メッセージ・モデル・オブジェクト: メッセージ

メッセージとは、あるアプリケーションから別のアプリケーションに渡される一連のデータの構造および内容のことです。

メッセージは、送信アプリケーションと受信アプリケーションが同意した論理構造に編成されたエレメントで構成されています。 この論理構造はメッセージ定義エディターを使用してモデル化し、メッセージ・データを解析して論理ツリーにすることにより、ブローカーによる取り扱いを容易にすることができます。

メッセージ・モデルでは、メッセージは必ずグローバル・エレメントに基づいています。 グローバル・エレメントの複合タイプは、グローバル・エレメントの内容を示しているので、メッセージのすべての内容を記述します。

複数パーツ・メッセージ

必要な場合、メッセージには他のメッセージを含めることができます。 これは、SWIFT や EDIFACT などの大きくて複雑な特定のメッセージング標準をモデル化する場合に必要です。 そのようなメッセージは、複数パーツ・メッセージと呼ばれます。 含まれるメッセージは、組み込みメッセージと呼ばれます。

メッセージ識別

メッセージは名前または別名によって識別されます。 別名は、(複数パーツ) メッセージを識別する、オプションのユーザー指定ストリングです。 メッセージの名前および別名は、メッセージ・セット内で固有でなければなりません。

XML スキーマ・モデル

メッセージ定義ファイルでは、メッセージは XML スキーマ・グローバル・エレメント宣言としてモデル化されます。 追加の情報は、エレメント宣言上の XML スキーマ注釈により提供されます。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:15

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