BLOB ドメインでのメッセージの操作

BLOB ドメインに属し、 BLOB パーサーによって構文解析されるメッセージを処理する方法。

BLOB メッセージには事前定義された構造がないため、BLOB メッセージの内容を操作することはできません。 ただし、ビット・ストリーム内の既知の位置を使用したその内容の参照や、内容に関する最小限の知識を使ったそのメッセージの処理は可能です。

BLOB メッセージ本体パーサーがツリー構造を作成する方法は、他のメッセージ本体パーサーとは違います。 このツリー構造にはルート・エレメント BLOB があり、 データを含む子エレメントがあります (これも BLOB と呼ばれる)。

BLOB データ内の情報の特定の部分の位置がわかっている場合、サブストリングを使用してメッセージの内容を参照できます。 例えば、以下の式は、メッセージ本体の 10 番目のバイトを識別します。

InputBody.BLOB.BLOB[10]

以下の式は、オフセット 10 から始まる 10 バイトのメッセージ・データを参照します。

SUBSTRING(InputBody.BLOB.BLOB from 10 for 10)

出力メッセージにストリングを書き込む簡単な例

以下の簡単な例では、ESQL でいくつかの文字データを BLOB として書き出すことができます (たとえば、データベースからいくつかの文字フィールドを読み取った場合)。
CALL CopyMessageHeaders();
	-- CALL CopyEntireMessage();
	DECLARE mystring CHARACTER;
	SET mystring='hello';
	SET OutputRoot.BLOB.BLOB=CAST (mystring AS BLOB CCSID 1208);
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最終更新 : 2009-02-20 12:42:50

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