パラメーター |
オプション |
説明 |
プラットフォーム |
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COBOL プログラムを実行するプラットフォーム。プラットフォームを
選択すると、他のプラットフォーム情報属性が、そのプラットフォームに該当するデフォルト値に
設定されます。プラットフォームのデフォルト値は、必要に応じて、個々に変更できます。 |
コード・ページの選択 |
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ターゲット・プラットフォーム上の COBOL プログラムのコード・ページ。 |
浮動小数点形式 |
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浮動小数点形式 (IBM または IEEE)。浮動小数点数のバイト表記が
IBM z/Architecture™ Principles of Operation に定義されているとおりである場合は、
IBM 390 16 進数浮動小数点形式と呼ばれます。浮動小数点数のバイト表記が
IEEE 標準 754 に定義されているとおりである場合は、
IEEE 非拡張浮動小数点形式と呼ばれます。 |
エンディアン |
リトル |
整数データのリトル・エンディアン表記。整数のバイト表記が
最下位バイトから最上位バイトに配列されている場合は、リトル・エンディアン表記と呼ばれます。 |
ビッグ |
整数データのビッグ・エンディアン表記。整数のバイト表記が
最上位バイトから最下位バイトに配列されている場合は、ビッグ・エンディアン表記と呼ばれます。 |
リモート整数エンディアン |
リトル |
このプロパティーは、DFHCNV マクロなどのユーザー出口の作業を補完します。
提供されている DFHCNV マクロは、2 および 4 バイト整数を扱い、8 バイト整数は扱いません。
エンディアン・プロパティーを使用して 8 バイト整数のフォーマットを制御し、
リモート整数エンディアン・プロパティーを使用して 2 および 4 バイト整数のフォーマットを制御します。
ユーザー出口がない場合、またはユーザー出口がエンディアン文字整数を扱わない場合は、
エンディアン・プロパティーで使用される値と同じ値を指定する必要があります。 |
ビッグ |
このプロパティーは、DFHCNV マクロなどのユーザー出口の作業を補完します。
提供されている DFHCNV マクロは、2 および 4 バイト整数を扱い、8 バイト整数は扱いません。
エンディアン・プロパティーを使用して 8 バイト整数のフォーマットを制御し、
リモート整数エンディアン・プロパティーを使用して 2 および 4 バイト整数のフォーマットを制御します。
ユーザー出口がない場合、またはユーザー出口がエンディアン文字整数を扱わない場合は、
エンディアン・プロパティーで使用される値と同じ値を指定する必要があります。 |
外部 10 進数符号 |
ASCII |
外部 10 進数 COBOL データ型のデータ変換を制御します。
COBOL プログラムが、コード・ページが American Standard Code Information Interchange フォーマット
(ascii) のマシンで実行される場合は、ASCII を選択します。 |
EBCDIC |
外部 10 進数 COBOL データ型のデータ変換を制御します。
COBOL プログラムが、コード・ページが拡張 2 進化 10 進コード・フォーマット
(EBCDIC) のマシンで実行される場合は、EBCDIC を選択します。 |
EBCDIC カスタム |
外部 10 進数 COBOL データ型のデータ変換を制御します。
このプロパティーでは、DFHCNV マクロを使用して、外部 10 進データ型を変換し、
符号ビットが含まれているコード・ポイントを修正します。
- ホスト・コード・ページ:
- CICS® 領域内部で DFHCNV マクロによって
ASCII から EBCDIC へのデータ変換を行うと、ホスト・システムの EBCDIC コード・ページに応じて、
EBCDIC コード・ページ内の一部のコード・ポイントがバリアントになります。
外部 10 進数データを正しく変換するためには、EBCDIC コード・ページを符号ビット変換として指定しなければなりません。
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引用符 |
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- DOUBLE: QUOTE コンパイラー・オプションが有効になっている場合に、
引用符文字 (") の 1 つまたは複数のオカレンスを表す形象定数または予約語。
この値は、ターゲットとしている COBOL プログラムのコンパイルに使用されたものと一致していなければなりません。
これらのオプションについて詳しくは、COBOL プログラミング・ガイドを参照してください。
- SINGLE: APOST コンパイラー・オプションが有効になっている場合に、
アポストロフィ文字 (') の 1 つまたは複数のオカレンスを表す形象定数または予約語。
この値は、ターゲットとしている COBOL プログラムのコンパイルに使用されたものと一致していなければなりません。
これらのオプションについて詳しくは、COBOL プログラミング・ガイドを参照してください。
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TRUNC |
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- STD: COBOL の BINARY、COMP、および COMP-4 の型に影響します。
STD では、設定される値は PICTURE ストリングによって制限されます。
この値は、ターゲットとしている COBOL プログラムのコンパイルに使用されたものと一致していなければなりません。
たとえば、PIC S999 の PICTURE 文節の場合、設定できる値の範囲は -999 から 999 です。
通常、CICS または IMS™ の COBOL プログラムは、TRUNC(BIN) オプションでコンパイルされます。
これらのオプションについて詳しくは、COBOL プログラミング・ガイドを参照してください。
- OPT: COBOL の BINARY、COMP、および COMP-4 の型に影響します。
OPT では、値が PICTURE ストリングに一致します。
たとえば、02 ANUM PIC 9999 BINARY の場合、可能な値の範囲は 0 から 9999 です。
この値は、ターゲットとしている COBOL プログラムのコンパイルに使用されたものと一致していなければなりません。
通常、CICS または IMS の COBOL プログラムは、TRUNC(BIN) オプションでコンパイルされます。
これらのオプションについて詳しくは、COBOL プログラミング・ガイドを参照してください。
- BIN: COBOL の BINARY、COMP、および COMP-4 の型に影響します。
BIN では、値は PICTURE ストリングに必要なストレージのサイズによって制限されます。
たとえば、02 ANUM PIC 9999 BINARY の場合、4 つの 9 の符号なし PICTURE ストリングで、
必要なストレージ・サイズは 2 バイトです。
値の有効範囲は 0 から 65535 です。
この値は、ターゲットとしている COBOL プログラムのコンパイルに使用されたものと一致していなければなりません。
通常、CICS または IMS の COBOL プログラムは、TRUNC(BIN) オプションでコンパイルされます。
これらのオプションについて詳しくは、COBOL プログラミング・ガイドを参照してください。
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NSYMBOL |
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- NATIONAL: リテラルおよびピクチャー文節で使用される「N」記号の解釈をコントロールします。
NATIONAL は、USAGE NATIONAL 文節が指定されることを意味します。
これは、保管されるデータが UNICODE データで、UTF-16 を使用して保管されることを示します。
この値は、ターゲットとしている COBOL プログラムのコンパイルに使用されたものと一致していなければなりません。
これらのオプションについて詳しくは、COBOL プログラミング・ガイドを参照してください。
- DBCS: リテラルおよびピクチャー文節で使用される「N」記号の解釈をコントロールします。
DBCS は、USAGE DISPLAY-1 文節が指定されることを意味します。
これは、保管されるデータが DBCS データであることを示します。
この値は、ターゲットとしている COBOL プログラムのコンパイルに使用されたものと一致していなければなりません。
これらのオプションについて詳しくは、COBOL プログラミング・ガイドを参照してください。
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