します。
  6. 「ブローカー管理ナビゲーター」ペインで名前をダブルクリックして、デバッグするメッセージ・フローをメッセージ・フロー・エディターで開きます。
  7. フロー・デバッガー内でのブレークポイントの追加の説明に従って、Java メソッドが呼び出されるブレークポイントを追加します。
  8. デバッグ・プロセス中に Java コードに直接ステップイントゥする場合は、Java コードにブレークポイントを追加します。
  9. ブローカー・アーカイブ・ファイルのデプロイの説明に従って、Java コードが入った JAR ファイルを含むブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルをデプロイします。
  10. 「実行」 > 「デバッグ」をクリックして、「デバッグ」ウィザードを開きます。
  11. 左側のエレメントのリストで「メッセージ・ブローカー・デバッグ」を右クリックして、「新規」をクリックします。
  12. 「Java デバッグ・ポート」に、mqsichangeproperties コマンドの -v パラメーターに指定したのと同じ値を設定し、「適用」をクリックして変更を保管します。
  13. 「ソース」タブで、ソース・ファイルのロケーションを指定し、「適用」をクリックして変更を保管します。
  14. 「デバッグ」をクリックしてデバッグ・プロセスを開始します。
変更の終わり

Java 変数に対する作業

メッセージ・フロー処理が Java コードを含むノード (ユーザー定義ノードまたは JavaCompute ノード) 内のソース・コードのブレークポイントで一時停止したとき、「デバッグ」パースペクティブの「変数」ビューで Java 変数をブラウズして、関連データ値を変更できます。

  1. 「デバッグ」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「変数」タブをクリックして、「変数」ビューがまだ開いていない場合はそれを開きます。 記号 変数 を使用して、変数がツリー内に表示されます。
  3. 変数を処理するには、その変数を右クリックして、メニューからオプションを選択します。
メッセージ・フロー処理は現行メッセージの論理処理内に設定された次のブレークポイントまで継続します。 フロー・インスタンスを一時停止できる使用可能なブレークポイントがそれ以上ない場合、処理は実行されて完了し、フロー・インスタンスは「デバッグ」ビューから除去されます。

次に行う事柄:

メッセージ・フローのデバッグが完了したら、ブレークポイントを除去するか、またはデバッグ・セッションを終了できます。
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:48

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