リモート・サーバーでのポータルのデバッグ

リモート・サーバー上でポータル・プロジェクトをデバッグするには、WebSphere® Portal サーバー接続サーバーを使用します。

  1. テストおよびデバッグ用のリモート WebSphere Portal サーバーの構成の説明に従って、リモート・サーバーを構成する。
  2. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、ポータル・プロジェクトを強調表示し、「デバッグ」 > 「サーバーでデバッグ」を選択する。
  3. 既存のサーバー定義を使用する場合は、「既存のサーバーを選択」 を選択し、リストから WebSphere Portal サーバー接続サーバーを選択する。

    新規のリモート・テスト・サーバーを定義する場合は、ポータルのテスト用のリモート・サーバーの定義を参照してください。

  4. 「完了」をクリックする。 デバッグ・モードでサーバーが始動し、ポータルがデプロイされた後、定義されている Web ブラウザーが 開いて、リモート・サーバー上のポータル・アプリケーションの URL が表示されます。 デバッグ・パースペクティブが開き、コードをステップスルーできるようになります。
注: リモート・サーバーに接続できない場合は、リモート・マシン上の JVM プロセスへの接続時にタイムアウトになったために、この問題が発生した 可能性があります。これは、リモート・マシンがビジーであるか、またはネットワークが 低速な場合に発生することがあります。Java™ デバッガーのタイムアウト値を大きくする 手順は、次のとおりです。
  1. 「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「Java」 > 「デバッグ」の 順に選択する。
  2. 「デバッガー・タイムアウト」の値を大きくする。
  3. 「OK」 を選択して変更を保管します。
注: WebSphere Portal v5.1 サーバーは、ページの内容をキャッシュに入れます。 リモート・サーバーでのポータル・プロジェクトの実行時は、 最大 10 分間、ページの内容に対する変更は表示されません。これは、 キャッシュのデフォルトの存続時間です。キャッシュの存続時間を 変更するには、リモート・ポータル・サーバーの Portal_installation_directory/shared/app/config/services/CacheManagerService.properties ファイルで cacheinstance.com.ibm.wps.model.content.impl.ResourceCache.lifetime パラメーターの 値を変更します。この値は、キャッシュが保持される秒数です。 値 0 または -1 は、タイムアウトが ないことを意味します。ラベルおよびページの構造を 変更した場合に、Web ブラウザーでその変更内容が表示されないときは、Web ブラウザーを 使用して WebSphere Portal から明示的にログアウトして、再度ログインします。 ログイン後、変更内容が表示されます。 Web ブラウザー・ウィンドウを閉じても効果がない可能性があることに注意してください。 ログアウトとログインのステップは、更新されたポータル・プロジェクトが 公開されるたびに、実行する必要があります。
関連概念
デバッガー
関連タスク
ローカル・サーバーでのポータルのデバッグ
テストおよびデバッグ用のリモート WebSphere Portal サーバーの構成
Web ブラウザーとデバイス・エミュレーターの定義

(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2005