ここで説明されている TDS 形式のプロパティーは、以下のものに適用されます。
プロパティー | タイプ | 意味 |
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タグ | ストリング | メッセージ・ビット・ストリーム内のオブジェクトを識別するために使用される値を指定します。
オブジェクトが単純であり、そのオブジェクトが子となる複合タイプの「データ・エレメント分離」プロパティーが 「タグ付き区切り」、「タグ付き固定長」、または「タグ付きエンコード長」の場合、このプロパティー内には空でない値がなければなりません。 オブジェクトが複合エレメントで、その親の「データ・エレメント分離」プロパティーが「タグ付き区切り」、「タグ付き固定長」、または「タグ付きエンコード長」の場合は、プロパティーに空の値を 含めることができます。 このプロパティーの値は、メッセージ・セット内のすべてのエレメントに対して固有でなければなりません。 つまり、メッセージ・セット内にこのプロパティーの値が等しい 2 つのエレメントが存在することはできません。 |
データ・パターン | ストリング | オブジェクトに割り当てられるメッセージ内のデータをパーサーが識別するのに使用する正規表現を指定します。このプロパティーは、「データ・エレメント分離 」メソッドが複合タイプの「データ・パターンを使用」に設定されている場合に使用します。 詳細については、正規表現の構文を参照してください。 |
プロパティー | タイプ | 意味 |
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符号の付け方 | 列挙タイプ | このプロパティーに選択できる値は、以下のとおりです。
このプロパティーの値を 「なし」に設定すると、これは符号がないものとして解釈され、 負数の処理時には (入力または出力のいずれであっても) 例外がスローされます。 このプロパティーの値を 「先頭」に設定すると、これは符号が数値の前に位置付けられる (例えば、-1234) ことを示します。 同様に、このプロパティーを「末尾」に設定すると、符号が数値の後に 続けられます (例えば、1234-)。 符号が設定されていない場合、その数は正の値と解釈されます。 |
正の符号 | ストリング | 正の符号を表す値を指定します。 数値は指定しないでください。 値を設定しないと、"+" であるものと見なされます。 正の符号は出力メッセージの作成の際には書き込まれません。メッセージ・ビット・ストリームの構文解析の際に正の符号を認識するためにのみ使用されます。 |
負の符号 | ストリング | 負の符号を表す値を指定します。 数値は指定しないでください。 値を設定しないと、"-" であるものと見なされます。 |