リモート・サーバーでのポートレットのテスト

リモート WebSphere® Portal サーバー接続サーバーを使用して、1 つ以上のポートレット・プロジェクトを テストすることができます。

ポートレットを サーバー接続サーバーに公開すると、「ポートレット・ プレビュー (Portlet Preview)」ページが リモート・サーバーで作成されます。各ポートレットは、「ポートレット・ プレビュー (Portlet Preview)」 ページの下の独自のページに置かれます。各ポートレットのページの名前は user/portletname です。 ここで、user はサーバー接続サーバー構成で定義される ユーザー ID で、portletname はポートレット・プロジェクト名です。

WebSphere Studio の 旧バージョンでは、この機能はポートレット・プレビュー と呼ばれていました。

リモート・サーバーでポートレット・プロジェクトをテストする手順は、 次のとおりです。

  1. テストおよびデバッグ用のリモート WebSphere Portal サーバーの構成の説明に従って、リモート・サーバーを構成する。
  2. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、ポートレット・プロジェクトを強調表示し、「実行」 > 「サーバーで実行」を選択する。
  3. 既存のサーバー定義を使用するには、「既存のサーバーを選択」 を選択し、リストから WebSphere Portal サーバー接続サーバーを選択する。

    新規のリモート・テスト・サーバーを定義するには、ポートレットのテスト用のリモート・サーバーの定義を参照してください。

  4. 「完了」をクリックする。サーバーが 始動し、ポートレットがデプロイされた後、定義されている Web ブラウザーが 開いて、リモート・サーバー上のポートレット・ページの URL が表示されます。
  5. オプションとして、リモート・サーバー上でのポートレットのリセットの説明に 従って、ポートレットをアンインストールする。
注: 複数のユーザーが同じサーバーでポートレットをテストする場合、 ポートレットの UID が固有であることを確認する。 固有でない場合、サーバーにポートレットがインストールされる際に、その ポートレットが、その UID を使用して元のポートレットに置き換わる可能性が あります。ポートレットの UID を変更する手順は次のとおりです。
  • IBM® ポートレット API の場合、ポートレット・デプロイメント記述子エディターを使用して UID を変更します。IBM API ポートレットのカスタマイズを参照してください。
  • JSR 168 ポートレット API の場合、UID は portlet-app エレメントの id 属性を使用して構成されます。 id 属性を指定しない場合、UID は、ログイン・ユーザー ID とプロジェクト名を使用して自動的に生成されます。

UID について詳しくは、WebSphere Portal Information Center の『Guidelines for portlet application UIDs』を参照してください。

注: プロジェクト名、ファイル名、ファイル・ディレクトリー構造、または WebSphere Portal ログイン名のユーザー ID が長過ぎると、XML 例外が発生し、サーバー接続を始動できません。 これを訂正するには、WebSphere Portal サーバー接続サーバーの構成時に、ファイル名、ファイル・ディレクトリー 構造、または WebSphere Portal ログインの ユーザー ID の長さを短くしてください。
関連タスク
テストおよびデバッグ用のリモート WebSphere Portal サーバーの構成
リモート・サーバー上でのポートレットのリセット
Web ブラウザーとデバイス・エミュレーターの定義
サーバーとプロジェクトとの関連付け
ローカル・サーバーでのポートレットのテスト

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